気がつきゃライブの時間だぜ
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2010年03月08日(月)   ◎四星球@神戸スタークラブ


 下北沢以来の四星球です。
 楽しみです。

 っていうか、スタークラブも久しぶりやなあ。
 前は、月に3回は来てたのに。
 なんか入る時、緊張してしもたわ。


 ちょっと買い物をしてたので、
 少し遅れてしまって
 入ったらちょうどO.AのCRAZY興業が始まったところでした。

 わたしは、このバンドがだいすきです。

 ボーカルのタツヤさんが言うには、
 初スタークラブなんだそうです。

 お、こりゃ、いいタイミングで来たもんや。

 お客さんに 「お―、いえ―!」ってあおっておいて
 「O.Aってなんや!!」
 と、からんでおりました。

 シャウト気味の歌声も、
 率直でちょっとうだうだした感じの歌詞も、
 シンプルなメロディも、
 そんなのが合わさったサウンドも
 みんなだいすきです。

 COMINGKOBE、出えへんかな。

 あ、そうそう、昨日知ってんけど、
 今年のはGOINGKOBEやなくて COMINGKOBEらしい。



 で、バンドが終わると、司会っていうのがおって
 これが カギ帝国でした。

 わたしは、てっきりバンドマンやと思うてたら、
 芸人さんでした。

 左側の人は、結構こういうところに出入りしてる人みたいやったけど
 右側の人は、「大塚愛とかaikoとか聞いてる。」とか言ってて
 「お前、一番ここにおったらあかんやつやないか。」 
 って、言われてました。

 ほんまや。


 ほんで、四星球の前に、
 「おれ、芸人としてこのバンドにちょっと嫉妬するわ。」 とか、
 「こんなバンド組みたいっていうより、このバンドにいれてほしい。」 とか、
 そんなことを言っていました。

 「普通、バンドがバンから下ろすもんって
  ギターとかアンプとかそういうもんやんか。
  このバンドは、山ほど小道具おりてくんねん。
  
  ほんで、楽屋でもチューニングとか普通するやん、
  ちゃうねん、
  ガムテープで小道具の補強してんねん。
  黒のガムテープありませんかね、とか言うて。

  で、鏡の前でそれ装着してチェックしてんねん。」


 かなりウケた。


 それで四星球ですが、
 始めは、U太くんとモリ君とが法被、
 まさやんがトランクスで出てきて、

 「ツアーが長いこと続いてるから、はくブリーフなくなってん。」

 と、言ってると、

 「じゃあ、ぼくのブリーフをあげよう。
  ぼくはブリーフマン。」

 って声とともに、ブリーフマンになったやすおくん登場。

 「ブリーフをあげよう。」 って念力を送ると
 まさやんのトランクスが デビルマンみたいに破れて
 中からブリーフが出てくるという 特撮ネタでした。

 しかし、そのトランクスを破る時の
 まさやんのうれしそうな顔。

 なによりそれがおかしかった。

 しかし、なぜかトランクスを見て
 おも恥ずかしいような気持ちになったのはどうしてなんでしょう。
 世間では、ブリーフの方が恥ずかしいのではないかと思うんですが。



 で、1曲目は、「潮騒ぎ」でした。
 演奏が始まる同時に スイッチオンみたいにモッシュが始まって
 久しぶりのわたしは、一瞬あっけに取られました。

 今、神戸での四星球は、こんなことになってるんや。

 途中でやすおくんは、下りてくると
 真ん中にあったテーブルの上に上がり、
 そこからさらに二階のPAスペースに上がって
 そこで歌っていました。

 下りるときは、チンパンジーのように鉄パイプにぶら下がって
 タイミングをちゃんと見計らって
 飛び降りていました。

 こういうのを見ると、
 四星球は、真剣にライブに挑んでるバンドやなあ、と思います。

 

 2曲目は、「ペイントペイン」。
 ええ歌やね、これ。
 やっぱね、心のどこかにペインを持ってる人には、
 すごく届くような気がする。

 まだ、歌詞がはっきり聞き取れないところもあるから、
 早くCDになるといいな。



 そして、「吉野川同盟」。
 これもモッシュになっていました。

 ボケてボケて、のところは、
 まさやんが、走ってきて壁に激突する、
 島田珠代ネタをやってました。


 「ど〜め〜」のところで、U太くんが、

 「たけだ。」
 「なに。」
 「今日、何の日や。」
 「え。」
 「3月8日は、何の日や。」
 「・・・いや、あの、誕生日。」

 そうなんか、今日、まさやんの誕生日なんか。

 で、まさやんがホールの真ん中に下りてきて、
 そしたら どこからか

 「ぷっぷっぴどぅ」 って声がして、

 マリリン・モンローになったやすおくんが
 画用紙工作みたいなバースディケーキを持ってきました。

 わたしの後ろの女の子が、「かわいい・・・。」 ってつぶやきました。

 いや、かわいくはないやろ、ゲテモノやと思うけどな。



 そして、関西では初披露の、
 「保健室へ行こう」という歌をうたいました。

 おばさんなんで、脳の老化のため、
 すっかり内容を忘れてしまいましたが、
 とてもよかったと、その時は思ったことだけ書いておきます。



 この歌のあとに、突然モリ君が怒り出して
 「そんな演奏なってへん! 楽屋でヤキ入れたる!」

 でも、まさやんには、
 「そこの眼鏡の君。 君はよかったよ。」

 そして、3人、楽屋へはける。

 で、音声だけで 罵倒する様子が聞こえてきて。

 「おれは、鬼になる。 お前らは豆や。
  そら豆や、コーヒー豆や。」

 とか、なんかわからんけど、流れも忘れたけど
 そんなんがあって、
 出てきたんは、
 赤鬼モリスと そら豆やすおくんと コーヒー豆U太くんでした。

 楽屋で補強してチェックしてたんは これかな〜。



 それで、イベント主催者の寺山リウジくんからのリクエスト、って言うて
 「かをりちゃんと日向ぼっこ」 を歌いました。


 ラストツーは、「Mr.cosumo」でした。
 誰かに いい歌やっていわれたから歌うって言うてましたが、
 誰に言われたんやったか、忘れてしまいました。

 この歌って、みんなすごくすきみたいで、
 わたしの前にいるごついおにいちゃんも
 「ワクワクさせてよ〜。」 ってやってるんで
 おかしくてたまらんかったです。

 まあ、わたしがやってんのんのも 思いっきり変やけどね。

 宇宙人は、白の全身タイツに
 黒のサングラス、警帽の宇宙警察が現れていました。



 最後の曲。

 「今日は、前に四星球のドラマーで
  今は熊本で教師をやってるタケちゃんが来てくれてます。
  ほんで、O.AのCRAZY興業を見て、
  自分らが初めて スタークラブでやったこととか思い出して
  なんか初心にもどってやれました。

  いつも初心です。
  そんな歌です、『クラーク博士と僕』!!!」


 またもや、ホールはモッシュとダイブの嵐。
 間奏のところで まさやんがホールにおりてきて
 タケちゃんをつかまえて
 ステージまでひっぱってきて
 やすおくんは、その横で
 首フラフープをやって
 もう、すごい盛り上がり。

 
 確かに初心かも。

 すごく楽しかった。



 四星球が終わった後、またガキ帝国が出て
 いろいろしゃべってたんですけど、

 「これ見て、徳島のワンマンに行こうと思った人もいてると思います。」
  ぼくも、『行きます』って言おう思うたらいえるねんけど
  なんか、そんなこと、どうなるかわかれへんのに
  ええ加減に 言うのはあかんなあ、って思うので言わんときます。」

 って言ってました。

 これは、なんかすごくいい言葉ですね。
 こういう言葉を引き出した四星球のライブは、
 ほんとに素晴らしいと思います。



 わたしは、ウソでもなんでもなくて行くで、ワンマン!!

  


   


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