2022年01月26日(水)...対価

 評価と感謝の、目盛りと項目を失った人生が、唯坂道を転がる様に続いてゆく。依頼される事も無い、雑務、は降り積り続け、息も出来ない、と云うのに。其処に与うべき対価の不在は、労働の存在をも消し去り、疲労と虚しさが零れ落ちる器だけを残して居た。
 何時の間に、能動の全てが慈善と云う名の欺瞞に満たされて居たのだろう。

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