梅雨らしくなく。からりと良く晴れて。すかっと爽やかなり。
仕事帰りに。ちょいと野暮用でとある彼の職場を訪ねたのであるが。 制服姿とか。やっぱええですな。それと字を書いている指先とかが。 そして何よりもすごく思い遣りがあって。優しくてめっちゃ好青年。 このひとがサチコの彼ならええなあって思った。一生「お母さん」って。 呼んでもらえたら。もうもう思い残すことないなあって思ったくらい。
だから。今日は最高にいい日だった。と、日記に書いておこう。
今夜は9時から『赤い疑惑』があるので。今からそわそわしているところ。 ネットしている場合じゃありません。とにかくテレビですから。
以上。雑酒350と日本酒一合。焼酎のお湯割り飲み中に。
書いてみました。今日の出来事。あっ・・いま夕焼けがちょいときれい。
最高気温が33℃を超えていたようだ。蒸し暑さに風を恋しがるいちにち。 眩しくて目を細めてしまう風景のなかに。咲く紫陽花のすこしの憐れさ。
身辺は。順調なことと不調なこととが素晴らしくみっくす。 なんだか劇的で。何かが展開している様が面白く思われる。 成るように成ろうとしているらしい。どう成るかが楽しみ。 丁と出るか半と出るか。博打っぽくてええんじゃないのと。 思う。いちかばちかなのだ。そうでないと前へすすめない。
そんな日も暮れ。夜も更けてくると。 勢いが消えそうになるものだが。今はその時ではないと戒めて。 すくっとすくっと背筋を伸ばす。ほんとうではないかもしれぬ。 自分を見つめている時間は。少しだけ息苦しさを覚えるものだ。
なにがあるのだろうここに。ふと手のひらをひろげてみたが。 このほの紅いところが血だろうと。思うばかりの夜であった。
ああ・・なにもかもつつみこんで。ぐっすりと眠るほかなし。
はんぶんほどの湿気と。はんぶんほどの陽射し。時々風がゆるゆると吹く。
玄関の新所帯では。妻ツバメがもう卵を温め始めたようだ。 夫ツバメは。なんだかあっけらかんとしていて愛嬌さえもある。 私と目が合うときょとんした顔をして愉快。すごく至近距離にいても。 まったく警戒しないのだ。安心しきってる風に見えて。心が和む思い。
まるくひと通りの家事を終えて。縁側のある部屋でごろりんと寝ころぶ。 畳の肌触りというか。なんか平らな心地良さとか。結構好きだなと思う。 読んでいる本は上中下とあり、中を読み終える。最後は『雲隠れ』の題。
午後。ふと思いついたように友人の家を訪ねた。 届けたい本があったから。たぶん留守だろうなあと思い手紙を書いてから。 日曜日も忙しくしているようだ。真夏頃には会えるかも。また語り合える。
友人宅のすぐ近くに『トンボ自然公園』という観光地があるので。 雨の後の沼地もいいかもと思い。お散歩気分で行ってみた。
花菖蒲はもう終り始めていた。睡蓮はもう少し陽射しが欲しそうだった。 遊歩道を奥へ奥へと歩くほど。うぐいすの声が透き通るように聞こえた。
なんだか自分が生きかえったように思う。ありがたい午後だった。
目覚めると雨が。暦には入梅とあって。それらしく降る雨の風情かな。
昨夜。峠の茶屋で甘酒を飲み過ぎたのか。焼酎だったかもしれないけれど。 頭がきんきんと痛く。ずっしりと重いものをぶら提げているような朝だった。
しゃきっとしたくて。出勤前にコンビニに寄りリポビタンをぐいっと飲む。 すぐにいい感じになったのもつかの間。職場に着くとまただらりんとなる。
こんな日は。のらりくらり。特に急く事もなく。張り切ることもしない。 雨がだんだん強くなるのを。なんだかよその風景みたいに感じたりもした。
今夜こそ。息子君の誕生日しなくちゃと思い。 好きなカレーライスに決めた。トンカツもしてカツカレーにしよう。 ご馳走ではないかもしれないけど。喜ぶ顔が目に浮かんだりもして。 残業なくて。早く帰って来てくれたらいいなあって思った。
我が家で祝うのは。今年が最後かもしれないなあ・・って思うとなんだか。 感無量になる。おっきくなったものだ。すっかり大人になったもんだ。
雨あがりの静かな夜に。幼い頃のアルバムを。そっと開いている母だった。
晴れのち曇りだった。明日あたり梅雨入りの天気予報。
出勤前に。夫君から電話あり。「奥さん、事件ですよ!」みたいなこと。 会社に着くなり社長さんからお達しがあったらしい。かなりしょげていた。
まあね。それも試練だから。人生いろいろあるもんだから。ええのじゃないの。 なんとかなるからだいじょうぶやと言える自分に朝の花まるあげたい気分だった。
とことんおいつめてくれるもんだな。一日中そのことや自分のことも含めて。 今が人生の峠越えかもしれんなと思う。なんとしても乗り越えなくてはと思う。
悲観している時ではない。すごくそのように思い。武者震いしているような。 敵を片っぱし斬り倒してやるぞとか思った。かっこええなって自分ほめたい。
ほぼ同じ時刻に帰宅した。あらま・・肩を落としちゃって可哀相に。 「気にしたらいかんよ」って言ったら「気にせんとおれるか・・」って言うし。 男って。こんなにか弱いものなのかしらん。よしよしお母さんがついているよ。
それで。朝からそんな日だったから。息子君の誕生日なのに。 母さんご馳走も作れなくてごめんね。ケーキ買うのも忘れていてごめんね。
なんだか。この峠きついなあって・・夜更けてからすごくしんどくなった。
明日はあしたの風が吹くらしいが。向かい風は勘弁してくれよって思うさ。
母さんさ・・ちょっくら。とうげの茶屋で甘酒飲んでもいいかな?
ふりかえると。今日は。とても凪いでいたように思う。
朝いちのお小言は。「どうしてそう悪い方へ考えるのか!」 そうなってみないとわからないことを。そうなったらどうする?と。 なにからなにまで。ちくいち結果を気にするのが。わたしの欠点なのだろう。
楽天的とか。そのつもりであっても。やはり本質は悲観的にんげん。 そこんところがいまいちだから。ぎゃふんと言わせて貰いたいものだ。
おかげで。ゆっくりと凪いでいく。少しゆらゆらしながら身を任すように。 冷静に。『いま』を精一杯などと。言葉にするのはたやすいけれど・・・。
追い詰められたら。やはり焦る。取り乱して判断を誤ることだってある。 そうして躓けるからこそ。気づき。成長する機会を与えられているのだと。
思って。思って。どれほどの年月を重ねてきたかわからない。 だから。まだ終るわけにはいかない。それが私の生きる理由かもしれない。
凪いでいる時は。身も心もくつろいでいる。 そよよと穏やかな風のなか。ぽつんとひとり空を仰いでいるように。
星の見えない空は。星の見えない夜。明日が雨だとは限らないのだから。
なんだかとても懐かしい歌が。テレビから流れてきて。 3時間ぶっ続けで。見ながら聴きながら。口ずさんでいた。
自分の年頃。10代の総集編みたいな歌ばかりで。 思い出すことがいっぱいあって。涙ぐんでしまう歌もあった。
ほんとに遠くへ来たものだと思うが。歌はその頃のまま生きていて。 なんとも言いあらわせないようなパワーを感じたのだった。
いい日だったなあって。心がいっぱい満たされているから。 このまま眠れるのが。とてもとてもありがたいと思う。
酒にばかり酔っていないで。たまには歌に酔うのもいいものだ。
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