相変わらず冷めた気持ちでいて。 そうして少し考える時間を頂いて。 せいりせいとんしている日々が続いている。
以前ならきっとあれこれ書き綴っていただろうことを。 あえて書かないということで。こんなに楽になれるらしくて。 のほほんと自分を休ませているように思う。
そうしたら。不思議と日常が充実しているように思える。 ほんとうにそれは平々凡々と流れているのだけれど。
一日の終わりにスイッチは要らない。 ごく自然にさりげなく。明日のために眠ることだけでいい。
せいりせいとんはきちんとはしない。 気の向くままに。あれはここが好きだなとか思って。 さかさまでも曲がっていてもいい。 汚れていても。それがそこに落ち着けばほっとする。
スイッチは壊した。そして捨てた。
なんだか熱くなれなくて。冷めて思えば・・自分は水のようなもの。
流れることはとても簡単。どうせなら・・さらりさらりと流れたい。
どしゃぶりの雨の中。髪を切りに行く。 迷わず3センチのつもりが4センチくらい切った。 もう束ねる髪がない。思い切るの『切る』の気持ち。
きっかけはいつもそんなふうでありたい。
逃避している何かから。なんとなく嫌だなと感じる何か。
まるで夏のあいだのあの灼熱と。逃れきれなかったあの場所と。
その溜息の数だけ一歩また一歩と。どこかへ踏み出しているような。
夜になると。放心する。あてもないけれど迷うことはしないで。
込みあげてくるものもなく。思い詰めることもない。
そうしてふわふわと宙を彷徨っているような時が愛しい。
そのくせ満ちている。すごくいっぱいの何かが溢れそうで。
思わず抱きしめてしまいそうになる。感情の抜け殻なのか。
その脱ぎ捨てられた衣を羽織って。深く眠ってしまいたい。
目覚めれば明日。声にならない声のようにきみを愛したい。
贈り物みたいな爽やかな朝。
きりりっとした空気を深く吸って。
こころのありかを確かめているよ。
今朝もね。またあのトンビが居る。
おんなじ場所で。今朝はお尻を向けている。
川をじっと見つめているみたいだ。
今日はあっちかな?いいことがあるかも。
とにかく飛んでみようっと。
どんよりと曇った空と。濡れているような南風。
窓の高さに見える堤防の緑が。撫でられるように揺れて。
一羽のトンビがそこにいる。じっと動かずに見つめている何か。
嵐の気配。風のゆくえ。今日どこを飛んだっていいのだから。
ゆっくりと動き出す空気。誰もきみを試したりはしない。
あっ・・・飛んだ。いまトンビが舞い上がって羽ばたいて行ったよ。
ぐるりぐるり。今日がどんな日だろうと。空はどこまでも続いているね。
九月の花火。台風で延期になっていたのが今夜になった。 実は知らないでいて。なんか微かに音がするので、ん?っとそれに気付く。
ああ・・花火なのかと無関心でいて。やっぱ見ときたいなと思う。 急いでクルマを走らせて。行ける所まで行ってみた。 少し遠いけれど。それなりに花火。綺麗だなあと嬉しくて。
夏のとどめ。白い花火と紫の花火がはらはらと夜空に散るのを。 きゅんとする想いで眺めていると。終るということも美しいものだなと思う。
最近・・いろいろ。自分の中で区切りたいことがあって。 迷わずそれをしてみると。すごく気分が良くなった。 身勝手だとか己を責めることもせずに。この清々しさはきっと癖になる。
何もかも割り切って。すべてを受け入れるのはしんどい。 だけどちゃんとしなくちゃと自分に課してきたことが。限界になったから。 ここまでは良いけど。ここからは嫌だよと意思表示してみる。
好きなように流れたい。気ままでもっと気楽に。 始めるのも終るのも。自分次第でいたいし。決める時はきっぱりとして。
花火が終ると。ただただ鈴虫が鳴いて。それさえも待ち望んだ静けさになる。
体調まぁまぁの感じで。軽く身体を動かしに行った。 少しだけ臆病になっている。身体はとても正直に出来ているらしくて。
歳を重ねることは素敵なことだと思うようにしているが。 時々それがすごく悲しいことのように思ってしまう時がある。
気力に似合うだけの体力がない。焦ることはしたくないくせに焦るし。 まぁこんなもんだろうと思いながらも。なんでこうなんだろうと思うし。
溌剌としていたいなといつも思う。こんちくしょうと呟きながら。 やってやれないことはないといつも思う。でもやればしんどい時もある。
そうして・・はぁはぁ汗をかき。限界を知り。その維持に尽くすのみ。 諦めたらそれでお終いなのだから。とにかく続けなければと思う。
夜風がすっかり秋の空気。クルマの窓を開けて飛ばせばすっきりと爽快。 10年前も15年前もそうだったのだから。この心地良さを忘れない。
気合い入れなくてもいいんだ。やれるだけやればいいんだよね。
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