不用品 買取 家庭教師 celeste blue

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日常の変化

2013年03月29日(金)

今日は最後の一時預かり保育の日でした。
長男が1歳になったころから週に3回、預かってもらっていました。
妊娠中で体がだんだんしんどくなってきたときも、優先的に予約を入れてもらえました。
次男坊が生まれてから、赤ちゃん返りの激しい長男を一生懸命に遊ばせてストレスのたまらないようにしてくれました。
保育士さんに育児の悩みを相談したり、長男のトイレトレーニングを始めてくれたり、少食になりすぎた長男に必死でごはんを食べさせてくれたり。
そう、まさにいっしょに子育てしてきてくれました。
この保育園がなかったら、私はたぶんかなり苦しみながら育児放棄していたことでしょう。

17時になり、長男を迎えに行くと、いつも早番で帰っているはずの先生が待っていてくれました。

「今日は最後だから待ってたんですよ」

長男とそれから次男坊をいちばんかわいがってくれた先生です。

「離乳食のころからずっとみているから、お別れはひときわ寂しいですね」

ホントはこの園でずっとお世話になりたかったのに、入園の順番がまわってきませんでした。

「ここで、みなさんに支えられてきたから今日までがんばることができました。ありがとう」

泣くまいと思ったけれど、やっぱり涙を頬を伝います。
私よりも長男の「外の顔」を知っているこの先生たちと離れるのはかなり不安があります。
でも、来週から長男と次男坊には、新しい保育園が待っています。

お別れは寂しいしたくさん泣いていいと思います。
3月は4月の出会いに向けて、涙を流していい月なんです。

しばらくは不慣れな園生活にふたりとも、いえ、母子ともにぐったりしていることでしょうが、これから始まる新しい世界が早く日常になることを望んで。

おやすみ。


手縫い

2013年03月22日(金)

保育園の入園準備に日々追われています。
いちばん大変だったのが食事用タオル。
白地の温泉タオルを半分に折り、輪になったほうを縫い付けてゴムを通します。
ほかの園は既製品を販売しているらしいのですが、わが子たちが行く園は新設のためそのような案内はまったくなし。

実家からミシンを持ってきて縫おうかと思いましたが、見慣れぬミシンにわが子たちがイタズラしないはずがありません。
手縫いも考えましたが、そんな労力を使いたくありません。
友人が来たら、ひとり1枚縫って帰ってもらおうとか、義母に「孫のために縫ってよ〜」と笑いながらお願いしようとか、ネット通販で1枚数百円払って購入しようとか考えましたが、どれもイマイチ。

そうだ! 母に頼もう!

裁縫の得意な母。
喜んで縫ってくれるでしょう……。

「えーっ。そんなん肩がこる」

なんだかんだ言いながらも20枚、手縫いしてくれました。
もちろん私も母の隣で手縫いのお手伝い。

こんな風に母とわが子の入園準備をすすめていくなんて、誰が想像したんだろう……。

母のかたわら、妙に切ない気分になりました。

母と子、そして孫たち。
ありきたりの光景は、ホントはありきたりではなくて、特別なことだったんだな。

今日のこの日を、この瞬間を、いつまでも覚えておかなくちゃ。
そして、このことをいつかわが子たちに話して聞かせてあげなくちゃ。

その日がくるまで、すくすく育っておくれ。
そして、いつまでも長生きしていてください。
父のぶんまで。

おやすみ。



2013年03月19日(火)

父の七回忌でした。

母と二人の息子たちといっしょに父のお骨が眠るお寺に行ってきました。

「わしゃ、孫の顔も見ずに死ぬのか」

生前、父が酔っぱらったときによくつぶやいていたそうです。
その言葉のとおり、孫に会うことなく亡くなりました。

親不孝をしたとは思っていませんが、孫たちに会わせてやりたかったな、とよくよく思います。

「連れてきたよ」

心のなかでつぶやきながら焼香をすませました。

帰りの車のなか、父が亡くなる寸前のことを思いだし、父の最期を看とることができてよかったな、とバックミラーにうつる二人の息子たちを見ながら思いました。

おだやかに。


おやすみ。


1歳

2013年03月14日(木)

次男坊の誕生日です。
1歳、おめでとう。

当の本人は何食わぬ顔でいますが、私はこの1年の大変すぎた年子育児を思い出し、まだまだこれからも大変さは続くのかと思い、しかも4月から仕事復帰するのかとうんざりし……、なんだか誕生日という気分ではなくなってきました。

気を取り直していざ洋食屋さんへ。
わが子たちの誕生日には欠かさず顔を出すようにしています。

みんなに「おめでとう」と言われ、初めてのお子さまランチを食べ、うれしそうな次男坊。

そうそう、誕生日。
私が笑顔にならなくてどうする。
考えてもどうしようもない。
今がすべて。
私の刹那主義を思い出せ。
今がよければすべてよし!

おやすみ。

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