今日ようやくあなたの匂いがわかった。

　あなたの匂いだと思っていたものが
　時々変わってたから
　どれがあなたの匂いなのか
　あなたの服の匂いなのか
　それともおうちの匂いなのか
　よくわかってなかったの。

背中にくっついて、スベスベ背中を満悦しながら
匂いも満喫しておいた。
…においフェチ？　いやいや、あなたフェチ。

いつもと逆の目線で抱きしめあった。

見上げてこちらを見つめるあなたの笑顔も
ステキだね

そういえばあんまり見たことなかったな

結構好きな角度かも


あなたは本当に
私をドキッとさせたり
胸をぎゅっとさせたりするのが上手だね
しかもそれの一つ一つが嬉しいもので、
幸せを感じるものだもの

あなたに会いに、仕事が終わってから
待ち合わせ場所へ向かった。
いつも通り車を停めて、電車で向かって、
車を停めた場所まで送ってもらう。


それはとても貴重な時間。
あなたの隣にいられる
あなたに自由に触れられる
とても大切な時間。
とても素敵な時間。

そろそろ、もう言わなきゃな。
そう思うと、心がぎゅっとなる。
悲しくて痛くなる。

なかなか会えない。

今度会う時間を作ってくれた。

あなたに包まれたい。

でも包まれ続けられない。

あなたを愛してる。