気がつきゃライブの時間だぜ
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| 2008年06月29日(日) |
四星球心斎橋キングコブラ |
楽しみです!
| 2008年06月28日(土) |
◎エレファントカシマシ@日比谷野外音楽堂 |
こちら からどうぞ。
| 2008年06月21日(土) |
◎ 四星球@心斎橋キングコブラ |
「よっしゃ、間に合う!」
最後のこどもが帰った瞬間、 わたしは密かにガッツポーズをしました。
仕事が終わったのは 5:30。 7:00までには 充分アメリカ村に行けます。
前回の四星球は 6/1やったから、 3週間ぶり。
去年の今頃、ほぼ5日に一回くらい、 四星球のライブに通っていたことを思えば ここんところ 月1ペースが定着しつつあります。
そりゃ 行けるライブは全部行きたいと思ってるけど、 これくらいのペースにも慣れていかなあかんかな、と思ったりもします。
なんていうても 四星球は徳島のバンドやからね。 うん・・・・・。
ま、ま、そんなことはどうでもいいです。 小雨の中、キングコブラについてみると ホールから人があふれています。
キングコブラで、こんなに人が多かったのは フラカン、YOKOLOCO、NEATBEATSの対バンの時くらいですかね。
どないなっとるんや、今日は。 四星球人気?
と思いつつ まわりを見ると いかにもスカファンといった人たちばっかりです。
今日はスカバンドのイベントですからね。
そっかそっか、 だったら 四星球の時にはすかすかになるわ。
だってこの前のスカのイベントの時も 四星球の時は人がさあ〜って引いて行って イベンターの人が 「徳島から来たバンドなんです。 一曲でもいいから聴いてください。」 って 訴えてたくらいやもんね。
と、思いながら、 後ろの方で その時期を待つわたしでありました。
ところが、四星球がセッティングをはじめても あんまり人の動きはありません。 明らか スカファンの人たちが かなり期待してるふうな表情で 四星球のセッティングを見つめています。
この前とえらいちがいやんか・・・・・。
そうこうするうちに 客電が消えて ドラゴンボールが流れてきました。
見えへん!! パラパラ、人で見えへん!!
今までこんなことはなかったので 誰に対してではないのですが、 なんかキレそうになりました。
ところが U太くんの
「今日はスカバンドのイベントで、 スカバンドにはかわいい女の子がおりますけど うちのバンドには そんなんはおらへんのですが。」
という前説にかぶって
「かわいいのいてるよ、かわいいよ。」
と、やすおくんが後ろから登場。 エルモのかぶりものをかぶっていました。
はははは〜、と笑おうと思ってびっくり。
笑われへんくらい かわいいんやもん。
うっそ〜、めちゃかわいい。 今までのかぶりもんの中で 一番かわいいんちゃう? ものすご似合ってるわ〜。
ちょっと感動の域にまで入ってしまうかわいさでした。
そのまま、「歌ってもいいですか!!」 って言いながら ステージの方へくるわけなんですが、 途中で
「エルモにさわるな!」
とか言ってました。
わろた。
で、「吉野川同盟」 に突入。 一気に上がるテンションと右手。 ああ! 楽しいわ!!
「ボケて」 のところは まさやんがやすおくんに なんかちょっかいだしてました。
ど〜め〜、のところにはいる前、 ネタがどうかわからないんですけど まさやんのギタートラブル。
で、やすおくんがホールに降りてきて
「ギターがなおるあいだ時間かせぎます。」
って言って、そこらへんの人たちに
「歌ってる?」 「踊ってる?」 「笑ってる?」 「楽しい?」 「愛し合ってる?」 「学校行ってる?」
とかって、マイクを向けて最後には
「ぼく、GLAYのTERU。」
ほんで、「BE LOVED」 のイントロが始まって ステージに帰ってきたやすおくん、 歌うのかと思ったら
「ギターなおってよかったな。」
みたいなことをいってオチでした。
次は 「コンプレックス」 やったな。
♪ コンコンコンコン コンプレックス
って歌いながら またもやホールに降りてきて わたしの側のベンチの上に上りました。
そして、ベンチのそばにいる人に向かって
「きつね してない〜!! 油断してたやろ! とうだい もとくらぁし (灯台下暗し) !!!」
って叫びました。
わたしは ひとり大爆笑!!
だって 「とうだいもとくらぁし!!」 のいい方が エレファントカシマシの 「まぬけなJohnny」 の
「灯台は もとくらぁし!」
の言い方と一緒やったんやもん。
こんなんで笑ろてんの、 わたしと あと一人だけやろな。
それから C&Rは
モンバスに布袋さんが来ることになったから 「きっかわ」 「ほてい」 が出来るかどうかわからへん、 せやから 「きっかわさん」 「ほていさん」 で練習します、
って。
間に 「気ぃ使うわ」 も入ってました。
なんかさあ、せっかくやし、 モンバスで宮本ネタもやってくれんかなあ。 「きっかわさん」 「宮本さん」 とか。
・・・・・なんのネタにもなってへん。
でも、こう、
白シャツ黒ズボンで 頭ぐしゃぐしゃとか、 モリ君に向かってマイク投げるとか、
いやいや、あかんあかん、 いじって宮本さんが喜ぶかどうか、そこんとこはわからへんからなあ。
そんなことと 四星球の未来を引き替えにはできません。
それから、ここやったかどうか忘れたけど ホールからステージに帰る時 キングコブラの後ろにかざってあるドクロを指して
「あのがいこつが怖くて 後ろまでいけませんでした。」
って言ってましたが、 これは エルモの次にかわいかったです。
最後は 「佐々木〜!!」 ってさけんでたんやったかな。
誰やねん、それ、みたいな。
それから、次は 「潮騒ぎ」 でした。 これ、かなり盛り上がって曲に入ったので ホール全体が うわ〜っとした熱さになりました。
すると、そこはそれ、 条件反射的に 後ろを振り返り 突っ込んでくるM君に備えるわけで、 今日も思わず、振り向きながら身構えてしまいましたよ。
M君、来てないのに。
なんかちょっと気ぃ抜けるよね〜、 あれがないと。
あの子、完全に歌舞伎でいう大向こうやんか、ほんま。
すっごいなあ。
でもね、会場は会場でものすごく盛り上がってました。 せやけどわたしのまわりは 楽しそうには聴いてる人たちなんやけど 手を上げたりとか そういうところまではいかなくて ええええいっ、まどろっこしい!!
気がつくとわたしは そういう人たちをすり抜けて 突進し、 モッシュ最後尾につけて、 モッシュからはじきとばされてくる子たちを除けつつ ジャンプしまくってました。
たぶん かなり変なおばさんだったと思います。
だってね、どう考えたって こんなとこわたしには場違いなわけでしょ。 でも、四星球聴きたいんやもん、しょうがない。 それやったら、なるべく あんまり目立たんところで それなりに盛り上がっとこ、って いっつも思ってるんですけど 気がついたら こういうことになってるんですよ。
しかも 今日は前の人すり抜けて突進してしもたからね〜、 あ〜あ、もう終わりやわ。 終わりやったら終わりでかめへん。 とことん 終わりまで行くことにしよっと。
次の歌は 「カスタネッティスト」。 当ってる、これ?
1日に聴いたのとは また少し変わってたかな。 とにかくすごくよかったです。
この歌のサビのメロディは どうしもうもないくらい 心をつかまれますね。
詩の持つイメージと メロディの高揚が ぴたっとあっていると思います。
だから 詩に表わされている気持ちの高ぶりが ものすごい力となって こちらに届いてくるように感じます。
四星球の歌の中でも 最高に素晴しいサビのメロディだと わたしは思っています。
MCでは 今度出るCDのことや、 「ゆとり教育」 のことを話していました。
「ゆとり教育」 は 1890円やのに、 やすおくんが 「1820円」 ってまちがってました。
それで、
「1890円ですが、3000円で買ってください。」
みたいなこと言ってました。
で、流れとか忘れてしまいましたが、 やすおくんが お客さんに向かって 「死刑。」 とか言って、
「死刑言うてもた。 死刑宣告。」
って言いました。
うわうわうわうわっ!
「とうだいもとくらぁし!」 に続き、 またもや、エレカシコラボやん!
日本の生命おぅぉぅ 世間の生命おぅぉぅ コール アンド レスポンス おぅぉぅ 生命! 死刑宣告
もっと俺に輝かしい未来おぅ 我らに都合のいい法律おぅ 我らに都合のいい世界おぅ 生命! 死刑宣告さぁぁあぁぁぁぁ!
しかし、こうやって歌詞書いてみると、 どんな歌聴いてんねん、わたしら、って思いました。
それで、「あと2曲やらせてください。」 って言って 「秋田町」 の歌の説明をしていました。
「がんばってね、じゃなくて がんばろうね、っていう歌になってきました。」
みたいな話をしてたら、突然マイクの混線。
ええとこやったのになあ。 せやけど やすおくんは そこで 「なんでやねん」 みたいなことにならずに 混線で ちょっとだけ曲が流れると
「ウルトラドン!」
っていって、ネタにしていました。
ネタにするのもすごいなあ、って思うけど そうすることで 自分のテンションも下げないでおこうとする、 その、なんていうか、 プロ根性に わたしは頭が下がる思いでした。
それは とにもかくにも 次の歌を きっちりみんなに伝えたい、という やすおくんの思いで お客さんや 歌や、 そして 四星球というバンドを ほんとに大切に思ってるんだな、と感じました。
ですから、そんなことがあったにもかかわらず 「秋田町キッズリターン」 は なにごともなかったかのように 歌が始まりました。
前に聴いた時とは コーラスがちょっと変わったんですかね。
前のは U太くんのコーラスが
「ちょ、ちょっと、大丈夫かな。 U太くん、死ねへんかな。」
ってくらい、シャウト気味になってたんですが、 今回は そんなふうでもなく かなりメロディアスに歌っていました。
わたしは 徳島の生まれではありませんから 秋田町が 徳島の人にとって どんなところなのかは よくわかりません。
でも、何度かあのあたりのライブハウスに行き、 きっと あの町には 夢やら 挫折やら そんなものがいっぱいつまっているんだろうな、って思いました。
そこに自分たちの青春をぶつけてきた彼らにとっては ほんとに思いの深いところなのでしょうね。
わたしは 四星球がだいすきですが、 徳島に生まれたらよかったとか 徳島に住みたいとかは思いません。
なぜなら わたしの青春があった場所は やっぱり大阪だからです。
「秋田町キッズリターン」 は、そういう歌だと思います。
そして、ラストは 「クラーク博士と僕」 でした。
これでおかしかったのは やっぱり まさやんのギター持ったままダイブですね。
そのまま、ギターで剣道の素振りみたいなのもしてたし。
めちゃくちゃ笑いましたよ。
やすおくんのフラフープは 残念ながらみえませんでした。
前の方にわりこめば見れたんですが、 なんか 四星球初めてっぽい前の人が ものすごく喜んでみてたので 「四星球っておもしろいでしょ。 じゅ〜ぶん楽しんでちょうだい。」
みたいな気持ちになってましたもんで。
最後は モリ君が突然、 「佐々木先生!!」
って叫んで ホールに降りてきて 適当に佐々木先生を見つけ ステージに引っ張ってきました。
やすおくん曰く
「佐々木先生、自分から積極的に上がってる。」
で、感動の御対面のあと、ライブは終了。
舞台裏に引っこんでいく佐々木先生に
「佐々木先生、楽屋に行ってもた。」
って、やすおくんにめちゃウケてました。
しかしねえ、感動でしたよ。
もちろん、四星球のライブもよかったですが、 わたしは スカバンドのイベントに来た スカファンのひとたちが こんなに四星球のことを待ってて 四星球のライブを楽しんでくれたなんて、 ものすごくうれしかったです。
四星球、どんどん大きくなってるようで めちゃくちゃうれしいです。
それから、初めてキングコブラで 四星球のライブをみたことも思いだしました。
やすおくんとたけちゃんがDJやってて、 わたしは3回目くらいの四星球ライブやったんですが 服をきているやすおくんを見たのが初めてで なんか変な感じがしました。
それで、DJで 「クラーク博士」 をかけていて わたしはそれを聴いて
「ええ歌やなあ、誰の歌なんやろ。」
って思ってたら ライブの時に歌ってたので あ、自分らの曲なんか、ええやん、これ、って思いました。
それから、「ギンヤンマ」 も初めて聴きました。
サビのところで 泣きそうになってる自分に驚きました。
ライブ後、すぐに 「草枕」 を買いました。 トリやったんで、 ライブを終えてすぐのU太くんが 物販で、 汗びっしょりのまま (しかも上半身裸)、 「ありがとうございます」 もいえないくらい 息をはずませてて にこにこ笑いながら 何度も頭を下げてくれました。
ほんの一年半ほど前のことなのに ほんと すごいなあ、四星球。
どんどん どんどん おおきくなあれ。
| 2008年06月20日(金) |
◎ソウル・フラワー・ユニオン@心斎橋クラブクアトロ |
仕事のあと、なんだかものすごく疲れてまして ライブやめとこ、とは思わなかったですが、 踊るのはやめとこ、と思いながら クアトロまで行きました。
(結局 後ろの人に頭どつかれるくらい踊ってましたが)
開場30分以上過ぎてから 入場したのですけど、 いつもの場所が空いてたので そこに座りこんで 開演を待ちました。
ここのライブ待ちは ほんとまったりしてるんですよ。 まるで酒場にきているように だれひとり 必死になってる人はなく、 しゃべったり、飲んだり、 それで 5分前くらいになると 前のスペースに だんだんとひとが集まってきて さ、始まるぞ、みたいな雰囲気になってくる。
まったく、居心地いいです。 いい感じです。
それで、ライブが始まると さっきまでのまったり感はどこへ行ったの、くらい 隣の、「ライブに来たん? 飲みに来たん?」 的な ごっついおっちゃんって言ってもいいくらいのにいちゃんが ぐわ〜って盛り上がって ニューエストの曲でキレてたりして 突然熱いライブハウスになるんですよ。
理想ですね。 ほんまに素敵です。
それで、わたしはHPとかなんにもチェックせずに行ったわけで どうやら
「今日のライブで重大発表があります」
みたいなことがあったらしくて、 でも、中川さんが
「いや、なにもないねん。社長が勝手に書いてん。」
って、言うてました。 そ、そんなん、あり????
そしたら あとで奥野さんが
「友だちからも 『重大発表ってなんや? 解散すんのか?』 って 電話かかってきてね、 いや、おれ、聞いてへんけど、って言うてたんです。」
って。
社長は 中川さんに
「なんかカミングアウトすることないか、とか言うねん。 いやいや、別にないしな。」
「メンバーにも、なんかないか、言うて 沖縄の伊丹英子にもメールしたら 『ほんまはわたしが男やった、っていうのはどう?』 って 返してきたわ。」
それはびっくりするわな。
それから、今日はなんかものすごくノッるお客さんがいて 曲のあともずっと拍手や声援が続いてました。
中川さんも笑いながら
「お―!」
とか返していて、 なんかの歌の後には
「オーライッ!」
とか叫んでたんですが、 それを見て 奥野さんがにやにや。
なにかな、と思ったら
「オーライ、とか言いながら 三線のチューニングしてるやん。」
いや〜、なんかいいですね、この雰囲気。 仲、ええやろな、このバンド。
ついでに書きます。
曲のあいまに、楽屋の方で あかちゃんの泣き声がしたんですよね。
お客さんもくすくす・・・。
そしたら中川さんが
「おっぱいやってや。」 って。
それでも、もう一回泣き声が聞こえました。 今度は、
「おれ、ちょっと行ってきていい?」
もう、めっちゃめちゃいいおとうさんやん。
あ、ほんとには行かなかったですよ、 ネタですから。
なんか、曲以外のことばっかり書いてしまいましたが、 今回のライブ、わたしはとてもよかったと思いました。
SFUの音楽性の高さが 「ほっら、こんなにすごい音楽やぞ。」 みたいな感じではなく、 すごくさりげなく、 それでいて ツボを確実に突いてきて しかもまた さっと離れて ちょ、ちょ、今のなに? みたいに 思わず前のめりになってしまうような そんなライブでした。
わたしが 今日一番気に入ったのは
「寝顔をみせて」
でした。
これは こどものことを歌った歌ですが、 だからと言って 自分のこどもだけを歌うんではなくて その子を取り巻く世界のこと、 その世界が どうあればいいのかということ、 そんなことまでを 歌いきっています。
「空」 の歌の時も思ったのですけど 中川さんの視点は いつもほんとに広いですね。
かといって、 社会の子、みたいな感覚かというと そうではなくて 普遍的な親の気持ちも せつないくらいに暖かく歌われています。
ほんとにいい歌だなと思いました。
また、6/18には ニューシングルが発売されまして、 これが 「海へ行く」 という歌なんですけど 今月 遠征なんかで ちょっと懐具合の厳しいわたしは ボーナスもらったら買おうかな、なんて思ってましたが、
これのキーボードが ほんまに素敵でして 音に酔いしれるって こういうことなんや、って思うくらい すっごい素敵で
その上、今日買ってくれた人には サイン会があります、って 聞いちゃった日にゃ、 買お、と決めてしまいました。
実はね、わたしはもうかれこれ、 7年くらいSFUのライブに行ってて その間には 何度も 物販買った人には サイン会っていうのがあったんですが、
なぜか そこでは買わず、 買ったとしても サイン会には参加せずにいました。
別にサイン欲しないし、とか言うんではないんですよ。
なんていうんですかね、 SFUってほんとに奥の深いバンドで いつもわたしの気持ちの中に
「わたしはまだSFUをわかりきってはいない。 こんなわたしが サインくださ〜い、なんて言うのは なんかどっか ちがう気がする。」
って思ってたんです。
じゃ、なんで今回サインもらおうと思ったか。
決して 「今日のライブですべてがわかった!」 と思ったわけじゃありません。
理由のひとつは それくらい奥野さんのキーボードが素敵だったこと。
もう一つは この頃の中川さんが ほんまに素敵だということ。
この頃、っていうか、パパになってから、ってことですかね。
まなざしがとてもやさいいんですよ。 それから 表情も。
鋭さがなくなったのではなく 以前に時々感じられた ちょっとやけくそ気味なトンガリ部分がなくなって その持前の反骨精神と 他者を受け入れるやさしさとが すごく素敵に融合されて とっても素敵な男性になってる、と感じました。
心やさしき反骨精神、でしょうか。
今までわたしは SFUの発信するものは 受け止めるけれど SFUは わたしを受け止めてくれないと思っていました。
それほどに このバンドは 厳しいまでに崇高でした。
この人たちの生き方に わたしは足元にも及べない、と。
でも、ここ数回のライブで もちろん 足元にも及ばないけど 足元に及ぶ人だけが SFUを聴いてるんじゃない、
SFUの生き方に 少しでも共感するならば SFUは その人をうけとめてくれるんだ、と感じました。
だから、サインをもらおう、SFUに近づいてみよう、と思ったのです。
そう思うと、 今まで 少し自分の中で 「しっかり聞かなあかん」 と思っていたSFUの曲が かなりリラックスして聴けるようになりました。
これは これからわたしがSFUを聴き続けて行く上で とても重要な変化だと思っています。
でも、長かったなあ、ここまでくるの。
7年間、大阪での3ヶ月ごとのライブは 皆勤で通いました。
今日もほんとは 保育の研修会があったんです。
でも、どう考えても 今のわたしには 何度も聞いた保育の話よりは イラクの反戦を訴えるSFUのライブの方が たいせつだと思いました。
だから さぼりました。
よかった。
このサボリは 大正解。
・・・・と、サイン入りCDのキーボードに酔いしれながら思いました。
| 2008年06月16日(月) |
昼席@天満天神繁昌亭 |
楽しかったです!
| 2008年06月15日(日) |
あほの会@天満天神繁昌亭 |
おもしろかったです。
| 2008年06月06日(金) |
◎笑福亭福笑独演会@大阪厚生年金会館 |
一年のうちには どうしても、なにがあっても、 絶対に行きたい! ってライブがあるものですが、 福笑さんの独演会は まさにそのひとつです。
ある意味、お祭りみたいな気がします。
夕方、エレ友&福友の友人と待ち合わせて 会場近くの喫茶店で 前哨戦。
まるでエレカシライブの前のように どきどきしていました。
会場もなんだか 不思議な緊張が漂っている感じ。
これから始まる予期できぬはちゃめちゃな世界を前に 身を引き締めているようでありました。
一番手はお弟子さんのたまさん。
薄い黄色の着物のように見えたのですが、 あれは 「糞尿」 の時に来てた 葉っぱ模様の着物だったかな。
出し物は 「ドーベルマン刑事」 でした。
あとで友人と分析していたのですけど、 たまさんのどこかクールな佇まいに あの、犬のジェスチャーの可愛いさは 絶対ずるい!
だってね、この頃落語会に行くのに、 普通は御年配の方々の後を着いていけば たいてい 会場までたどり着くものなんですが、 たまさんが出演する日は 落語とは縁のなさそうな、 お若い、美しい女性の後に着いていけば 会場につくんですよ。
ほんと、女性に人気ありますよね。
それは、あのずるさにあると わたしは見た!
次は 福笑さん。 「千早ふる」 です。 墨色の地に 金色で星とか月みたいなのとか なんか スペースぽい感じの柄がついていました。
「千早ふる」 は何回聞いたやろ。 でも、笑う。
笑うとかじゃなくて 爆笑してしまう。
「演者の腕」 ですかね、これこそが。
それから 鶴笑さんです。
凄まじい福笑エピソードを披露してくださいました。
師匠である六代目松鶴さんの奥さんの愛称は 「あーちゃん」 とおっしゃるのですが、 そのあーちゃんさえ恐れるというはちゃめちゃさ。
「事始め」 のあつまりで あーちゃんが台所で
「福笑来たら言うてや、福笑近づけんといてや。」
で、案の定、二階から降りてきた若き日の福笑さん、 「あーちゃん〜、すっきゃ〜!」
て、言いながら、 日本髪を結ってるあーちゃんの髷をぐしゃ〜って取って 頭にぶっちゅー、ってしたそうです。
ひ、ひ、ひぇぇぇ。
また、ある港町での仕事の時は 夜、酒の肴がなくなると 魚市場にしのびこんで いけすからイカを手づかみで取ってきて それをさばいて 食べたそうです。
で、次の日、律儀にもお金を払いに魚市場へ。
普通に買うよりも高いお金を払わされたらしいです。
わ、わ、わ、わからん〜。
それで、鶴笑さんは、 ゴジラとウルトラマンのパペット落語。
かわいいし、おもしろいし、だいすき。
青虫のは 途中で装置がつぶれてしまったけど 青虫の動きが ほんとに素晴しくて 世界人形劇コンテストで入賞したとかいう話、 ほんまにほんまやってんなあ、と感心しました。
福笑さん二席目は 「はははぁ家族」。
これ、夏にコスモスシアターで聞いたんですけど 笑いすぎて どんな話やったか あんまり覚えてませんでした。
それで、聞いて行くうちに どんどん思い出しました。
あの医者、おもろいやないか。
「アルジャーノンに花束を〜〜〜〜〜」
って、完全にイカれてるやん!
じいさんもおかしかった。
ねむのきさ〜ん ねむのきさん わたしをねのたに つれてって おめめがねむたくなるように おっぱいのんで ねんねして ぷっとこいて ぷっとこいて ぷっぷっぷ
あかん、かわいい。 この前の定吉の次にかわいい。
この師弟、やっぱりずるいわ〜。
笑い過ぎて かなり息絶え絶えの中入り、 ペットボトルのお茶のんで 気を確かに持って さて、三席目。
もう 演目聞いたときから 楽しみで楽しみで仕方なかった 「軒付」 です。
師匠は それはそれは美しいレモンイエローの揃いで 「佃くずし」にのって 出てきはりました。
この落語はなんといっても テンさんですよね。
わたしは 今まで聞いた落語の中の登場人物では このテンさんが 一番すきかもしれません。
実は他の人でも 「軒付」 を聞いたことがあるんのですが、 テンさんのキャラは 福笑さんのが 際立って立っているよう思います。
だから、福笑さんのテンさん、めちゃめちゃすきです。
ものすごいすきなところは
「あのぅ、えらいなんでしたら ほかにももう一件 聞いた口がおますので、 なんならそっち・・・・。」
と、いなおるところと 三味線をささえてもらって
「へ、もう大丈夫だす。 も、も、手ぇ放してもいけます。」
って 万歳するところ。
あかん、やっぱりめちゃずっこい。
それから、テンさんが てーん つててーん て弾いた時に 軒付の旦那衆が
「それ、ほとんど開放弦やがな。」
とかいうのも おもしろかったです。
弾く動作の時、(「千早ふる」 の三味線の時も) ちゃんと ツボを押さえて指を動かしてはるところを見ると 福笑さんは 三味線の心得があるのでしょうか。
だいたい、今日の演目みていると 浄瑠璃はもとより、 浪花節、河内音頭、長唄なども会得されているようで こういうところと 師匠の奥さんさえ恐れるはちゃめちゃさが うまく融合されたのが 福笑落語なのかな、なんて思いました。
それで さんざん笑い転げたあと 浄瑠璃習ってみたいなあ、とか思ったわたしは ウナギの茶づけが食べたいのでしょうか。
もうね、あきませんわ。 ノックダウンです。 もう今更 弟子入りすることはできませんから、 ただただひたすら 追っかけさせてもらいます。
死ぬくらい しつこく聞いて どれかひとつでいいから しゃべれるようになりたい。
ああ、また悪いクセや・・・・・。
ああ・・・・・・。
| 2008年06月01日(日) |
◎四星球@神戸スタークラブ |
何度も書いてしまいますが、一ヶ月振りの四星球です。 なんだか始まる前、どきどきしてしまいました。 禁断症状とは怖いものだ。
客電が消えると、まるこちゃんの主題歌がかかって、 まるこちゃんのカッコでもしてくるのかな、と思ったら 後ろから バスガイドさん率いる 四星球観光御一行様が 入ってこられました。
バスガイドさんは やすおくん。 白いシャツに黄色のベストを着て なかなかおしゃれなガイドさんでした。
まさやんは セーラー服、 U太くんは リーゼント。
ガイドさんが
「左手に見えるのが 物販でございます。 右手はドリンクコーナーでございます。」
って案内すると まさやんは カメラでパチパチ撮ってました。
そのうち、お立ち台の上には ランニングに 傘さして おにぎり食べてる山下清さんが現れました。
そのおにぎり見たとたん、 わたしは もう気持ちがおにぎりにばかりいってしまって・・・。
お腹すいてたんですよ。
それで、U太くんとまさやんは ステージに上がって やすおくんは ドリンクカウンターあたりから みんなで記念撮影。
「はい、チーズ・・・・ って思ったら。」
で、黄色のベストを脱いだら 白のシャツの背中に 「B’z」 って書いてあって
「はい、ビーズ!」
そして、ステージも一緒になって ビーズの歌うたってました。
それで ビーズの歌から引き継いで
「ビバリバビバリバ・・・・」 で 「吉野川同盟」 が始まりました。
条件反射的に手をあげ、身体を動かしてる自分に よしよし、一ヶ月のブランクは感じさせないな、と 密かにほくそ笑むのでした。
ぼけるところは、 まさやんがやすおくんにちょっかいかけに行ってたけど よく見えませんでした。
で、ど〜め〜のところでは やすおくんとまさやんが お立ち台に上がって
「あっちむいてほい、しよ。」
それで、ふたりであっちむいてほいをして まさやんが あっちむいて、で 人差し指をさしだしたら やすおくんがその指に指輪をはめました。
うれしそうに指輪を見つめるまさやん。
やすおくんが あっち、むいて、ほい、のリズムで
「おれに、ついて、こい」
って言って、 まさやんがやすおくんに寄り添ってあまえていました。
胸きゅん、な青春時代ですね〜。
続くお酒の歌では、 やすおくんがセーラー服のまさやんをじっと見て
「ミドリか!」
って言ってました。
あ〜、あ〜、あ〜、ほんまや〜。
わたしもなんかどっかでこの雰囲気みたことある、って ずっと思ってたんやけど、
そうや、そうや、ミドリや〜。
いや、決してまさやんと後藤さんが 似ているってわけじゃないんですけどね。
わたし、今日はここが一番ツボに入りました。 笑いまくりました。
まさやん、セーラー服、似合ってました。 とてもかわいかったです。
それから、U太くんは リーゼントのカツラを反対にかぶって やすおくんを襲いに行ってました。
3曲目は 「クラーク博士」 でした。
まさやんがおりてきて テーブルにギターを立てかけて さっきのカメラで ぱしゃぱしゃ写真撮っていました。
で、撮影後は ギター弾きながら カメラに顔面を押しつけていました。
なにしてんのかな、と思ったものの、 やすおくんが お立ち台でフープを始めたので わたしはもうそっちに気を取られてしまってたら テーブルのそばの女の子が まさやんにカメラをくわえさせてあげていました。
あ、顔面おしつけてたんじゃなくて くわえようとしてたんか。
なかなか高度な芸やな。
この歌が終わったあたりで やすおくんがまさやんに
「いつまで着とんねん! 気にいってんのか!」
って言って、まさやんはセーラー服を脱ぎました。
そしたらウエストをくるくるまいてあって ほんまにかわいかったです。
で、やすおくんが
「初めての人どれくらいいますか。」 って聞いて
何人かが手を上げたら 「初めての人はわかりやすいように これ貼っといてください。」
って、初心者マークを取り出しました。
「そしたら手加減できますから。」
これもなんかおかしくて 笑ってしまいました。
それから神主さんが持ってるお祓いのんで バッサバッサって お祓いもしてました。
あとで、このお祓いのん レトロ本舗も使ってて おかしかったです。
レトロと言えば 今日のライブの出演が決まったのはGKの時で やすおくんがエレベーターに乗ってたら レトロの女性たち4人が ばたばたって乗ってきて
「なあ、6/1 ひま?」
って聞かれてきまったそうです。
めっちゃ怖かったそうです。
それで、やすおくんが中学生の時、 「すき」 って言われた女の子がいて でも、中学生の時って 照れくさかったりもあったら その子のともだちが4人やってきて
「ちょっと、やっちゃん、 あの子のこと ちゃんとしたって!」
って言われた時のこと思い出したって。
「今日、2限が自習やから その時に手紙書く言うてるし、 受け取ったげてな。」
っていわれたらしい。
あ、曲ですが、「バブル」 でした。
ば〜ぶる〜、ではやすおくんが水着を着てきました。
バブルやってへんひとがおる、 ふか〜く探しに行くから、って言って ゴーグルしてました。
「ふかくの意味がちゃうやろ!」 とU太くんの突っ込み。
それで、そのゴーグルで探し出された人は ものすごく健気な人で やすおくんがその人のこと忘れて 横の女性に絡んでる間も ずっと ば〜ぶるをやってました。
ここで、物販のこととか、ライブ告知とかあって 7/2に出るCDのことも言ってました。
「タワレコとかで予約してもらったら、ね。」
と、照れくさそうなうれしそうなU太くんでした。
それで、やすおくんが
「この前、初めて印税が入ってきました。 半分は親にあげようと思います。 あとの半分は 小道具に消えるかな。」
真面目やなあ。
そして、
「古い歌を新しくしてやったりしてます。」
みたいな話があったので 次は 「潮騒ぎ」 かな、と思ってたら 「カスタネットってね・・・・。」
と話しが始まりました。 ということは 「虹色カスタネット」 やねんな。
これはうれしい。
やすおくんの話は
「カスタネットは 以前は男の子用と女の子用に分かれてて 青が男の子、赤が女の子、やったけど どっちかが売れ残ってしまうから 青と赤を組み合わせた。」
ということでした。
ほんで、歌がはじまったのですけど これは ほんまによかったです。
歌詞の雰囲気は覚えてるのですが ここに書くには あまりにもおぼつかないので 書けませんけど、
その、なんていうですか、 もともとこの歌って 思春期の危うげなゆえに新鮮で純粋な、 なまなましいがゆえに神聖な、
ほんとに思春期にしか存在しない なんともいえない甘酸っぱいせつなさが 描かれているとおもってたんですけど
それに加えて、 その思春期を まるで いつか見た虹を思い返すような懐かしさで 振り返っている情景も歌われていて
はじめは 新しい歌詞、めちゃいいなあ、って それくらいに思って聞いていたのが 一生懸命歌っているやすおくんや、 U太くん、まさやん、モリくんのコーラスや演奏を聴いてると
「夜空ノムコウ」 で歌われている、 わたしの 「心のやらかい場所」 に この歌が じわじわって染みてきて それにつれて じわじわって 涙があふれてきました。
あれ、泣いてるやん、わたし。
そう思った時には もう涙が流れてきていて あとは どうしようもないくらい、 泣けてしまいました。
なんとか涙を止めようとすればするほど よけいに涙があふれてきて、 ほんま ぼろぼろでした。
その涙をまだ片付けられないうちに 次の曲 「しあわせならCLAP YOUR HANDS」 でした。
『今夜、宇宙の片隅で』
ってやすおくんが歌いだしたとき、 うわ、やば、って思いました。
よけい泣いてまうやん。
実際、もうなんぼでも涙がでてきてしまいました。
でも、やすおくんが
「下で歌います。」
って降りてきたとき、 あ、これはあかん、 泣いてるの周りの人にばれてまう、って思って あわてて 涙をふきました。
やすおくんは お客さんの中で歌ったあと、 まさやん側のパイプにつかまって 足場みたいなところに登って そこで 歌い続けました。
すごく素敵でした。
でもね、この歌の時、 やすおくんも泣いてた?
ステージでうたってる時 一回 歌詞がつまってしまったのと、 足場で歌ってるときの表情が なんかそんなふうに見えたんやけど。
わたしが泣いてたからそう思ってしもたんかな。
最後は 「潮騒ぎ」。 いきなりキレるM君。
前の方を占拠している女の子の中に すごいいきおいで突っ込んでいってました。
めちゃくちゃ笑ってしまいました。
でも、見た感じはなんかちょっと不自由そうな動きで 不完全燃焼っぽかった。
思いっきり暴れるには ちょっと女の子が多すぎたのかな。
わたしは この子が おもいっきり暴れられるような 四星球ライブであってほしいと思っています。
女の子が多いのがあかん、ってことではないんですけどね。
「潮騒ぎ」 のあと、 まさやんがお立ち台にひとり登って あ〜、なんやったかな、 なんか歌を歌ってたんやけど 当然 みんな無視して 後片付けをしておりました。
あ〜、楽しかった!!
ほんまに楽しかった。
泣いたし、笑ったし、 四星球ライブを堪能しました。
しかし、なんかね、 まいった、って思いました。
別にわたし 四星球と競い合ってるわけではないですが、 心底 まいった、って思いました。
それから、どうしていいのかわからない、 意味不明な衝動を感じました。
じっとしてられない、 なんかしたい、 そんな気持ちにかられました。
これが四星球からもらったエネルギーってことなんでしょうか。
なんかしたい、なんか残したい。
あれからずっとずっと、 そんな気持ちが渦巻いています。
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