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選択肢や幅のこと。 - 2019年08月15日(木)

暑い日が続いている。蒸し暑い。
おまけに台風が来ていて、西日本は大変らしい。
関東は、というか自宅付近は影響ほぼ無いが。

台風過ぎたら、夏本格化するのかな。
暑さ、本気出し過ぎでしょ・・。


***


休みが無いという話。

いや、無いと言うと語弊がある。
厳密には、休みが少ない。最低限の休みしかない。
お盆休みの今の時期も、会社の規定の休みは無い。
夏休みはもちろん、年末年始もGWも休みは無い。
もっと言ってしまえば、土日、祝日も無い。
あるのは、月ごとに決められた休日日数だけ。
ただ別に、休むなとは言われていない。
休みたければ、少ない休みの中で自主的に休む。
有休もあるので、それも使って連休にも出来る。
私は、先々月に妻が体調不良になったタイミングで
ドカッと休んでしまったので残り有休が少ない。
たしか多分もう残り4日とか5日とかしか無い。
なので、休もうにもかなり休みにくい。

とまぁここまで書くと(この内容を知人に言うと)
かなりのブラック企業に見えるかもしれないが、
個人的にはそこまで黒くは感じない。
前職は、土日祝の休みこそあったものの、結局は
お客都合で休み返上で勤務していたりもしていたし
毎日終電でろくに家族の時間も取れなかった。
だから今のように、休みこそ少ないかもしれないが
ほぼ残業なしで帰宅して家族と一緒に過ごす時間が
確保できる環境というだけで、有難く感じる。
(なんとも麻痺している気もするけれど・・)

ただ、今回のお盆休みの時期、保育園は休みなので
妻には夏休みを取ってもらった。
妻には子供を連れて私の実家へ行ってもらい、親に
育児をサポートしてもらった。
でも、実家の方もお盆休みということで、やっぱり
親戚への挨拶回りとか迎え盆・送り盆の準備とか、
やるべきことも多くなかなか忙しかったみたいで。
おまけに今回、子供たちの体調も悪くて、どっちか
熱を出して下がったと思ったら、今度はもう片方が
熱出してしまったり、てんやわんやだったらしい。
そんなわけで、今年は普通に私一人出勤して仕事を
していたが、可能な限りこういう時期は休もう。
来年は休めるようにどうにか都合を付けよう。
ああ、年末年始も似たような状況になりそう・・。

とにかく、休み問題。
会社にそこまで愚痴は無いけれどこれは結構切実。
というお話。


***


人生経験とか、人間の幅?とかの話。

大学時代の同級生から久々に連絡が来た。
久々と言うほど久々でもないかもしれないが、
ちょくちょく気まぐれなタイミングで連絡が来る。
こちらからも気まぐれに連絡したりする。
女性だけれど、性別を気にせず交流が続いていて、
数少ない友人のうちの一人。

大学時代、彼女は私と同じ学部だった。
お互い、卒業後の進路の関係でキャリアは違えど、
今は結局、同じ業界で働いている。
とはいえ、競合他社ってわけでもない。
微妙に職種も違うから、仕事内容もよく知らない。
そして彼女は今、ロンドン支社に勤務中とのこと。
たしかに昔から語学に触れていて、それで社内でも
白羽の矢が立ったのだろうなと予想ができる。
しかも羨ましいことに、私が学生時代にずっと
行きたいと言っていた東欧の街を憶えていたらしく
この夏休み期間の今、その街を旅行中とのこと。
綺麗な東欧の街の写真をたくさん送ってくれた。
時差があるので、深夜にメッセージが来る。
羨ましい・・ほんとに。

でも、羨ましい半面、色んな選択肢が今まであって
それを選んで歩いてきたから、お互い今こうした
環境に居るのだなと、しみじみ思ったり。
学生時代は同じ勉強をしていたし、今も同じ業界で
働いているのに、全然お互いの状況は違うわけで。
私は結婚していて子供も居るし、家も買っちゃって
じゃあ今更「海外赴任してね」と言われても困る。
そういう意味だと、彼女は独身だから、今のような
働き方も可能なのかもしれないなと思ったり。

もちろん、家庭を持っていたって、海外に行く人は
居るのだろうけれども。でも自分には出来ないな。
海外で観光名所に行くのもいいけど、それよりも、
スイミングスクールで楽しそうに泳ぐ息子を観たい。
珍しいお酒を飲みたい気持ちもあるが、それより、
ショッピングモールのフードコートで、広い席を
確保できて鉄板のハンバーグを食べる方が良い。
(狭い席だと子供が熱い鉄板を触るのが怖いので、
 うどんとか丼ものとかで妥協せざるを得ない)

全然そんな気は無いけれど、転職サイトを見ていて
ふと目にした求人欄にこんな記載があった。
「※英語ができる方、仕事の幅が広がります」と。
仕事の幅もそうだし、人生の幅も広がりそうだな。
彼女の話を聞いていると、本当にそう思う。
実際、生活の拠点も変わる可能性があるものね。

美味しそうなビールと、綺麗なお城の観光地の
写真を見てそんなことを、ふと思った。


***

もう少し、生活が落ち着いたら、色んな選択肢を
考えてみてもいいのかもなぁ。
でも行動しないってことは、今までの自分の経験上
本気で必要としてはいないってことなんだろうけど。
それ以前に、生活が落ち着くのだろうか・・。

とにかく、今のこの目の前の状況に向き合って。
少しでも楽しめれば、それで良いかな。今は。


***

2019/08/16 03:18


...

バタフライ効果のようなのこと。 - 2019年08月04日(日)

ここ最近は土日のどちらかに出勤することが多くて、
そうすると妻一人で子供の面倒を見るのは大変だから、
私の母親にも育児を手伝ってもらったりしている。
そういう時は大抵、妻と子供は私の実家に行くので、
私は家で一人で過ごすことになる。今もそう。

***

先日、以前働いていた同僚と飲む機会があった。
同僚と言ってもいずれも私の先輩なのだけれど、
2人とも気の置けない優しい良い人だ。

そのうちの1人は、私がたしか新卒2年目とかの時、
中途入社で転職してきて、別に同じプロジェクトを
担当していたというわけでもないけれど、ちょくちょく
連絡を取るようになってそれが今でも続いている。
年齢も私なんかより一回りは上のはずだけれど、
謙虚で腰が低くて、真面目なひとだ。
彼は少し不器用だけれど、そこがすごく親しみやすい。
今でも同じ会社で働き続けていて、現在のあの会社の
状況なんかを、話せる範囲で話してくれる。
もう1人は私より2年先輩で、当時同じチームに居たが
こちらもプロジェクトで同じになったことはなかった。
彼も決して相手を馬鹿にすることなくとても真面目だ。
現在は別の会社に転職し、そしてこの時に聞いた話では
最近また別の会社に転職したらしい。
しかし彼の場合は、私の経歴のように脈略が無かったり
場当たり的な転職ではなく真っ当なキャリアアップだ。

前者をAさん、後者をBさんとするなら、Aさんの方は
相変わらず、当時と同じチームで試行錯誤しながら
頑張っている話を聞いて。
Bさんからは、現在勤めている会社の話を聞いて、
今はどんな仕事をしてこんなことが面白いとか、
そんな話を聞く。
最後には決まって、我々みんな、当時働いていた
会社のことを愚痴にして肴にして酒を飲む。
一見生産性が無いように見えるけど、楽しいのだ。
昔の会社の粗を探したり批判をするなんて機会は、
今の私の日常の中ではほとんど無いことだから。
だからこうしてたまに飲みの席で、かつての仲間と
「いやぁ、こういうところがダメなんだよなぁ」
なんて言うくらいがちょうどいい。
そうすることで、今の状況を、もっとより良いものに
しようとしたり、今の状況を正当化するのだ。
要するに、昔話をしてまた前に進もうとする。

ただ、この時気になったのは、Bさんが勤めている
今の会社はすごくやりがいがあると言っていて、
興味があれば私にも来たらいい、と言ってくれた。
その会社はそこそこ名があり、かつ今も成長中で、
某金融系の外資の会社であった。
私の方も、今の会社に特段大きな不満は無いし、
まぁあると言えば休みが少ないというところだけど
仕事自体もある程度好き勝手やらせてもらえている
そんな状況なので、今転職を考えるつもりはなく。
おまけに住宅ローンを組んでしまった関係で、
しばらくはここで頑張ろうという気持ちではある。
でも、正直、その会社の業界は、私が学生の頃に
憧れていた会社と同じ業界であって、少しだけ
興味はあると言えばあるものだった。
話を聞けば資格試験やら何やらで、毎日バリバリ
勉強しなくてはならないということなので、今の
私の生活には合わないなとは思っているけれど。

そんなこんなで飲んで、帰宅して、また普通に
働く日々が始まって、いつもと同じ日常が続いて。
近頃仕事の関係で、昼休みに時間があったときには
本屋で調べ物をすることが多い。
業務関係の本を物色し、そろそろ昼休みが終わる、
というときに最近は大抵語学コーナーに寄る。
そこで買うわけでも探している本があるわけでも
ないのだが、ふと漠然と背表紙を眺めたりしている。
それが、その飲み会以降、いつものように、
休み時間終わり間際で立ち寄った語学のコーナーで
目にした本を手に取り、気が付くと購入していた。
別に外資系の会社に行きたいとも思っていないが、
もしかしたらこの前の飲み会の会話が影響している
のかもしれない。

とある小さな出来事がきっかけで、この先の道筋が
決まったりするのでなないかと、最近思う。
もちろん大きな出来事ではなく、そういうものの
積み重ねで未来が決まってくるのはあると思う。
でも、何かしらきっかけがあり、それが自分の中で
まるで水面に小石を落としたように、波紋を発し、
その波紋が小さくても、ずっと心の中で揺れていて。
別の出来事が起こったときに、上手いことその揺れに
乗っかって、どんどんと事が進んでいくような。
そんなような印象を受けた。

そう考えると、一見するとどうなるか分からない
人生というのは面白いなと感じる一方で、
少しの出来事や違和感、幸せとか、色んなことを
大切にしながら生きていくのは大事だと思った。
もちろん、些細なことばかり気にすることで、
逆に生きにくくなるのは勿体ないから、そこは
前向きに、おおらかに構えることにして。
「ああ、ここで繋がっていたんだな」と後になって
気が付くくらいで良いとは思うけれど。
そのためにはきっと、何よりも、今、に対して
真剣に向き合うことが必要なのかもしれないなと。
そんなことをふと思った。

***

しかし全然関係ないことだけれど。
休日出勤(という扱いでもないんだけど、今の職場)が
ずっと続いている関係で、休みが少ない。
休日が1日というのは少し疲れが溜まる気がするな。
昔は休日が日曜だけなんて当たり前だったろうけど。
今は祝日も増えて、たくさん休めて良い時代になった。

ただ、勤務先の規定上、祝日は関係ないので、私は、
全くと言っていいほど恩恵は受けていないけれど・・。
でも、鬼のような納期で仕事をするわけでもない今の
状況は随分と恵まれているのだろうなと思っている。
休みは少ないが、家族の時間が増えるのは良いことだ。

さて。実家に居る家族を迎えに行こう。
シャワー浴びてそろそろ出掛けることにします。
貴重な休日1日です・・。

***

2019/08/04 5:55


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