舌の色はピンク
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2022年03月31日(木) 誘い、値上がり、詐欺メール

晴れ。あったかあい。
年度末だけど僕自身には全然関係ない。
いつもどおりの構えでいる。

弁当はもう炊き込みご飯だけにした。
油使いたくないし。
サラダだけは入れたけど。


会社に正式に、育休申請書を提出した。
出産予定日である7月10日から三ヶ月、10月7日まで。
10月8日9日が土日なのよな。
それに実際は出産日が前後するのだろうし、とりあえずはこれでいい。


コロナ以来会っていない友人らに連絡を入れてみた。
4月10日に妻が友人の家へ遊びに行く予定が立っている。
その日なら我が家で遊べるから来てみないかという誘い。

ワクチン3度目も打って、冬も終わって、
本格的に我が家を開放していってるわけだが、
呼びたい友達となると難しい。
うちに来てくれたところで別に楽しくないんじゃないの?
という気負いもある。
食べて話すくらいだし、
話すっつっても僕はもう会話能力を捨てちゃってるし。
だから面白い相手、頭の働く相手、感度の高い相手ほど呼びにくい。
後は何か別の目当てがあればいいのだけど。
麻雀くらいか。


今週末は、土曜日に代官山に行ってみることにした。
20やそこらの頃には面白がって服や雑貨を買いに行っていたが、
日本有数のマママウントの土俵でもある。
ベビー用品、キッズ用品にはものすごく強いはずなのだ。
自由が丘も店舗数は多かったけれど
代官山のほうが洒落た高級品が揃っていると思われる。
ここで感度を高めておきたい。


ようやっとセトウツミ買えた。
書泉グランデに売っていた。ほっ。
2冊で1000円越え。少年漫画も高くなったな。
最終巻でページ増とはいえ。

明日からまたいろいろ値上がりするらしい。
買いだめはしてない。
自転車くらいは買っておこうかと思い
そういえば西友の5%オフ日だったりしないかしらんと検索してみたら
5%オフ日一覧、のページがだたのトップページで
なんら目当ての情報が出てこない。
あれこれと調べ直してみるに、ウォルマート提携のサービスは3月いっぱいで終了らしい。
まあいいけど…。
ただ3月31日までと銘打っているくせに最終日である今日の時点で
すでに情報が削除されているのはけしからん。
当分は西友つかわないでおいてやろ。
ネットスーパーだけは3ヶ月に2回使うペースで。


退勤後、妻から連絡が入った。
珈琲豆を買うために西荻へ繰り出してみたものの
店は空いていなかったし
さらには腹が突っ張ってしまいちょっと休憩したい、
それいゆで茶を一杯だけ注文して待ってるから後で合流できないか…
という誘いに乗って、今日は西荻から帰った。
ついでに自転車屋に立ち寄ってみる。
安くても税込み19000円する。
1万円でママチャリを買ってきた記憶が根強く、
機能的にも意匠的にもなんら強みない自転車が
2万円弱というのはためらってしまう。

それいゆに寄り妻と合流。メロンソーダを飲んでいた。
八百屋に寄ってからマイロードへ。
肉屋では冷凍するための鶏もも肉だけ買った。
妻は友人からDIYの相談を受けたらしく、
しかし今回はその手細工を諦めてもらった方がいいと助言するつもりのようだ。
「自分のDIYについても、そのくらい冷静に諦めてくれたらいいのに」
「あのね私もやっぱり棚作ろうと思って」
「ア?」
「ガラスの引き戸にしてね、栗の木でね…」
「…原稿の方は?」
「描いてるから。ちゃんと全部やるから」
これは、結局は承諾してしまう流れだ。

帰り道の途中、小さい公園にそびえる立派な桜の木にみとれた。
満開。ひかえめながらもライトアップされていた。
2分だけベンチに座って眺めた。
目の前では女子中学生が写真に収め、
奥ではサラリーマンが缶ビールを開けていた。

帰宅後はすぐに夕飯を用意した。
玉ねぎとニンニク、牛肉、ピーマンを順々に炒め、
かるく茹でた人参も加えて、
少量のケチャップとオイスターソースと甘酢を絡ませ、
砂糖と醤油と水で溶いた片栗粉であんかけにする。
抜群に美味しい。
甘酢とあんの使い方にもこなれてきた。


食後、ネットスーパー注文。
失敗した。
水を買い忘れた…。ダンボールで買っておくつもりが。
一度注文を受け付けてもらったが最後、もう変更はきかない。
というか注文確定確認のメールもこないのか。
間違って迷惑メール扱いされてたりして…と
数カ月ぶりにYahooメールの迷惑メールフォルダを覗いてみると
Amazonからアカウントへの不正ログインの疑いメールと
その数日後にはアカウントを停止したとの連絡が入っている。
実際には、Amazonにログインしてみたところそんな措置はとられておらず、
まごうことなき迷惑メールだったのだが、
ドメインがamazon.co.jpであったり
数日かけて不正ログインの疑いをもたせていたりと巧妙だ。
まぁそもそもAmazonのアカウントなんか要らないのだけど…。
憎悪する企業の一つ。


昨日から延期になった苺ジュースを作った。
前回はブレンダーで手軽にやったが、
どうしたって手もみの方が美味しい。
ポリエチレン手袋を二重にしてひたすら潰していく。
冷たい。
音を上げそうになりながら5分ほどかけて揉み潰し、
砂糖と牛乳を混ぜていく。
美味い。美味すぎる。
良い苺をぜいたくに使ってやった甲斐ある。


妻がゲームに興じている隙に1時間だけ自分の時間をもらった。
トキノをちょっと書き進めた。
1時間じゃもう全然進まない。
終わりは見えてるんだけど。
僕の小説の書き方は、僕が絵を描くときとよく似ている。
書きたいところ書きやすいところから断片的に手をつけて、
それらを整合性取れるように、辻褄合わせのように結び成形させていく。
おかげで素人くさいというか、構成、デッサンは崩れているのだけど、
一点特化の妙味は出ている…と思う。
問題は書きたいだけの作業前半がノリノリで、
全体のバランスを整える作業後半が気乗りしないってとこだ。
終着点を含む全体像をすでに頭に描けているだけましなのだけど。


今夜も民話読み聞かせ。
朝鮮のヒキガエル息子をはじめ、
日本、イギリス、インドと読んでいったが、
いずれも婚姻にまつわる悪徳譚で笑った。
あいつらすぐに美女を騙して結婚したがりやがる。
解説には、素性の知れない男がどんなに甘言をろうしようと
身を委ねて結婚などしてしまわないようにという教訓が込められているとあった。


2022年03月30日(水) 認識の制御、自治体への問題の相談先、家事のスタートダッシュ

晴れ。やや肌寒い。

朝から唐揚げをつくる。
昨晩から下味をつけておいた鶏もも肉に
片栗粉をまとわせて米油で揚げ焼き。
米油初めて使ってみた。
調理中には違いがわからないな。
揚げ終わってから、胡椒を振っていないことに気がついた。
いつもだったら下味時点で加えているのに。
やむなく、弁当に詰める直前に振りかけた。

換気扇の死亡はかなり手痛く、
キッチン横の窓を開けてはいるのだが
それでも臭い、空気がこもる。
キッチンと居間を襖で遮る必要もあり、
するとキッチンにしかついていないエアコンから
居間に暖気も送れなくなる。
今日くらいならまだいいけど
明日以降また冷え込みそうだから困ってしまう。
今週は料理自体をちょっと控えるかも。


節約について。
よくいう話、
安い商品を求めて店をハシゴしたり
行列に並んだりするのは
時間あたりで勘定すれば対価が見合わない、
節約するつもりでかえって損してる……
と
鬼の首を取ったように知的ぶる手合いがいる。
かういう僕もそう思っていた。
小学生の頃まではな。

中学生になったあたりで、母親相手に、
スープの味付けについて意見を交わし合った。
健康のため塩分の過剰摂取は控えないといけない、
という立場を母親はとっており、
だからお湯で味を薄めているのだと説明してきたが、
結局は全部飲み干すのだから
どちらにしたって塩分摂取量は変わらない、
と僕は主張した。
母親は、それはもっともだと納得した。
……が僕は自分自身の言い分に綻びを感じていた。
濃い味に慣れてしまうよりは
薄い味に慣らしていたほうが、
今後も見据えたときには塩分摂取量を控えられるはずだ。
目先の変数じゃなく、
もっと先の、広く大きな視野で目的を捉えてみたときに、
この認識の調整は強い意味を持つ。

この考え方はかなりいろいろな問題に適用できる。
「節約のために店をハシゴする努力」は
いかにも
「目先の損得しか見えていない」
と批判し易そうだけれども、
実はその批判こそが目先の、
与えられた問題そのものしか考えていない、
ペーパーテスト的な枠組みで思考しているのだ。
節約的行動の実践による金銭感覚の制御のほうが、
よほど知的な営みのはずだ。

ものすごいカンタンな話なんですけどね。
中学生の僕でも辿り着けた論法。
意識の水準とか常識のレベル、風潮の大勢とかを決定づける認識を、
自ら制御していく。
極めて知的な営みだと思います。
ちょっと無茶に思えるようなフェミニズムの叫びだって、
この論法なら理解できるようになる。
「広告物に女性の肌が露出しすぎている! 規制しろ!」
という注文は近年数多く取り上げられる。
それに対して多くの”論理的っぽい”批判が殺到する。
この注文のキモにあるのは、
「これが許される世の中、まかり通る風潮を見直そう」
であって、
目先の変化はあくまで目的のための手段でしかない。
そこを見誤った連中が、
見当違いの”論理的っぽい” ”知的ぶった”批判を浴びせにかかる。
まったく合理的でも知的でもない。
人の営為には目的がある。
表面上あらわれている行為からだけでなく
その根底にある目的を見据えて初めて真っ当な批判がかなうのだが
この探検の努力を怠る大人たちの多いことには呆れる。

「そこまで考えて生きたくない」とする人もいるだろう。
そういう人たちには、そういう人たちにふさわしい人生がある。
しかし
そういう人たちは、自らのふさわしいとされたそういう人生を、
こんなの私にとってふさわしくないとキレ散らかすだろう。


3月が終わる。
くるりのマーチなんか聴いてみちゃったりして。
図鑑、2000年発売か。
20年前か。
20年。
20年前かああああああ。
こんな気分は春一番に乗って消えてゆけばいいのに。


夕飯はうどん。妻はぶっかけ。
僕の方は豚肉切り落としとキムチとネギと卵で具材マシマシ。
そして夕飯後には洗い物して濃厚イチゴジュースを作って…と思ったのだが
妻からちょっと一緒に休もうと促され
その流れで九段下マクドナルドの問題などを話してみたら
一部にはうなずいていたものの
総括的な感想として
若者からうざがられる爺さんになりそうだね
という言葉を頂戴した。
なんて浅はかなのだろう!と思ったが
これには反証のしようがない。
現時点でなんらの、根拠ある反論はしえない。
しばらくの間なんのやる気もなくなって
考えごとだけを深めていたが
妻には
この先を楽しみにしているがいい
という言葉を投げてこの場は決着した。


千代田区への相談先について調べてみた。
今回の相談内容は、
店舗前にいつも客が立ち並んで歩道の通行が阻まれている格好になっている、
店側としては客の列を誘導するべきだと思われるが何らかの指導はお願いできないものか。
とまとめられる。
当初は道路整備課でよいものかと思われたが、
国道や都道やらで部署が区分けされている時点で、
どうやら車道に限っている。
では商工課か。
商売している店舗への指導だから正しそうにも思える。
でもどちらかというと、消費者ではなく経営者側が相談する窓口のような…
ならばまちづくり振興課か。
いやおれはいま振興とは逆のお願いをしようとしている…?
などなど考え込んでしまった。
どこでもいいから連絡してみて、
じゃあどこへ相談したらいいんですかで済みそうな話だけども。
スタートダッシュでつまずきたくない。心理的に。

スタートダッシュといえば
今夜の皿洗いは一度遮られてしまったから
もう一度奮起するのに気力が要った。
家事は、やろうと一歩目を踏み出した時点で
7割は終わっている。労力としてはほんとそう。
それだけに、この時点で100ある気力のうち70は使っている。
だからそのタイミングでキャンセルとなると困っちまうのだ。


トキノ、ちょっと書き進めた。
中盤がつらいな…。序盤と終盤は面白いのにな。
“ダイブ”しないと書けないのに、
冒頭から読み直さないと潜り込めず、
書く度にそのための…助走のための時間がかかる。
それもあってなかなか進まない。


今夜も民話の語り聞かせ。日本。天女の羽衣。
貧乏な男が天女を手に入れたいばっかりに
衣を盗んで天界に帰れないようにするという導入にドン引き。
で子供が産まれた後に天女は天井裏から羽衣を発見、
子供を連れて天界へ帰る。
男はそれを追っかけて、天界でさんざんこき使われる。
で途中経過が端折られて、最終的には七夕伝説に行き着いた。
解説によるとこの筋立ての類型は世界中にあるらしい。
女の自由意志を尊重せず男の身勝手な欲望から
嘘と罪を重ね強引に婚姻関係を結ぶという畜生譚。
解説者は御年90に届こうかという爺さまだけれど
このテの男をボロクソにけなしていて面白かった。


2022年03月29日(火) ウィル・スミス、本棚は花畑、通報決心

曇り。なんか寒い。

朝のワイドショーでは、昨日のアカデミー賞授賞式での
ウィル・スミス平手打ち事件がトップニュース。
ドライブ・マイ・カー受賞について
僕は苦々しく思ってる側だけど
映画の受賞そのものじゃなくて
こういう事件のほうが話題になるんだな…という皮肉よ。

ウィル・スミスは映画女優である妻の病気を
司会にイジられたことに憤慨して平手打ちを見舞ったとのことで、
僕はその振る舞いを個人的に支持したくはあるけれども、
それとアカデミー賞の運営や司会者を非難することとは別だと思う。
なにしろ、わからないから。
メディアが圧縮した情報を伝えているだけで、
司会者がどれだけのイジりかたをしたのかもわからないし、
英語によるちょっとしたニュアンスもわからない。
だいたいが異文化だ。
こっちの見方では「受賞式典」という場と見なしたくなるが
どちらかといえば「受賞パーティー」に近いのだろう。
その「パーティー」の感覚は、本来的に日本人にはない。
で、パーティーにおいては
司会者がジョークの一つや二つ飛ばすものだという文化があるだろうし、
じゃあその程度具合はどんな水準で…となると、これがまたわからない。
ひょっとしたら、病気の人を敢えて取り上げて明るく笑い飛ばすことで
善性が発揮される、そういう文化だって十分ありうるだろう。
また、今回のウィル・スミスの振る舞いを支持することは、
ポリコレがやろうとしてきている価値観変革へNOを叩きつけることにもなりする。
「自分には大事な人がいる」と人間の扱いを線引きした上で、
「妻が侮辱された」から「暴力を行使する」というのは、
いかにも旧来のヒーロー像だ。
僕は断然アリだと思うけれど、
これを認めると論理的破綻に陥ってしまう者共も少なくないだろう。

それに、公にウィル・スミスの抗議を非難しなかったとなると、
これは前例となる。
つまり、今後アカデミー賞あるいはそれに類する催しでは、
ブラックジョーク寄りの軽口が制限されかねない。
それが各々の裁量による自粛ならまだしも、
規約レベルで明文化されたなら、
いかにもエンターテインメント精神に反して、
端的に言ってつまらないだろう。

あとはなんだ…
「暴力ふるった時点でダメ」ともいえる。
これは一番強いかも。
まぁだからこその平手打ちなんだろうが…
でもアメリカ人なんかには
拳よりも平手打ちこそが最大の侮辱表現になると聞くよな。

あれこれ考えるには面白い。
かなり多角的に、また深く潜っていける問題ではある。
それを単純化して、どっちが良いの悪いのと叫んでる連中を
僕は心から蔑むのです。


朝イチが復活。
1週間休んでスタジオセットが新しくなった。
これ大事なんか?
いち視聴者としてはどうでもいいと思ってるけど…
少なからぬ視聴者を相手に必要な飽きられないための工夫なのだろう。


弁当は冷凍のソースカツと、先日もらった生姜おかかふりかけ。
ラクチン。
火曜はごみ捨てもないし余裕で家を出た。


ワイヤレスイヤホン相変わらず断線する。なんだこいつ。
そうそうそういえば、
こいつは最小音量にも制限があるのだった。
有線と比べて圧倒的に、最小の音量が「大きい」。
だから電車内の座席では、もしかすっと音漏れしれるかもと、
仕様がためらわれる。
なんでも技術的に難しいらしい。
だからワイヤレスイヤホンで小さい音量を達成できるのは、
どうしてもある程度の価格帯の製品になってくる…
 いやいやいやいやいやいやいや
じゃあやっぱりiPhoneには有線用のジャックが必要だろ…
時期尚早
つくづく汚い商売していやがる。

今日も九段下のマックの前には客が立ち並び
歩道の通行を阻害している。
つくづく汚い商売していやがる。
自治体に通報してやろうかな。
という言い方は好きではない。
するならする、しないならしない。
ということで決心した、ちゃんと通報しよう。


昼休みに神保町古書店街に繰り出して
網野善彦のなんとか苦界なんとか買った。
ようやく買えた…。
中世日本におけるアジールの本。
定価が1200円、一軒目が800円で二軒目が750円。
神保町なら見つかるもんなのだなあと感服しつつ
三軒目で600円だったから買った。
古本に関しては吝嗇。
ちょっとでも安く買いたい。
折り目だの染みだのの状態とか全然問わないし。
本は読めればいい。
読書が行為的に好きなのであって、
別に本が物質的に好きなわけじゃない。
でも図書館でも本屋でも古本屋でも
入った瞬間ドワーッって
縱�圓�ら本に囲まれる感じ、好き。
すごい好き。
情報の百花繚乱というか。
本当にこう、花が咲き乱れてるような美景。花畑。
小汚い本でもなんでもいい。
「まだ見ぬこの世界の真相」が綴じられている、
その可能性の豊かさに感動する。


仕事中に紙で手のひらを切った。痛い。
血は出なかった。
その分油断していて痛みを忘れた数時間後
たまたま使ったアルコール消毒液に悶えた。
大人だからノーリアクションでこらえたけど…
心中はジタバタもだえた。


退勤後、中野のまんだらけに寄った。
セトウツミの7巻8巻が買いたかったが買えず。
隣の本屋にも寄ったが買えない。
オッドタクシーの劇場版公開も迫ってるし、
重版していてもいいのに…。


夕飯は炊き込みごはん。
炊き込みご飯のもとだけだと味が薄く具も少ないから、
めんつゆとみりんを加え、人参を刻んだのと、
干し椎茸をレンジでもどして、もどし汁ごと炊く。
美味い。
ゴマ油で焼いて塩を振っただけの目玉焼きも美味い。

録画してあったレイチェルクーの料理番組を見た。
今回はなかなかトークも料理も冴えていて、
パイ生地みたいなので野菜をロールしてカタツムリ状の巻き型にして焼いて
ヨーグルトベースのソースをかけた一品料理が美しく美味しそうだった。
あれはやってみたい。


内田樹先生の本で、
英語が世界共通語となるにつれ
母語話者による文化的奥深さは失われ、
極めて機能性に特化したコミュニケーションツールに堕していく、
という指摘が面白かった。
どの言語にもその言語独自の、
文化に根ざしたニュアンスが潜んでいるはずであるのに、
その独自性を確保したままでは世界言語たり得ない。
ごもっともだ。


80も収録されている民話集も
毎晩毎晩数話読んできただけあって残りが尽きかけてきた。
今週いっぱいだな。


2022年03月28日(月) 金払い、花粉症悪化、4月予定

晴れ。あたたかめ。
もう朝でも暖房いらないくらい。

朝方妻に起こされた。
6時あたりだったか。
うまく眠れないらしかった。
うがいをして水を飲んでくるよう仕向けると
素直に従ってトコトコとキッチンに向かっていった。
僕は眠気がたまらず間もなくまた寝た。
7時半に目を覚ましてみると今度は妻が熟睡していた。
8時にトースト。妻の方には昨日つくったカスタードクリームを塗ってやった。
朝方は二時間くらい眠れず起きれずだったらしい。
朝イチは甲子園の放送でつぶれていた。
なんか番組大変なんかな。


弁当は豚肉切り落としをナスと一緒にオリーブオイルで炒めて
バルサミコ酢と醤油、ブラックペッパーで味付けしたもの。
鉄板に美味しいやつ。
でもちょいと薄味になってしもうた。


出勤前、ATMに立ち寄って現金をおろした。
残高は220万くらい…。
もーイッコの口座が320万くらい?
奨学金返済しつつ親にお金を入れつつ生活水準も妥協せず
まーまーマシな方なんじゃないだろか。
収入に対しての金の使いかたが上手い方なんだろう。
まずソシャゲや賭け事や酒や風俗やらの
男の悪徳みたいな遊びに手出してないしな。
で身だしなみも最低限、外遊びもほぼせず、外食もたまにとなれば、
むしろもっとお金溜まっててもいいのかもしれないくらいだ。
でも本とか食材への支出はあるし、贈り物も好きな方だし、
無駄遣いがないだけでそこまで倹約家でもない。
だから金の使いかたが上手い方、くらいの評価が望ましい。
誰か褒めてくれ。


へうげもの読みきった。
前半から中盤にかけて魅力的だった人物が退場して
後半は新規キャラの台頭が目立つ…のは、
なにしろ歴史ものだから仕方ない、
史実に沿う限りは当然仕様なのだと、
わかってはいても後半主軸となるキャラクターたちに入り込めず、
残念でならなかった。
それに利休没までのエピソードと流れが漫画的に濃すぎて
そりゃああんな濃度のまま長期連載は続けられんよなあという。

後半においては茶々様の豊臣びいき、ひいては秀吉びいきにジーンとする。
さんざんサルだのなんだのと小馬鹿にして
野心の踏み台にしか見なしてなかった若い頃から一転、
徳川の世になってからは”太閤殿下”へのたしかな敬意が見え隠れして感慨深い。
あとはとくに…
「回想から殴ってくる利休」はスバラシかったけどそれくらいか?
どうしても前半とくらべてしまうゆえのう。
中盤以降で一番は石田三成の末期の数寄。あれは泣きそうになる。


夕方、換気扇修理の業者が来たもよう。
聞くところによれば、ガッツリ壊れている。
修理するにしても部品が取り寄せになる。
早くても来週になるだろう…という話だった。
仕方ない。
幸い冬も過ぎたし、窓を開けて対応していくことにする。


夕飯は妻たっての願いでオムライス。
簡略版でいいからと。
作るの自体は手間ではないが後始末が面倒なのがオムライスだ。
月曜夜には避けたかったがかなり強めに所望されたので受け入れた。
サラダ油で刻んだ玉ねぎ炒めて鶏もも肉炒めてニンニク炒めて
ケチャップどぱっと入れて水分飛ばしつつ
顆粒コンソメ溶かし入れてご飯入れて木べらで混ぜて塩コショウ。
一回皿にとって、今度はマヨネーズと牛乳を混ぜた卵液を
バターで焼いて薄いオムレツに。
チキンライスに乗せて追いのケチャップかけてできあがり。
サラダの用意含めて15分くらい。
ンまかった。

グレーテルのかまどでイギリスのケーキつくってた。
イースターに合わせてつくるんだとか。
それにあわせて現地のお祭りでパンケーキを焼いてそれを皿に持って
町を全力で走るという催しを紹介していてどうかと思った。
ゴールの歓喜とともにパンケーキ落としてたし。
当のケーキは表面にマジパン細工をたっぷりのせていた。
今でもマジパンがよくわかっていない。
砂糖菓子?
使ったことないし、僕の作りたいケーキからはかけ離れるのよな。


花粉症がヒドイ。
寝室でやや休んでから入浴。
4月のスケジュールについて思案した。
土日はなかなか立て込んでいる。
友達を呼んだり、買い物したり、実家に帰ったり、
それに両親学級、保育園見学などが入る予定だ。
さしあたり今週末は、また妻の別の友人を呼ぶか、
または代官山に買い物へ繰り出すか。


そういえば昨日やけどした。
キャラメルで。
キャラメルって殺人的な高温なので
ほんのわずか一瞬触れただけでもう無事じゃ済まないのよな。
これまで何度もやけどしてきてる。
今回は右手中指の第一関節が水ぶくれになった。
痛い。
でも3日もすればほぼ治るかな。

しばらく前に
どっかの夫婦の妻が夫の寝ている隙に
顔面めがけて煮立てたキャラメルをぶちまける、
という事件があった。のを読んで戦慄した。
亡くなったんだっけ、どうだっけ…どちらにしても恐ろしい。
「それがどんな結果をもたらすかという恐ろしさを知らなかったから仕出かした」
って犯行は世に多くあるけど、この事件に限っては、
妻がキャラメルの恐ろしさを知った上でやった気がしている。
なんとなくそう思う。
それだけに怖い。


今夜も民話を読み聞かせて寝た。


2022年03月27日(日) 妻友人お招き、ゴッドギャンビッツ、朗読の醍醐味

8時半から休日トースト。洗濯機を回す。
OKストア行って9時過ぎにもどり。
風呂入って10時。
掃除などやった。

万全の態勢を整えて、10時半、ミュークルドリーミー。
さ、最終回…。あああ…。
さあどうなる…
ストーリー上やるべきことは全部先週でやってくれてて
残るはアサヒくんとの恋物語くらいだが…
最後の最後でイカれた展開見せてくれるのか…?
という予想をすべて覆し、まさかのふりかえり総集編。
ああ本当にカツカツだったんだなとかえって頭が下がる。
2期を完走してくれただけで十分だ。
最後の最後もバタバタッと終わったから
なんか終わった感がなくって、そうすっと喪失感もなくって、
けむに巻かれたようで、しかしとにもかくにも悲しまずに済んでよかった。
ただ最終話サブタイが1期のOP曲のサビからとってて
まさかその曲がかからないとはな。やるな。

11時、そうめんの用意。
薬味は大葉、小ねぎ、みょうが、いりゴマ。
美味しかったけどもやや肌寒かった。
もうちっとあったかくなってからだな。

食べ終わってすぐ、シュー生地用意してタルトシューを焼く。
その間にカスタードクリームを用意。
掃除も進めつつ、今度はシュークリーム用にシュー生地を焼く。
キャラメルクリームを用意。
掃除。掃除。

14時来客。
妻の友人3人。
彼女らは10年以上前から知っているが
3人とも着々とキレイになっている。
口に出すとワザトらしい感じにしか言えないので
わざわざ僕からそう伝えることはない。

手土産にそれぞれ、ラベイユのジュースと練り切り、
クッキーを頂戴した。
妻が家を案内している間に僕はサントノーレキャラメルを仕上げた。
キャラメルクリームが…ぼそぼそとして美味しそうじゃない…。
とてもげんなりした。
妻は娘の名前候補を相談していた
維乃が一番人気だった。
そうか…維乃か…
いちばん無難なようだ。
葉結はやや推せないようだったが
こういうつもりでとアピールするとうなずいてくれた。
淡がもっとも不人気だった。
ペンネームっぽいと。

サントノーレキャラメルを出した後
僕は洗濯物を取り込むなど家事にいそしんで、
それから渋川栗のラビオリを用意した。
評判はまずまずか?
めちゃめちゃ美味しい!とはならなかったな。

その後、いただいた和菓子を頂戴した。
練り切り。
可愛いし美味しい。
思った以上に美味しくて驚いた。

連中はしばらく雑談を楽しんで、
夕方を前に何か手軽に遊べるボードゲームはないかとの相談を持ちかけてきた。
カードゲームになるがゴッドギャンビッツを推した。
10分ほどルール説明した後、さっそくプレイしてもらう。
なかなか盛り上がっていた。
知力と運、たがいの思惑を読んでいく駆け引きなどが試されるゲームだが
4人間でのバランスが良かった。

それまで同室に居座るのは遠慮していたのだが
ゲーム中はアドバイザーとしてスミッコで本を読みながら待機していた。
図書館で借りてきた、若者の貧困についての本。
前時代とは様変わりしつつある現代の貧困について
行政やNPO法人がいかに対応してきたか書かれている。
読みながら、ああそういえばウチも母子家庭だったし
母親は生活困窮者で僕らは学費にも貧していた、
りっぱな「若者の貧困」の体現者であったと思った。
全然自覚はなかったけど。
目の前にいる娘さんがたは4人とも、
まぁ実際にはどんな家庭であったかはわからないけれども、
一言にすれば中流家庭以上の育ちではあるようだ。
だから本来的には価値観の礎が僕とは違う。
まともに口が聞ける間柄じゃないんだよな、
とどこかで壁を感じる。
階層的な劣等感もつわけじゃないにせよ、ただ単純に、
人間としてのベースが違うと、たまに思う。


19時過ぎに解散。
後片付けをサッと済ませて飯を作った。
なんだか食べたくなったのでチャーハンを。
ニンニクとイカとキャベツで。
美味しい…。
油っこいけどシンプルに美味しい。
ダーウィンはアユモドキ。
用水路やら田畑を人間どもが
アユモドキのためだけに毎年調整してやって、
ようやく30匹程度には居ついてもらっているのだとか。
それでも存続が危ぶまれているのだとか。そんな。


20時、義母と義祖父から電話がかかってくる手はずだったが
予定が遅れ21時過ぎになるとのことで、
いったん寝室に行って一緒に漫画を読んだ。セトウツミ6巻。
それから民話も1話だけ読み、ちょうど21時になって、
5分ほど電話をした。
4人いっぺんにスピーカーホンで話したのだが
声が割れやすく
ご高齢の上に広島弁である義祖父の話は殆ど聞き取れなかった。
でも
「なんでも、いいようにいいように考えるんじゃけえよ」
「毎日が幸せよ」
という言葉は聞き取れた。何度も言ってくれていた。じゅうぶんだと思った。


夕飯にそれなりの量のチャーハンを食わせたのに
21時半を過ぎてどうしても米が食べたいと妻がゴネる。
今日手土産に生姜おかかのふりかけももらっていたので
ご飯をあっためて食べさせてやった。
僕も一口もらったが絶妙に美味しかった。

入浴後、処理し損ねていた鶏むね肉を茹で、
そのほかの家事も済まし、0時過ぎに寝室へ。
もはや毎夜の恒例、民話を読み聞かせ。
話の内容も面白いけど、朗読自体を楽しんでいるところもある。
演劇芝居とは違い感情をあまりのせないのがミソかも。
淡々と読んでって、セリフのところは人物ごとにちょっとだけ演じ分け。
そして全体的にゆっくり読む。
この ゆっくり読む というのが独特で、
つい早口で読んでしまいたくなる自分には
ちょうどいい訓練になる。
ごまかしにくい。難しい。
それがなかなか楽しい。
喉はとっても渇く。
寝床にコップ一杯の水を置くようになった。


2022年03月26日(土) 掃除、義母おまねき、パフェ

晴れ。朝はやや冷え込み。

9時から休日トースト。
あいかわらずマヨネーズが美味しすぎる。
9時半、図書館へ。本の取り寄せを2冊お願いした。
OKストアで買い物を済ませ、帰宅後には朝風呂。
天井や換気口を含め、浴室をこれでもかと全面的に掃除した。

10時半、洗濯物を干し、家事をこなしている間に
念願の座布団が届いた。
赤茶、藍、山吹、深緑、
いずれもくすんだ和っぽい色合いで、とてもそそる。
部屋に合う。
「旅館みが増したね」
という感想が漏れた。
初めて み というネットミームを使った。

11時半、辛ラーメン。妻はカップそば。
庭で食らう。やはりいい。幸せだ。

0時半、掃除。
家中を片付けていく。
本当は大掛かりに整理し直していくつもりだったが
なんといっても妻が不調子につき
大物配置は現状のまま中小の物をまとめキレイにするとどめた。

義母が14時に来る予定がちょっと延びたようで、時間を持て余した。
その間に不十分だった箇所の掃除でもしていればよかったのだろうが、
どうにもこのテの 間延びした時間 の取扱いは不得手で、
見定めていた照準がぼかされ、なんにもやる気がなくなってしまう。
ただノンビリと待って、14時半過ぎに連絡が入った。
僕はバス停まで迎えに行った。
お義母さんは手荷物を提げている。
持ちますよ と声をかけかけたが
明らかに我が家への手土産でもあるそれを
今この場で持ちますよといいがてらに受け取っていいものか悩み
結局は言い出せなかった。
これこういうときの正解あんのかな。
いやこういうときの正解のなさが人間社会の面白みなのだけど。

テレビが大きくなったねえと驚かれた。
買い替えたのが年末だから
それ以降来てもらっていなかったことになるのか。
ちょくちょく電話でのやりとりはあっただけに意外だった。
テレビの値段を40000円くらいと伝えてしまったが
後から調べ直したら56000円だった。えらい違い。

名前は、葉結を推してくれた。
維乃はちょっと弱いようだ。
淡は、タンと読んでしまわれるだろうと懸念していた。
しかしいずれも可愛いと。
とても参考になった。

手土産にいただいたイチゴがメチャウマだった。
甘くって…練乳も何もいらない。
ただ食べるだけで美味しいというイチゴ。

それから義弟と三人で電話。
結婚式について打ち合わせ。
誰を呼ぶの呼ばないのといった話などした。
僕は義弟に、当人の気持ちが一番だから、
君がしたいようにするべきだ、
ちゃんと伝えれば必ず皆に納得してもらえる、
ただ気持ちをハッキリさせないでいると皆困っちゃうから
まずは自分の意志と向き合ってね、
といった意味のことを言った。
けどあまり呑み込んではもらえなかった気がする。

16時前、雨が降ってきた。
あわてて洗濯物を取り込んだ。
かろうじて無事といったところか。

17時過ぎ、揃って西荻へ。
お義母さんが目当てとしていた二件のランプ屋のうち
一件はガチ目の欧風アンティークで
こちらは外から見ただけで遠慮しておこうということになった。
その先の珈琲屋で豆を買った後、
僕らは銀行に預金しに行くつもりだったが
妻がキャッシュカードを忘れたとのことで
それならばいっそ着いていこうと、二件目のランプ屋まで案内した。
いつぞや買った…買わされた、トルコランプ専門店。
今日も店主は親しげに話しかけてくる。
小サイランプアルヨ?
ドコニ住ンデルノ?
だがお義母さんは、これといって欲しい物が見つけられなかったようだ。
4分ほどで退店した。

駅前でお義母さんと別れ、
それから妻がネット上で目をつけたという店に
パフェ目当てで向かってみた。
席数少なめのカフェバーで、僕らはカウンター席に案内された。
だがメニューを見て驚がく…。
パフェが2500円もする。
それでも本当に食べたいと思えるパフェならかまわないのだが、
2品あるパフェのうち1品はおかずパフェというもので、
もう1品は季節のパフェと銘打って、
桜をベースにアレコレと盛り付けている。
ところがこれがどうにも美味しそうに見えない。
意識高そうなだけで、実を伴っているとは見なしにくい。
ましてや2500円かけてコレというのは…。
すでに着席して水まで飲んではいたが、妻と念入りに相談して、
不躾ながら今日のところは店を後にすることにした。
これは本当に大人気なく、またお店側への心苦しさも強いものの、
パフェをいただくという貴重な機会を十全に満足したいという欲がまさった。
店員さんはこのキャンセルを快く受け入れてくださった。
また機会を見つけて来ますと伝えた。
嘘ではない。
おかずパフェは、今日の気分にそぐわなかっただけで興味はある。

小雨の中それいゆへ向かった。席は空いていた。
チョコバナナパフェ800円。
これだよねというスタンダードなもの。
2台注文して頬ばると、まさしくこれだよこれと、
パフェ欲が満たされた。
どれだけシャレぶったケーキつくって食べようと、
このわかりやすい甘味の暴力にあらがえんときがあるんだよな。
とはいえパフェは後半になるにつれて重たくもなってくる。
僕の好みで言えばチョコバナナクレープの方が上だ。
ああ食べてえなあ。

それいゆにいる間に雨は本降りとなった。
マイロードに入って肉屋で肉を買い、
妻は花屋でミモザを買っていた。
売れ残りをわずか200円で買えたらしい。
外は風が強まっていた。
傘を差したとたんにコウモリになる。
さいわい雨は弱まっていたから、
ちょっとだけ濡れながら帰ることにした。
帰宅間際になってまた降り出す。
今度は風が弱まっている。
なんとかかんとか家につき、
暖房をつけっぱなしにしていた部屋で暖まる。

ちょっと疲れてしまったのと、胃腸が乱れていたのとで、
20時近くまではごろごろと休んで、夕飯は10分で仕上げた。
麻婆茄子。
はじめてのこころみ。食べたのすら初めてかも。
夫婦ともに元々は茄子が苦手で、
食べられるようになってからも
なんとなく汁気でグジュグジュになった茄子はダメだろうと尻込みしていて、
しかし今や茄子が好きといえるまでになったから
とうとうやってみたわけだ。
美味かった。
感慨深い。

食ってから妻はゲーム、僕は読書…をする気にもなんだかなれず、
寝室で身体を暖めながら漫画を読んでいた。
それからしばし妻と交代してゲームを…
カービィボウルをやった。
Switchでプレイするとプレイ時間の巻き戻しができてしまうから
ちょっとしらミスを手軽に何度でもやり直せる。
やり直しありがたい…このゲームとの相性が良すぎる。
いやヌルゲーになるからゲーム性は半減なんだけども
このゲーム1面につき8ラウンドあるのに
その途中ワンミスでもしたら
世紀のやり直しは1ラウンド目からになる仕様で、
やりこんでいた小中学生の頃は本当に精神を消耗したのだ。
今こうして大人になってヌルい大人プレイで
颯爽とクリアしていくのは、あのころ夢想していた夢をかなえているのだ。
とても楽しい。

物件売買の情報見ていたら
いつぞや福生で見かけた米軍兵士用居住地が売りに出ていた。
ちょっとコミュニティーっぽくて面白い土地柄だったんだよな。
実際済むとなったら不都合多すぎるの目に見えてるからあくまで妄想まで。
でも今回情報公開されていた家は部屋づくりも面白かった。
店っぽくて。
店っぽい部屋いいよねえ。


明日のケーキのために、タルト生地とキャラメルオランジュを用意。
で入浴、家事、民話。
ろくになんもできん一日だった。


2022年03月25日(金) ストレスと髪、換気扇死亡、エクリチュール

晴れ。あったかめ。
それでも朝は暖房をつけている。

弁当は少量の豚バラ肉と多めのキャベツでホイコーロウ風。
ほんと豆板醤だけでカンタン横着料理になってる。
あ、みりんもチョットだけ加えてみたか…。
しかし今日は豚バラにナスを合わせるつもりだったのにと、
後になってから気づいた。
ナス余っちゃうな。明日の夕飯につかってみようかな。

換気扇がお亡くなりになった。
一昨日くらいの時点で音が不穏で
 グオ オオウオ ウオオオオオオ!
と激しい雄叫びをあげていたのだが
今朝はもうウンともスンとも…
おお あれだけ元気だったのに。
調べれば今からでも手入れのしようがあるか?
しかし忙しい朝にはやってられない。
土日に対処しよう。今日のところは諦め。
調理の臭いが部屋中にこもった。



毎朝8時からのテレビには今も困っている。
Eテレの教育番組は子供向けだけあって
同じ内容を繰り返していて飽き飽きしつつある。
8時15分までナントカごまかしたら
NHKの朝ドラも終わって朝イチが始まるのだが
今週はずっと再放送というのか
過去の映像をVTRとして垂れ流していた。
それもそんな昔じゃない…数ヶ月しか経ってないようなとこからだから
見覚えあって退屈すぎた。

やや早めに朝仕度が終わり8時半前に家を出れた。
寒くなくなると朝動きやすくっていい。


ここ一年ほどで白髪が増えた。
まだまばらといえるレベルだからいいけれども、増えたは増えた。
一時期心配していた生え際の後退は、まあ進退なしに落ち着いたか。
2年くらい前から1年くらい前までが精神的にキツくって
ここ半年くらいは安定してる。
身体には時間差で現れると思う。


図書館の大魔術師読んだ。4巻まで。面白い。
どうしてこのシナリオをエロゲで味わえないのか。
エロゲにピッタリなんだけどなあ、もったいないなあ、
もちろん世間としては
エロゲなんかにする方がよっぽどもったいないだろってハナシだけども
これがおれの直感的な感想だからよお。


夕飯はさばの味噌煮。
冷凍のサバなのにいやに美味しい。
生姜とネギとともにミソみりんで煮立てただけなのに
どうしてこんなに美味いのか。


なんとか夕飯とその後の片付けはしたが
ものすごいダルさ。
今週ずっとダルかったけど
大抵は週末に向けて快調へ寄っていくのに。
これコロナの初期症状なんじゃ…と不安にまでなった。
でも熱や他の諸症状はなし。
ただただダルい。


妻にエクリチュールについて説明をした。
もともとは文学部でそれなりにがっつりやっていたはずで、
それこそ昔は妻が勉強している本を盗み読んで学習した覚えがある。
あれからいくらかの人文学の本を読んできて、
エクリチュールには複層的な意味があると知れてきた。
今回呼んでいる内田樹先生の本では、社会言語と言い換えている。
バルトが強調した言語における三つの概念のうち、
ラングは母語、スティルは好悪とまとめることができ、
その間にあるのがエクリチュールだという。
ラングは外面世界と癒着し、スティルは内面世界の発露といえるから、
間のエクリチュールの領分は社会となる、とするとわかりやすい。
ただエクリチュールは、その定義付けよりも、
その概念を用いてなにができるかの方がずっと厄介だ。
エクリチュールの概念による批評を試みたり、
批評文をエクリチュールの方式にはめこんで解体してみたり、
そうした実用の場面においてドンドン難化していく。
僕もそのへん曖昧だからうまく説明はできなかった。


民話を読んで寝た。


2022年03月24日(木) イヤホン戦争、感情論を切り捨てるな、弱者の叫び

晴れ。
まだ寒い。
日中は気温が上がる見込み。
週末は暑いくらいになるそうだから寒暖差に気をつける。

弁当は生姜焼き。
妻が昨日あました豚コマを
醤油砂糖生姜酒のタレに漬けておいたので
それを油も引かずにただ焼いただけ。


ワイヤレスイヤホン、くじけずリトライ。
デジタル機器も結局は物理機構だから
まったく同じ施行でも
繰り返せば違う結果になったりもする。
で10回くらい繰り返したところでつながった。
しかし音が出力されない。
今度はそっからまた、できるかぎりのことを試していく。
すると一度だけ音が鳴った。
だが途切れ途切れ。
これではまったく用をなさない。
しかし直感的に、
これこのまま放っておいたらちょっとずつ
音の途切れがなくなっていくのでは…と
根拠なき期待がほとばしった。
果たして数分耐えてみると、
しだいに音の途切れが緩和してきた。
そして10分ほどでほぼ正常に鳴るようになった。

よかったよかった、で済ませるほど人間できてない。
この本来あるべき格好にたどり着くために、
昨日今日で都合1時間は無駄にしてるのだ。
そもそも有線ならば、という問題も解消されていない。
ただそれはそれとして、
根拠なき直感が正答を導いたことだけは愉快に思った。


感情論について。
理詰めで物を考え(てると思い込んで)る層が
たびたび敵視する感情論は実のところ一義的じゃない。

「自身の感情を論理の中枢に組み込んでおり、普遍性、客観性が確保されず、
広く適用するには妥当といえない論理展開に陥っている」
これは感情論と呼ばれるだろう。
例として。
 …私は過去に身内を殺されたことがある、
 本当に悲しかった、さらにそれがきっかけで人生が狂った、
 他の誰にもこんな思いはさせるべきではない、だから殺人はいけないことだ。…

さらに

「議論を始める前から自らの答えが定まっており、
その固定された答えに向かって理屈がこじつけられ、論理の飛躍や転倒が起きている」
これも感情論と呼ばれるだろう。
 …殺人はいけないことだから、殺人に使われるような道具は流通を規制するべきだ。
 殺傷事件の記録を見ると刃物が多く使われている。
 だから包丁を始めとする刃物を誰もが買えないようにしなければならない。 
 それで支障があったとしても仕方がない。
 なぜなら殺人はなによりいけないことだからだ。…
 
例に挙げたのは二つだが、この他にも感情論と片付けられる論の様式はいくつもある。
それらを一緒くたに「感情論」と名付け、等しく無価値と見なし、
「感情論だから」と切り捨てる態度は、到底理性的とはいえない。
「感情論だから」と切り捨てる態度は、まさに彼等がそう判断した理由から
「感情的な」振る舞いとなってしまう。

まず
「それは感情論であるのか」、
次いで
「どんな感情論であるのか」、
さらに
「なぜ感情論ではいけないのか」、
……最低限このくらいは考えるべきなのだけど、
その程度すらも面倒臭がって自明扱いしたがる横着者は、
そりゃもうあなたは理屈側じゃなくて感情側ですよって話だ。

僕は、いわゆる感情論のほとんどに価値を置いている。
命題を繊細に切り分けて、適用すべき部分にだけ慎重に限局すれば、
大いに意味も意義も認められるのだ。
だから自称理屈屋が安直に感情論をばかにしている様には呆れる。

それなりに理詰めで物事を考えてきた自負のある者にとっては
ヒステリックな声など相手取りたくないだろう。
まるごと聞き捨てたい、切り捨てたい、
そういう”感情”もわかるだけに、
諭されるのは本来君らのほうだよ、と思うのだ。

あと感情論に対して理屈屋なりの反論をして一向に埒が明かない、というのも、
だいたいアプローチが妥当でない。
相手の論理の破綻を指摘するよりも、
相手の中でだけ成立しているらしい論理の整序をすべきなのだ。力を合わせて。
そうしてようやく、
聞くに値しない感情論でしかなかった話に、論理めいた道筋が見えてくる。
これがスタート地点。
こっからあとは、相手を納得させることだ。
あなたの言っていることは部分的には正しく、
たしかに、これこれこういう場合には妥当である。
しかしながら、私の論もあなたの論も、場合が違えば妥当でなくなる。
今回の場合に妥当であるかどうかを、今一度考えていってみましょう。…

ディベートのような「議論そのものが目的」であるケースを除けば、
おおむね「議論は何らかの目的のための手段」に過ぎないはずだから、
その目的の方を達成するために理は最大活用されるべきなのだ。
であるのに、対話者の非論理性を難詰するのに終始しては、
イヤハヤかえって理に振り回されている。


弱者の叫びについて。
たとえばブラック校則で、
女子生徒の下着が白でないとけない決まりがあり、
それを男性教師がチェックする悪習がある、
実際に私の学校ではそうだった…
という”叫び”があると、
そりゃあ学校がオカシイよと、つい信じてやりたくなる。
というか、そこに疑念を挟むと「寄り添ってない側ね」って扱いをされる。
しかしそこは切り離して考えるべきだろう。
問題の焦点がブレるから。
恒常的に男子教師が担当していたのか、それとも状況次第であったのか。
チェックするというが毎回どの生徒に向けても無条件で視認していたのか。
ある問題事を非難や批判、あるいは摘発、告発しようとするにあたっては、
たいてい、非難しやすく、批判しやすく問題点を抽象する。
多くの人が多くの場合そうする。
しかしここには、ものすごくたくさんの事情が省かれているわけだ。
省くこと自体に正当性も認められるけれども、
そうして問題事を解決できたとしても、
うわべの問題が取っ払われだけで根っこの部分に干渉できておらず、
これが後の火種になる……てことはままある。

疑いは信頼と離反しない。
むしろ信頼を構築するためのパーツであるはずだ。
無条件的に弱者の言い分を信じる姿勢は
果たして彼らのためになるだろうか。
表面上の優しさにとどまって、
いずれ結局は肥大した害を食らわせちゃうんじゃないか。

告発されている側を擁護するためってわけじゃなく、
告発側の正当性を保つためこそ、
両者の言い分を公正に扱うべきだ。
そして片側の言い分しか聞けていないときには、
もう片側になんらの悪感情をもつべきじゃない。
いや悪感情が発生すること自体は仕方ないにしても、
見えていない事情について察しようとする努力はするべきだ。

それが、弱者に優しい社会のありかたってもんでしょうよ。


今日は西荻から。
肉屋でラム肉を買うはずが品切れ。
たずねてみたところ、しばらく入荷はないとのこと。
ガーン…。
やむなく、調味済みの牛肉買った。焼けばいいだけのもの。

電車内でちょっとだけ乗り物酔いしたような感覚に見舞われて、
帰宅してからすこしだけ休んだ。
妻も、痛んだ腰をいたわって休んでいた。
僕は数ヶ月前に実は腰を痛めていたと白状した。
たしか初日だけ伝えてたきり、以降は隠していた腰痛。
「それ病院とか行かなくってよかったの」
「腰の痛みだからね…。安静にしてろってなるだけだから」
「そうかもしれないけど…」
「きみも、できることはほぼないから、ただ休んでたらいい。
そして不安にならないことだね」
「妊婦で、ずっと痛む人もいるんだって」
「そりゃあ情報が省かれてるよ。
個人差のレベルで、妊娠が理由となる腰痛が発生する妊婦さんがいる。
そのなかに、割と長期にわたって断続的な腰痛に苦しむ人がいる。
そのごく一握りのなかに、出産まで毎日ずっと腰痛に苦しむ人がいる……。
ずっとって言えば悲観的にも捉えられるけど、
だいぶ可能性は低いだろうから、あまり心配しないほうがいい」
と伝えてみると、まずまず納得したようだった。

妻にとって腰の痛みは
出かけたいのに出かけられないという絶望に結びつくらしく
精神的にキツそうだった。
パフェが食べたいという。
「喫茶店で。一緒に。パフェが食べたい」
「年中家でケーキ食べさせてもらってると、人はこうなるんだな」
「パフェ食べたい」
「いいよ」
「いいの? かわいそうだから?」
「うん。悲惨だから」
「やった。パフェだ。調べよ。『にしおぎ』、『パフェ』、『おしゃれ』…」
土曜日に食べに行くことになりそうだ。


牛肉はそれなりに美味かった。
にんにくの芽が嬉しい。
なぜかこのあたりのスーパーや八百屋には置いてないので。

食後20時あたり、買い出しへ。
荻窪に行って富澤商店で粉糖を買うつもりが、品切れしていた。
店員さんに訊いてみても、今は1kgの製品しか置いていない。
400gがちょうどよかったのだが…しかたないか、と諦めかけたところで、
純粉糖なら200gで置いていると指し示してもらった。
「純粉糖だと、どういった違いがありますか」
「グラニュー糖だけなんです。普通の粉糖だと、水あめとかが入っていたりもするので」
なるほどいつかどこかでそんな説明を読んだ気もする。
しかし袋越しの手触りでは塊ができているように見える。
「固くなりやすかったりしませんか」
「固く…は、大丈夫だと思います。私もいつも、純粉糖の方使ってます」
その言葉を信じて、ちょっとだけ割高な純粉糖を買った。
あと渋皮栗のパックを。
その足でOKストアにも寄りトイレットペーパーや炭酸水などを買った。

21時前に帰宅。
妻はゲームをしていた。
「面白いキャラが入ったよ」
「見てくれが? 言動? 性能?」
「ぜんぶ」
見るとブリキ人形であった。
「まさか人間じゃないとは」
「でもこれ、誰だっけ、声優も有名な人だよ」
釘宮理恵。
「とらドラの、タイガーの人だね。ものすごい上手な。
そして…ミュークルドリーミーの、ゆにさまでもある」
「ああ」
聞こえてくる声は確かに聞き覚えがある。
「日曜までは…」
「え?」
「日曜まではいい。この声を聞いても。
でも日曜が過ぎたら…。
ミュークルドリーミーが終わってしばらくは、
この声聞きたくない…」
妻は笑っていたが、僕には真面目な問題だ。


妻が初恋の世界を最新刊まで読み切った。
西炯子の。
楽しんでくれていたようで何より。
魅力的な女は多いのに魅力的な男がいない、
という意見を合致させた。


今夜の寝入りの民話読み聞かせは日本から。
頭に柿の根を植え付けられた男が
これだけなってるんならっつってその柿を売るようになって
枯れたら今度は頭からキノコが生えるようになって同様に売って
今度は頭に池ができて鯉を売って
最終的には頭に野原ができて
それを畑として耕して農作物を得られるようになって
人にその農地を貸すようにまでなって
地主になった。

狂ってるにもほどがある。


2022年03月23日(水) ワイヤレスイヤホンの害、湯神くん、妻料理

寒い。真冬。
尋常じゃない。
こごえながら朝支度。
妻を起こす前にコーヒーとともにトーストを一枚食べてしまった。
妻を起こしてさらに一枚。
昼飯は鶏もも肉とキャベツを炒めてポン酢で味付けしたもの。
手抜きだけどテッパンで美味い。


iPhoneのですねー
Bluetoothのイヤホンがつながらなくって。
何をどう試しても。
再起動やデバイスの認識を解除、
その他やれる限りのことを全部やってもダメ。
調べても、自分の試したこと以上できることがない。

ものっ

 ッッ

     ……ッ…

 ………

…ッすごい腹立つんですねー
何が腹立つかって、
そもそもiPhoneに有線イヤホンを差せなくなった、
これに激怒してたんですねー
選択肢がある分にはよかったのに
ワイヤレスしか受け付けられなくなって
いちいちイヤホンの電源押して
Bluetooth認識させて
 ハーウォン ペーリン ケネクテッ
とかいう外人女の声聞かされて
毎回ちまちまちまちまストレスがある。
有線はハイ差しました、で1秒後には使える。
ワイヤレスイヤホンはどうしたって数秒はかかる。
しかも不具合もある。
なにコレ。
「有線イヤホンを差せない」
という仕様変更自体そのものを本来否定したくもないのだが、
それには
「ワイヤレスイヤホンの不利点の解消」
が最重要課題であるのに
そこんとこをおろそかなまま
利益優先でユーザーに迷惑かけるって

ホンッ
 
 ッ…

   ………

 ……

  ……………

…ッットーに恥知らずだと思うんですねー
関係者一同は尻に 恥 の一字を焼印しろ。


湯神くんには友達がいない。一気読み。
良かった……。
キャラクターがドンドン立っていって皆を好きになる。
ヘンに漫画的技術がなくって、イマっぽいあざとさ皆無で、
キャラクターに集中できる。
キャラクターの関係性もよく、
後半になるにつれてグッとくる。
ちひろちゃんええやっちゃ…。
ラブコメでもなくギャグマンガでもなく萌え漫画でもなく、
なんのジャンルになるのだろうこれは、思春期コメディーでいいのか。
このテのコンセプトで
本当に「友だちがいない」を貫き通して
かつ「恋愛路線に頼らず」最後までいったのはメチャ良い。
そう思える自分ですら、途中途中、
そっち路線を期待しそうに…というか期待させられちゃってたもんな。
でも読者の安い期待におもねらず、よくやりきってくれた。
しばらく余韻に浸れる良さ。


夕飯は妻が用意。
夕方を前に
やはり腰が痛むから買い物できず諦め、
という旨のメッセージが入っていたのだが、
20時頃には
ちょっと楽になってきたから買えた、つくる、
と予定を翻し、
豚コマの丼をつくってくれていた。
甘辛いタレと大根おろしが絡まされている。
一緒に盛られたベビーリーフと大葉が嬉しい。
僕はサラダだけ用意して、
今も腰が痛むと嘆く妻をねぎらいながら食した。

正直なところ
後片付けの難などをひっくるめると
自分で調理したほうが総合的には楽なのだが
僕が妻の料理上達の機会を奪ってきているともいえるし
やはり任せられそうなときには任せることにする。


土曜日に家へ来るかもとされていたお義母さんは
キャンセルとのこと。
予定としては楽になるけれど
もてなしの機を逸してやや拍子抜けの気持ちもある。


今夜の民話読み聞かせはアフリカもの。
荒唐無稽。
前後のつながりが不明瞭で
アッパー系ドラッグ決めてるとしか思えない。
アメリカとは違うと思った。


2022年03月22日(火) 電力逼迫、誤読、エゴと妊婦、妄想読書会

雨。さっむい。なめとんのか。
でも心構えはあったからまだ気が楽。

弁当は牛丼。
もはや定番化しつつあるな。
簡単だし美味しい。
肉屋様様。


先週の自身の影響で電力が逼迫している。
関東一円に警報が発令された。
東日本大震災で制定されて以来初めてらしい。
我が家は電力を東京ガスと契約している。
「だから東京電力とは関係ないってことでいいの?」
と妻が問う。
「いや、そうはならないでしょう」
「だよね? でもこの警報の言い方だとわからない。
推測はついても、実際にはどっちかわからない」
それに対し、どうあれ電力は切り売りされているのだから、
おおもとが逼迫している以上は、
東京電力にかかわらず各社に影響が出るわけだから
全的な警報だと見るべきだろう、
対象を指定していないからこそそのまま全世帯が対象なのだろう、
と見解を開陳したが妻はまだ納得していない。
だいいちがペーパーテスト的に
ハイこっからここまではオーケー、
こっからここまではダメですといった
竹を割ったような答えを現実問題に求めるほうがおかしい、
じゃあ津波の警報が発令されました、
どこそこにお住まいの方は避難してくださいといって、
その指定区域からちょっと外れているからと避難しかなった人が
結局は被害に遭いました、
それで文句を言うのはやはりおかしいだろうとたたみかけた。
「これっておかしくない?」と問題提起してきた側に
「そんなにおかしいことじゃない」と反論して
「おかしい、という指摘がおかしい」と指摘したまでだた
イヤにこじれてしまった。
寝起きで頭がまわってないの、ごめんねと妻が謝る。
こちらも言い負かすのが楽しいわけじゃないのでそこまでにした。

朝イチですき焼きの特集。
苦味がどうのこうのといって、
視聴者に四択を出している。
ゴーヤ、生姜、コーヒー、ビール。
くさみや尖りを緩和させると言えば生姜だなあと思って見ていると
果たして正解は生姜。
しかし問題を誤読していた。
苦味、という言葉から即時に
「苦味をとるには」と思い込んでしまったのだが
実際には
「苦味を出すには」だった。
読解の穴。
これは猛省しなければならぬ。
思い込み、先入観て良くない。


「自分の傷にだけ敏感で他人の傷に鈍感な人が増えている」
というツイートを見て、
ウム確かにと一瞬は同感したものの
他人の傷に鈍感な人、という手合いこそが
本当に救われなくちゃいけない対象なんじゃないだろうか。
少なくとも、
他人の傷に敏感でありたい人が
切り捨てていい対象じゃないと思った。
物語の主人公になれない「普通のひと」が
物語の主人公に敢えて据えられるようになって久しいけれど、
そこからすらこぼれおちた
「普通のひとに半歩満たないひと」
が最も苦しいって、ままあると思う。
僕はソレを『割拠』で書きたかったはずなのだけど
まず『トキノ』仕上げないと…な。


エゴについて。
「自分のことだけ考える」、
「自分に利するのを第一に置く」、
という身の振り方は、
まぁそれを悪徳とするかは議論の余地あるけども、
一般的には美徳でない、という前提で話をすすめる。

妊娠というのは特異な在り方だ。
お腹の中の子を守るには
傍目からは利己的な行動も必要になってくる。
たとえばハイ今回のように電力の節減が推奨されました、
一般家庭ではなるべく暖房を切るか温度を低めに設定してください、
という状況の中で、
しかし妊婦は身体を冷やさないように、
とすると暖房は切れない。温度も下げられない。
ここで胎児は、利己の”己”の一部に当たるのだろうか。
古くは、まだ人の身になれていない子は神の子(持ち物)とされたろうし、
それでなくても共同体の産物として扱われたろう。
現代でいえば社会的な資本ともなりうる。
なにより、子どもには子どもの人格が認められる。
しかしまだ産まれてはないない。
「お腹の子どものために」は果たして利己的であるかどうか?
もうちょっというと、利他的であるかどうか?
この問いかけに対してスラスラ答えを述べられる理屈屋は、
大した頭の持ち主じゃないだろう。
エゴにまつわる命題はほとんど常に
答えにたどり着かない道筋を延々さ迷うだけ。
そのさ迷いそのものを楽しんだり、
なんらかの価値を見いだせる人物が僕は好きだ。


妄想の話。
恥ずかしくってとても人には言えないが、
「今の記憶を引き継いだまま学生時代に戻れたら」を
こんな歳になっても考えることがある。
かなうなら、中学校一年生時点で読書部を作ってみたい。
本を勧め合い感想を言い合うソフトな読書会から始めて、
ゆくゆくは課題図書に批評文を書くまで。
学年内の本好きや国語の優良生などを勧誘して、
教師陣は作文および小論文で丸め込む。
出版業界や製本について学ぶのもいいだろう。
イベントごととしては地域の、
あるいは中学生を対象としたビブリオバトルに参加する。
数々の図書館を渡り歩いたりもしてみたい。

で、ちょっと思ったこと。
親の夢を子どもに引き継がせるって割と批判されるけど、
夢ですらないこうした妄想を継がせようって話、あまり聞かない。
たとえばだ、子どもが小学校の時点で僕が読書会を主催する。
僕の友達やその子どもを集めて、
そのなかに自分の子ども加える。
子どものレベルに合わせるのではなく、背伸びしてもらう。
すると早い段階で本に親しみ、
本を通じて人と親しむことにもなる。
そうして中学校に入ったのち、
自ら読書部を組織してくれたら、
ああなんて素敵なことだろう。

これ覚えとこ。
10年くらい待たなくちゃいけないけど
10年くらい猶予期間があるともいえる。


あの娘にキスと白百合を。
全10巻読みきった。
ああ…あああ……
だめだやっぱキモキモオジサンになってしまう。
女の子同士の純愛って…まずい。
こう…ヒャアアアアってなっちまう。
ましてや キ キス とか、刺激が強すぎる……
封印だ封印。
少女漫画やエロゲの方がずっと健全だ。いやほんとに。


夕飯はマグロの漬け丼。
海苔とウールガイを加え、
さらには熟したアボカドまでのっけてしまう暴挙。
これに味噌汁。サラダ。
美味い。
美味いけどウールガイの風味が強くってアボカドがあんまわからんかった。


寒さに耐えかねて早めに入浴。
妻は腰を痛めている。
できることが少なく一日を早じまい。
フィナンシェだけ食べさせた。
レンジで1分弱温めてからトースターで1分焼く。
しかしこれは下策だった。やわらかくなりすぎる。
レンジで温めるのは十数秒でよかった。
香りは抜群に良かった。

0時を前に寝室へ。
寝際には今夜も民話を読み聞かせた。
アメリカの幽霊屋敷。
牧師が悪霊祓いに幽霊屋敷に乗り込む。
若い女の幽霊は、聞けば金貨目当てに婚約者に殺されて埋められた。
その男をとっちめてくれれば金貨を差し出すという。
で、とっちめて金貨を得て牧師は幽霊屋敷を改築して牧師堂にした。
歴史がない国の民話には綻びがなくってつまらないね、と妻が言った。
さもありなんさもありなん。


2022年03月21日(月) 写真投稿アイデア、図書館員、ベビーカー事故、ブラック校則

晴れ。
弁当はウールガイに鶏もも肉。
祝日だけど出勤。
いつもだけ2分だけ早く家を出た。
週末に庭掃除したぶんのゴミ袋をたくさん出した。


チョット思いついたアイデア覚え書き。
Twitterで風景写真をアップし続けているアカウント。
路上から見える景色を写すだけの素朴なもの。
毎日無言で1枚ずつアップしている。
バズりはしないが、毎日数十のいいねがついている。
たまには3桁いったりとか。
フォロワーは400人くらい。
で、毎日タイムラインにあがってくるその写真を
見るともなく見ていると、
ふと見覚えのある風景だと気づく。
駅からちょっと歩いたあの場所だと。
そういうつもりで見てみると、翌日からの風景も知っている。
ちょっとずつ移動して撮っているようだ。
馴染みのある風景がキレイな写真となって、
それに少なからぬ人がいいねをつける。
ちょっと嬉しいもんだ、とノンキしていたのもつかのま、
日が進むにつれて不安になってくる。
その写真は、日に日に我が家へ近づいてきている。
たまたまであると思い込みたいけれど、恐ろしくもなってくる。
しばらく放っておいてみたが、怖さに耐えきれず数日ぶりに見てみると、
とうとう遠景に自宅が映っている。
あと十数日で到着する……。
半狂乱になって、ドタバタと引っ越しをした。
写真は自分を追ってくるわけではなかったが、
とうとう自分の去ったその建物にまでたどり着いた。
ドアの写真。
翌日、玄関の写真。翌日、からっぽの部屋の写真。
一日ずつ、部屋の中を探索するような写真がアップされていく。
いいねの数は増えていく。

……で、あとは終盤へ。
これは漫画がいいかな。
小説だとあんまりだし、
ホントは短編映画がいい気がするけど、
やりやすいのは漫画だろうな。

ここまできたらオチはどうとでもなる、
割とどうしたって面白い。
たとえば…
主人公は現実に、その部屋に向かってみる。
いつもの道を駆け抜けてたどり着く。
ドアの前で立ち止まる。
開けるか、開けないか…。
ドアノブに手をかけ…たところで、向こうからドアが開かれる。
(ページをめくって一枚絵)
Twttier投稿の最新写真、玄関からの視点で
主人公がドアを開けられ立ち尽くしている、
しかしカメラを構えている、
(左ページで)同構図、主人公がスマホを操作する絵、
(ページをめくって一枚絵)
主人公によるTwttier投稿の最新写真、
玄関外からの視点で“犯人にあたるその人物”がスマホ片手に立っている絵。
その背景にあたる家の窓にカメラが寄っていって、
そっからも撮ってるやつがいて…

うん、どうとでもなるな。
さらに別案。
主人公はその部屋には向かわない。
ただ毎日、もといた部屋が投稿されていくのを観察している。
やがて部屋に物が置かれた写真が投稿される。
日を増すごとに物は増える。
みるみる”部屋”ができあがっていく。
それもおしゃれな映える部屋。
それはあたかも、自分の捨てた女はこんなにいい女だったのだ、
と見せつけられるがごとく……。
いいねの数は増えていく。ちょっとしたインフルエンサーにもなっている。
ああこっちの方がいいかもな。
そうすると冒頭、つまんねー地味女だって突き放した元カノが、
今はアイドルやってるみたいなエピソードを加えてもいいな。


昼休み、九段下の図書館へ。
館内の検索機は23区それぞれでシステムが違う。
中野区、練馬区、杉並区と触ってきて、
千代田区の検索機はかなり見劣りする。
目当ての本は見つけられなかった。
なんとなくモロッコの民話集を借りてみた。
あと子どもたちの居場所に関する本。
それから論語のCD。
ただ貸出カードの期限が切れていて、
窓口で手続きを要した。
昼休み中なだけに時間はシビアだったけれど
手続き自体はほとんど一瞬で済むだろう…と思われきや意外にてこずった。
担当してくれた職員の胸元には研修中のバッチ。
たどたどしい、というほど不案内ではなかったけれども、
ところどころで手が止まるし、説明ややり取りが冗長だった。
僕は千代田区民でもなけれは隣接する区の住民でもなく、
勤務地が千代田区にあるという利用枠であるから、
勤務地の記載がある身分証明書がいる。
それはわきまえているので保険証を差し出したのだが、
名刺はありませんかという。
二重確認?
たしかに一部の民間ではある措置だけど、
図書館で名刺を求められるとは…。
ないと答えるとポカンという顔。
保険証に記載されてますがと言い伝えると、
それに従って手続きを再開していた。
僕は新人には優しいつもりだ。
ありとあらゆる、うまくいかなさがついてまわる。
だからそれ自体は気にしない。
時間がかかっても仕方ない。
だけれども一通りの手続きが済んだ最後に挨拶がなかった。
こちらから、席を立ち際に
 ありがとうございました
とも言い放ってみたが口の中で小さく
 ドモー
みたいな低音を発したのみで、これにはこの野郎と思った。
思っただけ。
でも思った…ということを正直にここに書き残す。


定時上がりして電車に乗って座ってたら
途中の停車駅でなにやらトラブルの気配。
乗降口で女性がベビーカーを出そうとしたところ
車輪がホームとの溝にひっかかってしまったようだった。
これは一大事、と助けようとしたがすてに三人ほどの男性が協力している。
邪魔になるだけかと静観しかけたものの、割と荒く力を込めているようだったから、
反動で跳ねてもいいように支えだけはした。
おおよそ1分ほどで車輪は抜けて、おおよかったよかったと場は和んだ。
「すいませんごめんなさい、ありがとうございました」
「いい、いい。よかったねえ。よかったよかった」
女性と、気のいいオッチャンの声が微笑ましい。
ふとベビーカーの中が覗けた。
ブルドッグだった。

犬じゃねぇーか!

いや全然いいんだけど。
危なかったね、よかったねって気持ちに変わりもないんだけど。
人間の赤子だと思い込んでたところに
ブルドッグの面がまえが飛び込んできたものだから
ビックリしたしビビッたし瞬間的に犬じゃねぇーかって思いが湧いた。
騙されたみたいな。
いや何も騙されてはないのだけど……。

それはそれとして。
ベビーカーの中で大人しくしているとはいえ
電車内に飼い犬を持ち込むという
社会的規範からちょっとだけ逸脱している行為、
その心理までを察するとかなり共感性羞恥みたいな感情がうずまく。
彼女なりになんらかの理由付けがあってそうしているわけです。
傍からは言い訳がましくしか思えなかったとしても、
なんらかの理由はあるはずなのです。
で実際、「何も起きなければ」、
「なんでもなく」乗車の時間をやり過ごせたはずで。
彼女はそれを祈っていたろうに、電車を降りるという終盤で、
問題が発生してしまった。
その瞬間の焦りや、申し訳なさや、不安、
または自己弁明、不条理への嘆き、
早くどうにかしなくっちゃ、やばい、
いや焦っちゃダメだ、ああ人に見られている、
集まってきてる、ごめんなさい、私が悪い、でも悪くない、
でもごめんなさい、…………
我がことのようにトレースされてツライ。

見知らぬオッチャンが
僕には決して出せない声音で
「よかったねえ」
と声をかけている姿に本当に救われた。
僕はああいうオッチャンになりたい、
でもなれない、
じゃあどんなふうに……
ってここ数年ずっと考えてる。


今日は西荻で降りて西友に寄った。
ゴミ箱の消臭シートを買う。
200円で2ヶ月持つ。
100円で買えないものかな。
5月末に張り替えね、はいはい。覚えてられない。
渋川栗を瓶詰めかパックで買いたかったが売っていない。
さすがに富澤商店まで行かないと無理か。


帰り道で妻から電話。
トライアングルストラテジーの1周目をクリアしたらしい。
早いな。
その興奮で電話をかけてきたようだ。
しょうもない世界観とシナリオなのかなと危ぶんでいたから
それなりに楽しめているならいいと思った。


夕飯は肉じゃがと春巻き。
春巻きは妻が先週作った余りを冷凍しておいたもの。
これを揚げただけ。
ちょっとだけ気が急いてキレイなきつね色にはならなかったが
皮はパリッとしていて。十分うまい。
肉じゃがも美味しい。玉ねぎの甘味タマラナイ。
たらふく食って大満足。

食べ終えて20時、義父に電話。
妻は嫌がっていたが、事務的に報告をした。
義父からは簡単ながら祝いの言葉を頂戴した。
大手企業の役員職を辞して興した会社が、
いま瀬戸際だそうで、かなり忙しいとのことだ。
通り一遍の労いの言葉は向けたが
我ながら中身のない社交辞令だと自省した。
それでも報告ができてよかった。


さああとは今日はゆっくりするかと
くつろぎかけたところで腹具合を壊した。
食べ過ぎだったのか、それとも冷えたのか…。
そもそも最近…ここ2ヶ月ほど、胃腸の調子がかんばしくない。
バナナジュースやヨーグルトで整えてるつもりではあるのだけど。

身体を温めたくて今日は早めに入浴。

ブラック校則について妻と語った。
白い下着でないといけない、という校則は
いかにも馬鹿げているが、おそらくは旧時代、
この規則に正当性が大いに認められていた時期があった。
それが、そのまま現代に生き残っている。
じゃあ変えましょう、となったときに、
どれだけの手続きや根回し、書類、労力がかかるのか、
いまいちわからない、といった話をした。
表側の事情も裏側の事情もあり、
学校なんてものは企業よりもいっそ
シガラミが複雑化していると思われるのだが、
表側だけ見て「なんで変えられないの!」と騒いでいるうちは自己満足だと思う。
本気で変えたいなら別のアプローチをするべきだ。

にわかの革新家、改革家は、保守の力をなめている。
というか見ようとしない。
保守というのは立場じゃなく、ある仕組み、機構だ。
その仕組みの方にねらいをつけるべきなのだが
自分の見える範疇で物事を扱いたがる連中は
「どうして理想がかなえられないのか」
と文句ばかり言っている。
そして理想論が悪いと非難されている、
そういうカンチガイすら巻き起こす。
理想論が悪いのではなく、
理想論の実用にあたって
見たくないものを見ないようにしている、
そうした精神的な甘えや幼さ、都合の良さが癌なのだ。


入浴後、明日のためにマグロを醤油とみりんに漬けておいた。
バナナジュースを飲み、寝室へも早めに向かった。

今夜も民話を読み聞かせた。
アイルランドだったっけ…。
野卑な連中が人形をボッコボコにして
弑逆の限りを尽くす胸糞な話で
彼等は軒並み懲らしめられたけど
人形たちの恨みが怖くて震えた。


2022年03月20日(日) 調布、男の晴れ着、シンデレラサイクル

8時起床。
めずらしく朝の眠気が心地よく
ずっと布団に入っていたかったが
そんな日に限って妻が目を覚ましている。
「お腹すいた」
「鬼か」
そんなやりとりを十数分しながらまどろんで、
休日トーストを焼いて日曜日が始まる。


まずは図書館へ。
コレといって借りたいものがなく
新着図書から庭造りの本だけを借りた。
続けてOKストアでパッパと買い物。
入店したときにはレジが空いててよいと思われたが
10分後には並んでいた。
どのレジに並ぼうか、ここかなと選んで番を待つ。
その列では左右に一台ずつあるレジの、どちらかを直前で選ぶことになる。
右のほうが客数は少なかった。
がこちらの店員さんはだいぶ手つきがもたついている。
左の方は二人がかりでサクサクと進んでいた。
左を選んだ。
案の定、こちらの方がペースがはやい。
このまま進んでくれよ…と祈ったところで、
右レジの方でなにかエラーが発生したらしい。
すると、左レジの人が一人そちらへとられた。
その都合のせいか、左レジでは会計が滞ってしまい、
右レジの問題が解決してからも、
左レジでは待ちが発生していた。
しかも途中からは参与できないのか、
左レジに戻ってきた一人は直立不動で待機している。
結果的にはヤタラと時間がかかった。

店員さんを恨むつもりは勿論ないし、
店に不備があるとも思わない。
前に並んでいた客になんらかの不手際があったとしても、
攻めるのはお門違いだ。
だからイライラするのはおかしい……
と断ずるのも本当はオカシイ。
なんか僕はこう、ここに、世界の妙理があると確信しているのだ。
核心は
「その時時で最適な判断をしたとしても」
であって、かつ
「その時時で最適な判断をしたからこそ」
でもある。
ぜん………っぶわかってるから、だから嫌なんよ、
ということが、生きてるとよくある。
ただこれはたやすく誤解されがちなので口には出せない。


風呂は諦め。
洗濯物を干して、10時半、ミュークルドリーミー。
このアニメのいいトコを寄せ集めたような回だった。
カワイクッて狂ってて面白かった。
これまでのキャラクターも勢揃いして
ラスト2分でカンペキに終了した。
カーテンコール的な集合絵だったし。
でも最終回は来週。
サブタイトルが「くるくるきっとくる」。
とうとうシリーズ終わっちゃうかもしれない。
アアア 絶対終わってほしくない……。

11時から庭で草むしり。
雑草のたぐいとザクザク抜いていく。
ていうかニラが多い。
花ニラというらしい。
食べるには向いてないそうだが臭いはまんまニラ。
この季節はまだ生き物がいないから
一切ビビらずに強気に草をむしれるのは楽しい。


昼飯は醤油ラーメン。
ネギとメンマだけ足して庭で食べた。
ものすごい幸福感。
美味しいし気持ちいいしあったかいし涼しいし。
向こう一ヶ月くらいはこうしてチョイチョイ外で飯食べたい。


義父から返信があった。
かんたんな挨拶文だったけれど、
さらに妻から、電話でも報告させることにした。
明日の夜にこちらから電話をかける。
二言三言でも会話してくれればいい。


洗い物を済ませたら出支度。
12時半前に家を出た。
のんびりと自転車をこいでいく。
西荻でDVDだけ返したらあとは自由。
ただなんとなく調布方面に向かおうというつもりでいたので
西南を目指した。
途中で母親から電話があった。
先日叔母に贈ったPCを設定してやってるらしい。
叔母から謝辞の言葉も頂戴した。
「お世話になってきた恩返しですからね」
「全然世話なんかしてないのに」
「いえ、小さい頃からの」
そう伝えると叔母は笑っていた。

吉祥寺界隈は避けたかったが結局は
井の頭恩賜公園の知らない区域に着いた。
井の頭公園といえば10代20代のワカモノの多い、
まったく気の休まらない公園だけれども、
その果ての端っこの部分のようだった。
子連れの家族勢がほとんだ。
ナワバリでもあんのかってくらい
たんなるワカモノはいない。
でも雰囲気良かったな。
たんなる草っぱらでピクニックなんかしてて。

しばらく走りやがて調布エリアに入った。
ちらほらと大学生が卒業式帰りと思しき晴れ着姿で歩いている。
そのなかに、男の晴れ着姿というのがあった。
女装、って感じでもなく
ファッションで、って感じでもなく
ごくごく自然に馴染んでた。
なんかこうそこに強いメッセージ性とか込められてなくって
無理してない佇まいが好感持てた。
現代的であることよなあ。
いや個人的にはオカマ嫌いだし
トランスジェンダーにだって複雑な思いがあるのだけど
これは良かった。

布田って知らないなあでもこの辺栄えてるなあと観察していたら
そのまま調布駅に着いていた。
デカイ駅だ。
以前一度は訪れたはずだけれど全然印象が違う。
見どころはそんなにない。
典型的な地方の繁華駅。
おなじみのチェーン店の看板が駅前に並んで
路地にチョコチョコと個人店がある。
そっからは国領駅を経由して、
千川を通り過ぎ、千歳烏山あたりで迷うことにした。
自由な旅 それ自体が目的となっている
全然腹立たないで済む
全然高校生の時と変わらない
わーわー言って走ってる
そういえば中高生の頃はまったく金使わんかったな
ラーメンぐらい食ってもよかったろうに

クタクタで帰ってきたがやることは多い。
まずは手を洗う。洗濯物を取り込む。
服をしまい、布団一式をセット。
ブラックオリーブをオーブンにかける。
妻が買ってきた竹のすだれの設置が任せたが部分部分は監督した。
あとは掃除機がけと夕飯作り…を前にして、トーストを食べた。
チーズのせて焼いて、さらにベーコンをのせたもの。
美味い。まあ…そりゃまあ美味いよな。
掃除機がけは30分ほどかけて丁寧めに。
今ぐらいからどれだけ床をきれいに保てるか次第で、
今夏の虫の出現率も変わってくるってもんよ。
オリーブは110度のオーブンで150分くらい乾燥させて
ドライオリーブに…するつもりが、
事前に水分を拭き取るのを怠けたために、180分くらいかかった。
し、以前つくったみたいにはカラッカラにならなかった。
こりゃリベンジだな。

夕飯は肉じゃが。
具はいつも通りに玉葱人参豚バラしらたき。
味もいつも通りにめんつゆ醤油みりん生姜。
あと大根のウールガイも用意した。
今日の買い物で買いそびれたから余ってた大根をつかった。
そしてポテサラ。
……今回はアボカドを加えたから、一晩経ってその水分がにじみ出ている。
色も悪い。
味は悪くない…から、傷んではいないだろうと判断。
でもチョットびびって、全部はつかわず、一部捨てた。
ドライオリーブとアンチョビペーストを加えた。
ご飯は少なめにしたがトータルでお腹いっぱい。
今夜も満足の夕飯でした。
ダーウィンは総集編で、あんまり見応えなし。


食後、土日の間に届いたバルミューダのサーキュレーターと
ブルーノの空気清浄機を開けた。
どちらもそう大きくはなく、重くもない。
しかし家電が部屋の中に増えるのは望ましくない。
あんまりノレない、というのが正直なところだ。
サーキュレーターはなるほどそこそこの風力で、
窓を開け放して風を楽しむ初夏には活躍しそうだった。


それからしばらく、
居間から一続きになっている6畳の部屋の方で
スポット照明を頼りにへうげものを読んでいた。
21時ごろ妻の方へ義母から電話があり、
どうやら次の土曜日に来るという話になった。
歓迎したいところなのだけれど
もともと土曜日は掃除にあてるつもりだったから
掃除前か掃除中に招いてしまうことになるか。
膨らんだお腹を見たいだけとのことで、
滞在時間も短いようだからこちらとしてはいいのだけども
なんのもてなしもできないのは寂しい。


入浴前、卵白余ってたからフィナンシェの生地をこしらえた。
先週と同じくほうじ茶の。
冷蔵庫で生地ねかせて入浴後に焼いた。
なんかえらい上手く焼けてメチャンコ美味しかった。


今夜も民話読み聞かせ。
フランスのサンドリヨン。
シンデレラの原型みたいな話。
魔法使いではなく聖母が諸問題を解決してくれる。
継母とその実子は嫉妬のあまり石になったというエピローグが酷。
解説によると「継母たちにいじめられた継子が彼女らを見返す」、
シンデレラサイクルといわれる話は
欧州のみならずインドやミャンマー、日本と世界中にあるらしい。
その祖型は9世紀頃の、中国の葉限という話。
この話だとラストで継母とその実子は
どこからか飛んできた石に当たって死んだ。雑だし酷。
日本のも。
二人とも荷車ごと田んぼに落ちてタニシになった。雑だし酷。


2022年03月19日(土) 庭花見、Apple悪徳、ドライブ・マイ・カー

午前中にOKストア。
西荻。TSUTAYAでDVDを借りる。
八百屋、肉屋というお定まりのコース。

きゅうりを買いそびれていて帰り道できゅうり難民になった。
自宅近辺にある八百屋に寄った。
3本180円。
今日は1本しか要さない…
2本ならまだ浅漬けにして食べる道があるが
3本は多い、それにきゅうりに180円というのは…と
ぐるぐるモノスゴイ悩んだ。
でも個人店を応援したいし…と思って買った。

そのきゅうりを使ってポテトサラダ。
じゃがいもはマッシュしてバターとマヨネーズ。
キュウリと人参は、塩もみして水気を抜いて、みじん切りにした。
オリーブオイルでベーコンをカリカリにして、これもみじん切りに。
いつもとは違う食感で美味しい。
メインは焼きおにぎり。
すっかり上手に焼けるようになって嬉しい。


妻の懐妊を義父にLINEで報告。
妻としては極力縁をもちたくないとの構えだが
さすがに報告の義理を省くにはためらいのあるようで
僕の送るメッセージにどうにか頷いてくれた。


なんとなくテレビつけていたら
甲子園春の選抜がやってて
11回ウラで11対1だった。
これは…
…延長10回まで大接戦やってきて、
11回オモテでいきなり10点入って…ってことだよな。
そんなことあるんか。
まああるんだろうけど、
数字だけでその事実関係が推し量れるというのは面白かった。


14時過ぎ、縁側で花見。
隣の家の五分咲きの桜を眺めながら
ほうじ茶で草もちとおはぎを頬張る。
ぽかぽかというにはやや肌寒かったが
春の気配はあじわえた。
そのノンビリした時間を味わうには風情が欠けるが
妻がiPadを持ち出して保育園情報を聞かせてくれた。
どこも良さそうに見える。
まあアピールのための情報よりかは
早く見学して自分の目で確かめたいところだ。


1週間ぶりに原神やった。
深境螺旋だけチャッチャとクリア。
その後ちょっと寝室で休んだ。
へうげものを読む。
少し前にどっかの配信で
一日限定無料公開していたらしい。
へうげもの3巻冒頭は漫画誌に残したい1話だ。
あの呼吸でトビラ絵にたどり着く感じ、唯一無二。
3巻まで読んで、それから20分くらいだけうたた寝した。

夕飯はチキン南蛮のタルタルソース。
しかし卵の茹でを横着してしまい半熟に。
半熟卵の殻を剥く手間は、
あらゆる調理のあらゆる工程のなかで一番のストレス。
いや半熟も成熟寄りだったならいいのだけど
今回は四半熟といおうか
どうしたって白身が殻と癒着してしまっていてダメだった。

出来上がりもよくなかった。
甘酢ダレまで用意して、実際には美味しかったは美味しかったのだけど、
油分や塩分をどっちゃり接種してしまうのだから
とびっきりの美味しさじゃないと割に合わない。
お店でチキン南蛮食べたくなった。


食後、iPhoneのデータ整理。
僕が使っているiPhoneの容量はカツカツ。
削減できるところはしたいのだけど、
ストレージ状況をよく見てみると
メモのアプリで2GB以上も使われている。
しかし実際のメモファイルを確認すると、
どう見ても数十KBほどしか使っていない。
あれこれ試したがワカランので検索してみると
同様の症状に悩まされている人が少なからずいた。
しかしAppleは公式の返答で、
原因わかりまてん で済ませてるようだ。
ばかじゃねえの。
ばかっていうかもう詐欺じゃないのかこれは。
端末の容量次第で大幅な価格差を設けている商売で、
もうちょっというとクラウドサービスへの誘導もしている商売で、
だからこそ容量の提供には極めて
自ら厳しくあるべき なのにコレ。
失望に次ぐ失望。うんざり。


20時から映画。
ドライブ・マイ・カー。
ろくでもねえ映画だった、が素直な感想になる。
まず冒頭から繰り広げられる奇想がツマラナイ。
女子高生がクラスメイトの部屋に忍び込んでウンヌンっていう。
こういう
「非日常的だけれども現実にありうる」奇想、
それ自体は僕自身の好みにあるのでそれだけに厳しくなる。
その線で考えるとちょうツマラナイ。嫌い。
そういった話を
マグワイ中に男へ語り聞かせる女、という奇想の具合も
ほんとサムくって肌が粟立つ。
で肝心の映画の主題は、
既存の男性性の規範に我知らず則って
傷つくことへの向き合い方もできなかった中年男性が
人とのかかわり合いの中で過去から解放され向き合えるようになる、
という
テーマ自体は奥行きがあるはずなんだけれども
浅さを露呈しきったできだった。
漫画に馴染みのある人間なら「今更ソレ?」と呆れ返るような既視感。
漫画読みの期待を満たせない。そんなもんか、となる。
これを
「この映画は深みある人生を送ってきた人間ほど身にしみる」とか
「傷ついた経験のないものにはわからないかもしれない」とか
そういうバカな感想言い出す輩が一定量要るんだよな。
しょうもねえ。
もっと映画見て文学読んでそんで生の人間を見ろ。
自分と一万時間対話しろ。
大きなわっかりやすいキズにばっか拘泥してないで
小さい誰の目にも止まらないキズを大事にしろ。
納豆を食え。
ドクターペッパー買ってこい。

よかった点。
魔法はよかった。
まぐわい中の物語や社内での朗読が、
娘を喪ったという傷を克服する魔法になっている…それはよかった。
でもそうなるとやっぱ、じゃあなんで妻に対してだけ
僕が殺してしまったんだって話になるんだよって、
整合性の欠如が浮きぼりになる。
あと全体的に…ではないか、部分的に、ダサいんだよな。
バーの会話とかキツすぎる。
村上春樹が結局前時代的なのはいいとして、
せっかくその前時代的な話をベースにこの時代映画撮るんだから
村上春樹らしさを壊さないように再現するんじゃなく解体して再構築して
村上春樹ぎらいを巻き込んでみせろよな。
ああマッタクマッタク。

一緒に観た妻がカッカしてるのはよかった。
彼女が最も不満をもった点としては、
結局若い女じゃないと結局ダメなんじゃんっていう、
そういう意図はなくてもそう捉えられかねない、
というかそう捉えざるをえないような描写についてで、
チェーホフのワーニャおじさんがその構造をくぐり抜けているだけに、
いっそう今作には苛立ちを覚えたようだ。
「最後いきなり、僕たちは…とか語りだすの本当気持ち悪い。
何が僕たちはだよ。バカじゃないの」
妻が誰に遠慮することもなくキレ散らかしている姿は良いものだ。

おっさんの悲哀としては、マッツミケルセンの…なんだっけ
まともな男 っていったっけな、あの映画がよかった。
そうそう男の泣き方ってこうだよねっていう。
それが言葉じゃなく演技で伝わる。
シナリオの帰着でもあるしバツグンに良かったな。
タイトルはうろ覚えだけど。

あとはもっと車中の…ドライブのシーンなが観たかったな個人的には。
で満たされなかった分を、Youtubeで動画検索して
高速道路をただ走ってる映像見て埋めた。
20分くらいただ見てたか。
これいつまででも見れる。
テレビおっきくなって没入感が増したし
暗い部屋の中でボーッと見てるとかなりドライブの雰囲気味わえる。
たまにやってもいいかもしれない。
車社会は嫌い、交通事故も大嫌い、
理念的に車自体この世からなくなってしまえばいいとすら思ってるけど、
理性じゃないところでドライブは好きなのだ。
これをダブルスタンダードだと安直に指弾しようとする者は相手にしない。

「この映画、誰が気にいるんだろうね?
自分の心に寄り添ってくれたとか、誰がなるの?」
「いやでも、例えばだよ。
おっさんでもなんでもない、20そこそこの女性がだよ。
この映画を見てね、涙を流して……」
「うわ」
「おっさんの悲哀を見て言うわけだよ。
『わかるー』」
「わかるんだ…。それ、『意味プー』と同じだよ」
「同じだね」


民話読み聞かせて寝た。


2022年03月18日(金) 寒い、ヘロイン、ヘンプリ、

寒い。冬。
めちゃ寒いと言っても過言ではありません(紅林)。
でもこちとら何日も前から天気予報を見て警戒していたのだな。
肌着は二枚、真冬用のコートも羽織って万全。
……と見せかけてニット帽が見つからなかった。
ヒェー。


弁当は昨日の残り。鶏団子と彩り野菜。
ラクチンに済むし、美味い。


九条の大罪。
ウシジマくんから闇社会要素薄めにして
社会派サスペンス強めた感じか。
でも漫画としての読みにくさはアップしちゃってるような。

それより
あの娘にキスと白百合を、がヤベエ。
前々から聞くタイトルではあったけども…。
百合モノってよくない。よくないよ。
刺激が強すぎる…。
キャラ萌えみたいなのははるか昔に卒業しているつもりだけども、
百合って関係性からなるわけで、
そこに発せられる感情の露、雫、滝、濁流に僕はいとも簡単にやられる、
笑みが止められないキモキモおじさんになってしまう…。
リズと青い鳥を観たときに、
アこりゃイカンって劇物認定したんだ。
小中学生に刺激の強すぎるエロを避けさせるべきなように
おじさんに刺激の強すぎる百合を与えちゃならんのだ。
いや作品で描かれるのはソフト百合の範疇なんだけれども
作品内の日常の描写が上手で
知らぬ間にこっちの感度を高めさせられてるから
相対的に刺激はハードになるという。
とりあえず全巻読んだら禁百合する。人間の尊厳のために…。


ヘロインについて。
ヘロインがもたらす快感というのはスサマジク、
人間が生涯で得る快感の総量に匹敵するとかなんとか、
以前どこかで読んだ。
どういう算出だよってハナシで正面から受け入れるには疑わしいものの、
尋常の生活をしているだけではまず体得できないレベルの快感ではあるのだろう。
では自分が病気などでもう長くはないと知れている場合には、
最期にやってみたくはならないだろうか。
もちろん金がかかるしルートも確保しなければならない、
何より重犯罪だから関わる人間全員に多大な迷惑をかけるし
反社会集団に金を落としてうんぬんという問題も生じる。
だからあくまで空想仮想の思考実験として。
「あと3日で死にますよ」という状況に
「ここにヘロインがありますよ」という設定が足されたら、
どうだろうか、やるだろうか。


帰路、雨が強まっていた。
寒いし冷たい。
でもま、こんな機会も今季最後だろ、と割り切って楽しんだ。

夕飯はうどんにした。
キムチ、ネギ、ニラ。
卵も落とすつもりだったが妻がおやつにオムレツを作って食べたらしい。
大誤算だ。
雨も強く、今さら買い出しにも行けず、あきらめた。

妻は辺獄のシュヴェスタを一気読みしたようで、
たいへん面白かったそうだ。
うれしい。
あのキャラがいいよなとか展開がとか感想を言い合った。


食後、妻と打ち合わせ。
保育園はやはり見学5つ分くらいはする。
どこかしらに入れはできそうだ。杉並区強い。
そのなかで、なるべく近くで安心で…というところを選ぶわけだ。
ベビー用品購入リストは費用が嵩んできている。
ベビーベッドが4万円。
おむつ用のゴミ箱が8000円…これはかなり反対していたが
おむつ期間が2年に及ぶことを考え
日々の精神衛生のためやむなしと渋々呑んだ。


ヘンタイ・プリズン、アフター。
ちょっとしたおまけエピローグかと思われきや、
なんちゅうボリュームだ。
男キャラで終わらせるのはありだ、ありだけども、
釘谷さんがそこまでのキャラというためには、
もすこし作中の説得力が欲しかった。
波多江の強肩がイイ友達してただけに。
グランドルートはハッピーエンドって意味では申し分ないけれど
総決算って意味では
個別ルートが良くできすぎていたために
かえって味気なさがあったともいえる。
なによりソフりん刑務官やめちゃってるのが残念でならない。
あとゲーム制作のほうがシナリオ上の動機づけやロジックとして機能していたけれど
もうちょっとドラマ性の方に迫ってほしくもあった。
あぁスタッフローフのスペシャルサンクス花丸凛様すっごいよかった。
Qruppoは良くも悪くもキャラクターいじりが達者で、
まさにその キャラクターいじり というのが、
キャラクターを生き物として扱ってる、
ユーザーの認知に訴えかける仕掛けであるのだと思った。
ぬきたしはやりすぎってくらいだったけど。

イヤーでも面白かった。
人に勧めたいけど誰もエロゲやんねえからな。
しかも十全に楽しんでもらうために
ぬきたしからプレイしてもらいたい、
となるとトータル70時間くらいは要する。
そんな時間を、まあ割ける手合はいても
割こうとする熱意の持ち主が、もはやいない。
もったいねー。


岩手で震度5。
なんでも東日本大震災のときに似通った地震状況らしい。
ニュージーランドで強めの地震があって、
東北地方にさらに強い地震があって、
その数日後にドカンという……。
勘弁してください。
あと50年くらいは勘弁してほしい。
でも実際問題それはムチャだよねと思う。
ムチャだよねと思う…?
ってことは、数年後なり十数年後なりに、
なんらかの震災の被害には遭うだろうという見込みが
自分にはあるということか?
ホンキでそう思ってるんなら安全圏に身を移すとかするべきだよなあ。


民話を読み聞かせて寝た。


2022年03月17日(木) 育休打ち合わせ、祝福、ディスコミュニケーション

食パン買い忘れ。
チーズオムレツを作った。
卵4コにマヨネーズ少量生クリーム少量片栗粉少量、
バター10gくらいを溶かして卵液を流し込み、
半熟になったところでシュレッダーチーズをのせる。
二つに畳んで半分にカット。
ケチャップをかけて食べる。美味い。


職場は武道館が近いからこの季節には晴れ着姿の大学生が賑わう。
着物で着飾ったお嬢さんたちを見かけるととてもうれしい気分になる。
美しさに目を惹かれる眼福はもちろんのこと、
それ以上に、「祝い」の機に触れて胸が高鳴る。
無限の祝福を捧げたくなる。
よかったね、おめでとう。
祝福あれ、祝福あれ。
なんだか泣きそうになる。


会社で育休について打ち合わせ。
現場レベルでも厚意的に済まされそうでほっとする。
この分なら3ヶ月とれっかな。


なりふり構わない究極のポテトサラダを作りたい。
思いついたレシピを覚え書き。
熱したジャガイモはマッシュ手前までつぶして、
マヨネーズとオールスパイスを練り混ぜる。
ベーコンを少量のオリーブオイルでジュウジュウ焼き、ブラックペッパーを振る。
アボカドを潰してバターと少量のマヨネーズを練り混ぜ、ムースっぽくさせる。
人参とキュウリに塩をまぶしておき水分をとったらミキサーで細かく刻む。
これをアボカドと混ぜ合わせる。
セルクルの中にポテト、ベーコン、アボカドを重ねていき、
乾燥オリーブとスライスしたゆで卵、アンチョビを乗っけて完成。
美味しくないわけがないと思われる。
週末作ってみよ。



昼、神保町の人気中華屋へ。
がっつり食べたくなって半チャンラーメン880円に目をつける。
ここの名物で、要は半チャーハンとラーメンなのだが、
今日は味噌ラーメンを食べたい気分であった。
半チャンラーメンは味噌にできますかと問うと、できるとの答え。
果たしてそれなりに美味い。
で会計は980円。
ああ…。
いやべつに店への悪感情とまではいかないし
想定しなくもなかったけど
この
割安のセットとして成立するかどうかを問うたのに
ただ その組み合わせの注文が可能かどうか で
答えられてしまうという齟齬。
金銭的に損したとかじゃなくて
ディスコミュニケーションのお手本みたいな現実をくらって
なんかゴリッとへこんだ。


夕飯は鶏団子。
醤油と生姜、胡椒、ちょっぴりの酒を混ぜて練って、
団子にして半量は茹で、半量は一個ずつラップにくるんで冷凍庫へ。
鶏団子を茹でた汁には余ってたニラとタケノコを入れて塩コショウ、
ゴマ油を一滴。
フライパンで玉ねぎを炒め、人参、パプリカ、しめじを加えて
かるくケチャップ入れて
醤油と水で溶いた片栗粉を入れてとろみをつけて
胡椒パッパ、鶏団子を絡めてできあがり。
美味い。
スープは薄味なのがバッチリはまった。


夕食時、テレビは見ずに妻と話し合い。
僕の実家には4月のどっかで二人で行き、
その後まぐろラーメンを食べることにした。
またその際に兄が置いていってるはずのベビーカーを回収する予定。
兄には取り立てて礼品を用意せず、その代わり、
これをお祝いとしてありがたく受け取るから、
そちらもあらためて出産祝いを贈ってもらわなくてよい、と伝える方針を立てた。


食後まもなく、雨が降り始めた。
妻と二人縁側に並んでノンビリながめてみる。
今日は暖かく、半身を外に置いても心地良い。
雨に濡れた土草のにおいも鼻に優しいし、
かなり気分が良かった。
妻が庭のあちこちを差して木や花の紹介をしてくれるが
まったく頭には入ってこない。
僕はそれでいいと思ってるし、妻もそう思ってる。
いやそんなには思ってないか。
でもこれで成立しているのだ。


ヘンタイ・プリズンのグランドルートをやりきった。
んんんんん……面白かったけど…面白かったけど!
個別ルートのできがあんまり良すぎたのと、
グランドの一斉集結のアツさが
ぬきたしの体感温度にまで迫らなかった。
あとテーマの深度か…。期待しすぎちゃったな。
自己表現と表現規制の相克。
ネットでよく聞かれるような意見の応酬からの
なにかハネアガリがあるものかと…。
ぬきたし2は良かったんだよな。
トランスジェンダーを扱って、
身体が男だけど心は女だ、その精神のギャップに苦しみ
歪みきってしまったキャラクターを相手に
互いの主張を放ちきり
オレはオマエを女と見なしてやれると主人公が叫ぶ、
しかしそれでも信じない相手に、
“オレはオマエで抜くことができる”
というエクストラな答え、
で実践すらする。
…そのくらいの異次元殺法を繰り広げてほしかった。
ただまだ、おまけシナリオにあたるアフターをとっといてある。
一発逆転なるか。


職場で読んだ転生悪役令嬢漫画の話をした。
「転生悪役令嬢は見せかけドS王子をお仕置きしたい」
というちょっとヒネクレた設定の。
冴えないOLが転倒して死んだら
昔やりこんだ乙女ゲーの悪役令嬢に転生。
で、正ヒロインに対して
ドS王子たちが攻め攻めのアピールをするのだけども
本作の主人公である悪役令嬢は
その男たちのドSムーブを
あぁそういえばそうだったこいつらこんなんだったわ、
プレイ中もムカついてしかたなかった、と断じ
徹底的に糾弾して精神的も肉体的にもいたぶる。
印象的なエピソードとして、
正ヒロインが逆賊にさらわれて
あわや暴行寸前、というところで王子たちが助けに入る。
騎士団長は、もう大丈夫だ安心しろ、と彼女をお姫様抱っこする。
少女漫画らしいキラキラシーンなのだが、
そこで悪役令嬢がキレる。
つい今しがた男たちに乱暴されかかった女の子に
男が気安く触れるな、女の子の気持ちを考えろと。
本当だ。
ほかにも少女漫画的、乙女ゲー的に描写されてるから許されてる
キラキラな言動を
現実世界で経験してきた元カレのダメ行動に結びつけて
バッサリ切っていく振る舞いが痛快で面白かった。


ドイツ、愚か者の村の話。
朝三暮四みたいに数字の扱いが転倒している愚か者のエピソードで面白かった。
6人がそれぞれ子ども一人ずつを連れて12人で泉に行ったのに
帰り道には11人になっている、はて誰が溺れ死んだのだろう、と首をかしげる……
狂ってる。


2022年03月16日(水) 春間近

晴れ。朝はやや冷えていたがもう冬ではない。
弁当はビビンパ。
冷凍していた牛肉を焼肉のタレで炒めて、
ビビンパ用野菜パックと混ぜ合わせて出来上がり。
実に美味かった。


推しの子を読み直した。
やっぱ重曹ちゃんのキャラがキレてる。
当人だけじゃなく、絡んだ相手のキャラも押し上げる点で、
作中の彼女の人物像とマッチしているともいえる。
そして作画がいい。
細々とした見せ場、大々的な見せ場、いずれも映えさせる漫画力。
これでまだ6巻とか。濃密だなあ。


トライアングルストラテジーのシナリオを聞いた。
ちょっと面白かった。
鉄、塩、貿易を強みとする三国が睨み合っているという基本構造があり
でもちょっと仲良くしましょうよという企図から
鉄の共同採掘が発生する、その現場権限は鉄の国にある、
そして採掘班がお宝?…だかなんだかをたまたま発見してしまう、
それを一人の手柄にしようと隠し通した人物のせいで
三国間の緊張が泥沼化していく…
ちょっと面白い。


トキノ、いいかげん書き終えたいのだけども…。
なかなか書き進まない。
いざ書こうとすると、はじめから読み直さないとノレない。
でも読み直すと、やっぱこれ面白いじゃん、となる。
完成させたい。
ところが時間かけるほど完成度あがってくから
完成が遠くなるばっかりだ。
ていうか今の時点だと完成度が低くてもったいないんだよな。


23時半過ぎ、ちょっと大きめの地震があった。
大きいし、長い。
東京23区は震度4という観測。
宮城福島で震度6。最大震度は6強。
でもなんとなくだけれども、今回の地震に名前はつかない。
震度6強でもわざわざ名前がつかないのだ。
おそらくは被害が重度とは見なされないから。
ただ、これがさらなる大地震の予震である可能性もイナメナイ。
数日は要注意だ。


民話。アイルランド。
勤労の真面目なおっさん小人…つまりは妖精がたくわえてきた金品を
人間どもがかすめとろうとするが
妖精はうまくはぐらかして被害を免れる。
でも語り手はこれを妖精のイタズラみたいな、
困ったコだねえ的な感じで扱う。そんな…。


2022年03月15日(火) 流れやツキ、保育園えらび、SFC

晴れ。
あたたかい…とばかり思い込んでいたから
意想外に肌寒い朝にびっくりする。
日中には気温が上がるらしい。

弁当は昨日の春巻き。
一人1本じゃチョット足りないから
冷凍のソースカツをそれぞれ1コずつ足した。


外歩き用のポケットWi-fi端末が充電されておらず、
今日はスマホから直接4G回線をにつないでいた。
僕の契約では1GBを超過すると自動課金される。
だから容量が逼迫していないか常に把握しておきたいのだけれど、
それを確認する唯一の手段であるDoCoMoの専用アプリは
頻繁にアップデートを要する。
そしてひとたびアップデートを要した以上は、
アップデートするまで一切の機能が使えない。
こんなアホアホアプリを無駄に起動しておきたくはないのだが
起動する度にアップデートを要されるストレス仕様。
なにより、アップデートするにあたって
それなりの容量をダウンロードしなければならないわけだから馬鹿げている。
ホントあほだな。


ふと思ったこと。
よくある ギャンブラーの誤謬 の話で
「流れ」や「ツキ」について、
合理的な見地から否定しにかかる層がいる。
コレに対し すべてが合理性では片付かないぞ という反論はいかにも弱い。
べつに、合理性だけでもとてもカンタンに話は済むと思われるのだ。

思うに、自信満々に確率論を振りかざす人間には、前提が欠如している。
「正六面体のサイコロの目は、これまでどう出てきたかに関わらず、
次に何の目が出るかは常に1/6だ」というのは、
サイコロを振るという試行が「独立事象』であり
原因と結果の関係性が常に一定で「同様に確からしい」と設定されている場合に限る。
つまり机上の、お膳立てされた計算式の話なのだ。
しかし実際には、振る人間の手癖もあるし、
サイコロの磨耗もあり、
振る場所の高度や天気による気圧差、空調、
屋内であれば建物あるいは机のわずかな傾き、
……などなど、いくらでも
“ほんのわずかな”
変数による差があるわけだ。
だから揺らぎだとか傾向だとかは”生じうる”。
その揺らぎだとか傾向をいち早く察知できる人間が、
それを「ツキ」とか「流れ」と呼んでいるに過ぎないのだろう。

もうちょっというと、
それでもサイコロならまだ、独立性は高いと思われる。
揺らぎが傾向が”生じうる”のだとしても、
有意な差とまでは到達しにくくはあるだろう。
ところがこれが対人ゲーム……
麻雀なんかになると、人それぞれの心理が加わる分、
揺らぎや傾向は如実に増大し始める。

でも人によっては、
「射幸性のゲームなんて所詮は運ゲーでしょ」
なんて言ったりする。
でもそれはあくまで、
「確率論が計算しやすいように他事象を考慮しないで済む
お膳立てがされたペーパーテストの上で」成り立つ説なのだ。
そんな非実在世界の設定をなに信じてんのって。
科学的合理精神にのっとってるつもりでアタマお花畑か。
どっちがオカルトだよっていう。

フー、フー……。


夕飯は今日も妻に作ってもらった。
麻婆豆腐。
挽肉炒めてクックドゥーのタレをまぜて
みじん切りしたネギと湯通しした豆腐を絡めるだけだから
さすがに妻も こんなカンタンでいいのか と拍子抜けしていた。
麻婆豆腐は久しぶりだが美味い。
クックドゥーは味濃いし、明らかな添加物を感じはするのだけど美味いんだよな。


8月に予定されている義弟の結婚式について打ち合わせた。
産後1ヶ月半というタイミングは、母子ともにそう懸念ないとは思われる。
が、ややもすると主役を食ってしまいかねないのは問題だ。
でなくても、赤子は泣く、叫ぶ、周囲も巻き込まれる点で、
結婚式という場にはふさわしくない。
やはり参加は自粛しようという運びになった。
ではリモート参加するか?…については、こちらの方針より先に、
向こうの意向をうかがいたいと妻はいう。
また、祝儀についても話し合った。
披露宴に参加しないだけ差っ引いて、3万円にしようかという結論になった。
お祝いの意を示すべく個人的には5万円でもいいとは思うのだが
あんまり彼に現金を渡すべきでもないという妻の意志を尊重した。


保育園についての相談をし合った。
妻が用意してくれた近隣の保育園一覧マップ資料をもとに、
9つの候補を出し、そのうちの少なくとも5つには
見学を申し込んでみようという運びになった。
ただし保育園については、点数という基準が設けられている。
親の収入がどうとか…?なのだが、二人ともあんまり把握できていない。
それもひっくるめて、明日子ども支援センターに電話相談してみてはどうかと助言した。
助言っていうと当事者意識に欠けている感じになるか。
このあたりの現代的バランス感覚、やくい。


妻はトライアングルストラテジーを楽しんでいる。
しかしやはりストーリーに冗長さは感じるようだ。
固有名詞がやたらと多く、設定を追わされている感があり、
大局を作為や謀りでドラマティックに見せてはいるが
そのぶんだけ人物に厚みがなく薄っぺらい…といったところか。

Switchのサービスでスーパーファミコンのゲームが一部遊べるからと、
二人で何本かさわってみた。
カービィボウルは大変おもしろいゲームなのだが
妻は最初部分をちょっとプレイしただけで
なんだゴルフか、と見切りをつけてしまった。もったいない。
今度僕一人でやってみるかもしれない。
プレイできるゲームは50か60ほどもあった。
てっきり任天堂のゲームだけかと思われきやそれなりに別会社のソフトも並んでいる。
ラッシングビート乱がプレイできるのには驚いた。
小学生のころ狂ったようにやった。
友達の家で狂ったように
ラッシングビート乱やろうラッシングビート乱やろう
とせがみ
やがて狂った。ってくらいやった。
ファイナルファイトというオリジナルを知らなかったからな。
久しぶりにやったラッシングビート乱は大して面白めなかった。
コントローラーの難があるのと、
やはり協力プレイヤーが乗り気でないと発奮できない。
ぷよぷよ通もコントローラー操作に慣れずさんざんだった。
最短で必中5連鎖を組めるはずが、衰えたもんだ。


寝際には日本の民話。
耳ナントカ頭巾。
狐を助けて動物の声が聞こえるようになって
わりとバタバタッと何もかもが解決、作物は大豊作、
みんなが幸せになりましたってハッピーエンドでびっくりした。
そういえば日本の民話ってハッピーエンドそこそこあるよな。
めでたしめでたしっつって。


2022年03月14日(月) 花粉症ツライ、妻手料理、人口減少

晴れ。あったかい。
昨晩は雨が降ったようだ。
それでこの暖かさとなると、花粉飛散と虫の目覚めがはかどるだろうな。

弁当は昨日誤って茹でてしまった鶏もも肉をどうしようか、
フライパンに油を熱してからもなお悩み続け、
結局はニンニク玉ねぎニンジンとともに炒めて
黒酢と砂糖、醤油、オイスターソースで中華風甘酢炒めに。


昼過ぎから花粉症の症状が悪化。
くしゃみは回数こそ20分に一度程度だが、
一撃が重い。
そしてくしゃみから1、2分置いて、鼻水がどぱどぱ出る。
頭がぼーっとする。負担は増すばかり。
夕方にはひどい頭痛になった。
夜にはまたちょっとましに。


今夜の夕飯は妻に任せてみた。
買ってきてもいいし自由に作ってもいいと振ってみたところ、
夕方にメッセージが。
「人参とネギと生姜使っていい?」
「中華だしはどこ?」
何が作られるのかパッとは思い浮かばなかったが、
妻の好物で僕が作らず、かつ中華となると
春巻きかなと類推できた。
21時50分に帰宅。春巻きだった。
こんがりとたいへん上手に揚がっている。
色も形も申し分ない。
キッチンは散らかりまくっているがこれは仕方ない。
サラダは大根と大葉、サラダ菜にマヨネーズ。
大根は明らかに厚かったがこれはレシピを読み違えたようだ。
春巻きはしっかり美味しかった。
なんでも、19時間からずっと作っていたらしい。
つごう2時間半に及んで…。まったく大事業だ。
材料を切るだけでも1時間かかったという。
「でも皆は、15分で切り終えちゃったりするんでしょう?」
分量から察するに10分程度の仕事量だと思われたが口を噤んだ。

なんであれ慣れない料理を
ガンバッて振る舞ってくれたのだから嬉しいものだ。
後片付けは普段の倍量くらいあるけれどもやってやる。
ただ春巻き実物の揚げ具合はカンペキに良かったが、
コンロまわりには油が垂れ、こぼれ、飛び散っている。
これは果たして揚げ物が上手だといえるのだろうか、難しい。


ご褒美とばかりに昨日の残りのサントノーレキャラメルを食べた。
やっぱ美味しい。でも昨日のほうが美味しい。
賞味期限当日中か。厳しいな。


人口減少について話してやった。
論者によって隔たりはあるが、
「なぜ人口が減少しているのか」について、
実は明確な答えは出せない…という見解は
ある程度共通している。
それでも減少に歯止めをかけるためには、
こんな対策を練ればいいのではないか、
といった考えをいろんな人が披露しているが
僕はその姿勢に与さない。
そうしたソリューションの考え方をしている限りは
破綻が免れないと思われる。

少なからず、共感できる論者もいる。
人口減少についてを解決させる方向性ではなく、
人口が増減しようと受け止められる社会そのものを
形作ろうとする立場だ。
人口は労働力、購買力に直結する変数で、
人口増は限りある資源に対する諸問題を生んでしまうものの、
基本的には市場経済と好相性である。
20世紀に人々が望んできたように、
現在の社会は形成されている。
今更市場経済に背を向けきるのは現実的ではないが、
行き過ぎにブレーキをかける意識改革を模索する余地はある。
それにあたっては地縁を基とする小さな共同体の
創生あるいは復活、維持が肝要となる……。

そしてまた、僕個人としては、
問題を解決させるのではなく、
問題そのものを無化させてしまえばいいとする立場だ。
問題は問題として捉えなければ、問題ではない。
進歩主義は「問題点を克服していこう」とする。
そのために”潜在的な問題点もすべて”俎上に上げようとする。
つまりは問題を減らしながら、新たに増やしてもいるのだ。
資本主義は人々に”不要な”問題意識を植え付けて成長してきた。
電車広告にはその構造が凝縮されている。

アメリカには
“食べたいものを食べ”
“言いたいことが言える”自由がある。
そして、
そんな自由を今もって享受できていない国があるなんてかわいそうだ、
彼らにも是非我々のような生活を達成させてやりたい、
という正義を振りかざす。
彼らにとってそれはいたって自然なことで、
当たり前すぎるほど当たり前のことで、
これに反対される意味がわからないと……

……ちょっと、ここまでにしておこう。


寝る前の民話読み聞かせ。今夜はイスラエル。
もとは同じ店を共同経営していた
けちな男と大様な男が袂を分かって
それぞれ旅に出た。
大様な男は旅先で、
悪魔たちが霊薬の作り方を噂しているのを小耳に挟んで、
それで作った薬を病気にあえぐ王子に飲ませて
謝礼金を得てこれを元手に店を出して大成功した。
けちな男が彼を尋ねて、彼と同じように行動しようとしたところ
悪魔たちは盗み聞きされてるぞと感づいて、
けちな男を唐突に焼き殺した。おわり。
そんな……。
けちな男、別に悪いこともしてなかったのに。


2022年03月13日(日) 実家へPC、Switchがやってきた、金継ぎに興味

8時半起床、9時休日トースト、洗濯機を回して図書館とOKストア、
図書館では酔狂で、みんなのうたのCDを借りてみた。
10時に洗濯物を干してケーキづくりの準備整えてミュークルドリーミー。
終盤にしてはおとなしめか?
でもアックムーちゃんがオモローちゃんになってほとんどすべてが解決した。
来週も最終回マークはついていない。終わらないでほしい…。

11時から、サントノーレキャラメル。
シュー生地を用意して昨日のタルトを円形に抜いて縁にシュー生地を盛って焼いて、
その間にカスタードクリーム作って、
11時半、昼飯のぶっかけを作って食べる。
さらにプチシューを焼いて、その間に生クリームかために立てて、
昨日のキャラメルドランジュと混ぜる。
このクリームがとんでもなく美味しい。
プチシューにカスタードクリーム入れたら
表面にキャラメルをかけて固めて、組み立て。
タルトの中央に杏ジャムとオレンジピールを少量、
そこにキャラメルクリームを盛って、
プチシュー三個で囲む。
隙間と上にキャラメルクリームを盛ったらできあがり。
12時半を前にできあがった。
キャラメルを冷やす時間がなかったから歯にこびりつくのが残念だったが
味はスバラシク美味しかった。

13時、実家へ出発。
自転車の調子がちょっと悪くなってきた。
そろそろ買い替えたろか。
2年弱だから早いんだけどな。
たしか12000円くらいの安いものだった。
できれば今回もそのくらいで買いたい。
でも明らかに物価上がってる。
道中は暑いくらいだった。
薄手のコートさえも脱ぎ、袖をめくって向かった。
あと体力が落ちている。
後半、フクラハギの筋力がやや痛んだ。


14時過ぎ、実家へ到着。
めあてのノートPCを母親に手渡した。
ネットがつながってないわねえ、
といって、チャキチャキとネットワーク接続設定を表示させて
自宅のWi-fiにつないでいた。
いまどき簡明に自動化されているとはいえ、
よくもまあ70過ぎでデジタルに臆せずやってのけるもんだ。
Excelの操作も覚束ないながらちゃんと処理できてはいるし、
コンビニでプリントするためによどみなくPDF保存までしていた。
こうなるとそう出番はない。
いや口出し手出しの余地は多分にあるのだが、
本人が悩みながら試して調べての繰り返しで目的を達せられるのなら、
助言者は必ずしも要されない。
もう一つの用件であった漫画本の回収…
30冊分ほどのキャプテン翼を荷物にまとめて、
15時ごろオイトマすることにした。


帰りは中板橋を経由してから高円寺のDORAMAに寄った。
懐かしい店員さんに見つからないよう店内をウロチョロ。
しかし何も買えず。
新高円寺を経由してさらにブックオフによりつつ、
友人と約束してある16時半に間に合うよう、
また時間が余らぬよう綿密に時間配分を心がけた結果、
果たして16時半にピッタリ間に合った。
正確には16時29分30秒くらいか。
すごい…。
自分に感心した。

友人はちょっとだけスリムになっていた。
去年知り合いに紹介してもらった女性が、
痩せたら付き合ってあげる、と発破をかけてきたらしい。
「別にオマエと付き合いたくもねえしって思ったけどね?。
でもなんかムカついたから、それで痩せた」
言い回しが幼稚なのは否めず
スリムとはいっても
もとが100kg近くあったのを80kg台まで落としたに過ぎないわけだが
とはいえ食事制限してジム通いして結果出してるのは立派だと思った。

我が家に通して、さっそくSwitchをお披露目してもらった。
それとともにバウムクーヘンをいただく。
地元の美味しい店のものらしい。律儀なやつだ。
シーズンもので、桜の意匠が施されていた。
可愛いし、味わい深くもあった。
妻に珈琲をいれてもらい、こちらもキャラメルサントノーレを出してやった。
Switchはただトライアングルストラテジーをプレイできさえすればよかったが、
マリオカートや聖剣伝説なども持参してきてくれた。
ただもうまずは本命を…ということで、トライアングルストラテジーを起動。
オープニングを進行してみていた。
渋いとは聞いていたがそれは上辺の世界観だけで、
キャラクターにも雰囲気にも厚みが感じられない。
固有名詞がダサいな、とか、セリフがダサいな、とか
とにかくはじめはダサさが目についた。
戦闘も僕が信奉するFFTに比べれば至ってシンプルだ。変数が少ない。
でもこれから加速していくんかな。


友人が18時過ぎに帰った後、掃除機をざっとかけた。
夕飯はコンニャクの唐揚げ。
昨晩から凍らせておいたコンニャクを解凍しておくのはずが
スッカリ忘れていたから、
オーブンレンジの庫内を温めて、その中に入れて解凍した。
水分をギュッと絞って水気を抜いて、
そこに下味をつける。
が醤油に漬けたところで、
そういえば余っている油淋鶏の出来合いのタレを使うつもりなのだと思い直し、
改めてキッチンペーパーで水分を拭き取った。
片栗粉まぶしてカラッと揚げ焼きに。
これだけだと寂しいかもと思い、
無計画に買ってしまった挽肉をチーズとともに
余っていた餃子の皮2枚でつつんでラザニアみたいにして、
オリーブオイルで焼いた。
味は塩コショウだけ。
あと二週間に一度の、日曜日の茹で鶏…をミスった。
何も考えずウッカリももにくを茹でてしまった。
半茹での状態で取り出して、改めてむね肉を茹でた。
もも肉をどうしようか途方に暮れた。
明日の弁当の予定を鶏もも肉に変更することにして、冷蔵庫へ。


今週も19時半のダーウィンに合わせて夕飯。
コンニャクの唐揚げは思った以上に美味しかった。
歯ごたえバツグン。ちょっと噛み切りにくいのが惜しいところか。
ダーウィンは15周年スペシャルで、ほとんど総集編みたいなもの。
視聴者ランキングトップ10を発表していた。
二位がウォンバットで意表を突かれた。
で一位はダイオウイカかなと思われきや、マヌルネコ。
ハァーざんす。
出来レースみたいなもんだこんなの。


食後妻は、仲のいい友人たちとzoomで長時間会話。
僕はその間、ヘンタイプリズンをプレイした。
グランドルートはテンポよく他の3ルートで見せた課題を、
それぞれ別の解決法でクリアーしていく。
そのテンポの表現がみごとだった。
ダイジェストっぽいのに急いでなくて、しっかり描写もあって。
そしてこれまで見せてきた舞台背景の裏っかわにも接近し、不穏さも漂わせている。
ぬきたしもそうだったけど、フィクションレベルの調整がバツグンだ。
しょっぱなバカでムチャな設定から入ってるぶん
途中からそれっぽいこと言われると飲み込めてしまう。
ハッタリが効いている。
「こんな場所、まずないけど、ないのはわかるけど、
たしかにありえないとは言い切れないかも…」
と思わされるのだ。その絶妙な加減よ。


シュー生地余ってたから焼いてたら
そのさなか、お気に入りの皿を割ってしまった。
ショックだったが、かなりキレイな割れ方をしていて、
欠損もない。
いっそいい機会だからと金継ぎを学んでみようか。
最低限の道具、素材を揃えるのにはおおよそ1万円ほどのようだ。
とりあえず手引を図書館で借りてみようと思った。


入浴は23時を過ぎた。
出てからバナナジュースを飲み、金継ぎを調べつつ就寝準備へ。
寝室入りは0時半近く。
今日読んだアフリカの民話は、
ヨワヨワであるカバが昼間は水のなかでノンビリ過ごして
夜は食べ物をノンビリ得る生活を実現した経緯を描いていた。
しかし現実にはカバが強いことを知っているのでイマイチぴんとこなかった。
続けて、世界の民話という本からも一本読んだ。
国も話も忘れてしまったが、訳が良かった。
韓国の民話の方は悪文だったからな。


2022年03月12日(土) 2円贈与、池袋ベビー用品買い物、「ありがとう」

6時半起床。なぜ…。
晴れ。ほとんど寒くない。
どうせ時間あるしと1時間少々、ヘンタイプリズンをプレイした。
朝から泣いた。
紅林…というかソフりんルート、これ出色だな。
これまでのルートで一番良かった。
グランドはこれを越えられるのか?


9時前に休日トースト、洗濯機を回してOKストアへ。
レジで僕の前に並んでいた少年が、
すいませんコレやっぱり返します、と商品を店員に戻していた。
どうやら手持ちの金が足りなかったようだ。
店員は店員で、一度会計を通した後に
レジをどう処理したものか慣れないらしく、先輩店員を呼んでいる。
横目から伺うに、おそらく2円足りないだけのようだった。
さすがにこれならいいだろうと、
「お金足りないの」と声をかけ、
その場で2円をあげた。
少年はたいへんありがたがってくれた。
ありがとうございます、ありがとうございますと繰り返す。
店員さんも何度も頭を下げてくれた。
 大丈夫大丈夫、大丈夫ですよー大丈夫
くらいの意味のない言葉しかその場では出せなかった。
もうちょっとくらいは気の利いたセリフを差し出してやりたいものだけど。
クリスマス前の、雑貨屋での買い物を思い出す。
あのときはクラスメイトの女の子だかにあげようとしているプレゼントを
こちらが出資してやるのがためらわれて結局が動かずにいたが、
もし買ってやってたら、という妄想はした。
「きみもいつか、同じようにしてやってね」
とこう言ってやりたかったのだ。
しかし今回は 2円!
2円でのそれはカッコつかない。
いや金額じゃなく、実際に善意を行動にうつすだけの気構えが本体なのだが、
それにしてもカンチガイ臭が漂ってしまう。

でもいい気分で店を出た。
ありがとうと言われるのはスゴク気持ちのいいことだ。


帰宅して、10時に洗濯物を干し、さらに西荻へ向かい買い物。
ダイソーに寄ったが目当てのイヤホンは買えなかった。
1000円のものは売っていたのだけれど。
500円でいい。
どうせ今回みたいにまた、ポケットに入れたまま洗濯しちゃって壊れました、
とかすぐに繰り返しそうであるし。

11時前に帰宅、昼飯をつくる。
コンニャクのユッケ風。
そんなに美味しくはなかったが、
付け合せのキュウリが涼やかで、良い休日に昼飯を演出してくれた。


一息だけ入れて、12時半に出発。
荻窪駅までとろとろと歩いていく道すがら、
子どもと一緒にやりたいことはあるかと妻から問われた。
パッと思いつかない。
してやりたいことならあるし、連れて行ってやりたいところもある。
ただそれらはあくまで子どもの為であって、
自分主体の”一緒にやりたいこと”というと、途端に難しい。
男の子だったらまだあったかもしれない。
サッカーぐらいなら一緒にやりたくはある。
女の子相手に何がしたいだろうか。
そもそも女の子相手には、
口説くような接し方以外では上手に関われないのが僕だ。
やはり一緒になにかするというよりは、
やることなすことを暖かく見守るくらいがちょうどいい。

中央線、山手線を乗り継いで
25分程で池袋駅へ。
若い人間が多い…。
そしてこうしてみると、ここ数年でファッションが様変わりした。
テレビやネットで見かけるとおりというか、嫌でも実証を見せつけられる。
90年代初頭風とか韓流ぽい感じとか。

サンシャイン通りにも時代の隔たりを感じた。
あちらこちらの店が入れ替わっている。
それ自体はいいのだが、複数の店舗が入っていた建物が一新されて、
ユニクロや携帯キャリアショップなどの巨大資本がデデンと居を構えるようになっていて、
こうして町が死んでいくんだねと気分が暗くなった。
中学時代に通いつめていたとらのあなも無くなっていた。
めちゃめちゃ怖い黒人なんかも今はいない。
中2のころ友達と麻雀牌を買いに来て、
その一週間後に無差別通り魔が発生して戦慄した思い出のある東急ハンズもなくなった。
寂しく思いながらサンシャイン入り。
ベビーカーをひいている若夫婦がちらほらいる。
ショッピング店舗の立ち並ぶアルパを素通りしていって、
喉が渇いた、どうしてもメロンソーダが飲みたいとねだる妻を休ませて、
クレープ屋に並んだ。
昔もこのクレープ屋に並んだ覚えがある。
やたらと時間のかかるのは記憶どおりだった。
10分近くかかってメロンソーダフロートを手に妻の元へ。
アイスが浮かんでいるメロンソーダはグロテスクだったが
妻はコレが飲みたかったのだよ満足げだった。


奥まで進みいよいよ本丸、ベビザらスへ。
ベビーカーは思いの外軽く感じる製品が多かった。
その割にはなかなか安定している。技術の進歩を感じる。
バウンサーは実物を見ると、なるほどゆりかごなのだとわかる。
ベビーカーは乳母車なわけだし、
これだけ見てもまぁ道具だけでいえば昔よりずっと
子どもは育てやすいのだろう。
 
店員さんから抱っこひもについて話を伺った。
製品差は、どちらかといえば、赤子に対する向き不向きよりかは
抱える親の身体への負担が主体となっているようだ。
肩に置くか腰に置くかといった違いとか。
また、ベビーカーを併用するにあたっては
たしかに抱っこひもの出番は少なくなってくる、
ましてや歩けるようになってきたらナオサラだが、
ただ子どもが出先で寝てしまった場合、
親が抱きかかえるわけだけども連中は寝るとズシンと重くなる。
だからあった方がいいという話には説得力があった。
ただ購入時期は、産まれてから実際の子どもで試して買う、
というお客さんも多いらしい。
ナルホドこちらもそのつもりでいさせてもらおう。
ありがたい知見を得た。


店を出てからトイレに寄ってみると
個室にベビーキープが設置されている。
そういえば何年か前からそこかしこで見かけるようになった。
けれどもまともに観察したことはないな、と注意書きを読んでみると
生後5ヶ月からの使用となるようだった。
おおこういうの大事だぜ。
覚えてられるかワカランけど気には留めておく。


NITORIにも寄った。ベビザらスの向かいにあったので。
ベビー用品特集みたいなコーナーが設けられていた。
市場が拓けているのを感じる。
少子化にも関わらずこう展開しているってことは
単価に期待できるのだろう。
置かれている品の中では
子ども用の布団一式が1万円で置いてあり悪くないと思った。
今日のところは何も買わずに店を出た。

途中途中で妻を座らせながら、ゆっくり歩いて外へ出て、
路地裏の皇琲亭に向かった。
そこそこ気に入っている喫茶店だけれども人気があるのか並んでいる。
しばし悩んでから、サンシャイン通り入り口にある集に入った。
ここでも人の並びはあるものの椅子に座って待てる。
それも2分ほどで中に通された。
妻のどうしてもという願いを聞き入れ、
チョコレートバナナパフェを注文し二人で分けた。
美味しいけれども、ケーキ類ならまだも
パフェにかかる費用というのはたかがしれている。
バニラアイス、チョコアイス、バナナ、ポッキー、生クリームで
1200円というのは明らかに高いのだが、場代と思って割り切った。
ベビー用品についていろいろと話し合った。
なんといっても今日の収穫は、
買い物をそう急がなくていいという確信だ。
とくに抱っこひもは、生後一ヶ月以上経ってからでいいわけだ。


店を出て駅に向かい、とくに用件もなく西武へ。
ベビー用品のフロアでは、主に衣類が目についた。
可愛らしい服の多いこと。
とくに、ミキハウスのニットの上着がめちゃんこ可愛かった。
ミキハウスをなめていた。
いや他の製品はそう可愛いとも思えなかったのだけど、これだけは図抜けていた。
ただしオーガニックらしく20000円する。
我々の服より高い。
それでも買ってやりたくなる求心力はあった。

通路で、2歳くらいの男の子を母親が抱きかかえた拍子に、
かたっぽの靴が脱げたのを目撃した。
母親は気づいていないようだったから、
「落ちちゃったみたいです」
と声をかけて、さらに両手のふさがっている母親に配慮して、
そのまま靴を履かせてやった。
でもこれお節介なんかな。
コロナ禍でもあるし、知らんオジサンが子どもに靴を履かせるというのは…
いや考えすぎか。


一つ階を昇って、ライフスタイル雑貨のフロア。
全国の職人芸、伝統芸に根ざした製品が多くあり面白かった。
気になる皿があったが2700円。
二枚買ったら5400円。
やや重い。今回は諦めた。

全体的に、年々西武に手応えを感じるようになってきている。
パルコやルミネよりもずっと。
大人になってしまう。


帰りの電車で、それなりに混んでしまったから
妻を座らせられないと諦めかけたところで、
目の前の座席に座っていた青年が席を譲ってくれた。
二人でありがとうございますと繰り返し、
折り際にもまたありがとうございましたと繰り返した。


荻窪駅を降り、夕飯を食べて帰ることにした。
前々から目をつけていた、環八通り沿いにあるインドカレー店。
パリッと揚げてある小麦粉センベイみたいなのが…美味い。
スパイスも効いてて…からさが…タマラナイ。
肉は炭火で焼いてある。美味い。
インドカレー店、どこで食べても美味しい分、
あまり店舗ごとの差を感じてなかったけれども、
ここは美味い。違う。
そしてチーズナンを初めて食べた。
犯罪的だった。
こんなん脳汁ビュルビュル出る。
どんなに多くても年に一回までだな。犯罪だ。

二人でたらふく食って3000円。
集の会計が3900円だったことを思うと破格だ。

ちょっとウェップとなりながら帰り道をゆらゆら歩いて行く。
妻は、テレビゲームをプレイしたくて仕方ないという。
できればそれなりのやりごたえがあって、
インディーズじゃなく、かつ据え置きゲーム機で、
難しすぎず簡単すぎず…がいいという。
僕は、最近ネット上で評判を耳にしたゲーム、
トライアングルストラテジーを紹介してみた。
世界観やゲーム性が渋いと噂のシミュレーションRPGで、
しかし戦闘に失敗しても、使ったアイテムは復活、
得た経験値はママでリトライできるという仕様。
だから難しいといってもプレイしていれば勝ち越せる…。
妻はこれを気に入り、買う、もう今夜から始めると息巻いていた。


20時前に帰宅。動けない。
動けないが洗濯物は取り込む。
トライアングルストラテジーをPS4で検索したが、出てこない。
調べてみるとどうやら僕の記憶違いで、
このゲームはNintendoSwitchのみらしい。
じゃあ諦めよう、と次のゲーム探しを促してみたのだが
妻はすっかり気分がソレになってしまっていたようで、
もうSwitchを買う、とまで言い出した。
購入は3万円ほどする。
そのコストより怖いのは、
これまで控えてきたSwichを導入してしまうと、
やりたいゲームがワンサカ出てくるだろうという堕落への未来だ。
今回限りプレイするのならばまだしも…。
と考えたところで思いつき、
だめもとで友達にSwich貸してくれよと相談してみたところ、了承してくれた。
それも明日、荻窪駅まで来てくれるという。
ありがたいことだ。
その足でうちにまで来てもらい、ケーキを食べさせることにした。
スケジュールは忙しめになるが余裕がないわけではない。
むしろやる気を出した。

セトウツミを二人でチョットだけ読み、
風呂に入って、それからケーキ作りの前日準備をした。
タルト生地をせっせと作る。冷蔵庫へ。
さらにキャラメルドランジュというのをこしらえた。
オレンジの皮…今回は国産オレンジが見つけられなかったから
代替の伊予柑だが、この皮を1/8ほどすりおろして、
生クリーム60mlほどとともに煮立てて火を止め、5分ほど蒸らす。
その間に砂糖を熱してキャラメルを用意する。
キャラメルにそのクリーム液を混ぜる。
いい香り…。
バチバチいっててめちゃ怖いけど…うっとりさせる香りが立った。

さらに、明日の夕飯のためにコンニャクを凍らせておく。
ざくざくと角切りにしてタッパーに詰めて冷凍庫に入れるだけ。


0時半頃寝室へ。
今日電車内で席を譲ってもらったことを
日記に書き残しておきなよと妻に促した。
ありがとうと言ったこと、ありがとうと言われたこと、
それだけ書ければ十分いい日記だ。


セトウツミをちょっとだけ読み、
アフリカ、韓国の民話を読み聞かせて寝た。
アフリカの話は珍しく悲しいもので、
韓国の方は明日図書館に返すからラストだったけど
今回も相変わらず陰惨だった。


2022年03月11日(金) 尋常の金曜日

晴れ。そんなに寒くない。
弁当は豚バラ肉とキャベツでホイコーロウ風。
行かないで行かないでと引き止める妻を無視して出勤。


たまに見ていたQuora、
ここ最近は1日に何度も見てる。
知識を得る場として認識するのはキケンだけれども
知識欲を刺激するのは確かではあるし
きっかけにはなるんだよな。


ファイアパンチ読み終わった。
ンー……?
1巻が一番面白かった。
風呂敷を広げた上から
別の大風呂敷を重ねて広げていって
最終的に極大の風呂敷でくるんだ感じ。
はじめの風呂敷が好きだったな。
あと沙村広明リスペクトの絵柄自体はいいとして
人物の見分けがつかない、
その上同じ顔とか似た顔とか
名前を踏襲するとか錯誤するとかやってるから
話が難しいとかじゃなく単純に分かりづらかった。


夕飯はペペロンチーノ。
キャベツのあまりと、冷凍イカとエビ。
ウマーい。
味はいつも通り安定して美味いし、
今回はブリンブリンのエビが嬉しい。


テレビはねほりんはほりん。
震災復興をやめたひと。を途中から。
高校生のころから自己承認欲求のためだけに
復興支援活動をし続けて、
放課後は友達と遊びに行くこともなく
だいたいいつも活動に繰り出していた、
多くの大人たちが褒めに褒めちぎってくれた、
しかしイイコちゃん、マジメちゃんである品行方正の人品を
保っていかなければならない重圧もわずらわしく、
段々と疲れてきていよいよ辞めようと思い
SNS上で引退宣言をした、すると労いの言葉はあっても
引き止めの言葉は誰も差し向けてくれず
そのまま身を引くこととなった、
その後はガールズバー店員になった……。
なんだか示唆的だ。
納得もし得る。


寝際には今日も、アフリカと韓国の民話を読んだ。
情緒が狂う。


2022年03月10日(木) 無神経レポーター、マッ愚劣ドナルド、ハロウィン乱痴気

晴れ。まだ寒い。
朝イチで震災地の軽トラ焼きそば屋台を取材していた。
ご主人は震災で亡くした奥さんの遺影を調理スペースに飾っている。
リポーターのタレントがそれを見て
「奥さんに見守られながら作る焼きそばはいかがですか」
と質問していた。
なんか…いくとこまでいったドSプレイみたいだな。
「お前の死んだ妻に見られながら…どんな気持ちだい?」って。
いや解釈でふざけているようだけれど
それ抜きにしても単純に配慮がかけてる質問じゃないかと思った。


弁当は鶏肉の照り焼き。
皮目からパリッと焼いて
醤油と砂糖と胡椒に山椒もちょっと足して仕上げた。


昼休み、隣駅までチャッチャと電車乗って
ブックオフ行った。
帰りは歩いて会社まで。
道すがらコンビニでコーヒーとパン買って歩きながら食べた。
気持ちよかった……。
九段下駅ついてからさらにハンバーガー一個買った。
いつも路上に客を並ばせてる低劣店舗。
どう案内してるものかちゃんと学んでおこうと利用してみたら
まったくひどいものだった……。
まず路上にうろうろとまばらに並んでいる客5人ほどが全員、
並んでいるのではなく注文後に待っているだけだった。
それを店員が放置している。
「ご注文お済みのお客様はこちらでお待ち下さい」もなければ、
「ご注文お待ちのお客様はこちらへどうぞ」もない。
だから路上にこの店の客がうろうろしてる。
僕を含む未注文客もどこに並んだらいいかわからないし、
横にいる先客を差し置いてレジに行っていいものかもわからない。
なのに、よくみると案内のためだけのバイト店員は一人確保されている。
この一人は、できあがった商品を注文済み待機客に「どうぞ」と渡すだけの役で、
まばらな客連中をさばくまではしない。
というかできそうにない。
これが60代前後のうだつのあがらないオジサンなのだ。
こちらとしては店への不快さを露わにすることすらためらわれた。

まあ…こういう経営方針でやってるマクドナルド自体が
やはり愚劣で汚い。
犬畜生にも劣るモラル。
社会のゴミ。一店舗でもなくなった方が世のためになる。
二度とこの店は利用しないし、マクドナルド自体も使いたくない。


近年にわかに旺盛なハロウィンのばかさわぎについて
苦々しく感じている側だったのをちょっと見方改めた。
あれは若い衆にとっての「マツリ」なのであって、
そうしてみれば連中がゴミを散らかしていこうと
「仕方のない奴らだ」と大人たちが笑って
ケツ拭いてやるべきもんなのではないかと。
若者たちの「マツリ」なんて、
よほど管理されている場でしかもはや実現しない。
ハレとケで言えば、ある意味では恒常的にハレは実践されるようになった。
娯楽に満ち溢れ、毎日イベントは催され、
その気になればどこにだって行ける。
だから斟酌しないでもいいようなもんだけれど、
それでも、ああやって乱痴気騒ぎできる場は、もうないのだ。
いまの若者には元気がない、と”勝手に”ため息する連中が、
ああした”勝手な”発散に向けて別のため息をするのは滑稽でもある。
いや迷惑は迷惑だし規制は規制、取り締まりは軟化させるべきでないし
今もっておサムイ行事だという印象は変わらないけれど、
「若者側の気持ちもわかる」という理解の示し方じゃなく、
「大人として気構えを律する」観点も大事だと思った。


夕飯は牛肉ともやしを焼肉のタレで炒めた丼。
なんて美味しいんだ。
ていうか西荻の肉屋で買う牛肉が美味しい。
もうあそこ以外で買いたくないな。

食べながら、録画しておいた
みんなのうた60周年スペシャルを見た。
期待していたほどには楽曲映像が流れるわけではない。
こうした特番にありがちな、スタジオにタレントを呼んで
おしゃべりさせる構成のせいで、かったるい時間が長い。
「これまでの1500曲のなかから、
もっとも多く使われていた単語をAIが分析!」とか
「最も多く出ていた色は?」とか
ホントしょうもないコーナーに時間割いて
それについてさらにタレントに語らせるという…
民法ならまだしも…ばかばかしいったらない。
その分一曲でも多く流してほしかった。

僕はみんなのうたに全然思い入れがないのだけれども、
こうしてみると少なからぬ有名曲が
みんなのうた発祥だったりして驚いた。
ちいさいあきみつけた とか。
おもいでのナントカとか。
ノスタルジックな曲が好きなのは小学2年生のときから。
「小学1年生のころ楽しかったなあ、懐かしいなあ」
って浸ったのをよく覚えている。


兄からベビーカーとバウンサーを貰う件について連絡を入れた。
承諾してもらった。来週末に実家に持っていくとのこと。


21時まで20分ほど妻は原稿…文芸誌の表紙絵を描いていたが
疲れたと言い居間に陣取った。ココアを入れてやった。
ベビー用品の購入予定リストとにらめっこしている。
本来的には今の段階だと他にやるべきことはあるのだが、
どうやら気晴らしにもなっているようだ。
服などは母親にねだるつもりでいるらしく、
その話の流れで義母に電話をかけて話していた。
途中からはスピーカーホンにして三人で。
義母自身、初孫にはいろいろ買ってあげたいらしい。
ありがたい話だ。
この服を着せたい、お宮参りではこう、と盛り上がっていた。
僕は世の多くの父親に等しく、
着飾る方面にはそんなに興味がもてない。
でもまあ実際に着飾られた娘を目の当たりにしたら
舞い上がるのかもしれない。


話題の邦画、ドライブ・マイ・カーを
チェーホフと絡ませて批評した文をTwitterで読んだと、
妻が面白そうな議論をふっかけてきた。
焦点は、生きづらいオジサンの救いかたとなる。
妻の観点の面白さはなんといっても、
フェミニズム文法から発せられる逆説にある。
すなわち、
これまでさんざん”声を上げてきた”女性たちと違って、
男性たちにはそのノウハウがなく、味方や共感を得にくく、
場も形成されていない、あるにはあっても発見されにくい、
または取り沙汰されにくい…といった問題意識だ。
今日の話はあまりまとまりがなかったが、
今月中にドライブ・マイ・カーを見てみようという予定を立てた。

油絵の画題について語ってみたがイマイチ伝わらなかった。
ハロウィンの方については賛同していた。
ただし僕とは向き合い方がちがう。
妻は、もっと大人は子どもに寛容になってやるべきで、
彼らを縛り付ける取り締まりや規制などは撤廃すべきだとする。
僕はむしろ逆で、規制も取り締まりもガンガンやったらいい、
それでも連中が”本当にやりたいこと”ならば、
どんなか細い抜け道だろうと、または罰をくらおうとも、
やる奴はやる…と信じ、それを応援する立場だ。
“本当にやりたい”わけじゃないのにできてしまうゆるやかさが、
莫大な不幸の温床になっているとすら考える。
また、外からの
自由や希望や幸福の像が浸透しきっているのも問題だ。
「私には何もない」という空虚感が、なぜいけないのか?
その人には、その人だけの幸せがあればそれでいいはずだ。

僕はあさひなぐの三須さんを引き合いにして語った。
他の誰にも気づかれない自分だけの誉れを大事にしている三須さんの気高さ。
思い出しただけで泣きそうになる。


それから面白半分に、今日ネット上で見かけた、
どっかの知識層界隈で流行っているらしい問題を持ち出してみた。
「世界中のドアと車輪、どちらの方が多いか?」
これは明らかに、明確な答えを判定できる問いかけではない。
だから思考プロセスそのものに面白さがある。
今回のこれは、ドアと車輪っていう、
なんだそりゃって組み合わせが考えるほど面白い。
まずは定義付けがいる。
何をドアとし何をドアと見なさないか、
車輪と一口に言っても機工に組み込まれた部位も入れるのか…
そして、「世界中の」が肝となる。
自分の生活範囲から逸脱した広大な対象に
どれだけ想像力を及ばせられるか。
これが、なかなか人間が見えるのだ。


寝際の読み聞かせ、今日も二本立て。
アフリカの民話の方は、
清廉実直な貧者が隣の家に住む嫌味たらしい富豪に
馬鹿にされ続けこき使われてきた挙句に
もうあなたのもとでは働いてられないと
辞職を申し出たところ
「あのびんぼうやろう、よくもおれにそんな口を叩けたものだ。
焼き殺してやる!」
というオドロキの展開に。
で実際に火をつけるのだけれど
風がビュウと吹いて富豪の家の方が燃えてしまった。
すべてを失くした富豪は貧者に頼ることとなる。
そのてん末の記述が
「びんぼうやろうと馬鹿にしていた相手よりもっとまずしい、
だいびんぼうやろうになってしまいました」
ナレーションの口が悪い。

韓国の民話は今日も陰惨。
出だしで 処女が と言いだしたから
こりゃもう死ぬか犯されるわと身構えてたら
物語中盤で処女だけが死ぬ疫病が急に流行ってやむなく死んだ。
でも彼女は霊として村人の夢枕に立ち祠を作ってくれと訴えて、
近隣の人は願いを聞き入れこしらえてやった。
そして、ここがよくわからないのだが
村の人達はその後この祠に
木で削った男性器の像をお供えすると
豊漁になるとかいってその新しい風習が定着したと。
あ?


2022年03月09日(水) アホの製造業、油絵の画題、子供向け人形

晴れ。朝、やや寒い。
弁当は茄子と挽肉の豆板醤炒め。


カロリーメイトフルーツ味をたまに食べる。
健康食品としてではなくお菓子と割り切っている。
さすがに不健康だとなあと思って調べてみると
1箱(ブロック4本)糖質が40gあるらしい。
それを紹介していたページでは、
WHOが一日の砂糖摂取量を25gとしているという情報を引き合いに、
だからカロリーメイト1箱で1日の砂糖摂取限度を越えちゃうんです!
と言い切っていた。
いやいや……。
なんで糖質の話が砂糖にすげ変わってんだよ。
でももしかしたら自分の知らない常識があるのかとも思い、
さらに調べてみたところ、
砂糖1gはほぼ糖質1gと換算できるらしい。
だがだからといって、糖質1gを砂糖1gと勘定するのは早合点だ。
十分条件だか必要条件だか、
僕は学がないのでどちらだったかすぐわからなくなるが…
イコールに結びつけてはならないだろう。
で、糖質の1日の接種上限量はといえば、
400gほど。
そりゃそうだ。
糖質たっぷりのご飯でもパンでも毎日食べるのだから。
でもそれらは砂糖ではない。

「いかがでしたか?」系のページは全部潰れたらいい。
あのテの記事ページを書くためのライター指南書を
以前読んだことあるけど
賤業という言葉を世に残したいとしか思えないほど
社会の膿まるだしのゲスなナリワイだった。
でこいつらみたいなカビがのさばっているのは
グーグル型検索システムという
不潔で不衛生な垢まみれの土壌が腐りきっているからで
今ようやくネット上でも
グーグルに失望感を抱いている人たちの声が聞こえ始めてきてるけど
はやくくたばんねえかな。
こいつらのやってることってアホの製造だからな。
そうともグーグルは製造業。


夕飯は茄子の蒲焼き。
僕の方には余ったニラを刻んでのっけてみた。合う合う。


画題。
ちょっと現代アート的な発想になってしまうかもしれないけれど、
「オンラインゲームのキャラクターが行列をなしている」
という構図を油絵で描くというのは、ちょっと面白いんじゃないだろうか。
仮想現実の中でお行儀よく何かの待機列を組んでいるキャラクターたち、
という時点で示唆的であるし、
それをさらに絵画に落とし込めるというのが
現実を裏返した虚妄の最果てみたいな面白さがあるように思えたのだけど、
どうだろう、いや面白いかどうか言ってる暇があるなら
実際描いてカタチにしてみせろって話なんでしょうけども
でも油絵の技術ないし
僕はこれは油絵で描くのが一番面白いと直感しているし
そして着実な技術に裏打ちされた油絵が最適だとも確信している。
そのために油絵技術を学ぶというのも
魅力的なエピソード的ではあるけども
そんな暇ねえしな。文章描くほうが大事だ。
じゃあこのアイデアは埋もれてしまうの?って、
それはそれでもったいねえんだよな。


妻が子供用にぬいぐるみを買いたがっている。
ぬいぐるみ及び人形は、僕は反対しているが
妻からすれば
「私たちがどう思おうが、どう抗おうが、
見えないチカラが働いて最終的には
ウチの子はたくさんの人形に囲まれるよ」
となんだか恐ろしいようなことを言う。

さらに、イベントごとに興味はあるかとの問い。
お宮参りとかお食い初めとか?
赤子の間のそれってあまり浮かばないけれど。
僕としては、まぁ子育てに限らないが
世間に足並みを揃えるようないわば外圧的なイベントは好まない。
そのくらいなら自分らで勝手にお祝いごとを用意したいものだ。
ただし近代国家となる以前からある風習についてはほとんど忌避はしない。
たとえば、昔は新生児の死亡率が高かったからだろうけれども、
産まれて七日目までは神の子であって、
その先から自分の子となる、
…という見方には頷きたい。
いかにも地域差がありそうだけれども、
それにどんな名前がつけられていようと、
七日目の祝いはしっかりやってやりたいつもりでいる。


今日も民話は陰陽の二本立て。
アフリカの方は、ケニアのある民族の始祖の伝説。
二人の男女が…聖書でいうアダムとイブが…出会って
10人の娘を産み育てた。
10人の娘にはそれぞれナニナニという名前をつけていったが、
名前は9人分しかなかったので末娘には名前がつけられなかった。
それから山頂で神から神託を授かり、
9人の青年を村に迎え入れ、子孫を増やした。
その後も神託を大事にして人を増やし村を広げ、
いつしか村は立派な国となった…
みたいな話だったんだけど
いや名付けられなかった娘はどこ行ったんだ、
めちゃくちゃ面白い設定で伏線立てたと思ったら……
最後まで全然出てこなかった。打ち切りかよ。
でも解説を読むに、どうやらもとは大変長いお話のようだ。
収録にあたって簡略化したものなのだろう。
まぁそれくらいなら名付けの部分だって端折ってくれと思うけど。

続けて韓国の民話。
美しい16歳の処女が……という出だしからしてもう剣呑だ。
どうせ不幸になるんだろうと身構えたが想像以上だった。
なんでも昔の風習で、男女が婚約してから結婚するまでの間に
どちらかが死んでしまったら、
新婦の死んだ場合には新郎は新たに女を娶ってかまわないけれども
新郎に先立たれた新婦は
たとえ一度も新郎の顔姿を見たことがなかったとしても
彼の方の家に嫁がなければならない。
そして以後は貞淑であることが求められる。
男の寄り付くおそれのない隔離された場所で
編み物などをしてひっそり過ごす。
で、このお話でも、どんなに男どもに求められようと
彼女は危難を回避し続けた。
だが不運が重なりイヨイヨという段になって、
彼女は無数の蝶々となり、中空に飛んでいった。
最後まで貞操を守り抜いたのだ……。
いやなに美談みたいにしてるんだよ。
…これが短めの話だったからもう一本読んでやった。
情操の木というタイトル。
倭軍が攻めてきました。
男という男を殺し女という女を犯しました。
という
ブランキージェットシティの 悪い人たち を地でいく話だった。


2022年03月08日(火) 交際記念日、育休打ち合わせ、婚外子率

雨。久しぶりの雨。やや寒い。
また食パンを買い忘れていた。抜けてるな。
やむなく冷凍ご飯を解凍して、突貫の焼きおにぎり。
鯛味噌を醤油とみりんで溶かしたものを塗って。
しかし急ぎすぎて形は崩れた。味は良かった。

弁当は鶏ももキャベツポン酢。
僕はかなり好きなやつ。

朝イチでミキサーを特集していた。
美味しいバナナジュースの作り方の紹介では
氷を使うと味が薄くなるから冷やしたバナナを使おうとのことだったが
半冷凍のバナナが最適だと思う。
さらに常温のバナナも入れるのが極意とのこと。
おうやってるやってる。
そして長く撹拌しすぎると繊維が壊れてしまうから短く決めろと。
それには経験的に頷けもするものの、
丹念に混ぜるとアワアワになるのよな。
あのアワアワは良いものだ。


会社の管理部…人事と経理を兼ねた総務の部署に赴いて、
育児休暇についての打ち合わせ。
うちの会社ではまだ前例がない。
子どもを持つ男性社員はことごとく
妻の出産などもう十数年前のできごとで、
あとはこの期間、結婚した人間すら稀にしかいない。
いや退職していった者の中にはいたか。
それにしてもほとんどいない。
だから会社の方としても手探りとなるわけだが、
全体的には厚意的ではあった。
あまり仕事のことは考えず、
都合のいいように期間を決めてくれてかまわないという。
とはいえ実際には、現場レベルでのややこしい調整は要る。
そうするとそう長期間の休みをとるのは、
気遣いのみならず、総合的に見て自身への損失もあるだろう。
ひとまずは、どんなに短くても8週間という数字だけ示しておいた。
あとは今月のうちに現場の長たちも合わせた打ち合わせをすることとなる。
問題は引き継ぎうんぬんよりも、残業日の調整だ。
「仕事が入ってくるかもしれないから残っていないといけない」体制である限りは
まとわりつく諸問題を、コレを機会に是正できたらいいのだけれど。


妻に会社での打ち合わせを報告すると
上首尾と見て妻は喜んでいた。
今では最低でも2ヶ月、できれば3ヶ月の休暇を望んでいる。
会社内の話を人にするのはつまらないからあまりしたくない。
本当につまらない。
会社の愚痴を人に聞かせる人間を嫌悪するとき、
同時にいつも複雑な感情がめばえる。あれが自分にも向けられるわけだ。
「伝わるわけがない」のと
「一方的な見方になり公平性に欠ける」のが主要因かな。


夕飯はエビチリ。
先日義母から頂戴したブラックタイガーを解凍して、
片栗粉をまぶして長ネギと一緒にサラダ油で炒め、
クックドゥーのソースを絡める。
スープはリケンのわかめスープ。
サラダはちょっとだけ豪華に、タコにガンバッてもらった。
水菜ときゅうりで爽やかに。ドレッシングはゴマ油と醤油、リンゴ酢、塩で。
まあまあ豪華。記念日だしな。
ウマカッタゼー。

食べながら、めちゃめちゃくだらない番組を見た。
妻が敢えて見たがる、再現VTRを主軸にした海外の実録サスペンスの。
下劣な。
今回はテレ東の。
今やどの局でもチョイチョイやってるけど
構成から見るにおそらくは局を問わず
請け負ってる制作会社が同じか、二つ三つしかないのだろうと思われる。
スタジオタレントの反応を見せる画面抜き出し方とか
テロップのタイミング、浮き出方、ちょっとした演出が似通うというより同じで、
よくもまぁ人をこれだけいらいらさせてくれるものだ。
付き合って最後まで見たがくだらない話だった。
点と点とは実際にあった事実であろうとも
それらを勝手に結びつけて描いた絵図をさも
「これは実際にあったことである」
と紹介する恥知らずの手口。先祖代々に謝って子々孫々に恥じ入れよ。


夕食後のデザートには妻に買ってきてもらったケーキを食べた。
今回はホールではなく1カットずつを指定した。
久我山方面にある店で買ってきてくれたようで、
いわゆる町のケーキ屋さん、という印象が強かったと強調したが、
まずチョコレートのケーキは他の味に頼ることなく
ストレートにチョコレートが美味しかった。
ただただチョコレートなのにクリーム、ガナッシュそれぞれに
食感差があるから味わい深い。濃厚なのに後味さわやか。これは当たりだ。
僕が自分でチョコレートをどうしたって、こうはならない。
モンブランも美味しかった。ラム酒がよく効いている。
甘ったるさがちょうどいい。


抱っこひもを検討。
僕の考えでは、一応あれば役立つだろう程度のものと考えている。
少なくとも新生児の間は。
だから性能は求めない。
首がすわるまでは外出の機会が極端に少なく、
その少なく短い機会には布にくるんだ上で
最新の注意で両腕を抱きしめればいいわけだし、第一ベビーカーもある。
新生児を過ぎて、その子の特性が知れてから
本格のものを導入するのがおそらくは賢い。

ベビーカーは兄から譲り受けることにした。A型のもの。
現時点で、A型なんぞや、B型なんぞやってなってるけど。
あとバウンサー。
どちらも二つ余っていて、状態のいい方をくれるらしい。ありがたいことだ。

絵本は何冊くらい置いてもいいものかと妻が尋ねるので
ピーク30冊、最終的には10冊と答えた。
妻は、少なすぎると抗弁する。
どんなに制限しても50は欲しいとのことだ。
僕からすれば、どうあれ図書館には頼るのだし、
何よりうちには大量の漫画がある。
そして実例として、僕は絵本のない環境で育った。
それでもこんなにも…情緒豊かで…お話好きで…お話を作れもする…
のだから、0冊でもいいくらいだと主張した。
だがまた一方で、絵本により育てられた妻という実例があるのも確かだ。
さらに弱みはある。
現状、何千冊という本や漫画をかかえているのだから
今更数十冊の絵本がなんだと言われれば窮してしまう。
ただなんであれ、いっぺんに数十冊をセットで買うことはないからと、
いったんは棚上げにした。


ここ数日、人口減少についての本を読んでいる。
内田樹編で複数の著述者によるもの。
今日読んだ部分では、日本の出生率について、
結婚した女性が出産する率はそう変わっておらず、
ただ晩婚化については確かであり、
これは有縁共同体に頼らずに済む生き方として
資本主義の発展に伴う成果でもあって、
先進諸国に同様の傾向はあるのだが、
重要なのは婚外子率である、
つまり日本や韓国では結婚した上での子どもという常識が根強く、
若い男女の結婚を促進するような手当や福祉政策が充実される一方で、
これがフランスとなると結婚していない男女が子どもを持つにあたっての
地位、権利の確保をしている、
すなわち婚外子率を高めることで人口減少に歯止めをかけているというのだ。
スウェーデンも似たようなものらしい。
タテの家族構造が強い国ほどこれを是とはしがたいだろうし、
一概には飲み込みかねる説ではあるのだけど、面白いとは思った。


就寝を前に、
今日もアフリカと韓国の民話を両方読んでね、と妻がねだる。
「あれ、クセになりそう」
甘いのと塩辛いのを交互に食べ進めるみたいな感じか。
脳天気アッパードラッグと陰惨ダウナードラッグ。
サウナからの冷水風呂。
健康には悪そうだ。


アフリカの民話、今日読んだのは蛇とナマコ。
お互いに足と目を交換し合って、
ナマコは目をあげちゃったから海に落ちて海中ぐらしになった、
蛇は目を得たから人間のきらびやかな生活を見るのが楽しくって
屋根裏に住み着くようになった、
というおとなしめな話。
韓国の方はまたしても女人が凄惨な目に合っていた。


2022年03月07日(月) うぐいす色、記念日プレゼント、アフリカ民話

7時起床。やや寒い。
妻が早起きしている。
反して僕は眠く、7時半過ぎまでは布団の中でごろごろとしていた。

弁当、ガパオライス。
いつもは中華だしに醤油と胡椒だけの味付けだけれど
今回はナンプラーも足した。
おかげでちょっと水気が多い。
この水分がそのまま味付けだから、
弁当に詰める際に汁気を控えた結果、
果たして薄味になった。
それでも美味しかったけど。


藤本タツキのファイアパンチを読み始めた。
おもしろ…っ。
死なない回復能力の持ち主が
死ぬまで消えない炎をまとってる、
って設定の時点で神がかってる。
ファイアパンチなんていうライトな言葉並びとの落差も
バツグンのスパイスになってるし脱帽。


21時半、荻窪駅。
妻から大量のメッセージが届いている。
どこで拾ってくるのだかLINEの可愛らしい動物スタンプで、
いつ帰ってくるのまだ帰ってこないのと寂しさをアピールしている。
電話をかけてみるとわざとらしい泣きべそをかいて
早く帰ってきてほしいとわめく。
子育てのシミュレーションをさせてもらっているようだ。

夕飯はインスタントラーメンにした。
妻は辛ラーメン、僕はサッポロ一番塩らーめん。
僕の方は卵とニラと白菜で煮込んだ。
妻にも具だくさんをすすめたが、卵だけでいいという。
辛ラーメンはそのまんまだと味気ない、美味しくないという声をよく聞く。
それだけに具を盛り込んでダシをとると化ける。
とはいえ卵だけでも十分ではある。
お互い美味しく食べた。

テレビはグレーテルのかまど。
秀吉が愛したうぐいす餅。
何がうぐいすなのかと言えば、うぐいす色の餅だから。
ところがこのうぐいす色というのが問題で、
実際のうぐいすの色ではなく、江戸時代に
うぐいすとメジロとが混同されていた影響から、
茶色がかっていたり緑がかっていたり、
なんともヤヤコシイ色となっている。
番組では、ほんのりと青みがかったきな粉をまとわせていた。
まだ青い大豆を原料としたきな粉をうぐいすきな粉と呼ぶのだそうだ。


食後、妻が作成した出産関係買い物リストを見せてもらった。
よくまとまっている。
さらに、健康保険のポイントで溜まった分の引き換えを
なんの製品にするか、候補をみせてもらった。
僕は空気清浄機とサーキュレーターに限定し、
さらに製品を絞った。
サーキュレーターは初夏まで出番ないが
空気清浄機は花粉飛散のピークに間に合うかもしれない。


入浴後、遅い時間ではあったが
フィナンシェを一つ、分けて食べた。
表面のサクッとした食感はやはり失われてしまう。
味は昨日より良い。甘みもほうじ茶の風味も増している。


就寝は遅くなった。
1時近くなって寝室に赴くと、枕元にプレゼントが。
すぐにピンときた。
0時をまわって、3月8日は交際記念日となる。
凝ったラッピングを解いてみると
中身は靴下だった。
ペンギンの柄が施されている。
僕は長年かけて動物柄の衣類をちょっとずつ集めている。
その基準はかなり厳しく、そうそう目当ての柄は目につかない。
基準からすればこの柄は、好みにドンピシャとはいかなかった。
下地が水色というのもいかにも若い。
だが単品で見たときには可愛らしさがある。
なにより気持ちが嬉しいものだ。
一筆箋には、初めての妊娠による不安を乗り越えていけるのも
君のおかげだといった旨の謝辞が書かれていた。
ラッピングにはカリグラフィーによる文字列が描かれていた。
クリスマスプレゼントの、正の意趣返しのようでもある。
総じてたいへん嬉しい贈り物となった。
僕からは何も贈れていないが
その分週末のケーキは全力で作ってやろうと決めた。


寝際に読んだアフリカの民話、大分狂ってた…。
動物カーレース。
サバンナの動物が各々自動車を用意してレースをする。
賞金を目当てに。
ガソリンとかテレビとか平気で出てくる。民話?
登場人物も割と性格壊れてるし
最終的には放屁で自動車を爆速させてごぼう抜きという
コロコロコミックみたいな展開。

さすがにこれはついていけねえ、となって
なんと口直しに韓国の民話を。
相変わらず美しい女人が犠牲になって
男ばっかりが報われていた。
…老母と二人暮らししている貧乏な青年が
今に嫁をつくってやるそうすれば母さんも楽になるんだと希望している
導入の時点で嫁を介護漬けにする気満々だ。
そして森で美しい女性と出会う。
一目で心奪われた青年は彼女を追いかけ回し、
逃げる彼女をつかまえてレイプ。
でも結局女の方も満更じゃないみたいな。エロ漫画か?
女は、兄にバレたら大変なことになるという。
兄妹は虎なのだ。
世人にたくさん害なしてきた兄は今に討伐されかねない。
代わりに私が人間につかまろうと思う、と妹は白状する。
その捕物をあなたがしてくれれば、
きっとあなたの手柄となるだろう…と彼女は提案し、
果たして決行日、青年は虎を捕縛する。
一晩だけ妻であったその虎は息絶え、
青年は彼女の企図したとおり官位を得て、
その後は裕福に暮らしましたとさ。

こう…ちょうどいいバランスの民話ないんか。


2022年03月06日(日) 欧米問題認識転倒、Z世代、「それは正論だけど」

午前3時ごろに一度起きた。妻も起きていた。
まだ身体は痛むし気だるい。熱も寒気も感じる。
眠気はある、しかし眠れない……。
水だけ飲み、布団の中でオウアウエウウと格闘していたら
いつのまにか眠れていたようで、気づけば8時。
東の窓から朝日が差している。
布団の中で、毎秒身体の機能がみるみる回復していく実感を味わった。

妻にせかされ8時10分には寝室を出て、今日も休日トースト。
身体が動いて気持ちいい。
それからチャキチャキと身支度をしてOKストアへ。
戻ってきてすぐ入浴。風呂掃除。
出てすぐ洗濯機を回し、
家事やゲームや読書をして、
洗濯物を干したらミュークルドリーミー。
今回も良かった…。
よもやドリームパートナーがミューちゃんとかそんなんありか。
考えうる選択肢を超越。
やはり子どもには難しすぎる。
ちあふるタイムももう最後かと思われたけど
アックムーちゃんはまだガンバッてる。
あと2、3回で終わっちゃうのか?
情報は探しても出てこない。
出てこないこと自体が続きのないことを裏付けるようでもある。


昼飯はアラビアータ。
今回は生のトマトから作ってみた。
トマト缶に比べると随分スッキリした食べやすい味。
甘い。まろみがある。
これ美味しいなあ…。でもトマト缶より大分コストがかかる。


読書。近代家族がどうとか。
明治初期に母性愛という言葉が流布して以来、
子どもは産みの親である母親が育ててしかるべきもの、
という認識が強烈に刷り込まれていったという説は頷けた。
江戸時代においては父親が育児に参加するのが当たり前だった、
という味方もできるらしく、
むしろ欧米からの視察団が来日して
町内で子どもをあやしたりなんだりしている光景を目の当たりにして、
いち早く近代的家族の成形を達成している彼らは
「まだ父親が家に囲われているのか」といった感想をもったらしい。
ホントこいつら…。
LGBTといい多様性といい捕鯨といい差別意識ナンチャラといいSDGsといい…
元よりお前らに発端していた問題を伝染させておいて
認識を転倒させて先駆けぶって、どうしようもないぜ。


夕方、テレビでげいのうじんがコンニャクを作っていた。
その流れで、コンニャクのユッケと唐揚げを紹介していた。
よさそう。
ユッケはコンニャクを細切りにして…あとはユッケの味付けをする。だけ。
唐揚げの方は、一度コンニャクを冷凍してから、それを常温解凍する。
そうすると分子構造がアレして味の染み込みがア・レーするらしい。
フ、フーン。
回答できたら水気を絞る。
抜くだけ抜くと、鶏肉みたいな触感になるようだ。
これに下味をつけて、通常の唐揚げのように焼くと。
今度やってみよ。


ヘンタイ・プリズン、紅林ルート。
というか実質ソフりんルートというか…。
めちゃめちゃいいな…。
ここまで2ルートはエンタメ展開のアイデアが盛り込まれてて
シナリオが進んでいく求心力が強烈だった、
でもこのルートはドラマが主軸だ。
おふざけとしか思われなかったヘンタイ・プリズンの設定が
異様なリアリズムをもって立ち上がってくる。
それがキャラクターに命を吹き込んでまでいて……見事だ。
まさかの、ぬきたしを凌駕する高クオリテイ……。
宣伝も口コミも派手には行われていないのがもったいない。

金曜に続き掃除機かけた。エライ。


妻からベビーベッドの相談。
寝室に置く予定だがどこに位置取りしようかと。
話し合った結果、ベッドの左側に置くことにした。


夕飯はチヂミと韓国風スープ。
チヂミは卵1コに対して
薄力粉100g片栗粉30g、水130ml…というレシピだが、
これだとそれなり不健康なので
粉は計120gに、水もそれに合わせて120gにしておいた。せめてな。
で塩とちょっぴり砂糖を加えてよく混ぜ合わせて、
ニラを切って入れる。フライパンで焼く。
タレは長ネギ3cm分くらいと鷹の爪一本を細かく刻んで醤油にひたす。
ゴマ油を一たらし。
スープは、ニンニクとイチョウ切りにした大根ニンジンをゴマ油で炒めて、
牛肉が余ってなかったから鶏もも肉を小さめに切って加えて、
細切りにエリンギも一緒にざっと炒めたら水を入れて煮込む。
味付けは醤油、塩、胡椒。
野菜の旨みが出るから薄味でも十分美味しいんだよな。


youtubeでお願いマッスルをかけてみた。
ついこの前、ブックオフで耳に入って気になって検索したのだ。
そしたらチョット前に話題になってたアニメの主題歌だった。
ダンベル何キロ持てる?だったか。
原作者がケンガンアシュラの人で、
僕はあれを心底クソ漫画だとさげすんでいるから見る気はしなかったのだけど
この歌はたしかに中毒性ある…。
でなんか流れで、けものフレンズの主題歌も聴いてみた。
ジャパリパーク。
なるほどノリノリだ、これも各位が虜になるのもうなずける。
ただ妻のすすめで聴いてみた、作詞作曲している男性が歌ってるバージョンは
実に実にきもかった。果てしなく……。
こんなんだったっけなあ、と妻も不思議がっていた。
清涼感を求めてミュークルドリーミー1期のオープングを見てみた。
心が洗われた。


ベビーベッドを再検討。
オムツ替えまでをも考慮して、調べたり話し合ったりした。
どうやらベビーベッドからでもオムツ替えはできそうだ。
そしてオムツ替えは、深夜に起きてまでしなくてもいいらしい。
もろもろ検討してみた結果、足元が開くタイプがいいだろうとなった。
今現在目をつけている商品の値段は40000円を超える。
でもまあそんなもんだろう。
抱っこひもは20000円しないようにしたい。
ベビー用品、初期段階で20万円くらいはかかりそうだ。
そのうち、10万円は義祖父から頂戴した現金でまかなえる。
また、東京エミッションゼロポイントだったかで得た2万円分の商品券もある。
国や自治体からの助成金もある。
もっと自己負担かかるものかと思われたけれど、
案外どうにでもなりそうだ。


21時過ぎからフィナンシェに着手。
材料余ってるから。ほうじ茶のフィナンシェにした。
あらかじめ割っておいた卵白2コ分に
薄力粉とアーモンドプードルと粉糖とほうじ茶パウダーを入れて
泡立て器で混ぜて
ちょっとだけ焦がすぐらいに溶かした無塩バターを三回に分けて入れて混ぜて
本当はここで生地を寝かせるのだけど今日は横着して
そのまま型に入れて
210度に予熱しておいたオーブンで5分半焼成、
それから190度に落として8分焼成。
横着した割には上手にできた。
表面はサクッと、中はフワッとして美味しい。


テレビでZ世代のタレントを集めてどうのとやっている。
Z世代って今更だけどなんぞやと妻と論じ合って、
今回ばかりは早めにネット検索を頼った。
つまるところは20世紀の最終世代10年分を指すものらしい。
馬鹿馬鹿しい。24のアルファベットで1世紀を10分割するのか。
「知らなかっただけで、私や君も、1980年代生まれだから
X世代だったらしいよ」
と妻が言う。
ああ、まさにこれだ。まさにこれなのだ、昨日の、NHKの例は。
「知らない間に」「世界のどこかで「自分が設定されている」。
クソッタレもいいところだな。


あと
出産やらベビー用品の参考にと
兄から頂戴したExcelのリストを見て
いかにも公務員風の表組だと妻が批評し、
これでは表計算の汎用がかなわないから、
ここをこうこうこうして直したい、
総務省のガイドラインでもそうなっている…といった言を漏らした。
「別に文句あるわけじゃないんだけど、
ていうか全然いいんだけど、中にはね、
エンジニアでこういう作りをする人間がいて、
それには参っちゃうんだ」
うちの会社でも似たようなことはある。
誰よりも組版に精通していなければならないはずのデザイナーが、
考えられないような仕様でデータを仕上げてくる。
うちの会社ではベテランほど呆れている。
だが僕はそのテの文句に辟易している。
「自分の会社のルール」と
「業界のルール」と
「相手の会社のルール」を
一緒くたに扱ってしまっているから、そういう認識になるのだ。
相手には実際、そうするだけの合理的な理由があったりするし、
はたまた非合理だったとしても、
やはり非合理なりの理由が複層的に潜んでいたりする。
妻にもそう伝えて諭した。
「それはわかるよ。それは正論だけど。だけどさあ」
「いや、ちがう。逆だ。
今は君のほうが、それは正論だけどさあって、言われてる側」
この「それは正論だけど」は
ここ数年のマジックフレーズになっていて、
僕は大変敵視している。
機会のあるたんびについばんでやる。
詐欺師を追い詰めるクロサギの気分だな。


図書館では世界中から集めた民話と、
あとアフリカの民話を借りてきた。
思うのだが、日本の代表的な民話を20ほど厳選しろと命じられても、
全然思い浮かべられない。
だいたいがおとぎ話になってしまいそうだ。
民話とおとぎ話と言い伝えと伝説と寓話と、
それぞれちょっとずつ性格が違う。
定義付け次第かね。
日本昔話なんてものは、それぞれの属性を包括している。


寝際、アフリカの民話を読み聞かせた。
起こる出来事のスケールがでかい。
神様が地球の中心に衝撃を与えて溶岩を撒き散らせて山を割って
そのかたっぽがキリマンジャロになったよ、とか。
でも語り始めや締めに呪文のようなお定まりの一言があったりするの、とってもいい。


2022年03月05日(土) ワクチン副反応ダウン、ダラダラ休日

休日トースト。
久しぶりに、カロリーハーフでないマヨネーズを使ってみた。
如実に美味しい。
こんなに?ってくらい美味しい。
頭バカんなるなこれ。
うちの休日トーストは食パンの四辺をマヨネーズで囲い
そこへ一枚あたり卵半量を落とすわけですが
囲いが十分な山になってないと卵が流れ落ちてしまうので
マヨネーズはまぁまぁな量が用立てられるわけです。
だからこれからも平時はカロリーハーフのマヨネーズを使う。
ただ2ヶ月にいっぺんくらいはこれもありか。美味すぎる。

妻は午前中から副反応で調子悪そうだった。
早々に38度越え。大人しくベッドで寝ていた。
僕はなんともなくヘッチャラで、前回も午前中は余裕だったなあと思い返しつつ、
ハーメルンのバイオリン弾きを終盤だけ読み返した。
子どものころは正面から好きで、
長じてからは読めたもんじゃねえなと突き放していたが、
今読むとヤッパリよくできている。
個性的すぎる絵も悪くない。
というか線が生きまくってるし、表情はバツグンに上手い。
そしてケストラー様のキャラはお見事。
作中に並み居るゲス野郎をはるかに上回るクズ野郎という。
何の目的も野心もないし敵も味方も気まぐれで殺す。
たいした意味もなく大量に殺す。
でもコイツが魔族の生命力の源泉だから
他の魔族は逆らいたくても逆らえない。
そして戦力差がありすぎる。一人でインフレしている。
コイツを倒すのが結局ハーメルの攻撃バフとフルートの回復バフというのは、
構図的にはよくできてるけど描写的にはちょっと無理あるよなあ…
ってくらいケストラーの威力は強烈だった。


昼飯は出前。たぬきうどん。美味い。
妻はせっかく頼んだ天そばが喉を通らなかった。
ちょうど副反応の症状がピークに達してしまったようだ。
そしてたしかに、天そばのそばは量が多かった。
暖かい汁に浸った大量のそばの麺はグロテスクだ。
泣く泣く捨てた。
妻は解熱剤を飲み下し寝室へ。
寝付くまで民話を語り聞かせてやった。


僕は午後に入ってからヤンワリと副反応の症状を感じ始めてきた。
頭痛の兆し。わずかな倦怠感。
もとより今日は何もしないと心に決めていた。
原神などプレイしてかなりズボラに過ごす。
そして13時過ぎ、妻は解熱剤が効きだしたようで
腹が減ったとねだる。
いったんは大学芋を食わせておいた。
もはや元気いっぱいで、
しかし僕の方は熱が少しずつ上っていってもおり、
あまり一緒に遊ぶ余裕まではない。
15時くらいからいよいよ悪化してきた。
17時過ぎたころには頭痛、熱。熱は38度ちょっと。
あと全身の節々がやんわり痛んだ。


この間、妻はベーグルパンを発見した。
これにバナナをサンドして焼く思いつきを実行しようとし、
さらにバターを取り出してのせたものだから、
いかに心身が参っていようと見過ごすわけにはいかず、
まずフライパンでバターを溶かすよう指示し、
そこへ輪切りにしたバナナを入れて焦げ焼きにするよう導いた。
これを、2つに割ったベーグルの切断面にのせてトースターで焼く。
僕も二口ほどもらったが実に美味かった。


僕は昼寝はできず終いだったが、
ヘンタイ・プリズンを進められた。
組長ルートをクリア。めちゃ面白かった。
いやめっちゃ面白かった。
話のたたみ方だけ、あーそうなるか……と
無難さに拍子抜けしたところはあるけれども、
王道といえば王道だし、しっかりたたまれてるからアレでいいのか。
なにより中盤の加速、飛び跳ね具合が気持ちいいしな。

あとは読書もしたが、眠れはしなかった。
夕方だいぶ具合が悪くなってきた頃、
眠りたがる妻にねだられて、
またしても民話を読み聞かせた。
相変わらず凄惨な話。

妻は18時を前に解熱剤を服用。
一日2回まで、6時間はあける必要があり、
効き目がおおよそ5時間ほどのようだ。
飲む前はかなりつらそうだったが
30分ほどで効いてきて、
食欲もあるというから夕飯はレトルトカレーにした。
妻は欧風ビーフカレー、僕はバターチキンカレー。
妻の調子に反して僕はすっかり参っていたが
やはり食欲はあったからもりもり食べた。
食べて体力を回復させるつもりでもりもりと。


妻から強く勧められて
大島弓子のバナナブレッドのプディングを読んだ。
大島弓子は初めて。
すげえ。
名を残すだけあるな……こりゃ傑物だ。
でも読むのえらい体力使う。
今日はヘトヘトになりながら読んだ。
ちょっともったいなかったか。


21時半に入浴し、最低限洗いものだけ済ませて、
なんと23時に寝室へ。
今晩もさらに民話を読み聞かせ。
韓国の民話、いいかげんにしろってくらい女が不幸になる。
若い女がすぐ死ぬ。
男もまぁ死ぬけど。
凄惨悲惨のきわみ。
この本がそうなだけかもしれないけど。
勧善懲悪的な英雄譚だってないわけないだろうし。


2022年03月04日(金) 裕福な家庭、ワクチン接種3回目、NHK論法、考え方は変わる

早めに目が覚めた。腹具合はまだ穏やかでない。
つっても昨晩よりはましか。
お腹の風邪、というやつかもしれないが
嘔吐感などはない。熱もなし。
単に胃腸が荒れているだけ?

休日トーストを食べ、洗濯機を回して、回している間にOKストアへ。
買うもん買って帰宅して、洗いもんして洗濯物干して一息。
妻が、
 子供が生まれたら何かその子のためだけの物を贈ってあげたい
という。
僕はアイヌの事例を思い出し、紋様とナイフがいいと思ったが、
さすがに通らなかった。
形のないものであれば、その子の名前専用の書体、というアイデアを
読み物("トキノ")内で採用しているが、
妻はあくまで、形あるものをあげたいようだ。


昼飯はチーズとキノコのリゾット。
キノコはシメジとマッシュルーム。
チーズは仕上げに絡めるだけ。
実に美味しい。
チーズが不健康だけどたまにはいいかも。


食後一息ついて、荻窪へ。
前も行った美容院。
美容師さんが完全に会話なしで作業してくれたので
向かいの女性客と女性美容師の会話を聞いていた。
おそらくは客が40代か50代ほど、美容師は30代ほどか。
出産やら育児だかの世間話をしている。
客は、今は女の子が多くなっていると語っていた。
「裕福なうちの子ってだいたい女の子じゃない」
というフレーズが心に残った。ちょっと面白い。
実際的には、女の子のほうが
親の見栄張りを担わされがちなのだとは思われる。
それはともかく、直感的になんとなく納得できるのが面白い。
また、遺伝子だか染色体だかの都合で、
男の子は女の子よりも先天的な障害が多いそうだ。

20分ほどでカット終了。
髪はバッチリだった。
担当してくれた美容師が
美容師らしからぬ小太り体系、清潔感のまるでない風体だったから
正直不安だったのが吹き飛ばされた。
「バッチリです、最高です」
と言葉にして再三伝えると、照れくさそうに笑んでいた。


思いの外早く終わったから、
自転車を走らせて阿佐ヶ谷まで足を伸ばした。
ブックオフに立ち寄ってみたもののあまり収穫はなし。
内田樹だけ買った。呪いの時代。
図書館で借りてからずっとほしいなと思っていたもの。

阿佐ヶ谷から荻窪へ向かう路地に
とても可愛いベビー用品店を発見した。
こうしてみるとやはり、ベビー用品は女の子向けの方が
可愛い製品が揃っていると再認識する。

今度は大通り沿いのOKストアに寄り、
明日に向けてさらに買い込む。
帰宅は15時。
布団を取り込んでセット。
夕飯の下準備もして、さらに明日何もしなくていいように、
出来る限りの家事を済ませた。
掃除機も居間だけはかけた。
16時半過ぎ、うたた寝していた妻を起こし、
支度して、近所の病院へ。
ワクチン接種にあたっては大した荷物はない。
接種券は必要事項記入済で、保険証すらいらない。
ただ前回は夏だったが、今回は冬であることに留意してなかった。
注射針を打ちにくい。
待っている間に上着を脱いでおいた。
担当してくれた女医はなんだか冷徹で、
言葉少なに目も合わせてくれない。
そして打つ際に
「ちょっと痛いですよー」
という。
前回、前々回ともあんまり注射針が細くて
全然痛みを感じずビックリしたくらいだから、
痛いですよと脅され身構えてしまい、
その強張りのためか実際痛かった。
そして筋肉に注入されゆく異物感を味わう。
ここでは逆に
「ハーイ入ってる感じしませんねー」
とワケワカラないような言葉を向けられて
「はい」
と答えてしまった。

渡されたストップウォッチで15分待って、
何事もなく終了。
妻もあの女医さんには戸惑ったと病院を出てから話を聞いた。
そして妻もまた複層には無頓着で、
よりにもよってワンピースで来てしまい、
ええいままよと下からまくりあげて
腕を露出させたらしい。豪快だ。

帰り道、図書館に寄った。
たまごクラブだけ借りてみた。


夕飯はスタミナ。
毎回ちょっとずつ改良している。
今回はニンニクを足してみた。
そして海老とイカも…。
だんだん八宝菜じみてきている。キクラゲも入れてるし。
今日はアンの具合がよく、
これまでで一番美味しくできた。


食後、大学芋を作る。
前回より醤油は少なく、砂糖は多く。
かなりキャラメル化させたから
少しは飴がけがカリッとするだろうか。
不安ながらも冷蔵庫へ。


入浴前にPCのセットアップ。
母親に続き、叔母に買ってやったもの。
富士通の、バッテリ制御ツールのアップデートがどうとかいう文句が
起動するたんびにどうしても出てくる。
非常に不快。
アップデートのためにダウンロードしろという指示に従い
落としたセットアップ用アプリケーションを開くと
自動で処理が始まるが正常に完了したものかは分からない。
とりあえず再起動してみると全く同じアップデート指示が出てくる。
ちょっとずつ設定を変えて何度か繰り返しても同じ。
いよいよ腹が立って検索をかけてみると
似たような症状に悩まされている人は多数いた。
もう無視していいから
起動アプリケーション設定を無効にすべしとの情報を得た。
自分でもそれは試してみていたのだが、
まさか全く同じアプリケーションが、
欧文名と和文名で二つ用意されているとは思わなんだ。
完全なる嫌がらせ。


ちょっとした思いつき。
NHKが、テレビを接していない世帯からも受信料を徴収する、
という取り組みはしばらく前から話題になっている。
インターネット環境さえあれば、と言い始めてもいる。
その正当性を確保するかのように、
ネット上で見逃し配信を始めるそうだ。
これを推し進めていくと、
つまり「……じゃなくても受信料を徴収します」という論法を使っていくと、
たとえば「日本在住世帯じゃなくても受信料を徴収します」と言ってしまえる。
いや言えないけど。言ってしまえるとしよう。
すなわち「世界中の人々にNHK受信料が発生している」と設定づけられるのだ。
これをひっくりかえすと、
世界中のどこかに、こんな論法で
「私たちが提供しているサービスの料金を
(そのサービスを受けているかに関わらず)世界中からいただきます」
としている企業があってもおかしくない。
僕らはすでに、知らないところで、未払い者にさせられているのだ…。

と妻に語ってみたがイマイチ伝わってなかった。
「インターネット環境さえあればNHK見れるんだから
じゃあ日本に限んないよねって考え方は面白い」という。
そこもそうなんだけど、ちょっと核心から外れている。
知らない間に自分に数値が付与されている不気味さが肝なんだけどな。
しかもそれを、回避することは絶対にできない。
請求されない限りは架空請求ですらなく、
ただリスト上で数値をもてあそばれている……。


入浴後、子育て雑誌を読んでいろいろ製品など検討した。
妻が、
 育児にあたってこれだけは譲れない
って何かあるかと問う。
これと言える具体的なこだわりはない。
虐待やらネグレクトやらは言わずもがなで
妻とはそのあたりの当たり前を共有できている。
だからあくまで方針となる。
僕の考えでは、
子育てに限らないが未来のことについては具体性をもって考えず、
抽象的な方針だけを定めておいた方がいい、
どんな未来も受け入れられるように……となる。
それには納得してもらえたが、妻としては、
でもわかんないじゃん二人の間で意外なすれ違いがあるかもしれない、
子どもを持つって初めての経験で思いもよらない考え方のズレがあるかもしれない、
だから話しておくことって大事だよと言う。
なるほどごもっともだ。
将来的に生じうる無用な言い合いを避けるため、
または緩和させるためにも現段階で先んじて
互いの考えを把握しあっておくのは賢明だ。
しかしまた、これはこれで、言質めいてしまう。
あのときあぁ言ったじゃないか、と引き合いに出されるおそれがある。
初めての経験だからこそ、これから互いに意見はコロコロ変わるだろう。
あっさり考えかたが変わっていく点については
両者とも了解しておいたほうがいい、と話をまとめ、
妻にも承知してもらった。


0時前に寝室へ。
民話を読み聞かせ、就寝。


2022年03月03日(木) メキシコ大使の日課、UFJ自動支払機、腹痛

晴れ。気持ちがいい。
防寒もほぼいらず、花粉もあまり飛んでいない、
今の時節はかなり良い。


食パンを買いそびれてい朝食がなかった。
やむなく弁当のため作っていた
鶏もも肉と玉葱人参の豆板醤炒めを朝飯にした。
冷凍ご飯はレンジで解凍して。
弁当とは被ってしまうけれど。
僕は朝食抜きにした。

朝イチでメキシコの大使に取材していた。
60代の女性。
毎朝起きたが
「大使の仕事は最高!」と口に出して
一日を始めるらしい。
カッチョイイ女の人だった。
「生きるのに重要なのは、呼吸と情熱。
深く息を吸って、吐いて…。
そして、なんでもいいから夢中になれることを見つけて、
それをやりきるの。
疲れたら深く息を吸って、吐いて…」
スバラシイ。


昼休み、時間があったから三菱UFJに行って
奨学金の支払いをすることにした。
正確には当時の居住区による母子福祉金。
三ヶ月に一度、三ヶ月分の支払い書が届く。
本当は今回は1月に支払いたかったのだが
ちょうどコロナが猛威を振るいだしていたから
やむなく見送っていたのだ。
で今日とうとう意を決して行った。
ら、信じられないくらい不愉快な目にあった。
ここでは専用の、納付書支払い専用の自動支払機をすすめられる。
この機械の勝手の悪さは前にも書いた気がする。
詳細は省くが全機能が低劣なのだ。
その上あまり自動でもなく、
納付書を機械に通すと行員がベルで呼ばれて、
結局は裏で手作業をすることとなる。
しかも納付書は1枚ずつしか受け付けられない。
僕は三ヶ月分が納付書三枚分で手配されているから、
ものすごく時間も手間もかかるこの支払いを、
三回も繰り返さなければならない。
直接の手続きであれば当然、三枚分まとめてで済むのだけれど、
向こうには向こうの都合があるから、
こちらからは時間も手間も互いにくわせるよう思われても、
なにか思いがけない企図があるのだろうと斟酌して
機械をいじくってやってるのだが
一枚目の手続きが終わった時点で
取扱中止のエラーが表示された。イラッ。
いやここで怒っても仕方ない。
行員を呼び現時点での状況を簡明に説明した。
だが今更この機械に戻っていられない。
直接の手続きなら2分とかからないところを、
すでに10分近く無駄にさせられている。
この上、まだエラーを生じかねない機械で、
同じ手順をあと二回繰り返すなどやっていられない。

……ああもう書き起こしてるだけで苛立ってくるな。
ストレス解消のための日記でもあるのに
これじゃやってられないから
もうこっからは省いて省いて簡潔に感情的に書く。

モノスゴイ不躾な行員に遭った。
機械はもういいから直接手続きしてください、
とお願いしたところ
一切詫びもせず目すら合わせず
 キョトン
の顔。
2秒くらい硬直してようやく小声で ハイ ハイ と。
「全然意味わかんないけど言うことは聞いておきます」
みたいな。

おおおおおお
てめえはどうかしてる
“通知表”もってこいよ”通知表”をよォ!?
“保護者への連絡事項”ビッシリ書いてやっからよォ!?

で窓口に頼み直したら普通に2分で済んだ。
もうあの銀行で払うのやだな。


明日のワクチン接種とその後の副反応によるダウンを見越して
やりたいことはいろいろあったのだが
急きょ残業になった。
先輩が通勤時に電車の窓を開けようと身体をねじまげたところ肩が外れ
脱臼してしまい会社を休んで病院に駆け込んだのが昨日のこと。
大事には至らず今日は出社してきたのだが、やはり痛いは痛いらしく、
悪化しそうなら無理せず休んでもらっても…とこちらから切り出したくらいだから、
今回はなんにも文句ない。お大事にしてほしい。


帰り、電車から降りたら急に
お腹が ギュー…ッ となって
冷や汗ダラダラ、痛いよりかは気持ち悪い、
でもこわごわ歩いてはいられる…という具合で、
どうにか20分歩けはしたけど
家帰ってすぐにダウンした。
食欲はなかった。
夕飯はエビチリにするつもりだったが
どうにも入る気がしない、
諦めてお茶漬けにした。
緑茶に本だし入れて、ご飯にそそいで
小葱をふりかけただけ。
ホッとするおいしさ。


それからも安静にしてたけど
本調子には戻らない。
さっさか風呂に入って寝ることにした。
寝る前に多めにヨーグルト食べた。
ブルーベリーたっぷりにして。めちゃうま。

寝際には、今日も韓国の民話を読み聞かせてやった。
悪人一家の父親が死神に余命宣告されたものの
一家で唯一心の清い娘が代わりに冥界に行って
その美徳に心打たれた閻魔大王が全部を許してやり
父親もその後は善人になりましたとさっていう。
残る母親と息子は悪人のままなんだろうから
そっちの心情が気になった。


2022年03月02日(水) 見えない誰か、分娩台での長丁場、土産話

晴れ。寒くない。気持ちい。
弁当は牛丼。


九段下駅前でティッシュ配りしているお兄さんがいた。
「よろしくお願いしまーす。
新しくオープンしたお弁当屋さんでーす」
自分でお弁当屋さん言うな。


昨日思った反戦についての考えで、
ちょっとだけレヴィナスへの理解に及べたかもしれない。
「見えない誰か」。
「顔」。
匿名の「夜」。


夕飯はうどん。
妻はぶっかけ、僕はタマゴ豚キムチ長ネギ。
どちらも美味い。


母から依頼され、
叔母のノートPCの買い替えも請け負ってやった。
15.6インチ、メモリ16GBでSSD256GB、31000円。
すげえ時代になったもんだな…。


原神。
新しいイベントが始まった。
相変わらず意味プー。
でも今や引退を見越して面倒からは開放されてるのだ。
ややこしいイベントは放置。
で、先日引けた八重さん、ネット上じゃボロクソだけど
使用感悪くないし別に割と強いのでは…。
いつのまにか敵が死滅してるパターン。割と楽しい。


まだ先の話だけど
妻の出産に伴う産院への入院について
一緒に資料を読んだ。
数日の間のできごととなる。
その間、赤ちゃんの面倒は母親が見るわけだが、
母親の面倒は母親自身が見ることとなる。
それが叶わなければ父親、つまり僕の登場となる。
そのために寝泊まりすることもありうるようだ。

また、分娩台では飲み食いできるのだと知った。
長丁場だもんな…。
さらにはアロマの設備や、
はたまたCDをかけることもできるようだった。
僕は何か持参していきたいが
妻はあまりいい顔をしない。
でも思い出の曲になりうるから何かかけたい。


女の子の名前検討。
カ撫。カは花か香か可か佳か、
いろいろ考えられるけど
ネット上で見てみると撫でるの字は
愛撫を思わせて子どもにはふさわしくないとの声が
ちらほら見受けられた。
さらには、漢字に 無 が含まれているから
できれば避けるべしといった意見もあった。
というわけで候補から脱落かな。
今のところは
「葉ユ(結/揺/侑)」
「淡」
「維乃」
の三候補。
あと2つくらい用意しておいて、
友人や家族に相談の上で決めたいところ。


ネットで知った話。
世界中のディズニーランドは
ディズニー社が直営しているそうなのだが
唯一日本のみ、東京ディズニーランドだけは
オリエンタルランドが経営権を担っているらしい。
というのも、東京TDLを開こうという当時、
来客はろくに飲食費に金を使わなかったそうだ。
アメリカ本社は失望。
こりゃろくな採算見込めないなと見捨ててしまったが、
飲食に金を落としまくる欧米と違い、
日本には土産文化があった。
欧米でのディズニーランドでは土産品などは
大して売れないらしい。
ところが日本ではこれが売れる売れる。
そうした文化の違いをアメリカ本社は
見越せていなかったのだった、という話。
面白い。
土産文化ってそうよね。
今度調べてみたい。
交易とか贈与とかも絡むだろうから
文化人類学的なアプローチしてる本は必ずあるはず。


寝入り際、図書館から借りてきた
韓国の民話を妻に読み聞かせた。
役人を呪い殺す女の亡霊の話と
姥捨てが国ぐるみのクイズ解いたことで免除された話と
龍の井戸のがつくられた話。
いずれもなんてことはなかったけれど
向こうに実際ある地名や名所の由来となっている話が
ちらほらあって興味深かった。


2022年03月01日(火) 大暮維人の絵、女の子の名前、反戦について

晴れ。あまり寒くなーい。
朝キビキビ動ける。
チャッチャとオムライス。
気分良く作り終えてから
チキンライスに塩コショウしていないことに気がついた。
まだ取り返せると思って弁当箱の上から塩コショウ振って
スプーンで混ぜた。


化物語読み始めた。漫画の。大暮維人の。
面白くない…。
オタク向けのノリがキツイというのもあるし、
キャラも薄っぺらい。
何度か見かけたことのあるアニメは
シャフトの見せ方が見事で魅入らせられて、
漫画でも惚れ惚れする作画に見惚れたけれど、
それだけに中身のなさが際立つ…。
エロゲ的な文法で構成してるのに
人物物語ドラマに厚みがなくって
マネキンの舞台を見せられているようだ。

あと大暮維人の絵はもうホント
漫画モノクロ絵の究極みたいなところまでいってるけど
全然好きじゃない。
顔が死んでるから。
藤田和日郎型の対極というか。
寄生獣の岩明均なんかは
絵の上手い漫画家として話題に上がることはまずないけど
登場人物の「芝居が上手い」。モノスゴク上手い。
目の動き一つとっても達者だ。生きてる。
大暮維人の描く人物は「芝居ができてない」。
感情の表現が単層的でつまらない。
大根役者もいいところだ。死んでる。
でも描画技術が特化し過ぎているから、
それっぽく見えてしまえるという。
ある意味では達人の妙だとも思う。
職人芸の極みというか。


女の子の名前。
「撫」の字を使いたいと思い、
「香撫」を提案してみたのだが
妻は撫の字でカナデは可愛いと同意しながらも
「花撫」を推してきた。
僕は「可撫」「佳撫」もいいと思う。
でも依然として第一候補は「葉揺」。


夕飯は牛肉と彩り野菜の中華風あんかけ。
具はニンジン、玉ねぎ、エリンギ。
彩り野菜というには足りないか。パプリカないしな。
でも美味しかった…。
ごま油で順々に炒めていって
かるく塩コショウしてオイスターソース、
あんは水溶き片栗粉に醤油と中華だし、みりん。
これだけでもう実に美味しい。


エロゲ制作について。
なんの具体性もないけれど、
エロゲと出会って20年、
なんとなく1本くらいは作ってみたいなあとは思う。
自分にできるのは企画とシナリオと一部の原画か。
エロシーンは描きたくないから無しでもいいかも。
一番の問題は、時間より資金よりノウハウより、仲間だ。
仲間がいない。
人材だけならナントカ集めることはできるかもしれないが、
ほしいのは役割を果たせるスキルもちでなく仲間なのだ。
こう…ワイワイとアイデアを出し合う制作がしたい。


妻がロシアによるウクライナ侵攻について厭悪の感を吐き出している。
ロシアに対してウクライナを支持する…だとかいうレベルではなく、
つまりどちらにつくかというイデオロギーを表明するのではなく、
そもそも軍事そのものを厭うわけだけれども
その声を上げる場がないといった愚痴だった。

やり取りの中で思ったこと。
文明が発生して以来歴史のどの部分においても
国家間の関係性の原理は限りある資源の奪い合いに根ざしている。
やれ戦争反対の声を上げろ、とか
被侵略国に寄付だ、とか
反戦デモだ徒党を組むぞ活動だなんだとか
そういうわかりやすい、自己陶酔自己満足型の安直なアクションでなくって、
ただ単に
「ちょっと消費活動を控える」
という、地味で消極的で誰の目にも止まりにくい忍耐が、
構造的にはなによりも反戦の素地を固めうると僕は信じる。
「ちょっと我慢する」。
日々。毎日毎時。
これを多くの人間は嫌がる。
そんなことより、活動するとか寄付するとか言ったほうが、
わかりやすくって楽なのだ。
そりゃそうだわな。
馬鹿馬鹿しい。
自分の満足感は一切傷つけられないまま
自分の理想を達成させたいと願うのだ、連中は。
欲望の肥大化とその成就を達成させる仕掛けが萬延しきった社会構造において、
ほとんど虚像的な不安感や不満足感を解消させるにあたっては、
あらゆる資源が有限である以上は
見えないよその誰かの何かを収奪しているわけだけれど、
それを見て見ぬふりしたり、あるいは
あぁ知ってる知ってる
などと訳知り顔する糊塗ばっかりが上手になってよ。不愉快だな。

あと
軍事侵攻に踏み切った国家は非難されるべきではありつつ、
軍事侵攻に追いやった背景にある構造だって批判されるべきだろう。
世界正義ヅラしているアメリカへの憤激がますます増す。


れどれ |MAIL