I Love All People !!
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 Written by 蒼
◆フタリニッキ。◆
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2007年09月26日(水)
セツナニッキ39日目・バトル
月に1度、あるか無いかの言い合い。


言葉がどんだけ疑わしいか理解しておきながら
やっぱり、あたしは、言葉を求める。
あの人は、言葉をくれない。欲しい言葉をくれない。
だから、「確認」したくなる。


「会いたくないのなら、会わない。」
「一緒にいたくないのなら、いない。」
「鬱陶しいのなら、相手しない。」


それは、分かるんだよ。
けれど「会いたい」「一緒にいたい」こういう言葉はくれないんだね。


この部分で、衝突する。


あの人はこう言った。


「無理矢理相手するってのは、凄い失礼だと思う。
 だから、嫌になったら、嫌だってハッキリ言うよ。
 そっちのほうが、ある意味、優しいから。」


このままいけば、いつか「嫌だ」って言われる日が来るのかな。
ちょっと不安になる。余計に黙り込むあたし。


あなたの言葉を信じるとするならば
今はまだ、「必要」とされてるってことでいいのかな。


「言いたいことは、言ったほうがいい。これが俺の持論だから。
 だから、言いたいことがあったら言ってね。」


笑って、頭を撫でてくれる。


ねぇ、あたしたちってば、週6日は会ってるんだよ。凄いよね。
ほとんど、あなたからのお誘いだけれど、その行動を信じてもいいのかな。


人を信じるのが、怖いよ。
裏切られるのはもう嫌だから。


人の気持ちは移り行く。
だから、そのことをもって裏切りだなんて定義したくない。
でも、移り変わって欲しくないって思っちゃうから、結果として裏切られた気分になる。。


一緒にいちゃあいけないって思ってるのに。
結局、一緒にいてしまうのは、ココロのソコから

「今は手放したくない」

って思ってるからなんだろうな。


あたしの気持ちが続くまで、あの人の気持ちが続くまで。
一緒にいたいと思います。気持ちに素直、にね。


2007年09月25日(火)
セツナニッキ38日目・偽りの二人
3連休が2週続いて、その両方、一緒に過ごした。
1週目の連休は、群馬。2周目の連休は西東京の山奥。
誰がどこからみても、「普通」のカップル。


あゆの「appearance」じゃないけれど、

”とてもシアワセそうに笑っていても、本当のところは誰にも分からない”

ワケで(適度に歌詞を引用)。


山にロープウェーで上ったとき、シアワセそうに笑いあうほかのカップルを見て。何故だろう、ちょっと、哀しくなって、頂上からぼーっと地上を眺めてた。山の風は心地よくて、冷たくて、見下ろした山肌にふぃに誘われそうになる。


笑っているあたしたち。
けれど、あたしは、やっぱり、隣にいちゃあ駄目なんだよね。
本当は、あたしなんかじゃ、駄目なのに。あたしは、必要じゃないのに。


滅入った気分のまま、ほんの3分ほど眺めてたら
突然、あたしの両肩にあの人の手。気持ちをほぐすように肩を黙っていつまでも、あたしの気が済むまでもんでくれた。名前を読んでも、返事は無い。視線を合わせないまま、2分ほど。


それは、2周目に西東京のほうに行ったときもそうだった。
あの人との思い出の場所で、ふと暗くなった湖面を座って見下ろしていた。
はじめは手を繋ぎながら、星を探していたんだけれど、あの人がタバコを吸っている間に手を放していたら、また欝な考えがあたしの頭を巡り始めた。膝をかかえて、湖面をぼーっとみてたら、その深みに引き込まれそうになる。いつでも、まだ、欝の世界とは隣り合わせなのかもしれない。

そうこうしていると、突然、後ろから抱きしめられ。引き寄せられた。当然視線は合わせられない。背中にあの人の体温を感じながら、少し不満の声をあげたあたしに、あの人は少しだけ笑う。


何が言いたかったんだろう…。どんな顔、してたんだろう。
あたしに対する、せめてもの「償い」のつもりなのかな。


考えても仕方ないけれど、行動に対する理由を、探してしまう。
優しくすると、本当に、あたしから離れられなくなるよ?と、何度思ったことか。そう、本人にも伝えてあるのに。
そうやって優しくして、ズル賢くあたしを生かしておきたいのかな。
いい考えがちっとも思いつかない。プラスに捕らえられない。


こんなにも一緒にいるのに。
あなたの気持ち、分からない。


次はあそこに行こうね、あそこにも行こうね。
誰がみても、シアワセそうなカップルだけれど、本当のところは偽りの二人で。あたしの気持ちだけが、きっと、一方通行なんだろうな。


2007年09月15日(土)
セツナニッキ37日目・お出かけ
これから久しぶりの遠出です。

一緒にいてココロがチクリとするときはあるんだけれど
そういうの関係なしに、純粋に楽しんでみようと思ってる。

まだ本格的に仲良くなって3ヶ月程度。
会社の先輩としては、そろそろ1年になろうとしてるけれど
親しくなったのは、本当にまだ最近だから。


あの人が許してくれる限り
あたしが「それ」を許す限り、許せる限り


でもね、決して、あたしにはこの「恋」しかないとは思わないようにしたい。
女磨きも忘れずに、あたしが、壊れてしまわないような距離で、あの人と楽しい時間を過ごせればと考えてる。


すぐに急いちゃうから、しんどくなるんだよね。
違うよね、もっとゆっくり、二人の関係が築けたらいいな。
たとえそれが、恋人同士じゃなくても、しっくりくる関係はあるはずだから。



2007年09月11日(火)
セツナニッキ36日目・misunderstood
勘違いしちゃいけない。
最近、とくに毎日のように会っていたから、勘違いしそうになる。


あたしは、あくまでも、セカンドなのだ。
都合よく利用するのが、人間じゃない?



あたしは、あの人にとって、都合のいいオンナで
一緒にいたければそれを演じ続けなければいけないということを
決して、決して、忘れてはいけない。


愛されたい。


本当は、あたし一人だよって、あたしのこと好きだよって言って欲しい。
そんな言葉が、出てくるわけないのに、だから、時々凄く胸が苦しい。


笑っているのが、辛い。
なんで笑うのか、自分でもよく分からない。
気がつけば、笑っていて、笑わない表情が分からない。
テンションだけがやたらハイで、けれど、何故かチカラも入ってて。
どうしたらいいのか分からない。


愛されたいよ。
本当は、本当は、あたしだって。



――なんだか、疲れたな。


自分が嫌になる。
なんで、こんな風にしか、生きられないんだろうって。



思い出したように、哀しくなって、また薬に手が伸びそうになる。



楽になりたいとか、やっぱり、考えちゃうわけで。
ココロの病になりかけた心は、そう簡単には元気になってくれないようだね。



何やってるんだろう。
自分で自分を傷つけてるようにしか見えない。
こんな恋、やっぱり、捨てちゃったほうがいいんだろう。
捨てたほうが、あたしのためなのかもしれない。



2007年09月09日(日)
セツナニッキ35日目・見えないココロ
あの人のココロが覗けたら、って思う。
一緒に居すぎて、迷惑じゃないのかな?とか思って


「迷惑じゃないの?」

「迷惑だったりうざかったら、そもそも誘いません」

「そなんだ。」

「そーゆーこと。マイナス思考すぎ」


何度かこういうやりとりを交わしているのだけれど
あの人の本音が分からない。見えない。
見えないのが怖いのかな、何度も確かめたくなる。


言葉ほど、うさんくさいものは無いというのに。
浅はか過ぎる考えに、自分でもうんざりしてる。


誘ってくれる、会ってくれる、都合あわせてくれる。
これがどんだけ面倒くさいことなのか、ちゃんと知ってるのに。
他の遊ぶ人がいるんだろうにってことも、ちゃんと知ってる。


ただそれに、愛の言葉一つないだけで
無理矢理してもらってるだなんて思うのは
間違ってるってことも、分かってる。



何をしてもらっても、満たされない、信じないだなんて
相手にとってはどれだけ不愉快なことなんだろうって思うんだけれど。
全ては、あの人には、本当の彼女がいる、に帰着する。


この関係を続けたければ、セカンドで居続ける気持ちのゆとりがなければ
あたし一人が勝手に崩壊して、終わっちゃうんだろうな。




そういうの、本当にいいのかな。
時々、やっぱり悩みます。




2007年09月03日(月)
セツナニッキ34日目・拒絶の壁
少しずつ、目標を作って、先々の楽しみにしてる。
そういうやり方を教えてくれたのは、あの人。
生活に色がにじみ出てきて、毎日が、ちょっと楽しい。
みんなが認めるぐらい、あたしは、元気になった。


あの人のことは、大好き。
人生のセンパイとして、一人の男性として。
一緒にいると、すっかり和んでしまって、何故か眠くなる。


「蒼ちゃん、はじめ、ものすごい拒絶したよね」


あの人は言った。
ものすごく拒絶されたって、入り口で入るなって言われたって。


よく、よく分かったなって思った。
その壁を、乗り越えられるかが、あたしに近づけるかどうかの鍵なんだわ。


拒絶されて諦めるような人と、あたしは、一緒に居たくない。
正直なところ、中途半端でいい加減な関係は、いらない。
口だけで心配する、適当に人に偉そうに何かを語る。
そういうのじゃなくて、本当の意味で、本当のあたしを探して欲しかった。


だって、自分でも、見失ってたんだもん。


あの人は、そこを乗り越えてきた。
ココロの内側に見事に入り込んでしまった。
だから、離れられずに、こうして一緒にいる。


ここ最近、本当に会うペースがおかしい。
あたしとしては、嬉しい限りなんだけれども。
何故、そこまでして、あたしを求めるのかなんだか分からない。


楽しそうに笑って、頭を撫でてくれるあの人に微笑みかけながら
かりそめであろう時間を、時々、のろいたくなる。

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