見上げる空...そら

 

 

迷い - 2009年11月27日(金)

あのひとといるとドキドキするのはどうしてなんだろう。
私の心があのひとを求めるのはどうしてなんだろう。

理由がないのはわかってるけど
理由がないのが不思議でたまらない。


ずっとずっと変わらない気持ちなんてないと思ってた。
今でも思ってる。
だから、これから先どうなるかなんてわからない。
けど、こんなにも長い間変わらない気持ちがあるってことが
ほんとに信じられないんだ。


少しだけ迷いが出てきてた。
あのひとのことを考えて。
私はこのままでいいんだろうかって。
迷いが出て、言いたいことも言えないようになってた。
あのひとに好きだと言いたい時にちょっと踏みとどまることも
増えてた。

だから、あのひとに言わなくっちゃって。
話さなくてはならないことが絶対にあるって。


昨日、少しだけ話をして。
ちょっとだけ迷いがとれた。
ちょっとだけすっきりした。
しばらくはこのままで。自然なままでいよう。
あのひとがそれを許してくれる間は。

でもね。ひとつだけ心配なことがある。
それをまたいつかあのひとと話さなくてはいけないと思う。


この、大好きな気持ちを今は大切にしよう。
好きでいてくれることを感謝しよう。
この先どんなことがあっても、あのひとと気持ちが通じ合えたことを
いつまでも感謝できるといい。

ほんとうはあのひとをもう泣かせたくなんかないんだけど。
私はいっつもあのひとを泣かせてしまう。
でも、あのひとの涙はきれいだと思う。

いとしい人。
今はこのままで。この場所で。


...

命尽きるまで - 2009年11月24日(火)

あのひとに言わなければならないことがあるのは
分かってる。
でも出来ればそんな話したくなくて。



この世界には楽しい事や幸せな事もあれば
悲しい事や不幸なこともある。
それは突然訪れることもある。

病院という場所には色々な人生があふれている。
とてもとても仲の良い夫婦や
兄弟や子どもと縁のきれてしまった人。
たくさんの家族に愛されている人。
たった一人の大事な人に愛されている人。


そして、誰もがいつかは死を迎える。


この人生は誰でもない私のもの。
いつかこの命をおとすまで。


大事なものは大事なもの。
きっと私には手放すことなんかできない。それだけは分かってる。

本当は悩むことなんて何もないのかもしれない。
ただ、あのひとへの強い想いが私を立ち止まらせる。

ずっとずっと

この命尽きるまで
嘘をつきとおせたならよかったのかもしれない


...

どん底 - 2009年11月09日(月)

先週は自分でもびっくりするぐらいの落ち込みようだった…。

体調的にも精神的にも低空飛行でなんとか保ってるってくらいの。



今までにないくらいのどん底だった。
何が原因ってわけじゃない。何かがあったってわけでもない。
でも。

生きてることに意味が見つけられなかった。
死んだっていい、とまで思ってしまった。

命の大切さはこんなにも知ってる。
命を全うすることの大切さは分かってる。
周りの愛する人たちをそんなことで悲しませたくないことも。

どうしてこんな病気になってしまったんだろう
どうして私なんだろう
しぬのがこわい
しにたくない

そんな不安をうちあける患者さんの話を聞きながら
こんなことを思う私が許せなかった。


私は何かを変えたくてそう思ったんだろうか。

それは、あのひとのことだろうか。
それとも今の仕事が自分にはむいてないと思うからだろうか。
もっと自由に生きたいと思うからだろうか。

…でも自由に生きられたら私は何をするだろう。

まだちょっと這い上がってこれてないらしい。
でも少しずつまた前を向いて生きていくから。


...

形にならない未来 - 2009年11月04日(水)

なんでもいいから誰かに話を聞いてほしい。と思う。
このぐちゃぐちゃした汚いものがすっかり溜まってしまった、
この心の中をきれいさっぱり吐き出してしまいたい。
仕事場でのことに家族親戚のことに自分自身のことに。



そうだなぁ。
あのひとに返さなくちゃいけなかったはずの言葉を少し考える。

私がどうしたいか、は今はない。
ここから動きたいとは思っていない。
それがとてもとても卑怯なことだと知っている。

あのひと、が。
あのひとがこうしたいと思っていることを
かなえることができないとしたら


私達はそこで終わるのかな。



そうなるとしたって、私はたぶんかなえられないと思う。


そうだとしたら。
あのひとは私の気持ちを聞かなければよかった、と思うんだろうか。
あの時、私がそれまでの嘘をそのまま続けていれば、と思うだろうか。

それは分からない。
分からないけど、そうかもしれないな。
そう思うとちょっとさびしい。

まだ想像がつかない。

年をとってよぼよぼになって
それでもあのひとと共に生きているとしたら…って
そんな自分は想像できない。


それで。
5年以上も前に嵐山のあの橋の上で私は決めたのに。


あのひとはどうなんだろう。
あのひとはどんな風に思っているんだろう。
「具体的に」どんな風に??

私が現実的すぎるのかな。


久しぶりの嵐山はまだほんの少し色づいた程度だったけど
綺麗だった。


...



 

 

 

 

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