■そうだ次郎の日記帳
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2012年09月14日(金) |
補正予算の総括質疑です。 |
1) 23年度決算状況では、繰越金が39億余である一方、 23年度は、財源不足の為41億8,000万円余の基金活用で赤字といってよい。
24年度当初予算も8億95,000円施設整備基金を取り崩して編成されている。
今回の補正に臨んだ基本的な考え方を問う。
2) 全事務事業をゼロベースで精査して、区民の生命、健康、財産への影響が大きいと判断したものは 継続や削減幅の抑制を基本としている。
アクションプログラムの取り組みについての検証と問題点はなにか問う。
3) あらゆる歳入確保策を検討して、実施可能なものについては、 積極的に導入を図るとHPにあります。
厳しい財政状況であるならば、財源確保のために新たな歳入確保の取り組みが必要と考えるが区長の考えを問う。
4) 今回の特徴は、緊急経済対策の初年度であり、 185億円の財源確保に全力を挙げる必要から 補正では、 高齢者対策・待機児童対策・防災対策・地域の活性化支援などの経費に限っている。
真に必要とされる緊急課題等であると理解するが見解を問う。
5) 当初予算で見込んでいた財源不足に伴う施設整備基金活用も 取崩額8億9,500万円➔7億3,600万円にすることで、1億5,900万円抑制して基金残高の 確保を図ったりしながら、不活化ポリオワクチンが定期予防接種になったことにより、 一財で1億円以上の新たな支出となる。
歳出の抑制については、今後も楽観視できる状況ではないと考えるがいかがか。
6) 区民生活に欠かせない区民サービスの確保ができているか。
また、どれだけ理解をされているか。 また、「手当より仕事」を基本とした生活保護の見直しについて、 自主・自立を基本に共助・公助が補う生活保護制度に立ち返り、同制度に対する国民・区民の不公平感を解消し、 信頼を取り戻すべきだが区としての対応と考え方を第2回定例会で一般質問をさせて頂ましたが、 やはり生活保護費1億6,000万円余の歳出となっており、補正額の1割強を占めています。
早急に検討するべきだと考えるが所見を伺う。
7) 国や都の補助金の活用も必要と考えるが区として近隣区では活用しているが 目黒区では、活用しきれていないという話を聞いたがどうか?
8) 補助金の中でも期限限定というのもあります。 活用しにくく期限後も一般財源を入れ、継続を図らなければならない事業もあったと思うが 区民に対して期限付きと明確に提示し積極的に活用し、 区の施策の活性化を図ってはどうか。
様々な補助金に対して積極的に先駆的な事業に取り組む姿勢が必要だと考えるが所見を問う。
9) 平成23年度に施行された地方自治法の一部を改正する法律があります。
地方公共団体の組織や運営について、その自由度の拡大を図るなどに必要な法改正です。
限られた人員や財源を効率的に活用するには、事務の共同処理は重要な手段だとかんがえます。
今年の予算委員会で質疑した中に「一般財団法人 東京城北勤労者サービスセンター」の話をしました。
北区勤労者サービスセンターは、会員収入も減少しサービスを維持する為の支出が区の財政負担が重くなり、同様の状況にあった隣接区の豊島区と共に運営しています。
このような事例があるなか、大変厳しい財政状況である我が区としても 検討に値すると考えますが如何でしょうか?
今後、国や都から財源移譲や権限移譲が見込まれる中、一つの区だけで進めて行く事業は、事業として、 他区・近隣区と共同で行える事業は進めて行くべきだと考えます。
災害時や様々な場面で検討は、必要ではないか。
10) 先日の特別区での講演がありました。 目黒区を考えてください。 大きく3つにわけて、考えます。
1つ目は、 全域つまり庁舎や中央図書館、大型ホールや大型体育施設等を指します。
これを広域化していく。 このような施設を各区でワンセット持つ必要があるのか。 共同利用を基本として近隣区と分担する。
2つ目は、 地域つまり学校・児童館・幼稚園・保育園・老人福祉施設・図書館・公民館です。
これを多機能化していく。
中核コミニュティ施設を建設し、各機能がテナントとしてはいる。 そして地価の高い目黒だから出来る不動産の有効活用です。
3っ目は、 地区つまり集会所・公営住宅等です。これをソフト化していく。
つまり民間施設を利用して、必要に応じて費用を補助する。
ワンセット主義を捨て、専用施設がないとダメという考えから多機能化へすることによって機能を落とさず費用も半分にできるがどうか?
11) 生活保護費は、23区共通の問題であり、23区中22番目であるとしても財調算定にも係ることですのでしっかりと検討をしていただきたい。
12) 最後に以前から申し上げておりましたが、区有施設の見直しにかかわることですか、 聖域を作ってはいけないと思います。
それには、区長部局内はもとより、教育委員会も含め、 縦割り行政を強力なリーデーシップで区民のために横断的に見直し広域化・多機能化・ソフト化をすすめる気持ちないか?
区長の答えは、目黒区HPで。
そうだ次郎
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