ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2004年07月14日(水) 火の中に飛び込んでごらん

猛暑なり。だが子ツバメはそんな夏を望み。今日初めて空を飛ぶなり。

帰宅すると。年長の友より便りが届いていた。
父ほどの年齢で。恩人であり師でもある。親愛なる友なり。

「ぼんやりと生きていると。たまには何か魂の琴線にふれるような。
 心の奥底の深みを流れる川に足を浸してみたくなる」と。

書いてあった・・・。

私もそうだ。たぶん・・いや。きっとそうなのに違いないと思う。

「生きながら火に焼かれるように」と。それは痛みより『生』というもの。
ほこほこと。ぬくぬくとばかりではあるまい。
時には火の中に飛び込んでも息をし続けてこそ『生きる』のではあるまいか。

と・・思う。

焼け焦げて灰になる日を怖れることなかれ。



2004年07月13日(火) おとうとの日

弟の誕生日だった。
姉らしいこと・・ながいことサボッていたから。
この先ずっと姉でありたいと改めて思った日。

ふたりとも。もう若くはなくて・・・
それでも幼い日の弟はあどけなくて。
どうして遠ざかってしまった日々があったのか。
いまはそのわけさえもおもいだせないでいる。

血を分かつ者のありがたさよ。

弟よ。姉よりながく生きておくれ。



2004年07月12日(月) びっくりと感動なり

今夜はとても驚くべき事実が発覚した。

サチコの彼は。私が昔・・すごく好きだったひとの息子さんだった。

22歳・・今のサチコとおんなじ年だったよ。

偶然なんかじゃない。これが『縁』でなくてなんだろう・・?



2004年07月11日(日) 行ってきま〜すっ!

髪を切った日は。なんだかすべてが軽やかになる。
溜息も出やしない。そんなことどうだっていいじゃないかの気分で。

鼻歌だって出て来る。不思議なもんだ・・髪っていったい何やの?

姿勢だって真っ直ぐになる。眩しい空だって仰いでしまうし。

別に誰も見てやしないんだけど。意識してしまうから可笑しい。


ご機嫌も麗しくすこぶる快適な夜なり。ジャズなど聴きながら。
あれこれもなく。眠くなるまで酒を飲むのもよろしくて。

どんどんとどこか。この軽やかさのまま飛んで行ってしまいそうで。
そのための心構えもなく。正体不明のふわりとしたおんなのまんま。

行っちゃえ行っちゃえ。行けるところまで・・・

          行ってきま〜すっ!



2004年07月10日(土) ふあん

もうほんとうにこれでじゅうぶんだ・・と最近やっとそう思えるように
なったばかりだというのに。
思いがけないことがひとつ。またひとつと。天からの贈り物みたいに届く。

身に余る・・とは。きっとこんなことを言うんだろうって思う。
当然のように欲が出る。「失いたくない・・」と思う。

でも。もしかしたら夢かもしれないから。少しだけ覚悟もして。
いつだって明日のことはわからないから・・なんてことも思う。

その時は。今度こそ身の程を知ろう。

いや・・むしろ。もう私は知っている。

だからこんなに不安なのかもしれない・・・。

いまは「ある」いつか「なくなる」としても。

それは今じゃないから・・って思いたいのに。

思えないときもある。



2004年07月09日(金) これでもか・・これでもか

私にもたぶん。灰汁があるんだと思って。
絞り出すように汗を。これでもかこれでもかと流す金曜日。

週二回のコレで私は澄む。

確かめることは出来ないが。どこかとらえどころのないところが。
すっきりとさらさらになるような気がする。

もやもやとしたそれは世間では良からぬことで。
どろどろとしたそれも世間では許さぬことを。

封じ込めるのではなく。火を点けて燃やしきるようにして。
火傷しそうなほど追い詰められたところで。観念するのだ。

それがいったい何だっていうんだろう・・?
私の何がいけなくて。何を認めないというのだろう。

私は真っ白になる。そのほうが燃えやすくていいように思う。
そして自分で火を点ける。いとも簡単にそれが燃える。

はぁ・・はぁ・・ただ息をしながら。
燃え尽きてしまえば。アノヒトさえも・・見えなくなって。

汗が滝のように溢れ出す。すべてすべて流れてしまう。

澄んでしまえば。またちっぽけなひとりの『おんな』



2004年07月08日(木) 夕暮れて

ミニトマトのまんまるこいあの赤い色が好きだ。
おっきなトマトにはない可愛らしさで。
食べちゃいたいっていうのは。きっとこれのことだと思う。

今年も夏の贈り物がいっぱい。
姑さん。ながいこと入院していたのに。いつの間に植えたんだろうって。
「美味しいね」って言うとすごく喜ぶ。毎日ちぎって食べなさいと言う。

夕方のトマトはぬくぬくしているけれど。
太陽の恵みがいっぱいだから。甘くて。口の中でとろけてしまいそうだ。

そうして一日の疲れがいずこへと去る。


足をひこずるようにして夫君が帰ってくる。
愛犬が「きゅ〜んきゅ〜ん」と鳴く。
いくら疲れていてもそれは彼の。もはや今は役目のようで。
落ちようとしている太陽に向かって。てくてくと向かって行く彼と愛犬。

私は鰹を切って。握り寿司を作る。酸っぱい手でビールを飲みながら。
ふたつ握っては。ぐいと飲み。また握ってはぐいと飲んで。

散歩から帰って来た彼が「おおっ〜」と唸る。
とにかく風呂だ!と言って。大急ぎでカラスの行水。

ふたりきり向かい合ってお寿司をつまむ。
いつか・・ずっとこうしてふたりきりになるんだな・・と思う。

老いるということは・・どこか淋しくて。
それでいてそれがあたりまえのように平穏で。

ただ全うするもののために。生き長らえる・・ことだろうか・・?


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