Lookback...ふぉーる

 

 

今 親父を想う - 2008年09月23日(火)

先週金曜日の夜のこと

救急車と消防車がサイレンを鳴らし
少しずつ大きく響き渡る
これは、PA出動といって、通報時点で意識のないことを
聴取したときに救急隊とポンプ隊が連携し活動する。

「うちの近くだなぁ...」

サイレンが止まったと同時に携帯電話が鳴った
それは兄貴からだった
「おやじが...」
それ以上の言葉は言わずとも理解できる
「わかった。すぐ行くよ!」

救急隊は私のところに状況を報告してくれた。
蘇生はもう無理だとわかっていても
一生懸命に処置してくれた
それは
私の職務でありながらも
ありがたさを感じた

朝方になって、親父と一緒に我家に帰ってきた
親戚に連絡し
通夜の準備をして
葬儀屋さんと打合せをして
一番いい祭壇をお願いして
寂しくないように花環をたくさん飾って
送り出してあげた

親父の死を
いつも仕事で接するように受け止め
悲しむ時間もないまま
送り出してしまった。。。


ごめん!
親父...
おとうさん ごめん...




...

急ぐな! - 2008年09月07日(日)

心身躁鬱・・・
そんな人たちがネット上で、「死ぬ」方法を紐解いている。
「生きる」ための手ほどきなら大歓迎なんだけど、
「死ねる」方法などもってのほか!

人を誘うなよ! 

人を導くなよ!

あなたは悪魔の使者ではないんだから。。。


こんな田舎町でも、人がいる限り
災害は発生する。

「ガス事故第2出場」
この指令が流れると、風向きによる進入方向、
周囲への広報etcなど、
今までの災害と違った命令が付与される。
ガスの種類によっては、化学防護服、除染シャワー、中和剤etc
これって、すごく大変なことなんですよ。
ガスは拡散されるし、二次災害の発生も予測されるし・・・

この頃の自殺者は、このことを承知の上で
周囲の人に迷惑をかけないように
ご丁寧に「注意事項を書いた貼紙」を貼っている。
ルール?なんだろうかねぇ。。。

人間のためのルールって知っている?
誰しもが産まれたときに握り締めているものは、
「幸せ」
なんだからね。



...

言葉を失う - 2008年09月05日(金)

お昼過ぎのこと
庁舎内に響き渡る火災指令。

いつまで経っても馴染めない指令音。
神経質な私にとっては、命をも縮める指令音。
何かが無くなってしまう前兆音。
火災と戦うための突撃ラッパ!
心臓の鼓動が最大限に! さぁ! 向かえ! 戦場に!
向かうは、車両火災現場。

管内最北端、遠いなぁ。。。とボソッ

先着隊より状況が入る。
(そうそう、今日の出動は指揮隊として出動している)

「大型トラックと自動二輪車の衝突事故により双方が炎上中・・・」
「なお、運転手一名が脱出不能・・・」

現場を把握すればするほど嫌になる災害現場。
それでも状況把握し、戦う手段を講じなくてはならない。
現場到着後、周囲の状況等二次災害の有無を確認する。
火災は先着隊により鎮圧され、
最終確認をしたなかで鎮火報を流すばかり。
トラックの前部は焼失し配線が剥き出した状態、
所々から蒸気が立ち上がっている。
要救助者は? ・・・
救出活動もできず自らの車両の下に挟まったまま焼死。
すぐさま他人の目に曝さないようにブルーシートで周囲を覆う。

鎮火確認のためトラックの前部を確認していると、
急にエンジンスターターが回り始め、
今すぐにでもエンジンがかかる様相である。
チェンジが入っていれば、たぶん動き始めたであろう・・・
最後の抵抗であろうか・・・
家族が来た。
この場で確認させるわけにはいかない。
泣き叫ぶ家族を現場より遠ざける。
これも仕事・・・。

あと何回このような災害現場を経験しなければならないだろうか・・・
もう見たくもない!と神経も悲鳴をあげている。



...




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