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2006年12月28日(木)


 肺の方の医者に診て貰う。

年末。今年最後のご挨拶。。。とも言うかな。

血液検査に、肺のレントゲン。

どちらも結果はあまり思わしくなかった模様。

そりゃね。。。待ち時間の間に、

疲れきって処置室のベッドをお借りして横になってしまったジサマを見ると

素人目に見たって、状態として良い。。とは思えません。

年明けて、4日。そのときの結果次第では入院らしい。

今後の治療方針も具体的に話が出てきた。

   肺気腫だけでなく、肺がんにより肺の一部切除。骨に転移。等々を考えますと、

  残りの時間は限られていますので、できるだけ自宅療養という方向で考えています。

  考えていますが、ずっと自宅療養は無理だと思いますので

  自宅療養と入院と両方交互に来ると考えておいてください。

  今回も本当ですと、入院していただきたいのですが、
 
  せめてお正月だけは、ご家族で。ご自宅で過ごすほうが良いと思います。

。。。。あぁあ。本当に終末期医療体制に入ってしまった。

繰言でしかないけれど。

こんなときに限って、どうして足を引っ張る、自称親戚がいるのだろう。

私から見たら、赤の他人なんだけどなぁ。。。(溜息

      気持ちがちと、ハリネズミになっているのかもしれない。




2006年12月27日(水)


  外の気象と同じように とりあえず穏やかに過ごせた一日。

昼前後の気温の比較的高めの頃を見計らって、ドライブがてら蕎麦屋にいく。

約一月ぶりの蕎麦屋。

蕎麦好きのジサマなので、食欲がなくてもお蕎麦ならまだ口にしやすい。

30分程の道のり。

 「 蕎麦を食べるだけの為に、30分かけてくるまで逝くのは道楽だ。 」

ジサマはそういって笑う。

言葉に剣がないのはないのは、ご機嫌な証拠。

これは、ひょっとしたらお蕎麦の一杯は食べきれるかな。。。と、かすかに期待する。

入院する前までは、お稲荷さんを3つとお蕎麦一杯は ぺろりと平らげていた。

  。。。。うーん。やっぱりあんまり期待はしないほうがよさげ。

お蕎麦一口。。。どうしても食べきれない模様。

焦りは禁物ですな。 

熱が出ている間。半月近く、ほとんどご飯が食べられない状況だったのだから。

胃はモノを入れないと 縮むというし。。。

一口づつ、気長にいかねばね。

まだまだ本人が食べやすいものを 食べたいだけ、今はそれだけだな(汗

帰りの道すがら 離婚のことをまた言い始める。

相変わらず同じこと。離婚して正解だったということ。

うなづきながら かなり結婚と離婚に関してはジサマに心配をかけていたのだなぁ。。。と、苦笑い。

 「いい縁があったら、再婚してもいいんだぞ。俺は施設に行くのだから。」

はぃぃぃぃぃ???(大汗

 
           思わずわき見運転で、ジサマの顔を見てしまったょ。

まだまだ多大な心配をかけているってわけね。。。。orz

 でもさぁ。。。こればっかりはねぇ。ご縁ものだし

実際私もその気にならないと、どーしようもないんだよねぇ。。。

                       ごめん。まだ怖いわー(汗

だからジサマは、まだ心配してこの世にいないとまずいのょw




2006年12月26日(火)


 介護認定更新のための面接アリ。

退院してすぐだから、できれば来月にしていただきたいところなのだけれど。。。

どうもシステムは、そう優しくはできていないらしぃ。

本音を言えば、別に介護認定をはずされてしまったとしても

また申請すればいいやぁ。。。位にしか考えていなかったとも言う。

申請を新規で通すには、それなりに難しいのかもしれなぃ。

更新。更新で進めたほうが、ジサマの体にも優しいのであれば、問題ナス。

 面接にいらしたケアマネージャーさんと にこやかに話を進めてゆく。

去年は途中で感情が高ぶってしまって、ちょっと泣いてしまったという失態を犯してしまっていた。

今年はまだどこかに気持ちの余裕がある。

失禁関係の問題が、入院という動きで一気に片付いてしまったのが大きいとも言う。

体も弱って、自分が思うようにテキパキと動けなくなったとき。

ジサマの現実を受け入れる能力の高さに、完敗というところかな。

自分もそうありたい。。。

 状態を心配しているであろう、親戚のジーサマのお宅にジサマと顔を出す。

ジサマ自身。久しぶりのディサービス利用で体がきついのもあるので

すぐお暇する予定で、とりあえずのご機嫌伺い。。。といったあたり。

残り少なくなった兄弟なのだから、 お互いに顔を見ればそれなりに安心もするだろう。

伺ってみれば、本家からおばちゃんが来ていた。

そこそこ話をしているうちに、結局年末の餅つきには顔を出すようなことになっていた。。。

   ジサマの体調次第。。というのもあるのだけどなぁ。。。

   できれば、なるべくこの寒い空気をジサマに当てたくないのだけどなぁ。。。

何も問題がないときの親戚づきあいは苦じゃない。

さすがに、ジサマのことを考えると、少し厄介に思えるときがある。

親戚だから、心配して余計気にかけてくれているのも分かる。

兼ね合いが難しい。。。 




2006年12月25日(月)


 痴呆外来。定期健診。無事終了。

一月にぶりにジサマを診た医者は、衰えぶりに驚きを隠せなかった模様。

ついこの間まで 肺炎にて入院していたことを白状。

なるほどと、納得されたと同時に、こまごまと生活上気をつけなければいけないことを指示してくださった。

この方だけを考えれば、この病院.とても当りなのだけれど。。。

いかんせん。癌の術後を診て頂く医者との相性が悪すぎる。(汗

肺の状態が大事か、頭の状態が大事か。。。

二者択一を迫られたら、肺をとってしまうことになる。

この医者には大変申し訳ないことなのだけれど、結局ジサマの状況が思わしくないことを白状して

転院の手続きをとっていただくことにした。

「遅かれ早かれ、いずれはくることですから。。。。」

残念そうにおっしゃる先生に、自然に深々とと頭が下がる。

少しの間と言えど、いいご縁だったと素直に思う。

病院を一本化したということは

もう終末期に入っていることなのだと 自覚しなくてはいけない。。。

  。。。そう思いつつ、トイレにたつと廊下に失敗の跡

   世の中。奇麗事だけじゃ すまされませんw

 一難去ってはまた一難。

親戚のじーさまから、電話が入る。

” 名古屋の家がご近所に迷惑をかけている状態なので、

          ○○が、自分がそこに住んで管理するといっているが。。。 

  名古屋の家をどうするか、お前はどうかんがえているのか? ”

 はぁ〜?(↑

   それを今 いいますかぃ? ちょっと無神経じゃございませんかぃ?

しかも ○○さん? こいつは、恥知らずもいいとこじゃなぃですかぃ?

そういうのをずうずうしいって言うのよ。。。

えぇ。もちろんそんなことは、思っても答えることは出来ませんょ。

適当にあしらっておいて、

まずすることは、愛知の家の現状確認と  ジサマの意思確認が先ですがな。

 案の定。自分が出した答えと同じようにジサマのそれが返ってきた。

    ○○さんは、信用がないから管理してもらわない。。。。

残るひとつは、時間を見て電話を入れる。

これもやっぱり、そんな事実はないという話。

    何かあったら、すぐ△△ちゃんに電話を入れるわょ(笑

わらわれてしまったじゃないですかぃ。。。

 

               。。。なんだかなぁ。(ブツブツ

とりあえず、春まではおとなしくしないとまずいから。。。それからだぁね(苦笑




2006年12月22日(金)


 やっとジサマが退院してきた。

入院したころに比べると、外気温は低くなって入るけれど、

久しぶりの下界はかなり気持ちがいい模様。

母親が生前の時、入退院を繰り返す中 

退院して外にでてまず第一歩を踏んだ瞬間に使っていた言葉が ついつい出てしまう。

「お勤めご苦労さんでございます。」

昔は変な顔をしていたジサマだったけれど、さすがに今回の入院では、

その言葉に納得がいったようで、至極ご満悦の顔を見せてくれた。

今回の入院で、ジサマの肺がかなり思わしくない状態であることを

再度念押しをされた。

母親が癌の手術をしてから、2年半の闘病で逝ってしまっている。

父親も多分その辺りで、何かあるだろうと ぼんやりとではあるがそれなりに考えてもいる。

それでもやはり、医者から言われるのは重みがあるのは否めない。

どういう原因で逝くにせよ。

必要以上の心配はかけたくないものだと思う。。。。

。。。。出来る範囲での話(苦笑




2006年12月06日(水)


  先日。ネットオークションにて 洋梨を注文しておいた。

朝8時ごろ。その荷物を届けたいと、宅配のドライバーさんから連絡が入った。

いつもの人であれば、この時間にとどけるということはまずしない。

こちらのほうが何も言わなくても、ちゃんと生活パターンを読んでいるようで

大抵、差しさわりのない頃合で 荷物を届けてくれる。

 ”この時間。。ということは〜”

最近たまに、人が変わることがある。

若い人だけれど、どうも仕事を効率よくこなすことだけにしか

頭が働かない兄ちゃんの模様。

以前も、夜間配達指定の荷物を やっぱり朝8時ごろに持ってきた前科がある。

宅配業務も、それなりにノルマがあってきついのだとは思う。

でも、普通の常識で考え、機転が利かないようでは困る。

その土地。その土地によっても習慣や常識というのも違うけれど、

すべて同じスケールで考えているのではない。

それが理解できないのであれば、人間相手のサービス業は難しいだろう。

運送業といえど、機械的に運べばいい時代は終わっているはずなのだから。

会社自体の意識が低いのであれば、しょうがない話なのだけど。。。ね(苦笑

いずれにせよ、営業所に電話を入れる日も、近い気がする。




2006年12月04日(月)


 ジサマ。結局入院という事態。

血液検査をしても、肺のレントゲンを撮っても あまりいい結果が出ていない。

しかも今診てもらっている病院には、呼吸器内科専門の医者がいない(汗

結局のところ。入院はしたけれど、転院を視野に入れないとまずいということ。

うーん。うーん。ジサマ自身の問題(痴呆)もあるというのに。。。

笑うしかない。

まぁ。医者いわく。癌の転移とかではないので、

『是が非でも 医大ではなくては いけないということはありません 』

らしいので、気楽に考えよう。

それでも、以前診てもらっていた医者にジサマを預ける気は、毛頭ありません。

至極当たり前のこと。(にっこり

ばたばたと ジサマを入院させて。

従妹と待ち合わせ、大家さん宅へ。家賃の支払いに伺う。

大家さん宅。

痴呆の入っている奥様と、大家さんご本人。

息子さんが同居されているとか、されていないとか。。。

基本的には、どうも老々介護の模様。

その難しさを、毎月目にするのだけれど、今夜はかなりきつい空気が漂っていた。

いくらお金があったとしても、個人の力には限界がある。

これを感じずにはいられない。。。

。。。。それでも、私は部外者。この位置を忘れないようにしなくてはね。




2006年12月03日(日)


 ジサマの食欲は 相変わらず超低空飛行。

食べないと、お薬も飲めないわけで。

 「今は病院に行って 医者に処方されたとおりに 薬を飲むのが仕事だょ 」

 「薬が飲めないのであれば、入院も考えないとまずくなる状態だょ」

何度も食事時の会話で出てくる台詞。

毎度毎度言ったとしても、次回の食事の時には きれいに忘れられているのでしょうがない。

ある程度年齢が若くて体力があれば、多少薬をサボったとしても

食べるものを食べて、くーくー寝ていれば 回復に向かうのに。。。

年齢的な問題と、諸事情で肺にトラブルがあるので 同じように考えるわけにはいかない。

そして毎度言われるのが、

 「この薬は、本当にまずい。飲みにくい。」

。。。。いわれなくても、それは分ってます(泣

子供たちだって、同じ薬を乳幼児の頃から処方されて 飲んでましたからねぇ。

 いろんな感情がごちゃ混ぜになってきたから、本日はここまで。




2006年12月02日(土)


  一難去っては また一難。。。

ことの大きさは、人さまざま。 受け取り方も、人さまざま。

 さてさて。ジサマ。

夏にした放射線治療の副作用が原因と見られる 間質性肺炎に罹って早二ヶ月。

ここ数日前から、その肺炎がまだ治りきらないというのに

風邪を拗らせてしまった(冷汗

医者から処方された薬は5日分。

かなり強めの抗生物質と、同じくやっぱり強めの咳止め。

咳止め。。。というのも、不思議なもので なぜかシロップ状態のものしか見たことがない。

しかも、強めの咳止め。。。となると、非常にニオイも味も悪いわけで(汗

一日3回も飲まないといけないのも、病人にとっては非常に苦痛な気がする。

。。。。そんなにまずいモノを作るなら、回数を減らしてくれぃ。

ぼんやりと、製薬会社に要求したくなるのが 飲ませないといけない立場の人間の発想(苦笑

それでもまぁ。。。痴呆のほうが進行しなければ、問題ナス。

なんて笑い飛ばしているのだけれど、物事の流れってあんまりやさしくない。

病気をして、体調を崩したのが原因なのか

はたまた、その体調を直すために 処方されている薬が原因なのか。。。

ため息の数が 増えているのは 確かなこと。

 
 願わくば。。。ジサマに行くしわ寄せは、できるだけ最小限に抑えたい。

さぁ。そろそろ天神さんのお水汲みに出かけようかな。。。

もちろん。ジサマは体調があるので、かわいそうだけどお留守番。

悪いなぁ。。。とも思うけど。これはこれで私の息抜きにもなるというのが現実。

                       ごめんね。




2006年12月01日(金) にっこり笑うとき


 ほかの人はどうかなんて知ったこっちゃない。

これは、ごくごく自分だけのことなのかもしれない。

普段、おかしくて笑えるときは 大口を開けて思いっきりよく 『あはははっ』

口の両端を上げて、目を細めて。。。意識して 『にっこり』 笑う。

            。。。。これは、俗に言う 営業スマイル。

そう、営業スマイル。

  幸か不幸か、営業スマイルって 非常に不愉快なことに遭遇しても出てくるもの。

普通だと基本的には、あまりでない種類だったりする。

 人間関係。それなりに穏便に済ませたいのが人情で。

できれば、波風は立てたくない。だからこその、小技。

なので、大抵のことでは 『怒り』 の感情って出にくくなっている。

それでもたまーに、その感情に触れちゃう人もいるのは確かなこと(笑

『じゃじゃ馬』  『暴れ馬』  『羊の毛皮を被った別のもの』

本当に親しいごく一部人は、自分の事をこう形容してくれる。

本人はいたっておとなしい部類のタイプのつもりだけどねぇ。

つもり。。。だけど、怒りの感情が面に出ると引くことを知らないから、突っ走る。

突っ走って、どこに落ちどころをするのかなんて、一切考えない。

。。。。ハィ。典型的な。バカなパターンですょ(苦笑

でも、やっぱり自分のこの感情だけは、ごまかせません。えぇ。

怒りをぶつけられた当のご本人が、どう受け取っているかなんて皆目分からない。

あまり気にしてない事の方が 多いとさえ思う。

それでも、やっぱり自分に正直でいたいし

そんなに高くもないからこそ、自尊心は大切にしたいもの(笑

 すべての人に理解してもらいたいとも思わないし、

      理解してもらえるとも思ってない。

                理解できない人なら、 最初からいらないだけ。




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