はーと&ダイアリィ
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2010年06月30日(水) 女の一生とは?


息子の新たな門出も無事済んで、親としての役目も一先ず終わり
ホットしている今日この頃だ。
日が経つにつれ家族も自分も落ち着きを取り戻している日常で、
いつものように食事の後の食器を拭きながら、ふと我に返って考えて
しまうこと。
それは、女の一生とは・・・なーんてね(笑)

この言葉は、テレビの中でも本屋さんにでもよく眼にするし耳にもする
ありきたりなタイトルであり、一つのテーマだ。
昔から言っている赤い糸で出逢い結ばれて結婚をし(キザっぽいね)
女から妻になり、そして子供を産み母になって無我夢中で子を育てていく。

ふと気がついた時には、子は親の元から羽ばたいて社会の中へと
新たな自分の世界を築いていこうとする。
そして、大人となったその子も親と同じように人生を共にする
パートナーを見つけて、家庭という新たな地盤を築きながら
自分の人生を生きようとする。
人の一生とは、親から子へと順々に巡っていくようなものかなと私は思う。


では、女の一生とは何なのかな?と時々考えたりもした。
一言でいうなら、愛で始まって愛で終わる・・・ものなのかな?と思った。
なぜなら、人生の節目節目に愛というものが自分の中で見えてくるからだ。

長年連れ添って来た夫と出逢って、一緒になろうと決めた時が始まりとし
初めて我が子を笑顔で抱きしめたとき、家族の誕生日のとき、
入学式、卒業式、成人式、就職、結婚式、・・・etc.
とくに子育の真っ只中では数え切れないほどの愛情が私の中であった。



それに自分の親への愛情も同じだと思う。
いづれは介護生活に入ったとしても、それは育ててもらったことへの恩返し
と捉え、できるだけのお世話をしたいと心から思いたい。
そして人間なら誰にでも必ず訪れるもの、それは人生の最終日を迎える時。
それも愛情いっぱいに見送ろうと誰もが思うのであろう。

そして同じく自分が最後のときも、取り巻く全ての人たちに愛をもって心から感謝しょうとすれば、愛で終わる。
だから女の一生とは、愛で始まって愛で終わるのかなと思う今日この頃だ。

愛とは、必死に貰おうとする考え方に捉われると、必ずと言っていいほど自分の人生が躓いて、
孤独になっていくことが多い。
純粋な愛とは、見返りを求めないで与えるもの。 そのほうが幸福になれる。

                                



2010年06月20日(日) 幸せを実感した日々の中で・・




二週間まえ、ついに待ちに待った息子たちの結婚式が行われた。
私達は指折り数えながらも、この日が近づくにつれ嬉しい気持ちと相反して
何故か気持ちだけが焦るばかりで落ち着かずにいた。
気がつけば、夫婦の会話もほぼ毎日といっていいほど式当日に向けての
息子との打ち合わせの事だけの話となっていた。
そんな慌ただしい日々の中で、とうとうこの日を迎えることになった。








この時の心境は?といえば、もちろん親として最高に嬉しい気持ちが
当然あったわけだが、それに付け加え色んな万感な想いもあったようだ。

しかし私たち以上にもっと花嫁さんの御両親のほうが、
大切な娘を嫁がせるという意味でも
私たち以上に数倍の万感な気持ちがあったことは事実だろうと思った。
その証拠に、バージンロードで新婦と一緒に腕組んで歩いてた父親の目に
大粒の涙が光っていました。

一番前の神父さんの近くで、その様子を暖かな眼差しで見つめていた
お母様の目にも一滴の涙が頬を濡らしていた。
その涙が頬をつたわってくる度、ハンカチで何度も目頭を押さえていた様子を
私は見逃がせることができませんでした。

この時の私の心境は、同じ娘を持つ母としての同情ともいうべき感情が
新婦の母親の心中が痛いほど伝わったのかもしれません。
しかもこれは、今すでに娘を嫁がせようとしている父親の心情も
これもまた同じであろうと、私は思わずにはいられませんでした。
いやいや、男親の場合はそれ以上に複雑な万感の想いがあったのかもしれませんね(^^♪

※偶然私が今、ブログを書いている今日の日付が「父の日」なもんで余計に
  感受性が高まってそう感じるのでしょうかぁ?・・・それとは関係ないか〜(笑)







晴れ晴れとした青空の中、新緑の美しい季節に相応しいアットホーム的ないい結婚式でした。
そしてこれは、息子が自分たちの結婚式のために作ったという飴細工だ。
式の当日まで、毎日残業して作ったようで・・・
よく見ると、自分の名前とお嫁さんのネームが二つくっついて入っていた。
娘がそれに気づき「さすがー、お兄ちゃ〜ん!」と言っていた(笑)
ありがたいことに、披露宴に出席していただけた皆様方に
この飴細工のいい評価を頂いて、息子共々二重の喜びとなった。
これは式場の受付のところに展示していた。












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