ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2005年06月07日(火) 嵐の海で

台風の影響なのか。ざわざわと風が鳴るばかりのいちにち。
こんな日は。なんとなく胸騒ぎがしたりもするものらしい。

悪い予感というか。ついに来る時が来たかと思うような事が。
ひとつあり。また午後になりふたつ目があった。とうとうと。
そういうふうになるように。なっているのだろうなとおもう。

たとえれば。それは沈みかけている船のようだ。
あっけらかんと空ばかり見ていた者も。おろおろと不安がる。
船底からどんどん水が溢れている。なすすべもないありさま。

船長は未だに船を守りたがっている。この場に及んでと私は思う。
みんなを助けてあげて。島まで泳いでいけるようにしてあげてと。
何度も頼み訴え続けて来た。それがやっと今日認めて貰えたのだ。

私はすごくほっとしている。
明日からは。その準備に追われるだろう。それこそが本望というもの。

私は最後まで船に残る。沈むのをこの目で見届けなくてはいけない。

船長と。そして母と一緒に。





2005年06月06日(月) キツネに遭った日

日向はすっかり夏の陽射しだったが。風が心地良いほどによく吹いた。

今朝。いつもの峠道で不思議なことがあったのだが。
もしかしたら気のせいだったのかもしれない。けどすごくはっきりと。

くねくね道の道幅が急に狭くなる寸前に。白装束のお遍路さんが歩いていて。
ちょうど急カーブだったから危ないなって。スピードを落としたのだった。
それがどうしたわけか。追い抜いたような気がしたが。追い抜いていなくて。
その時には歩くの早いなあって思った。けど・・前を見てもどこにもいなかった。
もちろん後にもいないものだから。うそ?なんで?ってすごく戸惑ってしまう。

キツネにつままれるって。こんなことを言うのかもしれない。
まあ、ながく生きていると。こんなこともあるのだろうと思うことにしてみる。
山深い道だもの。タヌキと猿は見たことがある。でもキツネは初めてだった。


そうして仕事。今日はなんだか苛々と落ち着かず。胃がしくしく痛かった。
順調だと思える事はとてもありがたいが。あまりにもあやふや過ぎている。
経営とはどういうことだろう。現状をもっと把握して対処出来ないものか。
などと。いくら訴えてみても。ただいたずらに時が流れているだけのようだ。

そんな時に。専務オババったら。あまりにあっけらかんとしているのだから。
「サボテンの花が咲いたよ!」「写真撮れば、ねえ撮りなさいよ」とか言う。

そうしてすべてのことがまあるくなっていく午後だった。







2005年06月05日(日) 命あるもの

作り始めたばかりだと思っていたツバメの巣だったが。
今日も一日せっせせっせと忙しく。夕方には半分ほど完成していた。

朝のうち少し観察していたら。雄らしいのが濡れた土を運んで来て。
くちばしでコツコツとくっつけておいて。それから左官さんみたいに。
すごく器用に土をならしているのだ。やるなあって声をかけてあげる。
そしたら振り向いて。とても得意そうな顔をしたから。なんだか愉快。

すぐ近くの縁側の庇のところに。雌らしいのがいてわら屑を咥えていた。
なるほど。順番待ちをしているのだなって思ったら。雄がさっと飛び立つ。
その時「さあ行くぞ!」って声をかけたみたいだった。雌も一緒に飛んだ。

我が家に初めてツバメが来てくれたのは。もう何年前だったろうか。
ずっと最初の巣をそのまま補修しては棲んでくれているので。
今回の新しい巣作りがなんだかもの珍しく。わくわくしてしまうのだ。

ふともしかしたら。今度のつがいのひとつは。我が家で生まれたツバメかも。
そんなことを思うと。とても嬉しくなった。覚えていてくれたんだなあって。

無事生まれて。すくすく育って。飛べるようになって。ながいながい旅を。

命あるものが。こんなにも愛しく思えることはない。



2005年06月04日(土) ばたんきゅ

つばめ一家が帰って来なくなって。なんとなく寂しかったのもつかの間。
今度は別のつがいなのか。また玄関のドアの上に新しく巣を作り始めた。
わら屑のようなのがいっぱい散らかって。あらあらと思うほどの有り様。
でも許す。好きなようにしていいよと思う。また生まれるのがたのしみ。

梅雨入りが近いのか。とても蒸し暑い一日だった。
昨夜はしゃぎ過ぎたせいなのか。朝から生あくびばかりしていた。
毎週土日がお休みだったらいいなあって思う。

例のごとく。お昼休みに本を読んでいたら。職場の前の道に。
屋台のクルマが停まった。「いらしゃいませ。いらっしゃいませ」と。
連呼して。それがとても耳について。はっきり言って煩かった。
「美味しいお好み焼。大阪風のたこ焼き。あんこたっぷり鯛焼き」と。
延々と30分も聞かされて。堪忍袋の緒が切れそうになった。

我慢。がまんじゃと思っているうちに。一時になってしまった。
今日はついてないなあと。がっくりしながら。なんだか愉快な気にもなる。
お好み焼もたこ焼きも。鯛焼きも。大好きだから許して遣わそうと思う。


帰宅して。昨夜頂いたお魚をから揚げにしてみたが。
鯵はちっちゃいほど骨ごと食べられて。とても美味しかったが。
鯖のちっちゃいのはイマイチだった。でもしっかりビールは美味しかった。


やっと。やっと土曜日の夜。どんどん腑抜けてしまいそう。
あれやこれや。みんなばたんきゅして。ぐっすり眠りたいなと思う。


       
        紫陽花がいい感じになったよ(出勤途中の国道沿い)








2005年06月03日(金) いい汗

髪からぽたぽた落ちるほど汗をかくと。
なにかがふっきれて。なにかがすごく。
新しくなったような気がするから不思議。


ひと月ほど前から。少し腱鞘炎気味で無理が出来なかったが。
今夜は久しぶりに。思いっきりバドを楽しんでみたのだった。
気力はあっても体力がついていけないのが現実。だけどやれるだけ。
やってみると。思いのほか動けたりするから。やれば出来るのかも。
と。また少し自信が出てきたりする。諦めたらそれでお終いだもん。


練習が終ってから。最後のほうに体育館を出たら。
先に帰ったはずの仲間たちがみんな一ヶ所に群がっていて。
何だろう?何かあったのかな?と駆け寄ると。
お仲間のS君がクルマからクーラーを下ろして。
みんなに釣ったお魚を分けているところだった。

小鯵と鯖のちっちゃなのをたくさん貰った。
から揚げだ。南蛮漬けだってみんなが口々に歓声をあげている。

私も明日の晩御飯は。またから揚げをしよう!
揚げたての熱々に。ビールをごくごくしようっと。



2005年06月02日(木) また日暮れて

ぶるぶるっと身震いしてしまうほどの雨だった。
だけど。嬉しいのは紫陽花。濡れて濡れて明日。
もっと咲けるんだ。雨好きだよって言ってるみたい。


なんだか熱燗が飲みたくなって。ワンカップを買って帰る。
夕食の支度をしながら。ちびちび飲むのがご機嫌なのだ。

今日はサチコがお休みだったので。仲良く台所ではしゃぐ。
釣りたての小鯵とウルメ鰯を頂いたので。サチコがするって。
手ほどきをしながら見守っている時の。母の気持ちというのは。
ほのぼのと嬉しくて。ほろりと涙が出そうなくらいだった。
余談だけど。ウルメ鰯って。目がウルウル輝いているんだよね。
それをサチコが勇ましいほどに。指でぐさっと頭を千切ったり。
カラリっと鯵のから揚げが出来上がる。鰯は酢漬けにして頂く。

ほろ酔った母は。いつもよりずっとはしゃぎながら思うのだった。
娘も。この家を出て行くんだな。嫁がせてあげないとなあ・・・。
でも。やっぱ母は寂しくてたまらない。すごく我儘だけどそう思う。

そうしてまたいちにちが暮れていく。

巣立った子ツバメ達はいったいどこで眠るのだろう。




2005年06月01日(水) 明日は雨らしい

今朝職場に着き。事務所のカレンダーを6月にめくると。
『川から見ると流れているのは橋である』と書いてあった。

常識にとらわれずに物を見なさいという。禅の教えらしく。
なんだか。きゅっとどこかを掴まれたような気持ちになった。
決めつけていることが。思い込んでいることがあり過ぎるかも。

でもまあさておき。あとはひたすらそれなりがよろしくおもう。
かたのちからぬいて。のほほんとしていたい。あれこれしらず。


どうやら明日は雨らしい。
夜になってもツバメ親子が帰って来ないので。少し気掛かりになった。



       続・・我が家の庭 『アマリリスとキャットテール』




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