マッチ売りの少女×タバコ |
物語が喉元まで出かかっているのに出てきません。
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思考の整理をするためには文章を書くとよろしいと言われています。 しかしわたしの場合、ただノートに書きつけるだけでは不十分なのです。 読み手ありきで筆を執らないと頭の中の情報処理を適切に行うことができません。 そうやってしたためた文章を、ブログあるいはメルマガ形式で第三者へ向けて発信して、はじめて効力があらわれるのです。 ここ一年ほどは、何かにつけて、友人たちへ雑談メールを一斉送信しています。 ちなみに最新版は「結婚って、望まぬ相手とさせられるネガティブなイメージしかない」というお話でした。 春先の猫のように色ボケしているので恋バナばかり。 メールを送りつけられる側は堪ったものじゃない。きっと反応に困っていらっしゃるでしょう。 書くだけ書いて保存しておくという選択肢もあります。 それなのに送信ボタンを押さずにはいられないのです。 何度もやめようと思いましたがやめられません。 自己顕示欲が強いのでしょうね。 口下手なので、お茶会の席などでは聞き役に回ることが多いのですが、内心意見を述べたくてうずうずしているのですよ。 わたしの声を聴いてください。 わたしをよく見て、知ってほしいの。 骨の髄まで露出狂です。
小説を読んだり書いたりするのが好きな人というのは、普段から感度を高めている分、言葉に重きを置きすぎており、なにげない一言にも傷つきやすいもの。 こう見えて意外とわたしも繊細なのです。 物事を深刻に受け止めてしまい、冗談を冗談としてとらえられないときが、たまにあります。 自分は思ったことをズバズバと言うのに、勝手だなぁと呆れますよ。 相手の気持ちがわからないから曲解してしまう。配慮が足りないからきつい言葉も平気で投げつける。 コミュニケーション能力の中でも、とりわけ想像力が乏しいのでしょう。 もっと他者へ関心を向けなければなりませんね。
肝心なことを言わないで余計なことばかり言ってしまう癖も改めないと。
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2018年05月28日(月)
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