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過去の日記
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自己紹介は、《こちら》からどうぞ。
2006年02月27日(月) 体よりも心(でありたいのだけど)

三日くらい前から、首のリンパと喉と歯茎(いずれも左側だけ)が腫れて痛くて熱っぽくて、多分疲労からだろうと毎日眠剤を多めに飲んでひたすら眠っていた。
水曜日に大きい仕事が終わったばかりだから、気が緩んだんだろうな。
週末はSamも仕事で家には来られなかったから、久しぶりに寝たきりの週末だった。

先日Eに紹介されたワダ氏。
Eとは古い友人らしい。
女王様であるEが一目置くSということは、まぁ少なくとも勘違いな人ではなかろう、と会ってみた。

いい人だった。

もちろん初対面でプレイするわけもなく、Eと三人で軽く食事して飲んだだけなのだが、言葉遣いや所作が私の好みというか。
SMに関しては、とにかく縛りが好きらしい。
「タイトな縛り」と言っていたので、きつく縛るのかと思ったらそうではなくて、体勢がきついという意味でのタイト。
責め縄、ということなんだろう。
是非今度縛らせてください、と言われ、私もプレイしてみたいと思ったのが正直なところだ。
紳士的なワダ氏が、プレイのときにどう変わるのかも見てみたい。



でも多分、プレイの内容だけを見れば、Samとするほうが私は満足するんだろう。
三年も四年もかけて慣らされ、教え込まれた快楽(苦痛を含めて)のギリギリの加減は他の人にはなかなかわからないだろうから。
同じくらいの時間をかけて、その人のやり方を教え込まれない限り、Samとのプレイ以上に満足するプレイはできない気がする。

体は、の話だけど。

本当は、一番好きな人とするプレイが一番だと思う。
私がこれからワダ氏に惹かれていって、体なんか二の次になればそれが一番いいのだ。
鞭や平手や拳で打たれたり浣腸されたりアナルを陵辱されることよりも、ワダ氏に縄によって責められるのが一番好きになれれば。






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私が、もっともっとワダ氏に惚れることができればなぁ。
SamとのSMなんかどうでもよくなるくらいに、ワダ氏の縄を好きになれればいいんだ。

次回会ったら、多分プレイの誘いを受けることになるんだろう。
なんか、試験前みたいな、落ち着かない気分。


2006年02月26日(日) 楽しいセックス

他人様のセックス(というか、性行為)についてどうこう言うつもりはありません。
SMに色々嗜好があるように、セックスにもきっと趣味嗜好があるはず。
人それぞれのそういう好みを否定する気はないのだが。

私はAVをあまり観ない。
複数プレイも殆どしないので、他人のセックスがどんなものかというのは正直、よく知らないのだ。
先日、暇だったのであるAVを借りて、観た。


・・・つまんない。

私がみたやつがハズレだったのかもしれないけど。

女の子。
ずーっとあっあって言ってるだけじゃ、気持ちいいのかよくないのかわかんない。
どこが、どんな風に気持ちいいのか言ってほしい。
男の人。
触る→舐める→指入れる→挿入→射精、のワンパターン過ぎ。
挿入しても、単調に腰振ってるだけみたいだし。
もっと、浅く入れて焦らすとか、深く浅く変化をつけるとか、途中で抜いちゃうとか、しないものなのか?
ずーっと無言なのもつまんない。
言葉でコミュニケーションとりながらしたほうが、気持ちいいと思うんだけど。



まぁ要するに、私がしてるセックスとあまりにも違うからちょっと戸惑っただけの話。
Samとセックスするとき、私もSamもよくしゃべる。
うーん、しゃべるのとも少し違うか。
私はSamに、気持ちいいこととか気持ちいいところを伝えようとするし、Samはそれを聞き出そうとする。
順番もバラバラで、挿入しても途中で抜いて舐めたり、指で弄ったり、お○んこの中もGスポットとGスポットの少し奥のところとボルチオとそれぞれ感じ方は違うから、それぞれを指で又はペニスで刺激の仕方は変わるし。






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ペニスをくっつけた女とセックスしてるようなものだ。
終わりがない。

それはSMとは全然関係なくて、そういう意味では私は楽しいセックスをしている、と言えるんだろうな。





2006年02月19日(日) 無理させてる、のかな?

最近気づいたこと。
私は、精液を体内に出されるのが好きらしい。

「自分ばっかりいくのが申し訳ないと思うとか?」
「相手をいかせると達成感があるとか?」
Samはその理由をいろいろ推測するが、どれも当たってない。

考えてみれば、精液に限ったことではない。
お○んこやアナルに直接放尿されたり、唾を吐かれたり、それらを飲んだり、体にかけられたり、どれも同じレベルで好きなのだ。
あとで体からぶくぶくぼこぼこと出てくる感じも好きだし。
なんでだろう。
汚されたい、ともちょっと違うし(そもそも汚いとは思わないからなぁ)。


土曜の夜の鞭が当たり所が悪かったのか、二穴責めが荒かったのか、今朝起きてみたらお○んこの入り口が痛かった。
ひりひりしてるというより、切れてる痛さ。
Samが股間を覗き込んで、
「あー、入り口んとこ、切れてるよ。」
Samが薬を塗ってくれて、「今日はもうここは使えないな。」
ちぇ、まだまだいろいろしたかったのにな。昨夜Samは射精してないし。

というわけで、今日のプレイは胸に集中した。
根元をぐるぐる縛り、ぱんぱんに張って紫色になった乳房をスパンキング。
ピアスが邪魔で、リングの下半分をテープで乳房に貼り付けておいて乗馬鞭。
縄から開放されたら、真っ赤な乳房を握り潰され、噛み付かれ、つねられた。
泣き喚いても、責めの手は緩まない。






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それでも体はやっぱり欲情して、切れて痛いはずのお○んこにSamのペニスが欲しくて、あからさまな言葉で求めた。
二つの穴に交互に深くペニスが突っ込まれ、痛いんだか気持ちいいんだかわからなくなった。


痣だらけの胸を濡れタオルで冷やし、股間に再び薬を塗ってSamは帰っていった。
もともとSamは苦痛系が好きなわけじゃない。
でも、このところ私の要望どおりに痛いことをするのは単純に、
私がそれを求め、それを喜び、「いい反応」をするからに過ぎない。
一人になったとき、思い出すと怖くなる、とも言っていた。
いつか、限界がくるのかもしれない。
それはそんなに遠い日ではないのかもしれない。

今考えても仕方のないことだ。



2006年02月17日(金) 背中が痛い。

昨夜はEとしばらくぶりのプレイ。
いつものプレイルームは使えなかったので、二人でホテルに出かけた。
女二人でラブホって、結構楽しいものだ。
一緒にお風呂に入ったり、足ツボマッサージしたり。

蝋燭を使ってたら興が乗りすぎて、背中と腰に軽くやけどした。
たぶん蝋燭のせいってだけじゃなく、背中とかの肉の薄い部分を一本鞭で繰り返し打ったせいもあるんだろう。
ひりひりしてて、鞭で裂けてるのかやけどなのか今はよくわからない。

蝋燭でやけどって、あまりしないものだけど。

Eが一番好きなのは縛りだから、いつもかなり凝った縛りが展開される。
昨夜は吊りはできなかったけど、それでも十分堪能した。
新しい麻縄だったから体になじまなくて、それもまたいい感じ。






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そういうプレイも、好き。



2006年02月16日(木) 私のものは私のもの。

すっかり日記をご無沙汰してしまった。
特に何があったわけでもなく、ただ不精してただけ。

先週末、Samはずいぶん久しぶりに私を縛った。
何の変哲もない高手後手縛り、胡坐縛りと。
まだほかにもやりたいことはあったらしいが、Samも余裕がなかったのだろう。
その日は、縛って二つの穴を嬲るのがメインとなった。
もちろん快楽だけで終わるわけもなく、同じくらいの苦痛もあったが。
Samはだんだんと、私の体にダメージを与えることに慣れてきたらしい。

以前であれば、私の体は御主人様であるSamのものであり、私のものではなかった。
現実に考えればそんなのは幻想に過ぎないのだが、それでも、私は私の体を御主人様から預かっているもの、と思っていた。
私をどんな風に責めるのか、可愛がるのか、それは私が口を出せる問題ではなかった。

今は、私の体は私だけのもので、快楽も苦痛も一方的に与えられるものではない。
私が求め、許した結果だ。






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依存するのは一見楽だが、本当は不自由でしんどい。
自分で考え、管理するほうが楽なのだと、気づいたのは最近のこと。
Samにしても、御主人様としては器が小さかったということなのだけど、今のほうがずいぶんのびのびしてる。
寂しいような気もする、でも、多分今のほうが私にはいいのだ。



2006年02月09日(木) ピアスの良い点、悪い点

Samと別れていた間に、クリフッドとニップルにピアスを開けた。
現在クリフッドにはバーベル、両ニップルにはリングのピアスがついている。
見た目はとても可愛くて気に入っている。

でも、これがプレイには結構邪魔で。
予想外のことだった。
特にニップル、私の体質なのかもしれないが、何かの拍子にすぐ調子が悪くなる。
敏感になった気もするが、いつまで経ってもピアスの通ってる芯のところは強くつままれると嫌な痛さが残る。(そしてその後化膿する)
乳首を引っ張ったり普通にいじる分には問題ないのだが。
乳首を痛めつけたいSamには、欲求不満の元らしい。

何より、私も不満に思うのは、おっぱいへの鞭が思いっきりできないということ。
乗馬鞭みたいにピンポイントで狙えるのはいいけど、バラ鞭や一本鞭だと、「ピアスにひっかかりそうで怖くて思い切り打てない」のだ。
確かに、引っかかってちぎれたりしたら治るのに時間がかかるだろう。
それは困る。

結論としては、見た目はいいけど実用的ではないということ。
ピアスに紐やチェーンをつけて引っ張られたりするのも、イメージとしてはいいのかもしれないが実際やっても「・・・それで?」って感じだし。
実際、Samもすぐ飽きたらしい。

もう少しして気が済んだら、ニップルのは外してしまおう、と思う。






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気のせいかもしれないけど。
こっちは、引っ掛かりがほとんどないので、股間への鞭も遠慮なくできる。
大変良い感じだ。

そして、このクリフッドピアスをきっかけに、Samの「デカクリ育成計画」がスタートするのだった。
それについては、また別の機会に。






2006年02月05日(日) 楽しいSMプレイのために。

SamにSMを解禁したのは先週のことなのに、今週もSMらしいプレイはあまりしなかった。
というか、柄にもなく、ラブラブだ。

ありえない。



半年以上しまいこんであった麻縄は先週洗って干して、いつでも使えるようになってはいたのだが。
その他の例えば浣腸のための道具諸々やバイブなんかは消毒もしていなかったのでまだ使えず、結局道具は何も使わないままのプレイとなった。
Samが風邪気味で、体調が今ひとつだったせいもあるのだろう。
変なところで几帳面なSamは、SMするときは気力体力が万全でないと縄ひとつかけようとしない。

フェラが嫌いな(奉仕系はおしなべて嫌いらしい)Samなのに、今日は珍しく強制的にさせられた。
Samは突っ立ったまま、床に四つんばいになった私の髪の毛を束ねて掴み、乱暴に頭を動かす。
完全に道具にされているようで、喉の奥を突き上げられてえずきながらも触れられもしない股間が熱く濡れていくのがわかる。
ひとしきりフェラしたら私を立たせて、立ったまま四つんばいにさせて後ろからこれまた乱暴に突いてくる。
体を二つ折りにされた形で、床に伸ばしてついた腕でどうにか体重と強く突かれる衝撃に耐えてはいるものの、
すぐにへたりこんでしまいそうな腰を掴まれ、お尻や太腿をしたたかに平手打ちされ乳房をひねり上げられ、
痛みと快楽にこらえきれず達してしまったら床に突き倒されてまた強制フェラ、の繰り返し。
リビングでそんなことをやっていて、途中で寝室のベッドに移動するときも私は四つんばいでSamのペニスを咥えたままで歩かされた。
薄目をあけてSamの顔を見上げると、うっすら楽しげな笑顔。

でも結局ペニスを使ったのはそのときだけで、あとはほとんど体中を噛まれ、ひねりあげられ、叩かれ殴られ、合間にもしくは同時に、指や舌で快楽を与えられ・・・の繰り返しだった。






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ラブラブなのは多分、先日別れた御主人様に放置され続けた私がSamに孤独をかこっていたせいだろう。
「あなたのことだけを考えていられるよ。」と口にした手前、私を(御主人様のように)ほったらかしたり不安にさせたりはできないのだ。
毎朝かかってくる電話しかり、抱きしめたりキスしたりするときの優しさ(を感じさせる努力)しかり。
そして私はそれをわかっていて、それに甘えようとしている。
どっちもどっちだ。

すべては、楽しいSMプレイのために。
それでもいい。少なくとも今は。






2006年02月04日(土) 言葉の効用

最近ますますよく眠れる今日この頃。
Samと暮らしてた頃は、ものすごい不眠症だった。眠剤が手放せなくて、それでも眠れなかった。眠っても悪夢でうなされたり。
それが今では薬がなくてもいくらでも眠れる。
要するに、他人が一緒だと眠れないだけの話だったのだった。
つくづく、一人暮らしに向いてるんだと思う。


普通に生活しているとき、自分のことは「私」という。
よく自分を名前でいう女性もいるが、いい大人なのでそれはどうかと常々思っている。
Samも同意見で、テレビを観ててもそういう女性はおしなべて趣味ではないらしい。

しかし、なぜかプレイ中は、私は自分を名前で言わねばならない。
「私のお○んこ」ではなく、「ウサギ(ここは当然本名が入るわけだが)のお○んこ」と言わねばならず、
常日頃は品のない言葉を嫌うSam(もちろん私もだが)はアナルのことも「ケツの穴」と言うことを強要する。
「ウサギのケツの穴が気持ちよくていきそうです」とか。
「あそこ」とか「お尻」では、ダメなんである。
そういうあからさまな言葉を口にすることで気持ちよさが増すのかどうか。
Samはそれで興奮するのかどうか知らないが、多分そのほうが楽しいんだろう。
私はというと、特にそれで興奮するわけでもないが、嫌でもないのでそうしている。
いつもは使わない言葉をプレイ中に限って使うことで、非日常性を感じているのかもしれない。
セックスだけしてるときは、そういう言葉は使わないし。






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そういうギャップは、結構好きかもしれない。


2006年02月01日(水) 真実という名の幻想

昔、Samのキスはご褒美であり、元気の出るまじないだった。
一回逢って、一回か二回だけしてもらえるものだった。

今では無制限大サービスだ。
ご褒美でもまじないでも、もはや、ない。
(たまに、責めのひとつになったりはする。)


私が相手に求めるもの。
多分、本当の真実がすべてではないと思う。
うまく騙してくれるなら、嘘でも全然構わない。
今この瞬間、触れ合っていることがほんとうでないのなら、
この世の中に真実なんてない。と、
そう本気で思えるくらいに錯覚させてほしい。

幻想の入り込まない性行為、私にとってはそれがSMだ。
(性器の触れ合いがない場合も多いから、性行為とは言えないのかもしれないが。)
内臓の内側まで覗かれ、弄られ、
排泄物を見られたり口にしたりされたりし、
体から出る液体という液体をすべて搾り出し、
欲望と汚物と快楽と苦痛を与えられる、それだけがリアルに感じられる時間。
その結果体に傷が残ろうと、消えないダメージを受けようと、私は構わない。






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私がSamに執着するのは、Samがそうではないから、というのが大きな理由。
多分、Samは私と私から出てくるすべてのものに触れ、その口で味わっている。
唾液、涙、汗、排泄物、吐瀉物、経血に至るまで。

そんなSamに真実を感じるのは、自然な成り行きではある、と思う。
例えそれがよくできた錯覚でも。幻想だとしても。




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