日々の泡

2018年10月08日(月) 続いてゆく暮らし

暑い三連休。
職場に提出しなければならない文書をやっとの思いで嫌々作り上げる。
わたしが作家であったなら高級割烹旅館にぜひ缶詰にされて締め切りぎりぎりまで原稿を書かずに美味三昧と…
そんなよき時代はすでに遠い過去 出版業界は困難な局面を迎えていることでしょう。
わたしが読み続けてきたアメリカの幾人かのミステリー作家の最新作はいずれも日本で出版される兆しはない。
シリーズなのに!20年以上読み続けてきたあの小説の中の人々はもはやわたしの親戚のようですらあるのに!
翻訳権を買って出版してももはやペイしないのでしょうね。

この日記のサイトにおいても言えることだけれど
人々の暮らしぶりを長期にわたり垣間見させていただっくのは楽しくもあり日々の励みになるものだ。
そういえば武田百合子の「富士日記」に流れる人間味ある空気感にわたしはさんざん慰められた。
このサイトでのたりたさんの日記のようにね。
町歩く人 バス停に佇む人、ただそこにいるだけではない脈々と流れる暮らし その文脈の途中の人場面
人々の日記を詠むことでそんな考え方ができるようになったのかもしれない。
本日の夕餉
白米
大根味噌汁
桜エビのさつまあげをショウガ醤油で
水菜と焼き海苔をオリーブオイルと醤油のドレッシングで
これだけで十分。
三連休の読書
「あの頃」武田百合子著 武田 花編
中央公論社 
武田泰淳亡き後の富士の別荘も描かれている。
蒲公英さん ありがと。
盛岡寒い?暑い?
空は澄んで高いですか?
体に気をつけてね。


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茉莉夏 [MAIL]