あたま
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2008年12月25日(木) 競艇見学

競艇を見学

ふとした拍子に、江戸川競艇がアートミュージアムをやっていると知り、桑原弘明さんのスコープも展示されていると分かって興味津々。早速行ってきた。

結論からいうと非常にお勧め。
1000円で、ランチ(ちゃんとした日替わり定食)、特別観覧席(このチケットだけで通常は2000円)が付いてくる。
占いやアート作品のポストカードがついてきて大変な優遇。選手一覧が載っている分厚いポケット手帳もついてきたのはご愛嬌。

もちろん一緒に賭博用紙を渡され、向こうの意図はミエミエなので、あまり幅広く人には薦められないけれども。
(もちろん賭博はしなくてよい)


そこで手渡された競艇新聞が興味深かった。
選手の前レースまでの結果、体重などはもちろん、ボートの前回の使用者(ランダムで、使用するボートを決めるらしい)、その選手の成績までもが掲載されている。

羅列されている膨大な情報。
「これだけの情報があれば大丈夫(な気がする)」という、人が錯覚する暗い瞬間が透けてみえ、ぞっとする恐怖を覚える。

人はどれだけの情報があれば、100%でないものを信じることが出来るのだろう。はなから乗り気でない自分には「どんな情報が欲しいのか。言ったらやるから、はやく言え」と攻めたてられているように感じる。
何を見せられたら私は錯覚できるんだろう。
中高が宗教色のある学校だったためだろうか、「(論理的に)考える」と「信じる」の間にある深い溝が、いついつまでも興味深い。



2008年12月22日(月)

金井恵美子さんの「文章教室」を読んで驚いた。
ただの昭和の香りが漂う、
お気楽恋愛短編集だとばかり思っていた。

彼女は
「書く」という意識を持ち続けている作家さんだと聞いて、
そのほかの作品も探してみたが、冊数が非常に多い。。

というわけで今回は全て金井恵美子さんの作品。



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岸辺のない海
夢の時間
添寝の悪夢 午睡の夢
快適生活研究
柔らかい土をふんで、
本を書く人読まぬ人とかくこの世はままならぬ
おばさんのディスクール
既視の街
噂の娘
「競争相手は馬鹿ばかり」の世界へようこそ
軽いめまい
タマや
あかるい部屋のなかで
くずれる水
昔のミセス
小説論


2008年12月17日(水) 予約本


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みるなの木
侍女の物語
ヨットクラブ
虚無への供物 上
祈りの海
アフリカの印象
ロクス・ソルス
砂の本
アジアの岸辺
虚無への供物 下
アトランティスのこころ 下巻
ヴァイブレータ
ぬかるんでから
イラハイ
灯台守の話
権現の踊り子
黒い玉
ナイフ投げ師


2008年12月10日(水) 予約本

仕事場が浅草になる。

古ぼけた浅草はなぜか
みるたびにしんしんと懐かしい。
なぜだろう。

いくつもの日陰の
古ぼけた物語が交差している気がする。
身を隠せるような場所がいくつもあるような。

どこかの喫茶室で堀井敏幸の物語が読みたい。
丁寧で静かな日本語と
ささやかな物語が冬の浅草に似合う気がする。
雪沼とその周辺 は3人待ちか。
買ってしまおうかな。

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ラギッド・ガール
謎の物語
熱帯
さみしさの周波数
流れよわが涙、と警官は言った
セバスチャン・ナイトの真実の生涯
一角獣・多角獣
文章教室
グラン・ヴァカンス
悪童日記
時間のかかる彫刻
黒い仏
航路 上
航路 下
最後の審判の巨匠
木曜の男
Self‐Reference ENGINE
異国伝
雪沼とその周辺
未見坂
記憶に残っていること


2008年12月01日(月) 予約本

せかいは ひとつになれない
そのまま どこかにいこう

          「星野源 ばらばら」


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アドレスが3文字なこともあってか
あと、namae@〜みたいに連想しやすいこともあってか
とにかく知らない人からのメールがおおい。

純粋にアドレスを勘違いしているものから、
「こんなアドレス取ってる人いるんですか?」まで。
この二つってかすかに矛盾している気がするんだけれど。


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今、この人がアマゾンで薦めている本を読んでいる。
http://www.amazon.co.jp/gp/richpub/listmania/
byauthor/A31CO3FRVI1NP/ref=cm_pdp_lm_seeAll
ちょこちょこ、読んだ本がリストされているので。
アマゾンは好きな本から無限に広がるのがいい。
自分が好きな作家さんはほぼ全て読みきったので、
こういう修行みたいな読書がうれしい。



リュックに本を詰めて湯島図書館に自転車で向かう。
玄関で靴を履くとき、背中のリュックが重すぎて転ぶ。



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くじ
耳ラッパ
笑いと忘却の書
裸者と裸者 上
裸者と裸者 下
英国紳士、エデンへ行く
チャパーエフと空虚
庵堂三兄弟の聖職


CQ

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