すっきりと晴れて空は元気なり。 なのに私はなぜか・・いかれぽんちだった。 あまりにも青く澄み渡る空が『こわい』と思う。 とても大切なものが鳥になって。遠く見失ってしまいそうな・・こわさ。
お昼休み。このところずっと職場ではないところにいる。 ほんの500mくらい離れたところに。すごく落ち着く場所を見つけた。 いつも10分でお弁当を食べて。逃げるようにそこに行く。
誰もいない。道路からは死角になっていて。あるのは小川と山の緑と。 うぐいすの鳴き声がすぐ間近に聴こえる。 そこで風に逢う。なにを囁くわけでもなく。身を任せるようにして眠る。
うとうとと想う。あれこれではなくただひとつのことを。 願うのでもなく祈るのでもなく。伝えたいことでもなく。
来る日も来る日も。こうして日常のほんのひとコマの絵のように。 青い日も白い日も黒い日もあるというのに。 そこに在れば。すべてが透明になって我が身さえ空気のように漂いはじめる。
見失うまいと思う。こわいものなんてなにもないのだと思う。
台風はずっと東の方に上陸して。我が町はすぐに静かになった。 だから仕事も休めなくて。とりあえず行くかで一時間の遅刻。 職場の近くはずっと田んぼで。その青々と風になびくのを見ると。 被害がなくてほんとに良かったなと思った。
ちょっと筋肉痛と。全身疲労の一日。 午後はすごく眠かった。時々外に出て台風一過の心地良い風を浴びた。 その時、ねむの木を仰ぎ見る。ピンクの可愛らしいのが咲き始めている。 わぁ・・またこの季節が来たんだなって嬉しかった。
夕方はすっきりと晴れた。晩御飯今日こそちゃんと作ろう!とか思う。 いつもの店で買い物をしていたら。昨日の試合で対戦したMちゃんに会った。 私のことを。「練習の時とはぜんぜん違うね!」ってほめられたのか? そううぬぼれることにしたら。やたらと嬉しくて自信が出て来た。 下手でも・・やればできるもんねって思う。よっし!次も勝ってやろうとか。 体力はもう限界。残るは気力のみかもしれない。がんばれきりょく。
いつもの堤防沿いの道を通って帰宅。 すごい泥のような水がどくどくと流れているのを見た。 のみ込まれてしまいそうな怖さに。夕陽はいつもと同じ光を注ぐ。 そうすれば光る。きらきらと泥の川が輝く。
ありがたき光に明日を想う。生きた水の澄む時を待つ。
台風が不気味に接近中。明日の朝は近くに上陸するかもしれない。 そしたら仕事も行けないから。ちょっと嬉しい気持ち。 もうすっかりその気でいるから。かもん台風やね。
今日は。またバドの試合があって。頑張ったんですよ。 もうちょっとで決勝にあがれるところまで行けたから。 悔いもなく。心地良い疲れに酔っているところ。
ふらふらで帰って来たから。晩御飯作れなかった。 誰よりも先にお風呂に入って。近くのコンビニに行った。 すっぴんでのーぶらで。ビールとからあげ棒を買って。 昨夜の残りのカレーを食べた。
「父の日なのにごめんよ」とか言うと。 「いえいえ」と父みたいなひとが言ってくれたから。ほっとした。
昨夜惚れたひとの名前を間違えていた。我ながら大うけしている。 原田まさあきじゃなくて。原口あきまさ。 ちなみに誕生日は11月3日で29歳になるらしく。 血液型はO型で。あれこれ・・もっともっと知りたい。
お風呂上りにTVをつけたら。もの真似の番組をやっていた。 なんだか久しぶりに声をたてて笑った。
『もの真似体操』とか。とても愉快だったし。 あのひと?そうそう・・前にさんまちゃんの真似をよくしていたひと。 名前も知らなかった。今夜初めて名前を覚えた。原田まさあき。
なんか・・やたらと惚れた。このひと好き!って思った。
このひとと一日中一緒にいたくなった。 笑わせなくていいから。ちょっと真面目な顔をしてくれたら。 うん・・普通にしてくれていたら嬉しいかも。
なんかさ・・ラーメン一緒に食べたい。 鼻水とかすすりながら。「暑いね・・熱いね・・」とか言いながら。 このひとと過ごしたいなって思った。
そうして夜の街とか。あてもなく歩いて。 なんとなくしんみりとしてきたところで。
このひとが。急におどけ出す図。
私のそばを離れて走り出す。急にまっしぐらに。私から離れて行く。 「えっ・・どうして?うそ・・どこへ行くの?」
そしたら50メートルくらい走って。ちょっとぜぇぜぇしながら。 このひとは突然振り向く。
「だっふんだ!」って志村けんの真似をする。 「だいじょうぶだ〜〜」って笑う。
私は走る。泣きながら笑いながら追いかけて行く。
今夜もバドミントン。日曜がまた試合だけど・・ 気合いとかそういうのなくして。 ただただ汗ばかりの夜だった。
新しいメンバーが増えたけれど。彼はコートには入れなくて。 それでもいいから一緒にやりたいと言って。
右手がまったく使えない・・・。 それから足も不自由だった。 言葉も少しだけ障害があって。
でもとても積極的で。明るくて朗らかな青年だったから。 きっとみんなと仲良しになれるなって思った。
コートの外の空いた場所で、しばらくお相手をした。 時々転ぶので。大丈夫?って何度も聞いてしまう。
大丈夫なんだ。転んでもすぐ起き上がる。 「すみません」って言いながらにこにこ笑っている。
そして休憩時間には。ハイレベルの仲間のプレーを真剣に観ている。 「すごいな!あのひとのスマッシュすごいですね〜」とか言って。 目を輝かせている。それは決して羨望ではなく。
終了時間が来て。後片付けをしている時だった。 「先に帰ってもいいよ」って言おうと思っていた矢先。
びっくりした。彼はコートに駆け寄ると。 鉄のポールを片手で軽々持ち上げて。さっさと道具室に運んで行った。
ずっとはらはらしていた私。特別扱いしようとしていた私。 今夜はすごく大切なことを教えてもらった。
| 2004年06月17日(木) |
このまま流れていこう |
毎日少しずつ。過去の日記をこっちへ移している。 よくもまあこれほど書いたもんだ・・と呆れながらも。 やはり愛着がある。たかが日記だけれど。まるごと『自分』なり。
こんな時もあったんだな・・と思ったり。 なんだこれは!と情けない自分も見つけたり。
でもひとつも消したくはない『自分』がいた。
心機一転とか。そんなことはつゆほども思わず。 続いているなにかがあるなら大切に育てたいなと思う。
肩のちからを抜いている。いまはそんなに懸命でなくて。 ちょっと記しておこうかな・・と気軽に書いている。
うん・・これでいい。このまま流れていこう。
水バドで汗をかき過ぎて。ちょっとへなへなになった。
帰ったらTVが面白そう。『ビーバップクハイスクール』やってた。 でもお風呂。とにかく汗を流してから観ようかなと思ったけど。
やめた・・・。
サチコに「お風呂出たよ〜」って声をかけたら。 二階からズシズシ音たてて降りてきて。
「てめーどこ見て歩いてんだよぅ!」って言った。
けらけら笑いながら冷蔵庫を開ける。
カクテル缶のジントニックがしゅわーーーっとんまい!!
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