やさしい気持ち


目次一つ未来へ


2001年12月29日(土) テリトリー

★ テリトリー ★ 


上の空で 私を抱くのね
あなたの その肩に強く歯型を付けてみる
私が仕掛けた いらずらだと
あなたは 優しく微笑むから
私は少し孤独になる
その瞳は 私を見ていないのに...

その肩の跡が消えないうちに
何度も 何度も あとを付けてあげる
そこが私のテリトリー
他の誰にも渡さない





★ 卑怯者 ★


私を見ているその瞳は
私を通り越して 別の人を追いかけている
迂闊うかつに口に出してしまった その女性ひとの名も
聞こえなかったフリをするの

あなたが欲しいのは 私じゃなくて
あなたが見ているのは 私じゃなくて

気付いているのに 知らん顔をして
無邪気なふりをして 抱きつく私は
卑怯者ですか....?


2001年12月28日(金) 自由

★ 自由 ★ 


その鉄格子は 硬くて
いばらの鎖は 幾重にも君に巻き付いて
君は絶えず 血を流しているんだね
気付いていたのに 勇気がなかった僕を許して

今夜 君を連れだして
君を傷つける全てのものから
君を守る盾になろう
君が 君で いられるように
安心して眠れるように


2001年12月27日(木) アダム と イブ

★ アダム と イブ ★  のち 


あなたの鎖骨さこつから 私は出来ているのね
ああ...
だから 時々
恋しくて
寂しくて
あなたの中に かえりたくなる





 ※...本当は、イブは、アダムの肋骨ろっこつから作られたんです。
  突っ込まないでね f^^;


2001年12月26日(水) 仲良し

★ 仲良し ★


格好付けなくても大丈夫だよ
今いるのは、私とあなた2人っきり
電気を消して 真っ暗闇の中
表情も見えないから 安心してね
小さな私の胸で 泣いても良いんだよ
だから 本当の気持ちを聞かせてね
大切な 大切な あなたが 安心して眠れるまで
このまま ぎゅーってしててあげる


2001年12月25日(火) 声を聞かせて

★ 声を聞かせて ★ 


電気を消して 暗闇の中
あなたに甘えて 抱きついてみる
体中を耳にするから
あなたの声を聞かせて


2001年12月24日(月) 聖夜

★ 聖夜 ★ 


今夜 交わした kissの味は
さっき食べた クリスマスケーキの味だね
特別なことは 何もないけど
来年も こうして 手を繋いでいられたら幸せだね


2001年12月21日(金) call me

★ call me ★ 


心の底の深いところが
寂しくて 寂しくて 泣きそうになったら
どうか 私に電話をしてね
すぐにでも 飛んでいって
あなたを ギューってしてあげる
私のこの腕は あなたを抱きしめる為にあるんだよ


2001年12月19日(水) 夜遊びのススメ

★ 夜遊びのススメ ★ 


カラオケが終わって 午前2時
空を見上げながら歩くのが好き
息を飲む程 綺麗な 満天の星空が広がっているの
子供は 可哀想だな...
大人の私がスキップする





★ プラネタリウム ★


しーんと静まり返った夜には
遠いあなたを近くに感じる
雲の形は違うけど
あなたの窓から見える星と
私の窓から見える星は
きっと同じモノだね

同じ時間に 同じ星をみて
まるで あの時見たプラネタリウムのようだね


2001年12月18日(火) 優しい痛み

★ 優しい痛み ★ 


全てのものが キラキラと輝いて見える
私の細胞の全てが 生まれ変わって
生まれたての 私の皮膚は
とっても とっても 敏感で
そよ吹く風でさえも 優しい痛みを伴う

今、恋をしています


2001年12月17日(月) 境界線

★ 境界線 ★ 

この邪魔な皮膚が無くなって
あなたと わたし
解け合って ひとつになれれば 良いのに...





★ 手 ★


手には不思議な力があるね
あなたに髪をなでられると 何だか安心するの
例え 私の髪に残った香りが
誰かの香水(かおり)だったとしても





★ バンドエイド ★


このバンドエイドが 全ての菌を防いでくれるなら
あなたの体 全てに 貼ってしまうのに





★ お風呂 ★


「もう湯船でオナラができなくなるな...」
そう言った あなたが 可愛く思えたから
仲良く 肩まで浸かって 一緒に温まろうね
2人で入るお風呂は 狭い方が楽しい


2001年12月16日(日) 生きるちから

★ 生きるちから ★  のち 


何もできないけれど
ぎゅーって抱きしめてあげる

立ち止まるのは 悪いことでは ないんだよ
膝を抱えて 丸くなっても 良いんだよ
それは明日を生きるための 力になる

泣きたいとき
生きるのにさえ 疲れちゃったとき
あなたを大好きな この思いが
あなたが生きるための 底力 になれれば良いな


2001年12月15日(土) 初めまして なのだ〜

初めましてなのだ〜 


こんなシンプルな日記帳を見付けちゃった(*^_^*)
なので、思わず登録しちゃいました。
昔 詩を書いていたの。
その頃は、暗い...とか言われるからナイショだったんだけどね。
封印していた思いが、最近溢れてくるから
ちょっくら ここへ 出してしまおうかって思っています。

読みに来てくれて どうも ありがとう(*^_^*)
これ、日記じゃないんだ。
でも、私の心の中の言葉(ことのは)です。




2007年8月8日 

はぁ〜
長い旅だったわ。

過去への旅は、大変でした。
新しい日記帳への移行作業は、あと少しで完了です。
できるだけ 心を動かさないように。
そぉーっと そぉーっと

触発されて書き始めた『詩』だけど、
はじめの一歩になったmiyuちゃんは、どうしているかしらん?

これから絵を入れたり、音を入れてみたりします。
(この文を読んでいる人って、どれくらいいるんだろう? 笑)
これからも よろしくね ^^


2001年12月14日(金) うなじ

★ うなじ ★

あなたのkissを受け止めた場所だから
髪をおろさずには いられない
髪を切るのも 結ぶのも
髪を掻き上げる癖さえも 忘れてしまったわ

あれから いくつもの夏が来ても
私のうなじは 白いまま
あなたとの季節ときを覚えています

私の隣には 違うひとがいて
遠いあなたの隣には 違う彼女ひとがいて

誰にも見せない私のうなじは
あの熱い夏のまま
時を止めて待っているのに

何を?

私だけの秘めた想いは どんどん深くなって
この雨のように 深い深い水底みなぞこで 小さく丸くなって
その瞬間ときを待っているの

アイシテイル.....





冷静と情熱のあいだ

読みました?『冷静と情熱のあいだ』を。
映画も始まったんですよね。
私は まだ ロッソしか読んでいないんだけど、それを読んだmiyuさんが書いた詩を見て、触発されちゃいました。
私の言葉で書いてみたいって思って。


夏海 |★お手紙★夏海のお部屋★

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