ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2003年04月12日(土) 可愛い人参

久しぶりに訪れた休養日。なんだか身体の力がすぅ〜っと抜けたような。
「雨・・まだ降ってるね・・」とお布団のなか。うつらうつらとまた眠る至福の時。

今日はすべての仕事をオサボリ。昨日から決めていたのですっかりのんびりとしていた。
川仕事も残り僅か。実は・・この一週間夫君が有給休暇をもらって一人で頑張ってくれたのだ。
それはほんとうに思いがけないことで、ありがたい気持ちでいっぱいになる。

最後の最後になって助けてくれるなんて・・夢にも思っていなかったから。
今月中になんとかして自分でやっつけようと意気込んでいた。私がやらなきゃって・・。
おかげでもう無理をしなくても良い。彼は何も言わないけど・・「ご苦労さん」って言ってくれてるような。
だから私も心から「ありがとう」って言える。助かったよ・・ほんとうに嬉しい。

おかげで頂いた休日。午前中に雨もあがり午後はすっかり初夏のような陽気になった。
しばらく庭で花を眺めてみたり。古い鉢植えの雑草を引いたり。心穏やかな時を過ごす。
くちなしの木・・毎年害虫にやられてしまう。今年こそ花が咲きますように・・。

早目にお買い物にも行った。春物の服とかゆっくり見たいなと思って。
でも店内はすっかり初夏の感じ。春物はもう3割引とかになっていて嬉しいような。
七分袖のTシャツと、「見せられます」と書いてあるキャミソールを買った。
ん?見せる?なんかわくわくする気分。綿シャツのボタン全開でかっこ良さそう。

夕食はカレーライスに。息子君が作ってくれるって約束してたので。
「俺のカレーを食わしてやるからな」と言ったので、嬉しくてすっかりその気になっていた。
普段は使わないスパイスも買った。『ガラムマサラ』というやつ。めちゃ辛そうや〜

でも・・ああ・・でもなんてことでしょう・・。
ウキウキと帰宅したら息子君が・・急に女友達と食事に行くことになったって。
それをヘラヘラ笑いながら言うもんだから・・母は一瞬にしてプッツンしてしまう。

台所でしょんぼりとじゃが芋の皮をむく。新玉ねぎを刻んでいたら・・ああ涙出ちゃう。
「ええよ・・ええよ・・」と心で呟く。「まだ居るの?はよ〜行け!」と叫ぶ。

でもカレー作りはとっても楽しい。いつもと違う味・・やってやろうじゃないかと思った。
いつもの材料に茄子とトマトのみじん切り。隠し味にカスピ海ヨーグルト。
そしてなんと・・板チョコ2切れ。ついでに野菜ジュースをたらり、コーヒーも入れちゃえ!
そして最後にガラムマサラ。おお・・なんといい香のカレーではないか。

煮込みながらビールを少々。ふと・・ビールも入れてみようかと思ったくらい。
すごく楽しい気分だった。美味しい顔が待ち遠しい。

で・・夫君と二人きりで夕食と相成った。
なんか・・すっかり新婚さん気分。すごく自慢げにカレーをたっぷりライスにかけて。

「辛れぇ・・けど旨いな」それはなんともビミョーな味と香だった。
うん・・これが私のカレーね。すっかり悦にいる新妻・・もとい古女房。

すっかり平らげた彼のお皿に人参が綺麗に並んでた。すみっこに可愛らしいオレンジ色。

私のこころはタイムスリップ。そう・・このひとに初めてカレーを食べさせた日。
あの時の人参も可愛かったな。子供みたいなひとだって可笑しかった。

すごくすごく遠い日のこと。でも・・それがこうして一瞬のうちに戻ってくる。
それがこんなにささやかな幸せに姿を変えて。何度でも繰り返される思い出・・。

       
     こうして出会った頃に帰れるって・・すごい嬉しいことだよね。



2003年04月11日(金) みんな大好き

今夜は赤ちゃんの寝顔をたっぷりと。先週はあんなに泣いたのに今夜はすやすやと眠っていた。
時々目を薄っすらと開けてぐずるんだけど、すぐに自分の指を吸い始める。
その仕草がなんともいえず可愛い。ちゅっぱちゅっぱと音をたてて美味しそうに吸う。
そしてすごく満足げにまた眠り始める。自分の指が母親の乳房のように安心して眠る。

バド仲間には私と同年代が三人いて、替わるがわる寝顔を覗き込んだりしてた。
ひとりが「おじいちゃんでしゅよ〜」と言ったら、「ほら・・おばあちゃんもいるでしゅよ〜」とか。
内心では早く目を覚まさないかなと思ってる。泣き出したら大変なのに抱っこしたい気持ちがいっぱい。

仲間達は決して「練習!練習!」と意気込んでいるわけではなかった。
ピリピリした空気など微塵もなくて、ひたすら和気藹々とゲームを楽しんでいる。
そこにこの小さな天使がやって来たのだから、ほんとうにみんな穏やかな顔をしている。

かけがえのない時間なんだと嬉しい気持ち。みんなのことが大好きだもの。

半袖Tシャツが汗でびっしょり。髪の毛もしっとりと濡れている。
表に出ると雨の粒がひんやりといい気持ちだった。

      私にとってはすごくありがたい時間

         今夜もこうして心地良い疲れに酔っている・・・。

           



2003年04月10日(木) 夢であいましょう

最近ずっと爆睡で夢なんてみたこともなかったのに・・
昨夜は久しぶりにドラマティックな夢を見た。
で・・今朝はそれを映像のようにしっかり覚えていたのに、だんだん忘れてしまう。
夜になったら・・それはもうどうでもいいことになってしまったような。

でも・・今朝のあの楽しい気分。ちょっと興奮していた自分。
思いがけず夢で会える男もいるもんだ。彼に会うのはこれで二度目・・・。
一度目は豪華客船の中で。そして昨夜はすごく所帯地味た一軒家だった。
お風呂の浴槽に海草が生えていて笑った。ふたりで覗き込んで「なんだこりゃ!」って。

夫婦ではなくて一緒に暮してるみたいなふたり。とりあえず寝たんだけど・・何もなかった。
顔がドアップですぐ近くにあった。くすぐり合って笑ったりした。すごい楽しかった。

一緒に買い物にも行った。てくてくと歩いて。でもなぜか2メートル位離れて歩いてた。
見覚えのある海の見える歩道。あっ・・ここは桂浜の近くの“花街道”だって気がつく。
彼は元気にどんどん先を歩く。でも・・私はすごく足がダルくてしんどかった。

「ねぇ・・やっぱクルマで行こうよ」と言ったような。
そしたら彼がキーの束をポ〜ンと投げた。たくさん鍵がぶら下がっていて重かった。
そしてそこで早送りになる。気がついたら私はクルマの運転席で焦ってるところ。
いっぱい鍵があってどれがクルマのか分かんない。やっとTOYOTAって書いてるのを見つけた。

ブルンブルンすごい音がする。マフラー改造してるみたいだ。
おまけにあるべきところにチェンジがない。それと助手席にもハンドルが付いてる。
「なにこれ?」と思った瞬間、クルマがどんどんバックし始めた。
慌ててブレーキを踏むけれどちっとも効かない。パニック状態で彼を大声で呼んでた。

でも・・彼はずっとそれを見て笑っている。「行け〜行け〜」と手を叩いて喜んでる。
私は一人でどこに行くのやら。パニックを通り越して可笑しくてたまらない。

それはまるで遊園地みたいだった。今・・すごい楽しいと思った。

夢はそこで幕切れ。目覚めた私は手に汗をかいていたりしてそれも愉快。
おまけにすごく爽快な気分でにんまりと微笑んでいた。

どうでもいいと言ったことは取り消す。こんなにちゃんと覚えてるじゃん。

慌しさに流れた一日だった。さっきまで「はぁ・・疲れた」って思ってた。
楽しいことを思い出してみるのもいいかもと思う。

    たとえそれが夢の中の出来事であっても・・
     
          いっぱい笑えたことに感謝したい。

       そして特別出演してくれた木村君に心からありがとう

            またいつかね・・と約束は出来ないけど・・(笑)
       



2003年04月09日(水) 笑って泣いて

せめて一日に一回は声をたてて笑おうと・・先日意思表示をしたばかり。
でもそれは・・まったく意識してなくて突然込みあげてくるもの。
“笑い”は“喜び”と同じなんだと思った。今夜もそして笑ってとても楽しい気分。

お風呂上り美白パックなるものをしてみる。あの剥がす時の刺激がすごい好きだったり。
そして何気なくテレビを点けたら、ちょうど“ダーツの旅”のスペシャルをやっていた。
幼稚園児がひたすら「ごめんなさい」を連発してるところ。子供って素直で可愛い。
可愛さにユーモアたっぷりで思わず吹き出してしまう。

あう・・顔が引き攣ってる。そうだった・・パックしてるんだ。
少しの間笑っちゃいけないなと思いながら我慢してると、よけいに笑いが込みあげてきたり。
そして鏡に映る自分を確かめてみて、またまた吹き出してしまった。
それがほんとうに間抜けな顔。自分の顔見て笑えるなんて・・これは癖になりそう。

自然に溢れてくる“笑い”ってすごく不思議。なんだか自分が自分でないような。
気が付けば・・ん?なんで笑ってるんだろう?なんてボケてる自分がいたりして。
こころが・・真っ白なはずの心がぴょんぴょん跳ねているのが分かる。
色なんてなくてもいいんだと思う。この爽快なこころに色は要らないと思う。


喜怒哀楽というけれど・・“怒”はずいぶん昔から感じたことがない。
怒る前に悲しくなってしまうからだ・・・。
“哀”は友達のようなものだった。いつもいつも自分からすすんで哀に落ちた。
悲しいのじゃない・・哀しいのだ。それはせつないと・・似ているのかも。
悲しい恋は嫌だったけど・・哀しい恋は大好きだった。なんだか遠い日の自分。
泣く時はいつもさびしかった・・・・・・。

そして今は・・“喜”と“楽”がいっぱいの私。
これは今だから・・もちろん先のことは分からないけど。先・・は今は要らない。
すごく悲しい現実にぶち当たる時もあると思う。けど・・それは今じゃないから。

今が喜びに溢れていて今が楽しい。そのことにいっっぱい感謝している。
嬉しくて泣けるのはほんとうに幸せなことだと思う。

      それはいつも思いがけないこと・・・

           笑っていても泣けるから

              こころは決してカラカラではなかった。




2003年04月08日(火) 名残の桜

昨夜から嵐のような雨と風。花に嵐というけれど・・桜は潔く風に舞い・・そして散る。
嵐が過ぎれば真っ青な青空。誇らしげな薄緑の葉に寄り添うように・・名残の桜が揺れていた。
私はそんな風景が好きだなと思う。なんだかさっぱりとして清々しい気持ちになる。

あるがままに現実を受け止める・・とは、きっとこういうことなんだろうな。

そして今日も穏やかに一日が流れていった。ほんとうに何もない・・真っ白な自分。
最近そんな自分にちょっと惚れていたりする。決して透き通ってはいない。ただ白い自分。

誰かに絵を描いて欲しいとは思わない。自分でも絵筆は持たない。
一見無気力に見えるかもしれないが・・決して無気力ではないと自分では思う。

かといってゆらゆら揺れているか?それも違う・・そうじゃない。
揺れるべき目的がないのか?うん・・もしかしたらそうかもしれない。

正直言って・・何事にも熱くなれない気がする。人間関係には特に・・。
ただ・・みんなそれぞれ生きているんだな・・とぼんやりと遠くから眺めている。

かまって欲しいとか注目して欲しいとか・・そういうのも今はない。
そして自分は誰にも執着していない。それが何よりも気楽だと思ったりしている。

待つこともない。誰にも何も求めていない。期待も・・何もない。
ただ・・ひらひらと飛んでくる花びらは・・しっかりと受け止める。
その時は口づけて香を喜ぶこともあるだろう。あっ・・桜だねと確かめることも。

生きている限り・・思いがけないことがいっぱい訪れるものだと思う。
悪いことばかりではない。それを悪いことだと受け止めなければ何も苦しむことはない。

嬉しいことは数え切れないくらい訪れる。それはそれに期待してない限り永遠に。
どんな些細なことでも喜びに変わる。それはほんとうに感謝すべきこと。

       
     花びらを受け止めるようにひとに出逢いたいものだ・・・。




2003年04月06日(日) ささやかな幸せ

朝から爽やかな青空。ひんやりとした空気に過ぎた季節を思い出す。
陽がゆっくりと昇り始めると風が・・きらきらと光って見える。
ああ・・春なんだなと思う。深呼吸する心とからだ。溢れんばかりの陽射しに感謝。

窓を開け放してお掃除をする。今日は気が向いたのでちょっと四角く張り切ってみた。
夫君が喫茶店に行っているまに茶の間も。ここは・・もう彼の部屋と化している。
炬燵の上にはゲームソフトが散乱。ソファーの下にはビールの空き缶が転がっていたり。
くすくすと可笑しくなる。まるで・・イチバン上のお兄ちゃんの部屋みたい。

家事が一段落してから川仕事に出掛けた。今日はお兄ちゃんが手伝ってくれるって。
そりゃそうでしょ・・こんないいお天気に・・炬燵でゲームなんて信じられない。
やっと一緒に行ってくれるんだとすごく嬉しかった。うきうき気分で川へと向かう。

実はもう・・川海苔漁も大詰めだった。今月中に漁場を片付けないといけない。
不作とはいえまだまだ海苔が残っていたので、ちょっと焦る気持ちもあった。
ひとりよりふたり。猫の手も兄の手も借りたい思いだったから・・・。

向かい合って手を動かしているとちょっと恥ずかしいような。照れるな・・って感じ。
いつもは一人で黙々と手を動かしているけど、今日はどうしてもおしゃべりになる。
あれこれ話し掛けては返事を楽しんだり。終いには「もう・・煩いぞ!」と笑われる始末。

春の潮はすごく早く引く。どんどん川の水が引いて行ってしまう。
あう・・有明海のムツゴロウみたいになっちゃったふたり。
仕方なく作業終了。今日はもちろんいつもの二倍の収獲だった。兄の手はこんなにありがたい。

思い荷をトラックに積むのも全部やってくれた。でも・・ちょっと腰が痛そう。
「だいじょうぶ?」と猫なで声の私は・・すごい楽チンで嬉しいのだけど。

お昼ご飯は後まわしにして作業場で仕上げの作業。お兄ちゃんがジョージアを奢ってくれた。
冷たい缶コーヒーをビールみたいに飲む。とっくにお昼を過ぎているのに空腹感が消えてた。
私が機械で海苔を洗い、お兄ちゃんが片っぱしそれを干してくれる。
陽射しが暑いくらいに降り注いでいる干し場。緑の海苔がキラキラと光って嬉しい。

やっと作業が終了したら・・もう午後2時になっていた。
「腹減った〜」と叫ぶお兄ちゃん。私のお腹もぐうぐう鳴っていた。

で・・まっしぐらに家に帰るはずだったんだけど、すぐ近くの従兄弟の作業場にいい物があるらしい。
ちょっと貰って帰ろう!と言い出して寄り道することになった。

それは“タラの芽”なんでも山菜の王様だとか言われてる珍味だった。
この前少し頂いて天麩羅にしてご馳走になってた。すごく美味しいものだった。
その“タラの芽”が従兄弟の作業場の裏にあって、ちょうど採り頃になっていたので。

近づいてみてすごいびっくり。だって・・それはトゲだらけの高い木だった。
私はてっきり地面からニョキニョキ出てるもんだと思ってた。
そのトゲトゲの枝の先にいっぱい芽が出てる。緑の新芽・・まさにそれは木だった。

全部採っても良いよと言ってもらって張り切るお兄ちゃん。
なんでも採っても採っても出て来るそうな。木も芽を千切られたらたまらないからね。
なんとしても緑いっぱいになりたい木。でも・・食べちゃってごめんなさいだよね。

おかげで今夜も美味しい夕食。

       私はこんなささやかな幸せに酔いしれていたりする。

           お兄ちゃん今日はほんとにありがとう



2003年04月05日(土) 晴れてよかったね

夕方からずっとテレビを観てた。“めちゃイケ”途中でスイッチ切れない面白さ。
笑いながら涙拭いたりして・・まるでアッコさんみたいだった私。
目元も思いっきり笑った。もうもう小皺より笑うことが大切だと思ったり。

笑う角には福来るって言うけど、これは本当だと思うな。
“笑い”が心身にすごく良い刺激を与えるってどこかの偉いお医者さんが言ってたような。
日常生活で笑ってばかりはいられないけど、テレビならそれを与えてくれる。
息子君がよく言ってる「笑点観なきゃ一週間が終らなくて始められない」って。

読書に夢中になったり・・こうして書き綴る時間も大切だけど・・
これからはもっとテレビを観なきゃと思った。せめて一日に一回は声をたてて笑いたいね。


さて・・これは笑いなんてとんでもないことなんだけど・・・
今日は夫君の従兄弟が亡くなって一年目の法要があった。
ほんとうに時が流れるのが早い。ついこの前のことのように思うのに。

脳腫瘍であっけなくこの世を去った従兄弟。働き盛りの・・まだこれからの命。
残された叔父叔母は高齢で、特に叔母はそれ以来ずっと気落ちしたままだった。

でも・・今日は朗報がひとつ。嫁いで長野に住んでいた従姉妹が一家で帰って来ることに。
叔父叔母にとってはたった一人の娘さんだ。それはとても心強いこと。
ご主人が会社を辞めたそうな。従姉妹が「一大決心したよ・・」と言ってた。

これからのご主人の仕事とか・・考えたら不安な気持ちにもなるだろう。
でも故郷へ帰る決心をしたこと。両親共々励ましあって暮らして行こうと決めたこと。
親戚一同・・そのことがとても嬉しかった。すごくほっとした気持ち。

ご主人はすっかり「マスオさん」になることを受け止めている。
今日も法事の段取りで忙しく立ち働いていた。人当たりが好くて頼もしいご主人だ。
でも・・かなりお酒に弱そう。そのことでみんなにからかわれたりしてた。

「これからどんどん飲ますぞ〜」と早くもプレッシャーの嵐。
笑顔がいっぱいこぼれる宴席。従兄弟の遺影も満面の笑顔。

悲しんでばかりはいられない。時がこうして悲しみを遠ざけてくれる。
亡くなった魂が一番に願うのは・・家族の笑顔だと思う。


      雨あがりの爽やかな春の空

          ああ・・晴れてよかったねとみんなが微笑んでいた。


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