静花のふつうの日記
毎日の出来事や思ったことをつらつらと・・・。気が向いたら、小難しいことも書きますが、基本はのん気な日記です。

2003年10月23日(木) 派遣の立場を振りかざさないで!

 今日は、会社で大バトル。
 事業計画という誰もが嫌がる(らしい)仕事が、1ヶ月ほど前にどさくさにまぎれてわたしの身に降りかかってきた(そのせいで、深夜タクシー帰りを体験)。
 まもなく、その事業計画業務の繁忙期を迎える。それに備えて「月々できる作業をやっておこう」と直属の主査と話し合い、派遣さんが受け持っているところに関わる作業を事業計画向けに少し改良し、プラス「でんすけ作業用」データの抽出作業をしてもらおうと、派遣さんを交えての話し合いをやったところ・・・・。
 「それをわたしがやれってことですか?派遣だからってなんでも回してこないでください」と言い出した。本人曰く、大して大変な作業ではないけど、なんでもかんでも面倒なことを回されてきてる、社員は全然手伝ってくれなくて、ふたりが何にそんなに忙しいのかわからない、そんなことくらい自分でやってくださいときたのだ。その言葉に対して主査は、そんな派遣だからとか関係ないからと宥めてはいたけど、わたしのほうがかっち〜んときた!!だったらその仕事わたしがやるから、代わりに事業計画やってくださいよ!!」って言い返したのだ。
 このあと、主査が派遣さんを別室に連れて行っていろいろ話をきいてあげたらしいけど、結局終業時間まで3人無言。
 派遣さんが帰った後、主査からはじめて長時間に渡って説教された(そりゃそうだ)。
 派遣さんの一番の不満は、「でんすけさんって誰の代わり?」というところだったとか。8月の突然の組織変更のせいで、社員と派遣がひとりずつ減ったからね。で、わたしが誰(社員か派遣か)の仕事をやるのかが見えなかったらしい。
 中途採用とはいえ、入社半年の人間が二人分の仕事をいきなり抱えられるわけもなく、優先順位として前任の社員が持ってた仕事からこなしていくと、前任の派遣さんの実務のほうには手が届かないことも度々あり、それが結局残された派遣さんに押し寄せていたのだ。
 不満を持っていたのはお互い様だけど、物事には言い方があるでしょ!とわたしはいってやりたい。だけど「もうこの派遣さんだめです!」とわたしの口から言ってしまったら、それが彼女の契約解除(つまり失業ね)につながってしまうのだ。「どうしても駄目なら派遣のほうを切るしかない」とは常々言われてきた。自分にその権限があるから怖ろしいのよ。後味悪いでしょ、ほんとに切ったら。いっそうのこと自分が切られたほうがマシとすら思ってしまうよ。
 結局、会社を出たのは23時過ぎ。別れ際に「辛いのはわかるけど、明日だけは絶対来いよ」と主査から念を押されてしまった。はい、ちゃんと行きます。こんなことで負けてたら社員は務まらないしね。


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