今にも雨が降りそうでふらなくて。ほんのすこしぼよよんのきもち。
本日も家業を頑張る。川の中の仕事なのだが。そこはほとんど海らしい。 潮が引き始めるとすごい勢いだ。水がなくなると作業がし難くなるので。 せっせせっせと手を動かしている。胴長靴を履いているので寒くはなく。 今日は汗ばむくらいで。陸にあがってからの風がとても心地良く感じた。
作業場に帰ってからは。機械で海苔を洗う。脱水をしてから機械でほぐす。 それを金網張りの木の枠に丁寧に広げ並べて。晴天ならばすぐに天日干し。 品にするまでは4日くらい干さねばならない。後から後から増える生海苔。
出荷が近くなると。そのすっかり乾燥したものを一枚一枚手にとって掃除。 小さな海老のようなものや。他の海草がくっついていたりしたのを取り除く。 そうしてやっと箱詰めに出来る。一応はブランド品らしく『四万十海苔』と。 商品化されているのだが。業者に引き取られると佃煮にされるのがほとんど。 ごく一部であると思われるものが。お土産品として駅の売店とか物産店に並ぶ。
乾燥若布のようにと。いつも残念に思うのだけど。もっと世間に広げたいものだ。 天麩羅や酢の物や。海草サラダにだって。卵焼きに入れても美味しい海苔なのに。
と・・こんなところでくどくど意見を言ってもしょうがないのだから。 とにかく私頑張って採っておるけん。高知に来たら『あおさ海苔』買ってね。
ふう・・宣伝してみるのもたまにはいいか・・。
| 2006年02月18日(土) |
されどもめげるでないぞ |
寒桜が咲き始めた。ふわふわっとした可愛らしさで。 ぬくぬくの気持ち。なんだか懐かしいような春の色。
写真を撮りたくてたまらない。今年こそはと思っている。
本日も家業に精を出す日となった。 このところずっと週末はとても忙しい。 余暇はなくとも。心に余裕を持って過ごしたいものだ。
とりあえずの一仕事を終え。夕食の買出しに行く。 今日は本屋さんにも寄りたくて。ちょっと家から遠い大型店舗へ。 駐車場が混んでいてやっとクルマを停められたとほっとしたのに。 なんてことでしょう。財布を忘れてしまっていた。ああオバカな。 ちょっとショックであったが。めげずにまたクルマを飛ばして帰る。
はあ。やっとやっと本屋さん。文庫本にしては厚さがすごい『白夜行』 ちょいと昔の私なら。ドラマ化される前にきっと読んでいただろうと思う。 好きだったんだ東野さん。なのに直木賞受賞作品も読んでいない・・・・。
レジに並ぶと。私の前には幼い兄妹らしい二人を連れたお祖母ちゃんかな。 ふたりに絵本を買ってあげたようだった。男の子がアンパンマンの絵本を。 レジのカウンターに背伸びして置いたのをちらっと見たのだったが。 私の番になった時。店員さんがその絵本を一緒に清算しようとしたので驚く。
さっきの男の子のって私が言うと。店員さんはすごく焦った様子で慌てていた。 レジは混んでいて。追い掛けようとしていたけど。おろおろ困った顔になった。
咄嗟に。「私がさがしてくるからきみは仕事しなさい」と言って走る。 よかったあ。すぐ近くにまだいてくれた。お家に帰ってアンパンマンが。 袋に入っていなかったら泣いてしまったかもしれないね。よしよしもう大丈夫。
ほっとしてまたレジに並ぶ。そしたら私の前に並んでいる女の娘も『百夜行』 おっし!どんどん売れてくれと。なんだかすごく嬉しくなったりした。
しかし。店員さんはずっと焦ったままの状態で。私の顔をまともに見もせず。 むむむって。その時やっと私は。もしかしたらすごく余計なことをしたのかも。 って気がついた。アンパンマンの絵本は・・清算されずに男の子に渡った・・。
混んでいるレジで。詳しく聞くことも出来ずに。なんだか後ろ髪を引かれる思い。 そしたら。今度はその店員さんのことがすごく気掛かりでならなかった。 初めて見る顔だったので新人さんだったのかもしれない。後始末どうしよう・・。
かくかくしかじか。わたくしはいつもこのようにおせっかいなおばちゃんでした。
されどもめげるでないぞ!
今夜のメニューは。どうしても『おでん』にしたかったんだ。 そしたらちょうどグッドタイミングで。店員さんが半額シールを貼っていた。 牛すじもチクワも餅巾着も雑魚天も。半額でないのはハンペンだけだったもんね。
おでんで熱燗。それからアサヒ新生じゃ。今宵もめでたく酔ってやるそ。
おかげさまにて。おあとがよろしく。めでたく本日も終了でありんす。
雨があがり。今日は真っ青な空。そしてまた少しだけの冬らしさ。 陽射しはきらきらとまぶしい。一日中陽だまりで過ごしていたい。 猫のきもち。ふにゃふにゃと寝そべって。あれこれとかどうでも。 よくて。ときどきみゃあとか鳴きながら。空ばかり眺めていたい。 ものだ。
金曜の夜は。いつものバドクラブだった。 そうなんだ。先週少しだけ疎外感とか感じたりしたけど。 あれはやっぱり私の思い違いだったんだと今夜は思った。
弱気になって。気分がちんまり閉じこもり気味になっちゃうから。 ついつい遠慮しがちになって。輪の中に入るのを躊躇ってしまう。 だからといって。そうそう強気にもなれないから。そこは臨機応変に。 いちばんの年長者らしく。堂々と存在しているべきではないだろうか。
若い仲間達からいっぱいエネルギーをわけてもらっている。 それが何よりもありがたいことなんだと思う。みんなありがとう。 おばちゃんね。あと10年一生懸命みんなについて行くけんね。
T君。今年の始めから新しく仲間入りしてくれた彼は。まだ23歳。 最近というか。ひと目会ったその日から。なんかすごくファンになった。 基礎がよく出来ていて。フォームがとても綺麗で惚れ惚れするのだ。 気がつけば見とれてる。まあこれがおばちゃんの春の兆しかもしれませぬ。
笑顔が。また素晴らしく満点なものですから。おばちゃんもにっこり。 今夜なんか。コートの準備を一緒にしたものだから。すごい至近距離で。 やたらドキドキして。ぽっぽっぽっと胸も顔も熱くなったりしちゃって。
いやはや。これにはさすがのおばちゃんも参りました。
そっか・・先週は彼がたまたまお休みだったから。気分が沈んでいたのかも。
そういうわけで。こういうわけで。一件落着。
ではでは。来週をお楽しみに。
『白夜行』をみたあとは。なんだか胸がざわざわと落ち着かない。
言葉が。詩のような言葉がたくさん浮かんできてはぐるぐるまわる。
つかまえられない。そうなんだ。なんだか太陽を掴まえようとする。
みたいに。むなしいような哀しいような。光の粒が心をちくちく刺す。
木曜の夜は。そうしていつも。酔いつぶれて寝る。
| 2006年02月15日(水) |
あなたはどこからここに来ましたか? |
なんだかぼよよんと暖かな小雨降るいちにちだった。 梅の花があちらこちら。ほのぼのと心が和む春の色。
その梅の枝を手折り。恋の歌など結びつけて慕う女のもとにとか。 古き時代の男のひとって。すごくすごくロマンがあふれていて素敵。
けれども。それにすぐになびくこともしないで女はきりりっと花を仰ぎ。 ほかのかたにもおなじような歌を届けたのではないですかあなたは。 いくら梅が香れども。わたしはあなたのために咲いているのではありませぬ。 それをあなたが手折るというなら。わたしはすぐにも散りましょうそ。
とかなんとか言っちゃうのが。またまた素敵きまわる古きよき時代であった。
かくかくしかじかと。今宵も相も変らず酒びたり中の古びた女房でありまする。
さきほど。この駄文をしたためるちょい前のこと。いつもの癖で見てしまった アクセス解析というものか。あなたはどこからここに来ましたか?ってとこで。 『男が別れを切り出す時』とかいう検索で。ちらりと立ち寄られた方がいらした。
書いたのかそんなことを。本人はまったく記憶にないのであったが。 そこの検索ページのキャッシュとか見ると。なんと3年前の日記に飛んだ。
うむ・・なんというか。たぶんその日も酒に酔っていたと思われる文体。 そのうえちょいとばかりテンション高く。こっぱ恥ずかしいことこの上なく。 その頃はきっと。毎日書くのがすごく楽しくて。自由気ままに書きなぐって。 いたんだろうなあって思った。ソレガイマトハオオチガイなのかもしれない。
とりあえず。そうして残されているいちにち。やはりそれってありがたいなと思う。
自由きまま。なんとなくそれがいちばん。好きなようにありのままで。
本日ただいま。ここに残しておく。
気温が一気に春。ときどきの陽射しにときどきの雨。 やわらかな雨に似てみる。こころをほぐしてみよう。
朝。いつもの峠道。二人連れのお遍路さんに出会った。 助手席に置いてあったお徳用のチョコをわしづかみに。 クルマを下りて駆け寄る。咄嗟に「チョコの日ですよ」なんて言って。 ご夫婦らしかった。なんかすごく喜んでくれて私も嬉しくて。 そのうえ。先に行く私を立ち止まって見送ってくれたのだった。
胸が熱くなる。どうしてだか感無量になり涙がほろほろ出た。 ありがたい朝だなあって思う。今日はとてもいい日なんだって。
そうして今日も平穏無事。まるくまるくいちにちが過ぎる。
帰宅すると。すごく懐かしいひとから絵葉書が届いていた。 ああ札幌は雪祭りなんだ。私のことを憶えていてくれたんだ。 そして何よりも。元気に生きていてくれたのが嬉しくてならない。
ネットって・・時々はすごく不信感でいっぱいになったり。 そんな空間に在り続けようとしている自分に自信をなくしたり。 だけれでも嬉しいこともいっぱいあって。励まされることもたくさん。
そんな今日が私にとっては記念日。今のHPを立ち上げて4年目となった。 以前のフリースペースのHPからだと5年を過ぎたことになるのだが。
ちっぽけな私を見つけてくれて。今でも忘れないでいてくれるひと。 それはほんとうにありがたいことだった。わたしここにずっといるよって。 たぶんこの先。もしかしたら臨終の時まで。私はここに在り続けるのだろう。
もうひとつ。すごく嬉しかったことがある。 それは4日前のこと。ある女性から思いがけないメールを頂いたのだが。 検索で私のHPを見つけてくれた。彼女はブログを立ち上げようとしていて。 私のHPと同じ『雲にのりたい』を考えていたようだった。
こんなとき。私のこころはすごくぴぴぴっと縁を感じる。 これはなんとしてもやっていただこうと。やたら応援したくなる。 それも同じ記念日に決めて。ずっと一緒に記念日したいような。 なんだか同志のような。こんなに縁を感じたことはないように思う。
そして彼女は頑張ったのです。本日めでたくデビューしました!
ありがとう。今日はほんとうにいい日だった。
| 2006年02月12日(日) |
そう。これがわたしの道。 |
やはりその風は北風なのだけど。陽射しがとてもまぶしかった。 のんびりと川面を歩いてみたいなあって思う。きっと春に会えそう。
しかし。本日も少しばかり忙しく家業に精を出す。 しんどさが微妙に快感。苦にはならないありがたさであった。
夕方近くなり急いで街へ。川沿いの県道は西陽の真っ只中。 歩道をお遍路さんが歩いていたので。いつものように会釈をする。 そしたらなんとびっくり。そのお遍路さんの後ろにTVカメラが。 ダイエットで話題になっている加藤大君であったらしい。 きらきら光る川面の道を。ひたすら前を向いて歩いていた。 なんとしても歩くぞって。その勇気に似た姿に感動するばかり。
そして。いつもの化粧品店へ。今日こそは絶対に行かなくちゃって。 行ってよかった。年が明けてからずっと私を待っていてくれたそうな。 去年亡くなったご主人の四十九日の法要を無事終え。私にといって。 ボディーソープを頂く。今日こそは来てくれそうな気がしてたって。 にこにこの笑顔に会えた。とても80歳だなんて思えない奥さんは。 春の新製品の講習会にも行くんだと。まだまだ勉強するよって言って。
それは。なんだかすごい不思議なパワーを頂いた気分だった。 そんな奥さんにくらべたら。私なんかまだひよっこじゃないかって。 いろんなこと諦めようとしたり。もう年だからって弱気になったり。 だめじゃんわたし。まだ出来ることいっぱいあるんだよって思った。
きらきらの少し紅の川面の道を帰る。 バックミラーの夕陽に。どきどきと。 ちょっとせつなくて。ちょっと恋しくて。
そうしてわたしは。わたしの道を。信じて進むのであった。
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