相変わらずの猛暑。ずっと冷房の中にいて。家に帰ると汗がどっと出る。 首にタオルをかけて。時には捻りハチマキにしたりして。お炊事をする。 冷たいのをゴクゴクしながら。ウナギを煮たりするのも。夏の風情だとか。
家の近くに養鰻場があって。素焼きしたのを1キロ2700円で買う。 おっきめの鰻が4匹ほど。店頭だと結構高値だから。かなりなお得だ。
それを。もう一度焦げ目がつくほどに焼いて。甘辛く煮付けるのが。 ここらへんの食べ方。うな丼にして食べまする。私も今夜は大盛り。
で。精がついたのやらどうだか。食った食ったの満足が幸せというもの。 おかげで。身も心もご満悦。食べて寝りゃあ朝が来るわさの太っ腹なり。
で。多少。ちまちまと女々しく思うことが。突発性発疹のごとく現れて。 いるらしく感ずるところもあるのだが。考えれば考えるほど。お馬鹿さん。
だいたいさ。あんたって。言ってることの通りに生きてないでしょうが。 信念みたいなこと偉そうに言っては。すぐにヘマばかりしてるでしょうが。 かっこつけてんじゃないよ!
わたしが私を叱ってる。
わたしは。思うに。もっともっと。ありのままでありたい。
いま陽が沈んだところ。今日もお疲れさんの太陽が。 残り香みたいな熱を残して。ゆらりゆらりと落ちていった。
本日も平穏。特にぐるぐるともせずに。たいらなところにいられた。 ありがたいことだなと思う。野ばかりを歩いている。空を見上げて。 思い詰めたら山になる。落ち込めば谷になる。そんなもんなんだろうが。 野だと思っている限りは。夏草と戯れながら。野の花にも会えるものだ。
そうしていると。ほこほこっと嬉しいこともありまする。 私は。やたらと感激したりするもんだから。ささやかなことで。 ついつい涙もろくなったりもして。いやはや・・もう年ですな。
だから嘆かないです。嘆かわしいことがあっても。ため息ひとつで。 おさまってしまうから。まあどんな時もあるさと思えばお終いになる。 年をとった証拠といえばそれまで。見ざる聞かざる言わざるになったのかも。
でも必要とされれば言います。それがおせっかいの老婆心かもしれない。 そこで躊躇するのが。必要とされているか。されていないかの見極め。 それがもっかのところの難題。おせっかいだったら・・すごく悲しい。
躊躇しながら時が流れていく。たぶんこのまま。年を重ねるのだろう。
野を歩けば。水枯れた土地もある。恵みの雨が降りますようにと。
ただただ祈り続けるだけだ。
ここ数日。ずっとお隣りが大阪だったから。 なんかやたらと嬉しかった。
でも。今日帰宅したら。もう大阪じゃなかった。
今朝はまだ大阪だったのに。すごく残念に思う。
お隣りのおじさんは。生まれは高知だけど、ずっと大阪に住んでいたひとで。 定年退職をきっかけに。家の隣りの空家だった家を買って。帰って来たのだ。
でも去年から身体を悪くしていて、今年の始めに入院して手術をしたから。 心配した娘さんが迎えに来て。また大阪に帰って行ってしまった。
夏休みになったら遊びに来るからと約束したから。お孫さんも一緒に。 よかった。ちゃんと帰って来てくれたから。すごく嬉しかったよ。
それから大阪。声がいっぱい聞こえて来る。
耳に心地良くて。こころに懐かしくて。
関西弁って。すごくすごく好きだもん。
あああ、なんだかぷっつりとスイッチおふ。
ひたすら。さびしい。
曇りのち晴れ。
そうなんだ。曇ったからといって雨だとは限らない。
今日。ちょっと愉快なことがあった。 オババが集金に行ったのだけど。お昼ご飯時なら会えるかなと。
そしたら。インスタントラーメンを食べていたそうな。 「金はないぞ!」といつもと同じことを言ったんだって。
それから。「飯食ったか?」って聞くから。まだだと言うと。 「まぁ、あがれや」とオババを無理矢理引きずり込んだかどうだか。
どんぶりご飯に。天然ウナギの蒲焼をのっけて。 それがなんとも。すごく美味しかったそうな。
オババは悔しかったけど。その美味しさに負けて帰って来た。
「借金取りにはお茶を出せ」と言うけれど。 ウナギの蒲焼っていうのは。最高もんだねと笑い合った。
ぴりぴりとしていた25日。午後はすっかり気が抜けて。 あとは野となれ山となれで。
出来ないものは出来ません。それでまあるくお終いのいちにちと。
なりにけり。めでたし。めでたし。ごちそうさまです!
ずっと猛暑な日々であったが。今日は午後から曇り空になる。 熱気が白く煙ったようになり。あたりはぼんやりとした風景。
おっきな台風が接近中とあって。急いで稲刈りを始めた農家もある。 たわわな黄金色。どうか無事であって欲しいものだ。避けられないこと。 そのためにどれほど苦労すればいいのか。稲穂は助けてとは叫べないし。
自分はいたって平穏だった。週末になると一気に脱力するのだが。 ぷっつんと何かが切れたようにも思うし。だからどうしたとも思うし。 あれやこれや。おさまるところにおさまってじっとしている感じになる。
ちっぽけな執着にしたって。今はとても静かに横たわっているみたいで。 無くなりはしないから。ながい目で見てやりたいと思ったりしている。
相も変らず飲む酒の旨し。さたでぃないとだとことんやれと言ってあげよう。
べいびぃ乾杯だぜ!
もはや猛暑。真っ青な空に入道雲。そんないつもの夏とは違い。 もわんとしていて。空は熱い膜に覆われているような。そんな夏だった。
午後になると。不思議な鳴き声が聞こえて来る。 鳥の声のようで虫の声のよう。か細いようで。絶え間なく。 「しゃあ しゃあ」と私には聞こえるのだか。 それがとても心地良く耳に響くのだ。空に幕が下ろされて。 とても美しい何かが。そこに佇んでいるようにも思う。
河鹿だろうとひとが言う。無知な私はそれが鳥だと思った。 どんな鳥なんだろうって。そしたらなんと。それは蛙の名だった。
明日も鳴いてくれるだろう。山里の風物詩は。蛙さんあなたですよ。
夜になり。南風ではなく西風が。昨夜の月のことを思い出しては。 とぼとぼと夕涼みに出掛ける。大橋の真ん中あたりに展望スペースがある。 そこから見下ろす大河のなんと雄大なことか。水に吸い込まれそうな感じ。 とくとくと流れているものを。見続けていると自分も流れてしまいそうだ。 ぽちゃんと落ちてしまいそうで。実は怖くてたまらなくなるのだった。
背中に風の心地良さ。月は薄雲に覆われて。なんだか秘密っぽい姿。 聞けないこともあれば。話せないこともありまして。 特にそれで悩むこともないのが現状。ただそこに月がある。そう思って。
今度は向かい風。家の灯りを目指して歩く。
あとはただ。自分に幕を下ろしては。ひたすら酒に酔ってそうろう。
すっかりの真夏。もう蝉時雨の頃になった。
月曜日のお休みは。なんだか気が抜けたみたいになる。
無気力を愉しむのもいいものだ。すとっぷの小休止で。
『海の日』のおかげだもの。少しだけ海に会いに行く。
午前8時。ただただ眩しい。ただただ波の音ばかり。
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