気がつきゃライブの時間だぜ
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| 2009年07月29日(水) |
文楽7月公演@国立文楽劇場 |
楽しかったです。
| 2009年07月26日(日) |
◎MEET THE WORLD BEAT@万博公園もみじかわ広場 |
はがき、40枚くらいだしたんですけどね。 ダメでした。 そうは甘くないか。
というわけで、外聞き決定。 でも、西日本は大雨で大変なことになっていて 今日も大阪は雨の予報です。 もしかしたら豪雨かも。
家を出るときは少し雨が降っていて さすがのわたしも
なんで家でTV見とけへんねん、 そしたら涼しいし、顔だって見えるし、 なんで雨の中、あたってもないコンサートにいくねん、 ここで家にいとかれへんこの自分がきらいやわ、
と、なんか意味のわからない自己嫌悪にかられながら 出かけていきました。
でも。
でも。
でも。
ほんとに行ってよかった! この上なく楽しい一日になりました。
わたしが万博公園についたのは 11:00。 会場に着いて気づいたんですが、 11:00はOPENで、12:30がSTARTやったんです。
え〜、見間違えた。 あと一時間半もどうしよう。 しゃあない、民博でも行っとくかぁ。
と、思って、そっち方向に行くあいだに 気持ちいい風の吹き抜けていく 木漏れ日の下のベンチを見つけました。
目の前は、ひまわり畑。
よし、ここにいとこう。 ここならのんびりできそうや。 音も結構聞こえるし。
そんなわけで そのベンチのとこで 友人Aさん、Bさんとも合流して まったりのんびり コンサートBGMに エレファントカシマシまでの間、おしゃべりなんかしていました。
で、そのうちに友人Bさんの知り合いから ステージがかいま見える場所に陣取っているから こっちへ来ないか、との連絡。
重ねて、中に入って聞いている聞いてる友人Cさんから 次はどうやらエレファントカシマシらしい、という情報。
そこで、わたしたちはそっちへ移動することにしました。
行ってみると、 さすがに遠くて豆粒のようですけど、 ちゃんとステージの見える場所でした。
おおきなモニターも見える位置でしたので これはもう大満足です。
そこらあたり、たくさんの人 (つまりはずれた人たちですね) が シートをしいて音楽を楽しんでいます。
着いてしばらくすると、エレファントカシマシの名前が クレジットされました。
宮本さんは、 一目で宮本さんだとわかる白シャツでした。 わたしの欲目かもしれないけど 宮本さんの白シャツだけ 白さ具合がぜんぜんちがって 光り輝いてみえました。
一曲目は 「今はここが真ん中だ!」 でした。 宮本さんの歌声が流れてきた瞬間、 ほんまによっしゃあ! って思いました。
2曲目は 「悲しみの果て」、 次は 「今宵の月のように」でした。
どちらも大歓声があがります。
そりゃ、そうでしょう。 この夏の長丁場のイベント、 エレファントカシマシがお目当てでない人には 聞いたことのない歌など 拷問でしょう。
そこのところを知ってか知らずか、 今日のセットリストは メジャーな歌ばかりでした。
「俺たちの明日」 「笑顔の未来へ」 「ハナウタ」
わたしたちは文句なんていいません。 来られないかもしれないライブだったんですから。 見られないかもしれないライブだったんですから。
雨が降らなくて 声が聞こえて 姿が見えるんだから もう、充分です。
「笑顔の未来へ」 の前には
「僕は なぐさめるより なぐさめられるほうが得意です。」
と、言いました。
なぐさめられるほうが多いとか、 なぐさめられるほうがすきとか、 そういうことだったらわかりますが、
「得意」 ってなに?
わかれへん。
でも、なんかかわいい。
歌の中では、
「あなたを一緒につれていくよ、笑顔の未来へ」
と、歌ってたように聞こえました。
それから、
「みなさん、こんな素晴らしいイベントにタダでくるなんて みんな熱心ですね!!」
とか言ってました。
思うに、たくさんアーティストさんが出ましたが、 このイベントがタダであることにふれたのは 宮本さんだけじゃなかったでしょうか。
どういうふうに思ったんでしょうね。 当たるようにいろいろ努力したことが 「熱心」だと思ったのかな。
タダのイベントなんてたかがしれてるだろうに こんなにたくさん集まってくるなんてすごいな、と思ったのかな。
いや、これね、たかがしれてないんですよ、 かなり著名な方たちが出演するイベントなんですよ。
ああ、やっぱりわからない、この人の発言はわからない。
それで、メンバーを紹介していく時に
成ちゃん 「帽子が決まってます。」 トミ 「同級生」 石くん ・・・・・忘れた。 ヒラマさん「スペシャルゲスト ミッキー」 蔦谷さん ・・・・・忘れた。
それで、自分のことを 「総合司会の宮本でした」 といういつものセリフを
「ソウゴウリカイの・・・・ もにょもにょもにょ・・・・。」
と、噛んでました。
わたしたちは 大笑い。 あそこで噛むか〜、ってめちゃくちゃウケました。
前後しますが、「俺たちの明日」 は 後半歌詞を忘れて これも もにょもにょ言ってました。
思わず笑ってると 宮本さんは いきなり
「うおぉ〜〜〜!!」
みたいなシャウトをして
「あ〜、ごまかした〜。」 って これも大笑いでした。
「ハナウタ」は、とってもよかったです。 特によかったのは アウトロのところのアドリブスキャットです。 すごく軽やかにリズムにのり、 でも、上っ面だけじゃない重さのある声とスキャットで ほんとに素敵でした。
わたしにとっては 日本一のシンガーだと、確信しました。
(何度目の確信だ〜)
えとね、今日のコンサートはSSTVで生放映があって うちでは 娘が○ャニーズ見たさに 26時間TVに張り付いてるので エレファントカシマシが始まったときには電話して エレファントカシマシのとこだけ録画してもらうことになってました。
ところが 宮本さんが出てきた時 あまりのうれしさに すっかり電話するのも忘れ 途中で思い出して 急いで電話したのですが、 やはり、最初数曲は撮れていませんでした。
で、撮れてたところは、家に帰ってから録画を見たので 以下、録画を見たのも合わせて レポします。
なんの歌だったかな、 イントロかなんかで 成ちゃんを前に連れ出したのですが、 やはり 成ちゃん自分で戻れず。
フレーズのあいまに宮本さんが短く、
「戻れ」
と、言いました。
この場面、初めてエレファントカシマシみた人は ちょっとビビるでしょうね。
最後は
「若いときの歌ですが、 『ファイティングマン』 でお別れします。」
みたいなことを言ってて、 こういう言い方 初めて聞いたなあと思いました。
現地で見ていたときは このMCまでは聞こえなかったので 宮本さんが 「石くん!!」 って言って 「ファイティングマン」のリフが聞こえた時、 「『ファイティングマン』や!!」 って とてもうれしかったです。
ところがですね、 TVで見ると この石くん、 両方のふとももがほぼ180度なくらいの開脚ガニまた。 で、まるで人形のように微動だせず 頭だけ振りながらギターを弾いているんですよ。
なんやねん、 なんやねん、これは。
笑わずはいられないですよ。
で、歌が始まる前、宮本さんにこずかれて 弾けたようによろけながら うしろに引っ込んでました。
虐待や、あれ。
よくはわからないですけど、 やはりワンマンライブのときほどは 会場が沸かなかったのか、 間奏のところで 突然やけっぱちにキレたかのような宮本さん。
狂ったように頭の上で手拍子しながら ステージを駆けずり回っています。
その様子は肉眼でもはっきりわかって これももう 大笑いです。
で、あんまり走り回りすぎて ♪ らんてぃむらぁのらったんでぃ に間に合いません。
TVで見ると ほっぽったマイクが 以外と遠くまで行っちゃってて
(あるいは ステージから落ちてぶら下がってた?)
まるで漁師さんが網をたぐりよせるみたいに 必死でマイクコードをたぐりよせ、 スタッフさんも手伝ってたみたいで ようやくスタッフさんからマイクを手渡されると ひったくるようにそれをつかんで 突然 「いえぇぇぇぇぇぇ!!!!!」 って 叫んで、 もうTVの前で 娘と大爆笑でした。
で、このあたりから 目が尋常じゃくて めちゃくちゃかっこいいんですよ。
完全に危険人物。
「えびばで ふぁいてぃんぐまん!!」 「みんなが ファイティングマンだ!!」
とか、叫びまくってました。
でも、一番おかしかったのは、
「お前の力必要さ。 おら、そこの青瓢箪!」
青瓢箪!!
なんて久しぶりに聞いた言葉なんだ!!
昔はよく耳にしたもんですよね、青瓢箪って。 ここ20年は聞いたことなかったですよ。
まさか、ロックコンサートで再び聴くとは夢にも思わなかった。
すっとこどっこい、くらい おかしい。
絶対おもしろい。
わたしの中で 今年のベストになりそうな勢いです。
今、書いてても 笑いがとまりません。
わらいの中、エレファントカシマシは終わりました。 めちゃくちゃ満足〜。
来てよかったよ〜。
すっかり目的を果たした感のわたしたちは 友人Bさんのお知り合いの中に なんの面識もないのに入り込んで お寿司やビールをご馳走になるありさま。
しかも、お知り合いの方や その後に続くライブには ほとんど興味なく ただただ分けのわからないバカ話に興じておりました。
わたしとBさんの話題の中心は ほぼ 「奥野さん」。
嵐の大野くん、を言い間違えて、 「嵐の奥野くん」 と言ってしまったのは 大失敗でした。
あと、 のんだくれたハゲの Aっちゃんの話や、 物販にいたグレートさんが 高校生に 「ベース、うまいじゃん。」 って言われた話や、
とにかく酔っ払いながら ずっと笑ってたような気がします。
結局、雨はほんのちょっと降っただけで この長時間のライブは 無事終了しました。
あ、そうそう、最後、出演者全員で 清志郎の 「Oh Radio」 を歌ったのですが、 エレファントカシマシだけ その場におりませんでした。
徹底してんなあ。
ライブが終わったのが15:00くらいやったから、 もう新幹線の中かなあ、と話していました。
ある意味、あの場におったら どうしていいかわからないですけどね、わたし。
それから、夏フェスグッズ、 中にいたCさんに買ってもらいました。
紺の男てぬぐいと 黒の男バスタオル。
めちゃうれしいです!
で、この夏は がんばって、 青瓢箪グッズを作ってみたいと思っています。
楽しい一日、みんな、ありがとうございました!
| 2009年07月24日(金) |
◎朝は文楽@国立文楽劇場 夜は明日への活力@神戸スタークラブ |
つ、疲れた・・・・。 ほんま、疲れた。 しっかし、楽しかった。
朝は、9:00に家を出て日本橋の文楽劇場へ。 この日は生協の貸切で なんと入場料が1800円! 親子鑑賞会だったのですが、 大人ひとりで出かけました。
実際、こどもたちがたくさんいたのですけど、 思ったよりも静かに鑑賞していて こういうところについてくる子は 基本おとなしい子なんだろうな、と思いました。
牛若丸と弁慶の「五条橋」が 始めの演目。 これって 壬生狂言でもそうなんですが、 五条橋で通る人にけんかふっかけてるのは 牛若丸のほうなんですよね。
この日の文楽では、 牛若丸が強い家来を見つけるために 五条橋にいるんです。
で、「五条橋に曲者がいる」といううわさを聞いた弁慶が おれが退治してやろう、ってやってくるわけです。
なんかこっちのほうが 筋が通ってるような気もします。
それから、文楽紹介コーナーがあって、 こどもたちがお人形をさわらしてもらってたりして、 次が 「化競丑満鐘」。
出てくるのは、狸だったり、雪女だったり、 河童だったり、ろくろ首だったりするんですが、 内容はえらい重い話で 主君のお姫様のろくろ首の代わりに 女房である雪女の首を切って差し出すというような ま、言ってみれば 普通に文楽にあるお話が 妖怪たちに置き換えられてる感じでした。
ただ、雪女の首を持って帰った使いのものが 屋敷についてみれば 首はなくて水だけが残ってた、 これは雪女の首であろう、なんて言ってきたりして そこはちょっとおかしかったんですけど、 笑っていい内容なんかどうか・・・・。
ろくろ首の首は、ものすごいのびてました。 5m以上あったかな。 でも、元にもどるときは するするしゅぽん、みたいにもどりました。 掃除機のコードみたいでした。
今度は、第二部の「生写朝顔話」に行こうと思います。
終わったのが13:30だったので お昼を食べて 神戸に行って 時間をつぶして スタークラブへ。
買い物してたら 結局18:30ぎりぎりになってしまいました。 もーりーが O.Aで弾き語りしたそうですが、 わたしが入ったらすぐに ナッパの家族でした。
今日は セクマシ企画の 「明日への活力」。 出演バンドは
セックスマシーン ザ・キャプテンズ ナショヲナル メガマサヒデ ナッパの家族
しかし、ライブハウスに長く通ってると こういうこともあるんですね。 出演バンド、みんな知ってるバンドで みんなすきなんですから。
ナッパの家族は なんかファンが増えてるような気がしました。 すごく盛り上がってましたよ。
メガさん、久しぶり。 おでこに目を描いてました。 「夏の雫」って ほんとに胸にじんとくるメロディですね。
ただ、声がでにくそうだった。
新曲の 「君と闇の中に永遠に暮らしたい」みたいな歌詞、 なんか心にしみるものがありました。
ナショヲナルは、転換のときから暗くて お化け屋敷のBGMが流れてて ふと見ると 前の方の女の子が あれ、なんていうんですか、 ナショヲナルライト?
あれを指につけてたんで おおおお、濃いファンがいるんや、と感動しました。
演奏はやっぱりよかったです。
笑いを取りにいってるようで 実はすごい真面目で そうなんか、と思ってると やっぱり笑いとりにきて、 なんか目がはなせない感じがしました。
わたしの横に たぶんキャプテンズファンと思われる 割と年のいった女性がいたのですが、 途中くらいから おおウケで めちゃくちゃ喜んではりました。
どの曲もすごくよかったです。
わたしは、「おばけがでるぞ」 という歌がほんとにすきです。 あの歌を聞いてると こどもの頃 夕暮れまで夢中で缶ケリしてて 気づいたら あたりはもう真っ暗で あわてて家に帰ってことなんかを思い出して
特に、
「僕には帰る家がないから ここで君が来るのを待ってるよ。」
という歌詞に、 もしかしたら わたしを今でも待ってくれてるおばけがいるんじゃないか、って そんな気になり、最後の、
「おばけはきえるよ」
っていうのを聞くと その気持ちを思い出すために また会いに来たいと思えてしまいます。
退場していくときの 「得意な料理はチャーハン」 に となりの方は 笑い転げてました。
終わったあと、後ろの人たちが 「すごいなあ、うまいなあ。」と感心していました。
次は、ザ・キャプテンズ。
少し後ろで見てたのですが、 わたしの後ろのカップルは キャプテンズ初めてやったみたいで 傷彦が登場してくると もうふたりできゃあきゃあ大騒ぎ。
すっごぉい!! おもしろぉい!! って 女の子が 喜びまくってました。
おまえのハートにピットイン、とかすごいウケてました。
でも、今日は ぼくの天使を見つけにいかなかったです。 最近はこのパターンなんでしょうかね。
しかし、傷彦をみているうちに この人って まさにエンターティメントやなあ、と思います。
それも優れたエンターティメントですね。
その魅力は 男性にも充分伝わるようで そのカップルの男の子は 終わったあと、
「腹立つけど 俺 めっちゃすきや。」
と言ってました。
そうそう、傷彦は もーりーをタロットで占ったそうです。 結果はHPにUPされるそうですよ。
終わりの時間がちょっと気になったので セックスマシーンを待つ間に ナショヲナルのCDを買いに行きました。
おばけの歌の入っているCDをたずねると 「これです。」 とギターの方が教えてくれたので 「猛犬ロックンロール」というCDと あやつり人形の歌のはいってる 「怪盗明星ナナイロ」というCDの二枚を買いました。
で、セクマシを待っていたら そのギターの方が CD間違えました、と言いにきてくれました。
「おばけがでるよ」 は、「ナナイロ」に入っているので 「おばけ」と「あやつり人形」が聞きたいわたしは 「ナナイロ」だけ買えばいいわけです。
で、「猛犬ロックンロールは どうしましょう?」 と言われたのですが、 いろいろ聞いてみたいと思ってたので 「いいです、これも聞きます。」 と答えてました。
真面目な方ですね。 バンドの資質がよくわかりました。 音楽そのものも もちろん、ですが、 やはりどんな気持ちで音楽に取り組んでいるかは大事だと思います。
さて、セックスマシーン。 左側の椅子のあたりで待ってたのですけど、 そこには若い親子連れがいました。 いや、ほんとにパパとママなんだろうか、 ものすごく若かったけど。
「圧倒的な存在感!」 という声とともに もーりーは 後ろから登場。
ドリンクカウンターに入り込んだりしながら
「もっと前つめて! もっと、もっと!!」
と、お客さんを押しながら 「いい人どまり」が 始まりました。
自然、そこらへんはもーりーを中心としたモッシュゾーン。 しかも 前の方は連続ダイブ。
なんじゃ、こら。
ものすごいことになっとるやないか。
いくらセクマシ企画とは言えど ものすごい盛り上がりになってます。
なんかいつもとちがう熱気を感じたわけなんですが、 今、レポをしようと思っても なにも書くことがありません。
もーりー、ぜんぜんおもしろいこと言わなかったんです。
なんでって?
たぶん、泣きそうになってたからでしょう。
つまり、CDのリリースの日が決まって、 そのことを言ってから常に泣きそうな感じで テンション低けりゃただの人、みたいな、ですか。
でもね、気持ちわかりますよ、 いろいろあったじゃないですか、 わたしでさえ そのいろんなこと思い出すと ぐぐ・・・ってなりますもん。
よくぞリリースまで、ってね。
あ、リリースの日は 10/21です。
メガさんが 「みんな待ったよな、でも誰が待ったって 俺が待ってたよ。」 と、言ってました。
もーりーは 愛される人なんですね。
曲は あまりの暑さによく覚えてませんが、
いい人どまり サルでもわかるラブソング 安全地帯 すきなんだよ わかっておくれよ ねじれの・・・ なんやったけ 頭のよくあるラブソング (このへん暑くてふらふら・・・・) Jフォン
アンコール 死んじゃって頂戴
わたしはあまりの暑さに Jフォンの後、 ドリンクをもらいに行ったのですが、 もーりーは アンコールの前に 胸がいっぱいになって うまくしゃべれなくてすみません、みたいなことを言ってました。
その中で、ふられた女の子に 「わたしのこと歌にしてもいいわよ」って言われたとかで これはかなりおもしろかったです。
で、アンコールが 「死んじゃって頂戴」やったわけですが、 メガさんが 死んじゃってTシャツで ダイブしてました。
今思い出してみると、
「英語わかんないやつは帰れ」 とか
狂言の「ぶす」の話をして
「学校で習ってないのか?」 とか
結構言ってましたかね。」
でも、今日はリリース発表記念企画で もーりー感無量がテーマでありました。
終わってみると、思ってたより時間が早かったので セクマシの新しいタオルを買いました。
わたし、赤のBUDOUKANタオル持ってなかったので 赤のタオルはうれしかったです。
さっき、ナシャヲナルのCDを買った時、 「最後までいてくだったら サインしますよ。」 と 言ってくださってたので、 サインもらおうかなと思ったのですが、 ナショヲナルのところ たくさんお客さんがいて それを待ってる時間まではなかったので 残念ですが、帰りました。
そしたら、帰り道、二人組の人たちが ナショヲナルのことを話していました。
「四星球もいいけど、ナショヲナルいいよな。」 「うん、めちゃよかったな。」
三ノ宮のコインロッカーから荷物を出そうとしたら 近くのロッカーから荷物を出してた女の子が 持っていたCDを荷物の中に入れていました。
ナショヲナルのCDでした。
すごいねえ、みんなよかったと思ったんやね。
次はたぶん8月のスタークラブかな。 楽しみです。
セクマシも、リリースにともなって ライブがいっぱいあるみたい。 うれしいです。
しかし、ほんとに疲れた。
文楽といい、 ナッパの家族といい、 メガさんといい、 ナショヲナルといい、 キャプテンズといい、 セックスマシーンといい、
一日中、濃い〜い化けものにまみれた日でした。
電車の中で眠ることも出来ないくらいのこの疲労って 化けものたちにとりつかれたからだったのかもしれないです・・・・・
(この日はほんとに阪神なんば線に感謝しました)
| 2009年07月12日(日) |
◎第29回宵々山コンサート@京都円山野外音楽堂 |
7月12日、京都円山音楽堂で行われた 宵々山コンサートに行ってきました。
このコンサートは36年前に、 永六輔さん、高石ともやが主宰で始められたコンサートです。
コンサートと名付けられていますが、 音楽だけではなく いろんなジャンルからのゲストが招かれ、 その素晴らしい芸と人の重みを伝えてくれるコンサートです。
わたしがこのコンサートに初めて参加したのは 第4回目のコンサートでした。
始発電車で出かけ、蒸し暑い中、 10時間以上も列に並び 入場しました。
その時のゲストは、 一代目高橋竹山、黒柳徹子、石川鷹彦。
高校生だったわたしに 高橋竹山さんの津軽三味線の良さがわかったかと言えば それはとてもそうだとは言えないでしょう。
でもその後、何度か津軽三味線を聴く機会がありましたが、 どうしてもしっくりくるものがなく 「わたしのイメージしてるのんと どっかちゃうなあ。」 と思っていました。
そしてある時、わかったのです。
わたしの中の津軽三味線は あの高校生のときに聴いた、高橋竹山さんの演奏だったのです。
つまりは、若い一番多感な時期に 最高の演奏をすでに聴いてしまってたわけです。
わたしにとって 宵々山コンサートとは そんなコンサートでした。
まっさらな、なんの予備知識もないところに その世界の高い水準にある芸を体験させられるコンサートでした。
それに気づくまでは だいすきなザ・ナターシャー・セブンの演奏が聴ける コンサートのひとつだったのが、 それ以降は 「今年のゲストは誰なんだろう。」 と ゲストを楽しみにするコンサートへと変わっていきました。
ゲストはほんとに多彩でした。
赤塚不二雄、タモリ、岸田今日子、おすぎとピーコ、松山千春、 小田和正、加藤和彦、谷啓、淀川長治、中村八大、君原健二、 桂米朝、やしきたかじん、笑福亭鶴瓶、三上寛、遠藤賢治、渥美清、 浅草木馬館の安木節のおばあちゃんたち、かまやつひろし、ミヤコ蝶々 谷口又士とオールドボーイオールスターズ、由紀さおり、岩崎宏美・・・・・
ゲストというよりは レギュラーで出演していた人たちも たくさんいました。
杉田二郎、北山修、自切排人とヒューマン・ズー、諸口あきら・・・・
わたしが今でも夏がすきなのは このコンサートを心待ちにしていた あの頃の記憶がのこっているからなのです。
そんなコンサートもザ・ナターシャー・セブンの解散とともに 一時期休止されました。
しかし、休止されていた時期にも 必ず宵々山コンサートの日には 円山音楽堂のスケジュールをおさえて 宵々山コンサートの再開に情熱を傾けた人たちがいました。
そして、1994年、再び宵々山コンサートが開催されました。 そこでも たくさんのゲストが呼ばれました。
岡本文弥、ゴローショー、ソウル・フラワー・モノノメ・サミット、 茂山家の若い子たち、灰谷健次郎・・・
そして、なんといっても 1998年、 ザ・ナターシャー・セブンが再結成されました。
ザ・ナターシャー・セブンの再結成は わたしのなによりも大きな願いでした。
もう一度ナターシャーが聴けたら ほんとに死んでもいいと思っていました。
永六輔さんが 「ザ・ナターシャー・セブン!!!」 と紹介したときの 震えるような感激は 今でも忘れられません。
それから5年間、ザ・ナターシャー・セブンは 年に一回宵々山コンサートで演奏をしました。
しかし、いろいろな事情に加え、 メンバーの坂庭省悟さんの死、城田じゅんじさんの刑事事件があって ザ・ナターシャー・セブンの演奏は もう二度ときけなくなってしまいました。
そのショックと、 コンサートに行くことで思い出してしまうだろう辛い出来事に、 わたしは しばらく宵々山コンサートにはいきませんでした。
今年も 「今年で最後」という話は聞いたものの、 最初は行くつもりはありませんでした。
ところがある日、TVで見た、 「遠くへ行きたい」の再放送に出演していた 永六輔さんの姿を見て ちょっと驚きました。
それが2006年の放送だったにもかかわらず、 わたしが知っている永さんとはくらべようもないくらいに 年老いておられたのです。
わたしが 過去を乗り越えられずにいた間に この人はこんなにも年を重ねていたんだ。
わたしは、宵々山コンサートでどれだけのものを得ただろう。
いや、そんなどころじゃない。
自分の感性のすべて、生き方のすべてを このコンサートで培ってきたんだ。
そして、わたしの青春だった。
行かなくっちゃ、今年は。 お礼を言わなくちゃ。
当日。
阪急電車に乗っていると メールが届きました。 以前、ずっと一緒にコンサートにかよっていたTちゃんからです。
「今、円山で並んでるけど、来てる?」
もう何年も連絡を取ってなかったのに 宵々山コンサートというパスワードでメールが来るんや。
もう、青春時代にもどったように とてもうれしかったです。
で、会場で落ち合って一緒にコンサートを見ました。 あの頃のように。
永六輔さんは もっともっと年老いておられました。 かつて宵々山コンサートに出演され、 亡くなってしまった方々の音源を流して 宵々山コンサートを振り返るコーナーがありました。
そこに 高橋竹山さんの三味線が流れました。 聴いたとたんに、
「あ! この音や! わたしの知ってる津軽三味線や!」
と、思いました。
初めて宵々山コンサートに来て この椅子にすわって この音を聴いていた 高校生の自分が ここにいました。
そして思いました。
わたしの音楽は あのときに始まったんだと。
メインゲストは 和太鼓の藤本吉利さんでした。
力強さといい、切れのよさといい、 素晴らしい太鼓でした。
心の底から感動しました。
津軽三味線に始まったわたしの宵々山コンサートは、 そらを駆け巡るかのような 大きなエネルギーに満ちた太鼓の音で締めくくられました。
これは、きっと、 宵々山コンサートで得たものは これからもずっとずっと生き続けるのだというメッセージだと思います。
ろうそくからろうそくへ、 火を移していく火入れ式の後、 桂米朝さんが登場して 「米朝締め」で、 このコンサートは終わりを迎えました。
高石ともやさんが、 別れの歌の数々を歌う中、 舞台セットがどんどんと片付けられていきました。
もしかしたら、来年、 宴が終わったあとの 「二次会コンサート」 が行われるかもしれない。
でも、わたしたちが あんなに心をひとつによせた宵々山コンサートは もうこれでほんとに終わってしまうんだ。
時が流れるって、こういうことなんだ。
言い知れぬ寂しさの中、 無事に終焉を迎えた宵々山コンサートを見届けることができて ほんとによかったと思いました。
わたしはまだ、これから生き続けていきます。 この宵々山コンサートの思い出とともに。
終演後、昔なじみの裏方さんに御挨拶したくて ちょっとしたツテにまぎれて ステージ裏へ入り込みました。 その人を見つける前に 永六輔さんとすれちがいました。 偶然目が会ったので わたしは思わず 「お疲れ様でした。」 と言いました。
永さんは、 「誰かな、知らんな。スタッフだったかな。」 というような表情で 少し笑って 通り過ぎていかれました。
最後にこの言葉を言えて よかった。
裏方Mさんは後片付けに追われていました。 声をかけると 「おお!」 と笑ってくださいました。
「おつかれさまでした。」 というと、 もっともっと笑顔になって
「終わった〜!!!」
って、うれしそうに言っておられました。
その笑顔と言葉に わたしたちの青春は なんて素晴らしかったんだろうと思いました。
その日に撮った写真は こちら です。 舞台までかなり遠かったので スライドショーにしてみていただけると なんとか雰囲気が伝わるかな、と思います。
| 2009年07月11日(土) |
四条畷の落語会@四条畷のどこか |
楽しかったです。
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