2012年08月31日(金)
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ロックオペラ!モーツァルト!! 続き
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ttbのことを書いたあと、ふと思い立って2006年の再演の感想を読んだ。 (やっぱり日記は後で読み返す自分のためにあるな) 声の線が細いのがイマイチとか書いてた。
思い出した。うん。確かにそう感じた。 声を太い実線とすると、それが真っ黒じゃなくて、時々薄くなったりうねったりするのが気になってた。
いや、声に色があるし、歌に感情はあるし、で、いて自然で、もちろん素敵だった。でもそう感じたんだ。あの時は。 その後、Hedwigを越えてその後は全くそうは思わなくなった。 初演時の厚生年金会館FINALでのMidnight Radio。 宇宙まで伸びていきそうな白い光の強さはは忘れられない。 磐音さまで殺陣をやって、丹田に気を落とすことに慣れたのかも、っつー気もする。
声にアンカーがついた、とでも言うか。(アンカーって船が降ろすあれのこと。) 力強くというのとはまた違って。従来どおり繊細で優しいんだけど、揺るがなさが基調にある感じ。
ロックオペラ!今なら完璧だ!いいないいな。
蠍に火星が入ってブイブイ言わす時期のTTBに、蠍に土星が入り鍛練の2年半の幕開けがロックオペラ・モーツァルトか。 いいな。ぞくぞくするぜ。 そして、いつか服部隆之さんと、日本オリジナルのオペラでもぺラオでも、を希望!
追記:Yahooのリアルタイム検索を後追いで追いかけて見た。 面白かったのは、あっきーの所は公式から会員にメールが届いたらしいが、 山本さんのところは、「連絡ないじゃーん」との声も無かったこと。誰も期待しとらんのか。。。 ま、ウサニとttbの稽古の両建てから、ttbまであと2週間。 公式発表に後追い入れる余裕がないのは皆承知してるってことだ。と推測。 (余裕があれば入れるのかとか、そもそも余裕があったのは何時だ?との話もある)
2012年08月30日(木)
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ロックオペラ!モーツァルト!!
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何と! 話を聞いてから、顔に力を入れて相当きりっ!とするよう努力する。 油断した瞬間に顔がにへらぁ〜と崩れるのよっ! しょーがないので、トイレの個室で「うきゃー」と喜びの舞い踊りをして、気持ちを発散する。 まぁ落ち着け。
山本耕史さんが2月にロックオペラ! しかもモーツァルト!
縁はまだ切れてないんだ。 『毎日モーツァルト』当時はBSは録画出来なくて(録画機が対応していなかった)見たけど、録画は余り持っていない。(後半は知り合いが見かねて録画してくれた) あー思い出したら見たくなってきた。
場所はシアターオーブ。 「前方がフラットだとかで評判も今イチだし、ミュージカル専用であの席数で運営どーするの? 結局帝劇みたいにJ頼みになるんじゃね?」とか文句言いつつも、 ミュー専用なら、やっぱ一度はここで山本さん見てみたいなぁと思っていた。 こんなに早く実現するとは!
フランス版の写真とかを散見するに、ゴスっぽいロック? いやぁ他のキャストは?ねぇサリエリは? 結構、大がかりな感じ? 評判聞くに曲がいいらしいじゃないですか。 って一週間でWキャスト。公演何回なんだろう? ロックでオペラでモーツァルトで。やばい、何回行っちゃうか。
って、だから、まぁ落ち着け。 チケット売り出してから考えようね。。。 早速CDで予習しようと算段中。
あ、でもTTB!が先ね。 もちろんこれはiShuffleに入りっぱなしさ。今までもこれからも。 30/90がないと朝が始まらない。
2012年08月29日(水)
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TTBを楽しみに待つ
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ウサニも終わって、TTBの稽古も本格化した様子。 楽しみだぁー。
2006年の再演を振り返ってのコメント「結構満たされていたかもしれない」があった。 今思い返せば、2007〜2009年の磐音とHedwigの3年間を控えていた、勝手なイメージでPreないしは前夜な印象がある。 それらを終えて、自分で舞台を作ることに着手した2010年。2012年35歳で再々演。 (主だったスケジュールを図示化しているので・・・。職業病だ) 壁を階段に登ってく絵が見える。
2006年は10月31日はBirthday Liveにも参加した。 35歳になった山本さんのファンでいるかどうかはわからないけれど、 でも有る時期の心を支えてくれた感謝はあるだろうから、きっと35歳を越えたら"ほっ"とはするだろうなぁとは思っていた。 予想外に、未だにずっぽりなわけだが。(ホントに予想外だ)
人は30歳の誕生日を迎えた時のような人生を送るという都市伝説?がある。 仕事に追われていたらそのような、痴話げんかをしていたらそのような、一生になると。
あの日は華麗の撮影と舞台2本立てだったはず。 そんな一生、になったら・・・・・・・・・・嬉しいーー!!!
書き忘れのウサニの感想で書きもれていたのをいくつか。
どう見ても小学校低学年の女の子とそのお母さんが見に来ていたのだが、 あれは内容を知ってのことなんだろうか。。。 真野ちゃん・イチゴ・ウサギのぬいぐるみ などの単語に反応して「お子様向け」だと思って来ていたら笑える。
W.トレッドゴールドは前の週にちゃんと教え子が見るにふさわしい演目かをチェックしていた。 (って、誰かというと『ロスノフスキ家の娘』(小説)に出てくる登場人物なわけだが。) 親戚筋という可能性も無くはないが、それにしたって見るもの選べ。
後部座席は結構派手に空いていた。 リピーター割引やって、ほぼ半額でチケット売ってこれか。 上演回数見誤ったんじゃなかろうか。
話は変わる。 台風と地震。 大地がプラスかマイナスのどっちか(そりゃどっちかだろう。。。)に帯電していると、地震が起きるということで、 そうなると逆に台風は来ないのだという。 なので、今年台風は本州に上陸しないでしょ、って。
何か暑いだけじゃなくて、熱波の気団に閉じ込められている感じはある。 エアカーテンならぬ、エアー蓋のような。
2012年08月27日(月)
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高気圧の忘れ物・函館土産・ウサニ
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チベット高気圧と太平洋高気圧が日本列島を覆うと暑い。 退くとそこに谷間が出来て、台風が来たり、大陸から高気圧が下がってきたりで、 雨が降ったり涼しくなったりするという。
今年はチベット高気圧と太平洋高気圧が退く時に、ぽこぽこと小さい高気圧を残して行き、それが掻き揚げのように日本列島に積みあがっているのだという。 それで、蓋をされたように暑いのかー。 掻き揚げを吹き飛ばすような猛烈な台風や前線でも来ないと、どうしようもないという。 なんかもう、ぐったり・・・・・。
================================================================ あ、でも良いこともあった。 函館のお土産で、土方歳三の赤ワインと白ワインを貰ったよ! (つか、頼んで買ってきてもらったよ!) ついでにクリアファイルとケータイストラップも貰ったよ! 五稜郭の絵葉書も貰ったよ!
ポートレートはその昔買ってきてもらったから持ってる。 そろそろいい加減自分で行けよ! と思いながらも、どうにも国内旅行には非常に腰が重いのは自分でも不思議だ。
白ワインは冷やしてあるので、今週末飲む。
================================================================ 気がつくと、ウサニ・オープニングで妖精が歌う『きみがいた』を脳内でまわしている、という。 半音移動が多い、いかにもキーボードで作ったKOMUROメロディーって実は親和性があるんだよなぁ・・・。
忘れないうちに書いておこう。 書きもれたウサニの感想を。 スネーク大王様の本日のお言葉。23日ソワレ(もちろんうろ覚え) 『今日、妖精たちは楽屋でずっと下着のカタログを見ていた。何があったのだ?!』 のような感じ。 どっか、33公演分の本日のお言葉集とかないかしらん。
主演の溝端くんは、以前トーク番組で見て、愛されオーラ満載で、あぁなるほど好かれるわけだと納得したのが最初の引っかかり。 舞台を見て、上手いか下手かはわからないし、惚れたというわけではないけれども、 頑張っているなぁと好感を持った。 ただ、今回に限らず、演じている時の魅力が、フリートークに適わないのが惜しい感じ。 もっと何かいい役に出会えるといいね。
2012年08月23日(木)
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ウサニ@ル・テアトル銀座
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「メルヘン・マティズモはホント嫌い」
おそらく正しい単語ではないと思うけど。 要するにべったべたのロマンティシズムないしは乙女な夢物語を、そうならそれで表現も乙女っぽく、技巧(=可愛く)か含羞(=照れ)を持ってすれば、まだ可愛いものを、表出はごり押しマッチョ一本槍。 結果、技巧はおろか取捨選択すらせず、NoFilterで自分の男性性に都合のよい脳内妄想の垂れ流しになる。
ってな人・作品に合うと思う。 「まぁた、メルヘン・マディズモかよ。若い時に誰かに盛大に水ぶっかけられとけば、 いい年こいて、こんな恥ずかしい思いしなくてもいいのにね。」って。
好きな人もいるのでしょうけれども。すっごい視聴率取っていた時代もあるのだから。 私は、この脚本家の作品は彼の絶頂期ですらほぼ一度も見たことが無く、猫跨ぎ(=猫ですら跨いで通る)と呼んで遠巻きにしていたほど、好みではない。
な、脚本家が初舞台作品を書き、演出家があれで音楽があの人。 しかもあらすじがあれだ。
そもそも期待値がたかが知れており、チケットも1枚のみ。 山本さんが出ていなければ、チケット貰っても行くかどうか。 という前提で言うと。。。。
良かったですよ。期待値をほぼ満たしてくれました。
山本さんの朗々たるセリフ回しが新鮮。 シェークスピアとか、ザ・大芝居っつーのを見たくなった。
舞台の空気の掴み方は別格。 存在感があるし、居方自由自在でありながら、舞台をきちっと締める。
王者の風格があり、笑いを取り、で寂しげでもあり、色々な面を堪能出来ました。
そして、チケット1枚で大正解!と、安堵しながら家路に着いたのでした。 あ、でも写真1セット買ってしまった。好きな舞台じゃないけど、記念ね記念。
2012年08月22日(水)
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薄桜記6話 あっさりとした感想
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どうでも良い話から。
瀬川三之丞の出番はもうないのかな。 それ以上に、石丸幹二もあれだけ?格好良かったのに勿体ない。
ばか兄貴はまだ出そうだが、2話でも思ったが若い頃はもうちょっと上手かったと思ったんだけど、 何か「あれれ?!」という感じ。 すっげー上から目線で何様なのはわかってるけど、率直に浮かんだことを書くと、伸びそこなって残念な感じ。 雰囲気好きな人だったんだけどな。 台詞がふわふわして聞こえるというか。 そういう役だからかなとも思ったが、そればかりという気もしない。
原作でも本筋とはあまり接点がない紀伊国屋文左衛門だが、これまた出番は以上か? 高嶋弟は、裏も表も知り尽くした渡世人な感じが最高。 やっぱ良いなぁこの役者さん。 ともさかりえの声も好き。 そして、いよいよ吉良様も本格的に登場し、楽しみだぁ。
その昔、『柳生武芸帳』が映画化された時に、脚本でよく、物語が整理されていたため、 映画を見た五味康佑が「『柳生武芸帳』とはこういう話だったか」といったという逸話があるが、 今回のも「『薄桜記』とはこういう話だったか」と言って貰えるような気がしている。今のところ。
第六話はお話を楽しむというより、山本さんの典膳の所作を愛でる回でした。 ただ何気ない座る・立つ・目を閉じる、それら全てが端正。
思い出したのは「オーラの泉」での美輪さまのコメント。 "形にこだわる" そのプラス面(マイナス面が何かは具体的に浮かばないが)がこの神経の行き届いた立ち振る舞いなのではないかと感じた。
もちろん殺陣もね! ホント、腕の位置がわからない。
どこか若芽の緑の柔らかさと明るさを持つ磐音様も素敵だったけれど、 硬質で、でいて、少々傷と痛みが出てきた、大人の男の魅力の典膳様もいいなぁ。
植物系に対して、なんか大地とか岩とかを感じさせる。でも岩石系っつーとなんか違うし。 表現出来ないや。
2012年08月21日(火)
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其礼成心中@パルコ劇場
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人形を上に持ち上げてやるのかと思った。え?それって人形浄瑠璃? 文楽と人形浄瑠璃って別物?同じ? 人形の口が動くようなイメージもあったんだけど、、、って、それはチェコの操り人形だよっ。
ってなほど、文楽についてはなにも知らず。 でも、三浦しをんの『仏果を得ず』を読んだら、そりゃ行きたくなるでしょう! という時に、三谷幸喜の新作! ど素人には最高じゃないか。と思いチケットを買った。
笑った笑った。劇場大盛り上がり。 こんなものを文楽と思わないで欲しい、との評も読んだが、 漫画でも演劇でも美術でも、あらゆる題材を多様な表現でやってる。文楽だって、歌舞伎だって色々でいいじゃんと思う。 しかも、どっちも下世話な庶民の文化だし。
最初はやっぱりおかしかった。 だって2歳児ほどの小さな人形の後ろに黒頭巾から全身黒ずくめの男が3人ひしめいてるんだよ。 心中場面とかで男女2体の人形がくんずほぐれつすると、その後ろには黒ずくめの大の男が(しかも結構がたいが良い。当たり前だ。中腰でずっと人形操ってるんだもの)が6人わやわやと団子になっているという。 これは笑うだろう。
話が進むにつれて黒い人が見えなくなるんだよ!不思議! ということはまるでなく、最後までわやわやとしていたが、何ていうかそれはそれ、として気にせず楽しめるようなるのは驚くほど早かった。
で、人形がね。 表情変わらないのに、何か感情が見えるような気がする。 でも、つるんとした顔故の非現実感と悲しさもあって、不思議な浮遊感。
感覚としてはアニメに近い気がする。 「1体を3人掛かりで動かさんでも人がやれば。」って、「アニメだって何枚も絵を描いて動かさんでも人がやれば」ってのと同じ。 やっぱ2次元萌えは江戸時代にだってあったんだろうと思う。
あと単純に気持ちが良かった。 太夫の語りの胆力、三味線のキレのある音色。 ここで寝たらさぞ気持ちよかろうとの誘惑に襲われた。 肌から染みてアルファ波が出るようなそんな音たちだった。 チケットがあったらもう一回行きたかったなぁ。。。
パンフレットに三浦しをんが文章を寄せていた。(今誰?って言ったらそうだろうな)
"「それなり」と聞くと『新選組!』(三谷さんが書かれた、大河ドラマ史上に残る傑作)のあの名言、 「みな、それなりにありがとう!」を思い出さずにはいられないわけだが、(後略)" と書いていて おぉやはり組!ヲタだったか。と発見したような気になったが、全く意外性はないな。
『舟を編む』より 『仏果を得ず』のほうが好きだけど、映像化は難しいよな。
そういえば、『舟を編む』のチャラ男西岡はオダギリジョーくんが演じると聞いた。 悪くはないけど、一見チャラいけどその実・・・という設定なのに、 ジョーくんじゃ真摯で心の奥に熱いものがあるって、ばればれじゃん。 西岡はもっと一見心がない感じのイメージだったんだけどなぁ。10歳若いユースケとか。
ジョーくんと言えば、次の大河で新島襄だというではないか! 日9のお茶の間ドラマに局を変えてまで出て、どーなってるの奴のマネージメントは!と憤慨していたのだが、新島襄はいい!これだよこれ。こういうの待ってたんだよ。 クラシカルないでたち絶対に似合う!生命感溢れる八重を妻と並んだ絵も綺麗。 来年の大河は結構キャストがツボだなぁ。工くんもでるしな。 見てみようかな。
西生まれなのに、何故か会津に縁があるのも面白い。 山本さんの35歳といい、縁って面白いね。
2012年08月16日(木)
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非常にあっさりとした薄桜記第5回の感想
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扁桃腺を腫らしております。 っつか、具合の良い時のが少ないんじゃねーかという我が身。
でも、救急車の御厄介にもならず、捻挫骨折もなく、手術も盲腸のみという、 貧乏な家のカルピス見たいな体調ということでしょうか。薄く長ーーーくと言うことで。(自嘲)
それはともかく、明日は薄桜記第六回! いよいよ、片手・真剣の立ちまわり! かっこいい映像になってると良いな。
前回は典膳様のWildさと、赤穂・上杉の並行リクルートの描き方が素敵でした。 時代劇じゃなきゃ出来ないようなどストレートなLOVEいシーンもそりゃ良いものだけれども、 それより安兵衛との心を許したぶっきらぼうの方が可愛さ2倍。
江守徹の美声は相変わらずだが、滑舌が気になった。前からあんなだっけ? 以前ナレーションとかやってた時はあんなじゃなかったと思うのだが。。。。 自分では気にならないのだろうか。
ジェームス三木って別に好きでも嫌いでもなかったが、 初めてじっくりと作品を味わって、原作からの取り方活かし方・話の流し方・ しぼれば感情がしたたりおちるような台詞・べたな笑い、なにより次に引っ張る話の吸引力と構成力が流石。 流行りや今におもねることなく、王道を自信を持って歩いている感じ。 凄いなぁ。流石だなぁ。
で、最後に。 かっこわらいの演出のリズム嫌いじゃないんだよなぁ・・・と思ったものでした。
2012年08月14日(火)
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背中が硬いのではないかと推測
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やりたいのは単純は話。前屈と後屈。 前屈といっても股関節曲げるやつじゃなくて、猫背になるやつ。 ヨガでいう猫のポーズ。
自分が"こうなっているはず"と思い描いた絵と、実際が違いすぎる。 鏡を見て驚いたが、さらに、じゃあやってみようと鏡を見ながら、脳内イメージに合わせようとしても、 何をどうすればそうなるのか、わからない。そこを動かす頭の回路が切れてる。 身体全体が硬いというより、そのポーズが極端に苦手。
まず前屈。 猫のように丸くなっているのは胸の後ろ側だけ、ウエストから腰がまったくもってぴーーーんとしたまま! 全然猫じゃない。
さらに後屈。反ってるのは腰だけ。 その上はこれまたぴーーーーんと。胸だを反りたいの! もっと出来ている気でいたのにな。猫のポーズって簡単じゃんとか思ってたのに。 ばかばか。どっこも猫じゃないじゃん!
イナバウワーが出来るようになるとは思わないが、背骨は蛇腹でしょう。 絶対にもっと滑らかに曲がるはずなんだよ。骨格上は。 だけど、全然出来ないどころか、何をどうしたら曲線になるのか?! 力のいれどころからして、さっぱりわからん。 手で、背中を押さえて"ここを曲げる!"と意識入れてみて、自分では曲げているような気になるのだが、 鏡を見ると悲しいくらいぴーーーーんとしている。
あー情けない。悔しい。 左の股関節もがっちがちだしなぁ。 しかも伸ばしすぎて、いや、正確には伸ばそうとしすぎて(だって伸びてないから) 筋を痛めたっぽく、今まで以上に動かなくなってしまった。
以前、外気功で気を患部に当てると痛めたひざとかひじとかが治るお医者の話を聞いた。 スポーツ名門校の運動部には、大抵そんなお抱え気功師のような人がいるらしい。 気功あてて体を柔らかくするとか、そういうのないだろうか・・・・・・。 って、それは邪道だよな。安直過ぎる。怠け者の思想そのもの。
実は肩が痛いという知り合いが予約を入れている。(一カ月待ち) 効いたら、面白いから私も体験したいな。 でも、開脚前屈すると股関節が痛い、とか言うと怒られるかもな。。。。
2012年08月13日(月)
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ジルサンダー NAVY
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パンプスを買いに行ったはずが、ピンとこず、閉館時間まで時間があったので ちょっと服でも眺めて・・・と思っていたら、うっかりTシャツを購入。 秋服じゃなかったのか! (でもまだ暑いし)
ジルサンダー NAVY。 初めて買ったけど、要するにジルサンダーの安い版だよね?
安い版で50%OFFで、それで、13ってどーよ! 高い版の定価だったら幾らするんだか、想像もしたくない。
たかが綿100のTシャツのくせにたっかいなぁ・・・と思いながら、 試着すると、これが流石のカッコよさで。 微妙な素人には理由がさっぱりわからないけど、結果は全然違って、「あかん。これはやばい。買おう。」と即決。 (表現が子供)
Tシャツでこれなら上着とかどんなん?と興味はあったが、「どうどう」と奔馬を抑える。 夏の上着に金掛けるの勿体ない!どうせ、手で丸めて持って歩くんだから。
涼しいので生きやすい。 また、暑くなるのだろうけれど、でも秋服も考えたい。 気分は黒なんだけど。陰気だろうか。 とりあえずパンプス欲しいな。黒のシンプルな、でも、綺麗で、がんがん歩ける7センチヒールの。
11日のアフタートークにつられて『ウサニ』のチケットを買おうかと逡巡したが、 意外に面白い、との声も聞くが、やはり脚本家の彼の作品で好きなものはないことと、 先週具合悪くて不義理したフォーローもせずに銀座直行というわけにもいかないだろうと、 見送る。
大人じゃーん!って、その言い方が頭悪過ぎ。 こんな大人になるはずじゃなかったんだけどな。
2012年08月08日(水)
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芥川賞が陳腐化 って
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販売促進で送られてきた雑誌の記事。
"新規読者の開拓は必要だが、現状は媚びて、自らが陳腐化に手を貸している"と書いてあった。
今回の芥川賞が30代女性で直木賞と揃えたっぽい ニコニコ動画で受賞記者会見のネット中継をしている 作者のキャラクターや属性をことさらショーアップしてる
などを指しているようだ。
あほらしい。 そんなに純文学って高尚か? そもそも純文学とそれ以外って何がどうちがうんだ。 ある本に、ストーリーで読ませるのが中間小説で文体で読ませるのが純文学ってあったけど、 明るくこなれた文体は除外だろうから、そうとも見えない。
どんな本であれ、読書なんざ生産性のない、単なる暇人の娯楽なんだから、 陳腐化という表現自体が外れてる。 しかも、芥川賞なんてそもそも販売促進イベントなんだから、なにおか言わんや。
柔道といい、そもそもそんなご立派なもんじゃないだろーなものを、 祭りあげて聖性くっつけて、結局廃れさすって、一体何をしたいんだろうか。 崇めて欲しいんだろうな。
重ねて言うが、あーあほらし。 あ、でも柔道で思い出した。 中村美里さんの金メダルは見たかったな。笑ったとこ見てみたかった。
典膳様 美しいなぁ、話に引き込まれるなぁという感想はデフォとして。
それ以外のことを。 3話の月に赤の切り傷のCGは、ったくだから"かっこ笑い"わよぉ・・・と思ったのですが、違う演出家だったのね。 そう言われてみると、そういえば・・・のところもあった。
話の展開が違うんだからテンポが違うのはわかるんだけど、それ以上にリズムの取り方が、 なんか輪郭が緩いっつーか、ドラムの音がボヤンと滲んでるような、 多分シーンシーンの切り方が自分のリズムより1秒多いとか、そんなイメージ、 あー、上手く言えないけど、そういやぁ違ったな。と、 後付けで思った。
"かっこ笑い"の演出のリズム感は結構好きなのかなぁ?(もちろんチープなCGは除く) 今度の演出担当でじっくり確認しよう。
4話の最後。 典膳様の寂しげな述懐。 死に花の咲かせどころのない、自分の生きて行く先が見えない辛さ。
淡々と語る口調と表情の奥に、自嘲・煩悶・迷い・意地・決心、その他分類も出来ないような 感情の揺れが見えて好きなシーンでした。
安兵衛の高田馬場の決闘の話かと思いきや、それをきっちり本筋の武士の矜持、それも主人公のに 集約させてくるのに感動。流石の構成力。
高田馬場の決闘も途中で下手に切らずに、その時"典膳は・・・"みたいなシーンを入れ込まず、 ぶっ通しで流していたことも好感。 畳みかけるような戦のシーンは、いさぎよくどーんと一気通貫で見たい。 良かった。
あー、もう清盛の文句はやめろと思うのだが、 やっぱり乱のシーンをぶった切って、妻だか妾だかを入れた演出には気持ちが切れた。
5話、楽しみです。
2012年08月05日(日)
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冷風/ウサニ/堺雅人さんの"自在"
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月が変わって、空調の設定が変わったのか、そして、今いるところが古いビルなのもあって、 クーラーの冷風直撃!
木曜日まで色々な策を講じて耐えたが(スカーフをジプシーのように巻くとか、 ダウンのケープを肩に掛けるとか)、やはり温度はさておき、風が当たり続けるのは相当にきついことが判明。
金曜日に頭を揺らせない勢いの頭痛。 午前中休んでどうにかなるかと思ったが、やはり席に座って1時間で絶不調。2時間で限界。 遅刻して早退した。 席は変えてもらうことになった。早く訴えれば良かった。
日曜日になってようやく蘇生ないしは解凍された。 ホント夏はつらい。
======================== ウサニ始ったねぇ。 案外好評で嬉しい限り。 山本さんだけでなく、お話もまぁ楽しめそうじゃないですか。
テンペストで2枚取って1枚で良かった。。。と後悔したので、今回楽日近くの1枚のみ。 学芸会なら素人っぽい方がいいだろうと、真野ちゃんの方にした。 安くなってるから買い足そうかと思ったが、それほどでもなさそう。 TTBがなければ足したかもな。それか、歌ってるなら足したかもな。
======================== 先の日記で堺さんを漢字2文字で言うと"自在"って、自分で書いておいてあれだが、 何で"自在"?とずっと考えていた。そう器用な俳優さんという印象は無いし。
ようやくわかった。 堺さんって操り人形っぽいんだ。特に映像だと。 もちろん他の有象無象の操り人形とは違う。操ってるのは堺さん自身。 人形を自在に操れるプロの人形使い。
人形故の動きの機械っぽさと、ぴしっとその場にハマれる技術力、 自分のみならずシーン全体を俯瞰で見ている冷静な視点。
そんなところが、"自在"かなぁと思う。
もうみないはずで、録画も切っていたのだが、時間がずれたのもあって見てしまった。 平清盛 崇徳上皇の最後の回。
色々やりすぎ・・・とは思ったけれど、まぁいいや。 キャスティングは最高なんだけどな、このドラマ。 当分の間は誰が崇徳をやっても、やっぱり新さんがーって言われることだろう。
Naviでの山本さんの対談にも出てた2作品、ピンポンとチェイスは見たよー。 ピンポンは好きすぎてリピーターになったし、パンフはもちろんサントラCDも買ってしまった。 おすぎには映画じゃないと酷評されていたが、好きだったなぁ。 これも、キャスティングが秀逸。
新さんのイメージは漢字2文字で言うと霧雨。 皮膚呼吸で細胞に染み入るような細かい粒子で出来ているような印象。 輪郭がきっちりしていない、惑星で言うと海王星。
興味がある人だったのに加え、山本さんのお名前も出ていたのでステラ買っちゃったよ。 引き合っていたようで嬉しいな。
漢字2文字シリーズでいうと、 おぐりっしゅは泰然、むかいりは任務、藤原竜っちゃんはべただけど天才、堺雅人さんは自在、斉藤工くんは不穏。
工くんを初めて画面で見た時、血の匂いがするーって思った。 若くて端正でつるんとしていて、粗暴でも下品でもないのに、でも、つやつやと輝く血だまりが見える。 本人が血まみれっつーんじゃなくて、笑顔で立つ床の後方に背景としての血だまりがある。
何か奥が深そうで面白いーと思っていて、これまたNaviの対談でこれまでの生き方の一端を垣間見、 山本さんとも意気投合していたようで、これまた嬉しいなっと思った。
山本さんを2文字で言うと、"宿命"かなぁ。 生まれたときから道が決まってる、ってとこで。
2012年08月01日(水)
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enpitu日記復旧コメント追加 & 娯楽産業の分業化
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enpitu日記の管理者コメントを読んだ。 「サーバーが落ちているのに気がつかなかったので・・・」
管理者が気づかないってw。お友達がニュースを聞きつけて連絡取ってくれたんでようやく対応したとか。 うけたー。好きだー。このぬるさ。 惚れ直してしまった。だめだ。やっぱりもうしばらくここにいよう。 一日に複数個書けないとか(テーマごとに分けたいじゃん)、今後が不安とか、色々あるけど、 このまったり感は捨てられない。
2chでも該当スレでも話が出ていたのね。読んだ。 enpituユーザーってだけあって、ちょっと気が薄いというか、物事に対する距離のとり方とか似てる。
ブログでも、コメントとかトラックバックをOFFに出来るのも有るみたいよ〜 の話もあって、笑った笑った。 そこ気にするとこ? って私もだ。
人のブログでさ、山本さんの舞台関連の感想(いつも明るくて素敵な感想なんだよ)にわざわざ 「見にいける人はいいですよね。」みたいな厭味を残した奴がいてね。うっかり眼に入ってしまった。
それにちゃんとお返事してるんですよ。「はい。恵まれてると思ってます。」って。
大人だぁー。さすがだぁー。 私には無理だぁー。 きっと、喧嘩売ってる?買っちゃうよ買っちゃうよと脊髄反応して、すっごく場を悪くしちゃうのが目に見えてる。 「いいでしょう。日頃の行いが良いからかな」とか言っちゃうに決まってる。 「人の楽しみに毒吐くほどドロドロしたもん抱えてないしね」とか余計なことも言いそう。 人の感受性の面倒まで見られない。
enpituだと、ま、来る人もそう多くないし、志向がマニアだろうし、 自分の面倒は自分で見られる大人が多そうなので、そこも楽。
ということで、しばらくはここにいるよ。Fc2は開設しちゃったんで使い方は考えてみるよ。 本LOGにしようかと思ってる。両方更新するほど気力はないが題名くらい溜めて見るのも面白そう。
さて、日曜日にUPしようと思っていたのは、以下の話。 =======================================
今読んでいる本の中で、60年代は音楽がその市場がティーンエイジャーに広げ、 大きく商業化した時代と書かれていた。 大衆化とも言うのかもしれない。あるいは駄菓子化。 KISSやQueenについても同じことを聴いた気がする。 「いままで、おっさんが小難しい顔して聴いていた音楽が、10代女子ないしは男子がきゃーきゃー言うものに変わった。」と。
って、考えると「CDが売れない。DLも伸びない。誰もが口ずさめる歌がない。」は別に目新しい話ではなく、 そもそも音楽って、それを好きな人がぐーっと意識集中して楽しむものでしょ、基本ナマで。 という原点に50年ぶりに戻ったというだけの話か。
同じ本に、娯楽産業の分業制の複雑化が始まった時代も書かれていた。 スタイリストなる言葉が生まれ、例えばアルバムジャケット1つ作るにしても、デザインやイメージ作りにプロが分業して行う。 分業すると何が生まれるか?創作の内側に金の流れが生まれる。金と労力のポリティクス。 対比する言葉はセルフプロデュース。
こっちの話も一週回って元に戻った感じ。 お便利ツールがあるので、はんちくなプロに頼まずとも、自分でかなりのところまでなんとか出来る。
資本主義の行き詰まりに合わせて、細胞分裂にも似た分業力学も先が見えない感じ。 CDの売れ行き低迷とLIVEの隆盛とかね。 時代はオートメーションから、家内制手工業や職人の個人芸に戻ってきてる。
と、考えると。あら、山本さんのTeam Yamamoto Presentsなんて時代の最先端じゃん! 最後のシメはやはりそこか。
alain
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