ひげまろの日記

2007年03月31日(土) 明日から四月(作品1832)




       明日から四月


    明日から四月ということで 何か
    希望を持とうとするが その願い
    残念ながら…今年の春 進みすぎ後戻り
    ついにはとうとう見切り発車で草臥れた



2007年03月30日(金) ほっと一息(作品1831)





       ほっと一息


  仕事がハードで残業続き 体調崩して
  高熱が出て 扁桃腺腫れ 二日ばかり
  寝込んだ息子 今朝はようやく出勤の
  状態になり出かけていった ほっと一息



2007年03月29日(木) 恐ろしいことだ(作品1830)




      恐ろしいことだ

   なにか嫌な予感がする やはり駄目か
   駄目なんだ じわじわと身の破滅
   注意信号 何度も何度も無視したせいで
   ついに破局がやってきたのだ 嗚呼



2007年03月28日(水) あれこれ考えても(作品1829)





       あれこれ考えても


   千慮の一失とは常には失敗しない人が
   めったにない失敗をすること 千慮の
   一得とは 常に失敗する人がたまたま
   成功を収めること 必然か 偶然か



2007年03月27日(火) 公園の時計塔(作品1828)





      公園の時計塔



    すらりとのっぽの時計塔 西側と
    北側では示す時刻が違うのだ
    西側と北側では流れる時間が違うのか
    見えないがどこかにある不思議なバリア



2007年03月26日(月) 陽光のなか(作品1827)





       陽光のなか

    今日は朝から洗濯日和 気温もぐんぐん
    上がりそうだ 老朽の桃の木も老残の
    枝ごとにいくつも蕾を膨らませている 
    成長の悪い牡丹も蕾が開きかけている



2007年03月25日(日) 小鳥の糞(作品1826)




         小鳥の糞



     エントランスの敷石にこびりついた
     小鳥の糞 晴天続きで取れなかったが
     昨日 少し雨が降り そのうえ一晩
     大雨で朝には綺麗に洗い流されていた



2007年03月24日(土) 午後から雨(作品1825)






       午後から雨


   彼岸を過ぎてさすがに気温は上昇したが
   今日は午後から雨だとか 空はどんより
   土曜日なのに息子は出勤 知事選など
   火ぶたを切ったが 晴れやかでない春
   



2007年03月23日(金) 場末の代書屋(作品1824)





      場末の代書屋


  法務局の北隣だがいかにも場末
  草臥れ寂れた代書や司法書士
  男が二人 女は一人 子から
  親への遺産相続できません……



2007年03月22日(木) 凍傷の木蓮(作品1823)




       凍傷の白木蓮


    白木蓮の白い花びら 隅から隅まで
    白いものだが 暖冬胃炎の今年
    途中で寒さがぶり返し 開いた白い
    花びらの先っぽ凍傷 茶色になった



2007年03月21日(水) 彼岸の中日(作品1822)





        彼岸の中日

   パソコンでの交流はほとんどが上辺だけ
   実の乏しいものなのだが中には得難い
   懇篤な人 掲示板に癒しにと般若寺やら
   余部やらの菩薩の写真を贈ってくれた



2007年03月20日(火) 角番脱出(作品1821)





          角番脱出

     七連勝の後二連敗 そして今日
     やっと勝ち越し栃東 なんともはや
     悲運の大関 貴乃花と並んだ頃の花が
     ない キラメキがない オーラがない



2007年03月19日(月) 今年の彼岸(作品1820)






       今年の彼岸

   今年の彼岸はどこか三年前にぶり返し
   雪が降ったり十日も早く桜が咲いたり
   「千の風になって」の詩に出会ったり
   ああ とんでもない不幸のぶり返し



2007年03月18日(日) 春の彼岸の入り(作品1819)






           春の彼岸の入り


      朝刊を取りに出たら濃紺の夜明けの空
      ふわふわひらひら牡丹雪 何ともはや
      牡丹雪 暖冬がふたたび真冬に逆戻り
      彼岸の入りに雪が降るとは ああ新仏



2007年03月17日(土) 遺言執行者(作品1818)





        遺言執行者

    昨日から何度も何度も電話を執行者に
    掛けているのだか なぜか掛からない
    妻の遺言書 20年も昔に書いたもの
    事態は変わったし執行者は高齢だし…



2007年03月16日(金) 遺言書検認済証明書(作品1817)





         遺言書検認済証明書


    申請からまるまる二ヶ月 遺言書の
    検認済証明書 ようやく下りた 妻の
    気持ちよくわかった やはり妻は
    逆縁をいろいろ心配していたのだ 



2007年03月15日(木) メロ先の歌詞作り(作品1816)





       メロ先の歌詞作り


    ポップバラードだというのだが
    字脚がなかなかつかめない どうにか
    つかんで あれこれ語句を浮かべても
    全体としての流れかなかなか…困った



2007年03月14日(水) 開花予想(作品1815)





       開花予想

   7日に発表の気象庁の開花予想
   咲くはずの静岡で開かない
   コンピーターの計算ミスだと
   今日 お詫び そして訂正



2007年03月13日(火) 自動車保険(作品1814)





     自動車保険の契約継続
     81760円だった
     家内のための車だったが
     息子が相続 通勤には使わない



2007年03月12日(月) ホームメンテナンス(作品1813)







        ホームメンテナンス

     排水管の洗浄 ほんとうに必要なのか
     と思うけれども 一年立てばかなりの汚れ
     一月ほど遅れたがやはりやってよかった
     洗浄の若者は大学卒 さわやかが…… 



2007年03月11日(日) 雨の木蓮(作品1812)




         雨の木蓮


     久しぶりの雨の朝 雨戸を開けると
     遠くのお宅の白い木蓮 雨に濡れて
     すっくと立ち 花盛り この雨は
     寒気を呼びふたたび冬に逆戻りとか



2007年03月10日(土) 冷蔵庫(作品1811)




         冷蔵庫


     故障したので回収させたら有料だった
     それにも懲りず息子は二階の自分の部屋に
     やはり小型で一台ほしいという 午後
     春うららの好天のもと車で買いに出かけた



2007年03月09日(金) 蕗の薹(作品1810)






        蕗の薹
 

     荒れた庭に蕗の薹 今年もむっくり芽を
     出した 家内が元気だった頃 もいで
     炒めて総菜にした が今なぜかもぎ取る
     気がしない 日に日に芽は大きくなる



2007年03月08日(木) 香典返し(作品1809)





      香典返し

  香典返しを依頼してほぼ半月
  百貨店から連絡で届かない家が
  二軒 住所に間違いないのだが
  不在で何の返事もないとか



2007年03月07日(水) 山茱萸(作品1808)





        山茱萸

   まばゆいばかりの黄金色
   丸くふわふわ花びら花しべ
   今年もまた光りあふれる
   春になった 暖かな晴天続き



2007年03月06日(火) 啓 蟄(作品1807)





            啓 蟄


       小蝿が一匹飛んできた 食卓を
       かなり機敏に飛び回った やっと
       布巾に止まったので蝿叩きで一撃
       気がつけば今日は啓蟄 もう春



2007年03月05日(月) 冷たい雨(作品1806)





       冷たい雨

      昨日はぽかぽか陽気だったが
      今日は朝から冷たい雨
      その雨のせいで午後には気温が
      ずいぶん下がった 明日は冬の嵐



2007年03月04日(日) 沈丁花(作品1805)





         沈丁花

    不思議な花だ 蕾の時の赤紫
    開くと一面 白くなって いい香り
    ふるさとの神戸では不発弾で
    避難騒ぎ この花 春の不発弾



2007年03月03日(土) 雛祭り(作品1804)





         雛祭り

    遺品になった妻の雛人形
    加太の淡島 雛流し わが家には
    受け継ぐ者もいないけれど
    流してしまう気にもなれない



2007年03月02日(金) 奈良税務署(作品1803)





        奈良税務署


     確定申告に税務署へ 十年ぶり
     何か奇妙に懐かしい いつもは
     還付されていた税金 今年は
     僅かだが還付ではなく納入に



2007年03月01日(木) 三月一日(作品1802)





      三月一日

   今年の三月 一日にはや 梅の花 早咲き
   遅咲き 盛りを過ぎ 春の気配 はやばやと
   ひしめいている しかしながら世の中には
   格差 格差がひしめいて 若者の未来が不安


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