0からのふぁごっと日記
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2006年03月31日(金) 初自主練

音楽教室のスタジオを借りて、自主練!
目標は、ソ〜ミの音を確実に吹けるようになることです。
焦れば焦るほど音が上ずる…。気持ちに余裕を持つこと、思っていたより重要です。
なんだか精神論を言うみたいで役に立たない感想かもしれませんが、ファゴットと
仲良くするつもりで吹くと良い音が出ました。
自分の息が楽器とうまく共鳴するポイントを、毎回毎回しつこいくらいに丁寧に
確認すること。初心者の私はこれだけでもいっぱいいっぱいです。
1時間練習しただけですが、なんとか一歩前進しました。


2006年03月28日(火) オーボエリサイタル

みなとみらいホールでの、日高真里さんのオーボエリサイタルへ行ってきました。

出演…オーボエ・日高真里さん、ピアノ・浜野範子さん、バスーン・鎌田比呂美さん。
<曲目>
B.ブリテン/ オイディプスによる6つのメタモルフォーゼop.48より『パン』
G.F.ヘンデル/ オペラ『リナルド』より『私を泣かせてください』
A.ドヴォルザーク/ 『ジプシーの歌』op.55より『母の教え給いし歌』
B.ゴダール/ オペラ『ジョスラン』より『ジョスランの子守唄』
J.W.カリヴォダ/ サロンの小品 op.228
C.サン=サーンス/ オーボエとピアノのためのソナタ op.166
・アンダンティーノ
・アドリブ〜アレグレット
・モルト・アレグロ
F.プーランク/ オーボエ・バスーン・ピアノのためのソナタ
・プレスト
・アンダンテ
・ロンド
スコットランド民謡/ グリーンスリーブス

ダブルリードいいっすねえ…
アンコールでは私の好きな『朧月夜』が演奏されました。日本民謡イイ!!
ファゴットの出番は上記の最後の2曲のみで、しかもこれだけ少ない楽器の
中でもやっぱり目立ちませんでした。
でも、リラックスして音楽を楽しむ姿勢でいると、自然とファゴットの
音色がフワッフワッと聴こえてきて気持ちが良いです。


2006年03月24日(金) 口、舌、息

レッスン2回目。
前回と同じく、開放のFの音からの練習です。
鏡を見て自分の口の形をチェックします。
ちょっと気を抜くと、ピッチが下がってしまったり
口を締めすぎて音が高くなってしまったり。
・舌は"t"と言うつもりで。
・唇は"p"と言うつもりで。
・口は"u(ウー)"の形で。
・息継ぎのときはリードから唇を離さずに。
難しいいいい。

次は運指の練習です。何度か先生にリードを調整して
もらったら、きれいな音が出易くなりました。
「ド→レ」「レ→ミ」:指を離すだけなので○
「レ→ド」「ミ→レ」:×。穴はどこ!?
しかも指穴の周りに謎の水滴が…指が滑る滑る。
左手人差し指の押さえが特に甘く、すぐずれてきてしまいます。
そのため、「ソ」の音を出そうとしたら1オクターブ上の音が出てしまいました。
先生「オクターブ上の音はここの指穴を半分開けて出すんです。
   そのことがわかって良かったね」
「ソ」の音は結局1、2回しかまともに出せませんでした…。
先生曰く、これは暗がりで家の電気のスイッチを入れるようなものだと。
私は新居に住み始めたばかりだからうまくスイッチを入れられないけれど、
慣れればすっと押さえられるようになりますよ、と。
安定したまっすぐな音を出すために、口の形や舌の動き、息の勢いに
全神経を集中させること。
これが最も基本的かつ重要な練習ですね。本当に難しい。
ピッチを上げすぎないよう気をつけて吹けば、もっと強く吹いて良いと言われるし、
強く吹けば音が上ずってしまうし。きっと私が言葉の意味を勘違いしているのでしょう。
先生の言わんとするところをきちんと理解できるようになりたいです。
早くまたファゴットを吹きたい!個人練習いくどー!


2006年03月23日(木) ファゴットはじめました

3月某日
勇気を出して、ネットで見つけた音楽教室へ。
ファゴットの先生とお話をさせて頂きました。
なんとその先生、私が通っている大学の管弦楽サークルの指導を
昔してらっしゃったというじゃありませんか!奇遇。
全くの初心者なんですと言うと、「オケにも入ってないの?」と
やはりビックリされてしまいました。
でも良い先生みたいで良かったです。
ウェーバーの『アンダンテとハンガリー風ロンド』を吹いてくださり、
先生「こんなのが吹けるようになったらいいよね」
カイロ「はい、吹けるようになりたいです!」
先生「レッスンを受ける意思はありますか?」
カイロ「あります!」

こうして、私はその先生の下でファゴットの指導を受けることになったのでした。


3月某日
初レッスンの日。
まずは楽器の組み立て方から。高価な楽器なので、怖々しながら
丁寧に組み立てていきました。
特に怖いのがボーカルです。「下手するとポキッといくよ(先生)」。
ボーカルの大きくカーブしている部分(根元付近?)を下から持ち、取り付けます。
首にストラップを付けたら、次は楽器を持つ時の姿勢です。
脚は肩幅。右の腰をやや後ろにひねり、頭はまっすぐ、正面を向きます。
左足を少し前に出すと、うまくバランスがとれました。
左手でファゴットを持ち上げたとき、まっすぐにした頭の、口の位置に
ちょうどリードがくるようストラップの長さを調節します。
そしてとうとうきました、音を出す練習です。
リードに息を吹き入れてみたら……いきなり鳴った!!!
きれいな音とはとても言えませんが、早くも興奮状態のカイロ。
先生「ファゴットが好きなだけあるね〜」
いやあ〜それほどでも〜。調子に乗りすぎです。
私は楽器を吹くのに適した唇の形をしているそうです。
上唇の下側の真中にでっぱりがないのがいいんだそうな。
音が出たら、今度はタンギングの練習。
1.息を吸う
 ↓
2.リードの入り口に舌をつけ、息を吹き込む
 (入り口をふさいでいる状態なのでもちろん音は出ません)
 ↓
3.息を吹き込むのを継続しつつ舌を離す(音が出る)
ファゴットでは、タンギングはこのようにして行います。
慣れてきたら、いちいちリードから口を離さずに、連続して
タンギングする練習をします。これ難しかった…。
運指はドとレのだけ教えて頂きましたが、これは悲惨でした。
吹くたびに違う音がする!
ファゴット道は甘くない。練習あるのみです。


2006年03月22日(水) はじめまして

始めまして、カイロだんちょです。
『0からのふぁごっと日記』と題しまして、これからここに
筆者のファゴット奮闘記を書き留めていきたいと思っております。

ではまず私のプロフィールなどを。

HN:カイロだんちょ
出身地:東京都
血液型:AB
職業:この4月で大学3年生
部活動:中学→割烹部
     高校→美術部
趣味:絵を描くこと
楽器経験:・小学校低学年のときにピアノをほんと〜に少々
       (バイエルからやっと抜け出せた程度)
       ・大学2年〜 独学フルート
      (相棒が吹奏楽部でフルートを吹いている
       &安価でも手に入る楽器だから) 

「なんでこんな奴がファゴットを!??」と思われたことでしょう。
ずっと美術畑にいたこともあるでしょうが、
この歳になるまで楽器経験が全くと言っていいほどありません。
リズム感覚もありませんし、楽譜もなんとなくでしか読めません。
でも、ファゴットに一目惚れをしてしまったからには
もう始めるしかありません!
こんな方、少数派かと思いますが、他にもいらっしゃるのでは?
この日記が、そんな「遅咲き(?)組」の励みとなればいいなと
思っています。


カイロだんちょ





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