まだ夏にちがいないと思う日。
とうとう。飼っていたクラゲを海に帰しに行く。 一番ちっちゃいのが死んでしまったから。 そしてみんなとても元気がなくて。もう限界だなと思った。
出来るだけ波のないところを選んだつもりだったが。 ざぼんざぼんと。やはりどうしても波が来てしまう。 クラゲ達はくるくると。ここはどこなんだって感じで。 とても戸惑っているように見えた。もっと沖のほうの。 もといた場所なら嬉しかったろうに。なんだかとても。 可哀相な事をしてしまったな・・と思ったが。
海は海だろう。どこだって生き延びるもんだぜと彼が言う。
うん。そうやね。もう忘れてしまおう。
台風一過の青空もつかの間。また雨の週末となった。
過ぎ去ったものは。我が町にも水害として爪あとを残したが・・ 幸いなことに我が家は難を逃れることが出来たのだった。 逃れようのない自然の猛威と。ひとはいつも隣り合って生きている。 いつだって明日は我が身であることを。決して忘れてはならないと思う。
些細なこと。ひとつだけ支障があったのは。ネット接続がまた駄目になった。 停電のあとモデムの調子がまた悪くなってしまったことくらいだ。 なくてよしだと思いながら。なんだかとても憂鬱な日々が続いていた。 いつもと同じではないこと。ただそれだけで気分が滅入るものらしい。 おかしなものだ。このまま無くてもいいやとも思いながら。 何かが足らないと思い始める。複雑な心境のまま今日に至った次第。
そしてまた。書き始める。そのことにいったいどんな意味があるのか。 だからどうなんだ。だからどうしたと思いながら。不思議と気分が。 落ち着くのだ。ほっとしていられる居場所のような。ちっちゃな空間。
わたしここにいるよみつけて。そんな気持ちなのかもしれない。 そうでなければ。そこらへんのノートに書き綴ればいいのだから。
いつまでなのかわからない。
とにかくここが。わたしの居場所らしい。
はげしく雨が降っている。 ひゅるひゅると風も強くなリ始めた。
とてもおっきな台風らしくて。なんだか怖いなと思いながら。 来てみないとわからないし。とりあえず来てみてよとも思う。 気分は準備おっけいね。あとはなるようになりましょうかね。
庭の鉢植えなど家の中に入れて。愛犬は廊下で寝そべっている。 消防団の夫君は。高潮のため浜辺の地区へ見回りに行った。 もう慣れっこ。なにも戸惑うこともなく。これも平穏のひとつ。
昨夜。少しだけ気分がざわざわとしていたのだが。 何か求めちゃいそうな。すごく遣りきれないような気分。 言葉は悪いけれど。ええいこのやろうって思った。 振り回されるわけにはいかないのだ。だから捩じ伏せる。
そして。いまだ飽きることもなく漢字ナンクロばかり。 夜も更けてくると頭も冴えなくて。目もよく見えなくなるけれど。 どうしてこんなにまでしなくちゃいけないのだろうって呆れるくらい。 無我夢中とか。四苦八苦とか。生生流転とか行雲流水とかしている。
なにかから逃げているのではない。と。あえて断言しておく。
もうすっかり暗くなったというのに蝉時雨。 そして。かわりばんこねと鳴くのは秋の虫。
なんだかもう。土曜の夜なのか。 最近やたらと。はやいのだ。飛ばしすぎているようだ。 だけどしょうがない。とんとんとんと過ぎるのだから。
今週。ふと引っ掛かってしまったこと。 深く考えないでいようと思ったけど。どうしても考える。
それは『電車男』見た時。「晒す」って言葉に反応してしまったこと。 すごくぐさっと胸にこたえた。一瞬ものすごく罪悪感を感じてしまう。
気を取り直す。まだ完璧ではないけれど。とにかく書いている。 開き直ってみたりして。自分を晒すのも良いだろうと思ったり。
わたしはすごくほかからのえいきょうをうけやすいのだ。 だからしんねんとかいっててもすぐにゆらぎだすのだった。 じしんが。それはじぶんにじしんがないせいかもしれない。 だけど。ぷらいどみたいなものはちゃんとあるみたいだから。
うんうん。いま頷いている。
まっ・・このままでいいのじゃないのって自分が。 自分の頭なでている状態になりつつあるので。
おっけいにしてあげようと。ついいまそう思ったところだ。
鈴虫はどうしてせつなく鳴くのだろう。
酔いどれている夜のこと。
気がかりなことなど何もない。
せつないことなど。忘れてしまった。
霧雨が降っていますと手紙かくしとしと静かに葉月が逝った。
子供達の帰りを待っている。 「おかえるぅ」ってサチコに言うと「ケロいまぁ」って応える。 「おっつぅ」とシンに言えば「めしめし!」って言うばかり。
わたしはとても陽気だった。にぎやかなお母だなあといつも言われる。
毎日がいつもと同じだから。ほっとする夜がありがたい。
わざわざスイッチを切り替えることもないのだと。最近思う。
だから。もう哀しみをさがさないでいよう。
露ほどの雨に濡れては秋を待つ。
今夜はサチコに髪を切ってもらった。 鏡の前で正座して。なんだか少し照れながら。 とてもいい感じになる。首筋のあたりがすっきりした。
専門学校へ行かせてあげたかったなあって。 すごく悔まれる。ごめんねサチコ。
母さんね。なんか涙でそうだった。
ありがとね。サチコ。
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