ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2006年01月24日(火) あっけらかんと。そう生きる。

ほっこりと陽だまり。あれこれをまあるくしてみながら。
雲ひとつない澄んだ空を眺める。ちっぽけな自分だとしても。
なにひとつ咎めることもしないで。空はいつもそこにいてくれるのだ。


つかのま。ほんのつかのまであるらしかった。
こころの余裕というものが。その時はあるように感じるのだけれど。
気がつけば。ついつい焦っている自分がいて。嘆きそうになってしまう。


きっと。なにか大切なことを。忘れているのだろうと思った。
なんだろうそれは。どうして思い出せないのだろうとまた焦る。

自問自答を繰り返しては。なんだか迷路の中を彷徨っているような。
出口ばかりをさがしている。ぐるぐるぐるぐる同じ道ばかりに思える。

なんとかなるものなのに。なんとかしようと思うからいけないのかな。


もっと。もっと。あっけらかんと生きたいものだ。

いやちがう。生きたいのじゃなくて。そう生きる。



2006年01月23日(月) にっちもさんとさっちもさん。そしてわたし。

冬の太陽のありがたさ。ほっこりと心からなにかが芽吹きそうになる。
そのかたちも。そのすがたも。いまはただ感じるだけの。もしや躍動。



近況。

お惣菜屋さんをしてみようと思った。
卵焼きから。最初はそれだけを頑張って作ってみようと。
毎朝4時に起きて。卵焼きをたくさん作るのだ。
業務用のパックに入れて。そうだなあ三切れで百円はどうだろう。
パセリも入れたらいいかな。夏になったらミニトマトも入れよう。

先日のアルバイトのおかげで。夢がむくむくふくれあがってきて。
すごくすごく。それが今にも叶いそうな気持ちでいっぱいになった。
自分のほんとうにやりたい仕事はこれだと思う。ならやろうと決める。


現状突破。いまのにっちもさっちもいかない状態から。
なんとしても抜け出さなければいけない。このままではどうしても嫌だ。
そんな気持ちに。一気に光が射したように思った。明るくて眩しい光だった。

うきうき。今思えばそれは。『とらぬタヌキの皮算用』なのだけど・・。

『食品衛生法』というのがあるのだ。まず第一に保健所に電話してみる。

「どこで作りますか?」と聞かれたから。「我が家の台所です」と答える。
そしたら。係りのおじさんが・・むふふっと笑いながら言うのであった。

「それはぜったいにダメですよ」と。ああうう・・おお・・のぅ・・。

家庭内とは別に調理場を作ること。給湯設備、ガス器具、消毒液・・ああ。


かくかくしかじか。なんということか。私の夢はすでに瓦礫の下敷きに。
もう息さえも出来なくなってしまったのである。いやんもうしらないから。



ほとぼりが。ああいい夢だったなあと。今宵はすっきりと覚めきったところ。

いまのわたしはきっと。にっちもさっちもするべきなのだと思う。
山を登りたいのなら。なにひとつ焦ることなどないではないかと。

にっちもさんも。さっちもさんも。私の大切な友達なのかもしれないなあ。






2006年01月21日(土) とりあえずのいちにち

どんよりと曇り空。冷たい北風。お日様がとても恋しかった。



今日は。本職をお休みしてアルバイトに行っていた。
まったく違う職種のところで。てんてこまいもまた心地良く。
自分的に。ほんとうはこんな仕事がしたいのだろうなと思った。

つかの間の現実逃避なのか。たんなる気分転換なのか。よくわからない。
ただすごく働いているという実感があって。面白い仕事だなと思う。

毎日となると。朝が早い仕事なのでかなりきつくなるかもしれない。
でも。早寝早起きを心がければ。きっとすぐに慣れてしまいそうだった。


とりあえずのいちにち。また機会があれば出向きたいと思っている。


私はとにかく動きまわっていたい。忙しくてんてこ舞いしていたい。


   ほどよい疲れが。とても心地良く思える一日だった。





2006年01月19日(木) このままでいい。これがわたしたち。

昨日からまた冬らしさ。春なのではないかと思わせたり。やはり冬なのだと。
頷かせたりしながら。季節は気紛れな誰かさんのように。歩いているらしい。


その誰かさんの心といったら。熱くもなく冷たくもなく。程よいぬくもりで。
日々をただ。てくてくと歩いているらしかった。ため息とか戸惑いとか無縁。
なんというか。けっこう順調らしく。誰かさんのもっとも自分らしい姿である。


誰かさんは。悩むことも特にありそうもなくて。かといってのほほんと空を。
仰ぐ余裕もなさそうだけれども。ちんまりとその場所におさまっているようだ。


そのちんまりかげんが。とても居心地が良いらしい。私から見るとそこは。
なんだかきちんとしてなくて。少しだらしないような気がするのだけれど。
ああすればこうすればと。とやかく口をはさむ理由が見つからないのだった。


とにかく。こんな時だから。そっとしておいてあげたいと思っている。


そのちんまりとした空間で。誰かさんと私は今宵もふたりきりで。

あれこれは静かに眠らせてあげようではないかと。語り合っているところ。



ああいま。誰かさんが微笑んでいる。そうそうその微笑が私は大好きだよ。

        
        このままでいい。これがわたしたち。




2006年01月16日(月) わたしは山を登りたい

じぶんはとても恵まれていると感謝しつつも。
どうしてこうも不運なのだろうと嘆く時もあったりするものだ。

「母さん。ナンクロ誌ばかり買ってないで。風水の本買いなよ」とサチコが。
「そうね。ちょっとそういうのにはまるのがいいかもしれないね」と笑ってみる。

笑う角には福が来るのだ。きっと来るはずなのだと信じてやまない今日この頃であった。

とはいえ。貧しさに負けた。いえ世間に負けた。このところずっとそんな感じで。
『平成枯れすすき』を作詞して一発あててやろうじゃないかとさえ思うのである。

と。このように心は決して貧しくないのが。わたしのとりえなのだから。
その豊かさを糧に。一歩一歩めげることなく。前へ進もうと決意しているのであるが。

たまに転びそうになる。なんでもないことがすごくでこぼこに見える。
なんて岩だらけの山なんだろうと。ため息をつきながら泣きそうになる。

ずっとお花畑ならどんなにいいだろう。スキップしながら歌もうたえる。
さえずる小鳥たちはみんな天使。じぶんにだって羽根があるような気がする。


でもね。わたしはたぶん。そういう道を選ばずに生まれて来たのだと思う。
そういう道じゃいけない理由をもって。自らその道を避けて生まれてきた。

わたしは山を登りたい。ああ、きっとそのてっぺんから海を眺めたいのだ。
汗とおなじくらいの涙を。流して流して。それはすごく爽快なことだろう。

険しければ険しいほど。わたしは生きられるのだと思う。

この山をきっと越える。そして次はあの山に登るとしよう。


とうとう最期に辿り着けば。そこがきっとお花畑なのだろう。







2006年01月15日(日) 切ってあげないといけない

もしや春ではないかとおもうほど。暖かで穏やかな休日だった。


窓際で生い茂っていた『ブライダルベール』というな名の植物が。
その名のとうり、それはベールのように垂れ下がりながら伸びて。
小さなそれはほんとうに小さな白い花をひとつふたつ咲かせていたのだが。
根元の方から枯れ始めて。いくら水をあげても葉がぽろぽろ落ちるばかり。

とうとう今日は思い立ち。きれいさっぱりと散髪をしてしまった。
その葉の先は巻きつくように。ブラインドの隙間から手を伸ばすように。
光へと。どんなにか光が恋しかったのか。窓にへばりついているものもあった。

酷なことのように思い。謝りながら切る。手繰り寄せながら切る。
残してあげたいところも。根元はもう力尽きそうに弱り果てている。
切ってあげないといけない。なんだかとても苦しそうにもがいている。
何がいけなかったのか。どうしてこんな姿にさせてしまったのか。
ほんとうにすまない気持ちでいっぱいになったが。切るしかなかった。

そしてすっかり丸坊主になった。私のせいで死んでしまうかもしれない。
私は切れないひとだったから。いつもそう。切ることをためらいすぎた。
伸びたいだけ伸ばしてあげる。咲きたいだけ咲かせてあげるのが愛情だと。
思い込んでいたのかもしれない。ただ水をやる。ただ可愛がるためだけに。


それが。二時間くらいたった頃。私は信じられない光景を見た。
窓辺で西陽を浴びながら。その切った枝先がキラキラ光っているのを。
私が切ったすべての枝先に。ちっちゃな真珠みたいな水の玉が見える。

生きている。ああ生きているんだ。泣きたくても泣けなかったのだろう。
生い茂りすぎて。どうやって泣けばいいのか。わからなくなっていたのかも。

水の玉は夜になっても消えなかった。

よけいなもの。それをとりのぞいてあげたら。きっと生きる。

潔く。切ることが大切なのかもしれない。

           植物も。ひとも。






2006年01月13日(金) 水紋

静かに雨。しとしとといろんなことが水のなか。

たとえば。あのひととか。水紋のごときかたち。

ゆらいでいる。それは水の中。もしかしたらもう。

まぼろしなのかもしれない。こわさ。消える怖さ。

いともかんたんに。流れてしまうものなのだろうか。

すくいあげてみる。たしかめてみる。こぼれてしまう。

かなしさ。つめたい水。ほほにあてる。くちびるにも。



ああ。あのひとは。さいしょから雨だったのかもしれない。

指先からこぼれ落ちる。そのしずくが。あのひとのかたち。


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