ひげまろの日記

2006年04月30日(日) ひとつの終焉(作品1499)



    幸先の終焉


  桜の花が舞い狂い 春の嵐 吹き荒れた
  四月 今日で終わり わが一族の幸先は
  予断を許さず あちらこちらで破綻が
  大口開けている…そんなことを痛感した



2006年04月29日(土) 悪い冗談(作品1498)




     悪い冗談


  立てば芍薬 座れば牡丹をもじって
  障害者の妻に 立てば歩行器
  座れば車椅子 歩く姿は松葉杖などと
  妻は 青ざめ 涙ぐんだ ごめんごめん



2006年04月28日(金) しあわせ(作品1497)



      しあわせ


  自分はほんとはしあわせなんだ
  なんだか不幸な気がするのは
  いろいろ望みがかなっているのに
  もっともっとと欲が深くなっただけ



2006年04月27日(木) 雨のち晴(作品1496)



      雨のち晴


  朝はひどい雨だったが
  午後にはからりと晴れて青空
  息子は大きな傘を差して出かけ
  置き忘れずに持って帰った



2006年04月26日(水) テレビのニュース(作品1495)




      テレビのニュース


    小泉内閣発足5年 耐震偽装の当事者逮捕
    私にはそんな大きなニュースよりテロップの
    息子の通勤経路の地下鉄 息子の通勤時間に
    何と事故で運転見合わせ どきりとした



2006年04月25日(火) JR脱線1年(作品1494)




     JR脱線1年


   午前9時18分 天気予報は晴だったのに
   突然の大雨 電車は荷物ではなく 人を
   いのちを運ぶのだと107人もの犠牲者に
   天が号泣しているのか 献花ずぶ濡れ



2006年04月24日(月) 気がつけば(作品1493)



       気がつけば


    牡丹が大きな赤い花を咲かせていた
    大きくなった花梨の木にも元気のいい
    若葉に埋もれて ぽつりぽつり
    可愛いピンクの蕾がふくらんでいた

      



2006年04月23日(日) 欲に吊られて(作品1492)




      欲に吊られて

  わが庭の花も果実もなるがままが
  本意なのだが今年は蜂が来ないので
  欲に吊られて開いた花を筆で撫でた
  サクランボ一つでも多くみのれと 



2006年04月22日(土) 野鳥の森(作品1491)




      野鳥の森

  近くにすてきなところがあった
  野鳥の森 十数羽の白孔雀
  放し飼いにされていて 車椅子
  押して進むと 次々に尾羽を広げた



2006年04月21日(金) 自己変革(作品1490)




        自己変革


    予期せぬ不幸に見舞われて惨め惨め
    自分ではない自分が大活躍のブログ
    誕生花も誕生石もみんな嘘 やめて
    平凡ながら偽りのない自分に戻ろう



2006年04月20日(木) 風の強い日(作品1489)




        風の強い日

   雨は朝に上がったので洗濯をした
   洗濯物が乾くかどうか案じられたが
   一日中 強く冷たい風が吹き荒れていて
   意外なことに洗濯物はからりと乾いた



2006年04月19日(水) 今日は禍津日(作品1488)




     今日は禍津日

   わが一族の今日は禍津日
   東から娘は電話で助けを求め
   西からは帰宅した息子が
   ぼそぼそとその災難を訴えた



2006年04月18日(火) 胡蝶蘭(作品1487)




     胡蝶蘭


  デパートで造花の胡蝶蘭を買った
  よく似たものが百円ショップにも
  出ていたが デパートのは何と何と
  一本で千五百円もした いいのだろうか



2006年04月17日(月) 月曜日(作品1486)




     月曜日


  息子はひどく疲れていた
  先週はとても仕事がつらかった
  土日の休みで その疲れが癒えぬまま
  今日はまた新しい週明け 不吉な予感



2006年04月16日(日) ドライブ(作品1485)




      ドライブ


 疲れがひどくて 息子は
 乗り気でなかったのだが
 声をかけると 家内が意外と
 意欲的で三人でドライブに出かけた



2006年04月15日(土) 赤い薮椿の花(作品1484)




      赤い薮椿の花



    植えた場所の土のせいで 常緑の
    椿の葉っぱ年中かさかさぱさぱさ
    4月半ば 花がようやく咲き始めたが
    その赤い花の色 年々薄くなるような



2006年04月14日(金) サクランボの木(作品1483)



      サクランボの木


   これはわが家の佐藤錦 玲瓏と
   白い花びら つぎつぎに ああ
   なんという厳粛さ 夏には熟れる
   サクランボ 期待に心わくわくする



2006年04月13日(木) 八朔の木(作品1482)





       八朔の木

  とにかく見事な大樹なのだが
  この冬 果実はわずかに三つ
  春になって古葉は落葉 新芽の
  芽吹く気配はない 寿命なのか



2006年04月12日(水) 桜の別れ(作品1481)




      桜の別れ


  散り際に風に乗って わざわざ
  雨の中 別れを告げに来たのか
  目覚めて門を開いて出た舗道に
  散り敷く遥か遠くの桜の花びら 



2006年04月11日(火) バス停(作品1480)




        バス停


   不思議なことに新しい路線バス
   行きには止まっても帰りには
   止まらないバス停がある
   大型スーパーの前 看板だけ



2006年04月10日(月) 菜種梅雨(作品1479)




       菜種梅雨


   今日も雨 明日も雨 明後日もと
   天気予報 これはあの菜種梅雨
   花散らしの雨 花粉や黄砂を
   鎮めても やはり長引く雨はいや



2006年04月09日(日) 平城宮跡(作品1478)





       平城宮跡



    朱雀門の北側には大極殿の建設が
    着実に進められていて 日曜日
    平城宮跡 人々押し寄せ 車のラッシュ
    満開の桜の傍へはなかなか行けない



2006年04月08日(土) 風が強い(作品1477)




     風が強い


 息子は車に家内を乗せて
 花見に行くつもりでいたが
 なんだか午後 天気はいいが
 やたらに風が強くて中止



2006年04月07日(金) 街角の桜(作品1476)




    街角の桜

 町内 わが家の近くに こんなに
 立派なソメイヨシノの大樹があるのは
 そして毎年 豊かに花を咲かせるのは
 冥加なこと 車椅子の妻と花見



2006年04月06日(木) 上弦の月(作品1475)




      上弦の月


  デジカメを仰角に構えて 庭の
  桃の花を撮ったら 真昼の青空
  青の中に漂い溶けて ああ
  今にも消え入りそうな上弦の月



2006年04月05日(水) 桜前線(作品1474)




     桜前線

  日本各地を桜前線 次から次へと
  北上する 梅と一緒に桜が咲いたり
  桃と一緒に桜が咲いたり その桜は
  豪華な枝垂れ桜であったり 春爛漫



2006年04月04日(火) 新しい駅(作品1473)



       新しい駅


   開通して一週間 学研奈良登美ヶ丘駅
   バスに乗って出かけてみた 傾斜の多い
   丘陵地 索漠とした感じだが 薬屋かあり
   パン屋があり 銀行のATMなんかもあって



2006年04月03日(月) 落 雷(作品1472)




       落 雷



   昨日の落雷 午後2時50分頃
   若草山の旅館「むさし野」を直撃
   その昔 山岡鉄舟や谷崎潤一郎が
   泊まった茅葺き屋根の新館 炎上



2006年04月02日(日) 落 雷(作品1471)



      落 雷


 昼前にすごい落雷 わが家は
 吹き飛ばされたかと思った
 甲子園もすさまじい雨 選抜の
 準々決勝 明日に延期



2006年04月01日(土) 四月馬鹿(作品1470)




     四月馬鹿


 永田議員のメール問題で瓦解した
 民主党の執行部 後任人事
 それが今日のニュースなら
 四月馬鹿ですむことなのだが


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