獅々丸の雑記帳
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2012年06月25日(月) カメ飼いには悲しい話

我が家にはテラと名付けたカメがいる。
ケヅメリクガメという種類の陸ガメだ。
小さい頃の可愛い姿に魅了され、大きく育って持て余す存在として結構有名。
だが。
俺はこのカメを最大甲長70cmを超える大陸最大種のカメだと知って購入した。
チビスケでね、そのくせ7万円もした高価な陸ガメだったさ。


遠く、サンタクルス島にロンサム・ジョージと呼ばれたカメがいた。
ガラパゴスゾウガメという種類のカメだ。
ガラパゴスゾウガメは棲息する島によってたくさんの亜種に分かれている。
ロンサム・ジョージはピンタ島に棲んでいた最後の1匹だった。
昨日、死んでしまったと。
推定年齢は100歳を超えるようで長寿であったことは確か。
だが。
これで、ピンタゾウガメは絶滅した。
ピンタゾウガメはもうこの星にいない。


サンタクルス島に比べるとずっと近く、伊豆に亀族館と呼ばれる水族館がある。
アンディランドというカメを専門展示する稀有な存在の水族館だ。
このアンディランドが今年の8月をもって閉園するそうだ。
俺は何度かこの施設を訪れた。
カメに興味をもつ俺にとって、ここはある意味、心のランドマークだった。
ゆくゆくは爬虫類メインの動物園となるようで、おそらく飼育されているカメ
達はそのまま展示され続けていくのだろう。
だが。
アンディランドではなくなる。
カメ専門の国内唯一の水族館は消えてなくなるのだ。


大きく育つカメが欲しかった。
1番大きなガラパゴスは入手無理、2番手のアルダブラも流通量僅か。
そして3番手がケヅメ。
1番2番はそれぞれとある島で独自の進化を遂げたカメ。
でも3番手は大陸を棲みかとし、天敵も多いだろう生息地で大きな甲羅を持つ
に至った根性のある種に、俺には思えた。
ケヅメは最高。
しかし同時に。
ロンサム・ジョージはデカいカメを好きな俺にとって、儚く危うい至高の1頭
に違いなかった。

アンディランド。
あそこではテラを屋外飼育に切り替える段に、飼育員の方に色々と質問をさせ
て頂いた。
今でもその時伺った話はテラを飼う上での基本方針となっている。


2つとも失くなっちまうなんて……。


2012年06月24日(日) ビンテージサイドマーカー

フロントを買い直した。
事故の時に受けた傷が思っていたよりも酷く。
こうなると俺の性格からして、修正じゃ気が済まないだろうなぁ、って思い。

修正費用も見積もりに含んで金は請求してあったが、新品購入じゃ足が出た。
買えたんだから、まぁ、いーか。

しかしこれ、新品価格は1万円以上もする製品だったのね。
今回はアウトレットで出物見つけて半額以下で入手出来たからよかったけれど。

こういう物もほんと見つけられない。
運次第かな、結構苦労する。

いま使ってるホールドメッキワイパーも廃盤なのかな。
そろそろボロくなってきたので、販売店のHPを見たら『SOLD OUT』の表示。
どーすんだよ、他で売ってねーのに!


気になったもんは金が続く限り買っとけ!てか?


2012年06月21日(木) フェンダー修理完了!と・・・

本日、TRAPにて左右フェンダーの交換。
事故でひん曲がりの右フェンダーはもちろん元通り。
さらに嬉しいのは、僅かばかりの歪みが出た左フェンダーをも交換できたのが
とっても嬉のだ。
なんたって、もう何年も年頭所感に書いてた凹みフェンダーの修理を棚ボタ的
に直せたのだから。
しかも、板金修理じゃなくって『交換』ですから〜。
もうね、『うふっ。』です。

さらにですね、マーカーのめっきリングも綺麗に取り外してくれて、問題なく
再使用可能。新しい代替品を探す必要もなくなりました。

いやはや、NAのフロントフェンダーは美しいねぇ。
平成の国産車でこれほど魅惑的なラインを持つクルマはないんじゃないかな。
それほどまでに艶かしく美しい。


バンパー修理はまだまだ先かな。
で。
今回は以前装着してたチンスポをTRAPさんが見つけておいてくれて、それ
を取付けてくれた。

左にオフセットされたナンバーと、さらにチンスポで、なんか小僧みたい。
笑。


新しい塗装でピカピカのフェンダーを汚したくなかったので、この日に向けて
用意していたマッドガードも付けました。
と言っても、純正のそれは付けた途端に『今』っぽくなってしまうので、今回
装着したのはペラペラの黒い樹脂シートで作ったモノです。
安っぽさ満開のスペシャルマッドガード。
俺の暁号には、こんな雰囲気のが良く似合います。

あ。
写真、撮り忘れた。
あははは。

まだまだ楽しい、ロードスター。


2012年06月19日(火) 屋根、乗せました。

今日の天気予報にビビって、昨晩のうちにハードトップを乗せた。

帰宅時。
ドアを開けても屋根からシートに伝い落ちる雨だれなし。
後方視界は広くて綺麗だし、室内もやや明るい。

クルン、コロンとまぁるい屋根は、これまた大変よいものだ。


なんか。、明日は台風一過かのぉぉ。


2012年06月17日(日) RSPエアコンパネル

RSプロダクツのエアコンパネルを購入。
現在もここのパネルを使っているのだけれど、今回内装の最終Ver.UPに向けて
意匠替え。
質は良いのだが値段がちと高いと評判な製品だが、欲しい物はアウトレット。
しかも今月は送料無料とあったので速攻でGET。
これをモディファイベースに使います。
勿体無い使い方をしちゃうことになるかな……でも、欲しい物が作れればそれ
で良い人のなので、俺。(笑)

そうそう。

ここ最近、数年前のようにネットでロドのパーツ探しをしてるんだけど。

全然辿り着かないです。

俺はロードスターが気に入っているので、今でも国産車にしちゃぁ人気のある
クルマだし、活気ある世界だと思っているんだけど。
やはり、時代は移ってるんですね。
昔はちょっと探せば困るくらいゴロゴロと候補が出てきたんだけど、どうして
も気に入るモノに巡りあえない。
探し方が悪いのかも知れないけど、専門店も少なくなってるし、アイテム数も
激減しているような気がする。

さんざ弄ってきた俺は沢山楽しめてきたけど。。。
これから魅力にとりつかれた人達は苦労すんだろうなぁ。

とは言ってもですよ。
平成元年に生まれたクルマにしては、他車には負けないアフターパーツ群。
現在も新しいパーツの開発・供給も続く。
凄んげぇ、クルマには違いないのですよ。

弄っていこうぜ。


2012年06月10日(日) 修理が始まるのだ。

2月にFバンパーを破壊されて以来、製作元のカスタム屋(?)であるTRAP
さんが超多忙になり、とりあえずの応急修理で使用していた暁号。
昨日、TRAPさんから交換用左右フェンダーの塗装が終わった旨の連絡あり。
画像添付でね。

当然ながら交換ゆえ、ピッカピカの新品で。
我が愛車の部品ながら、いきなりフェンダーミラー用の取付け穴を開けるのが
躊躇してしまう画像だった。

開けますけどね。(笑)

本来ならクルマを預けての作業がお店にとっては作業し易いに違いないのだが、
俺は通勤に使用してる関係で、出来る限り日帰りの作業をいつもお願いしてい
て、今回もTRAPさんに行ってその日に交換して帰宅という手順での作業を
お願いしている。
毎度、面倒な客で申し訳ないのですけど。。。

さて。

フェンダーが交換ゆえ、サイドマーカーのリングも本格的に決めないといけな
いなぁ。
ま、当座はリングなしでも良いか。
最近はロドのパーツにもすっかり疎くなってしまったので、今はどんなお店か
ら、どんな製品が出てるのかも分からんし、久しぶりにネット徘徊しましょう
か。


修復作業に関係のないパーツは最近ちょこちょこ買ってます。
軽井沢でかなーり刺激されたようで、すでに4・5個のアイテムを購入。
お財布と相談しながら、しばらくはギリまで小遣いを費やすぞ。
お高いものは買えないっすけど。(笑)


まだまだ楽しいロードスター。


2012年06月03日(日) 神宮巡り

要石を見に、鹿島神宮と香取神宮へ。

香取神宮には何度か訪れたことがあるが、鹿島神宮は初参拝。

鹿島神宮はこの国で最も古い神宮、ついで古いのが香取神宮。
もうひとつ、古くから神宮を名乗る伊勢神宮よりも600年以上も前に建立さ
れたとされる両神宮。
神様的に言うとですね、俺がよく詣でる諏訪神社、そこに祀られる神様を屈服
させ忠誠を誓わせたのが、両神宮で祀られてるそれぞれの神様です。(同一の
神様だという伝承もあり。)
追われた神様が諏訪で忠誠を誓ったので、諏訪神社の神様として祀られたのだ
そうだ。
もうね、スケールがでか過ぎて想像が追いつけない。(笑)

まぁ、とにかく、こんな凄い神様がいる神宮を詣でられる土地に住めることに
感謝だわ。
因みに、鹿島、香取、諏訪、この三神は軍神としても有名。


で本題、この鹿島・香取の2つの神宮には『要石』ってのがあります。
本来の目的は、個人的考えとしては護国的な神事が絡んでいるのではないかと
思いますが、よく分かってない石です。
が、今は地中で地震を起こす大鯰の頭と尻尾を打ち付けて動けないようにして
いると言われている石で、最近のパワースポットブームでも取り扱われている
スポットだと思います。




今回、鹿島神宮の要石は初見。
香取のものが尻尾を押さえ、鹿島の方で頭を押さえているらしい(諸説あり)。


鹿島神宮の要石。



香取神宮の要石。



石の頭が凸と凹と、それぞれ異なるのが面白い。


紀元前600年以上前になにかしらの意味を持って、この2つの石は埋められ
たのです。
そして、現在も人々の信仰の対象となっている。

なんでしょう?
ゾクゾクしますねぇ。
この国はなんと魅力的で面白い!


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