葬送...紫櫻

 

 

Rain - 2006年02月21日(火)

雨が

僕を殺してゆく


...

folly - 2006年02月18日(土)

思い知る

僕と云う生き物の

精神の醜悪さ

この手に何も残らないのは当たり前だ

僕の代わりなど幾等でもいる

残酷に人を傷つけている

その事にすら気付いていなかった

僕が

僕であると云う事に

どれ程の価値があると云うのだろう

何も

見えない


...

a definition - 2006年02月16日(木)


只管尽くせば優しい訳じゃない

過保護に心配すれば優しい訳じゃない

あれこれ詮索すれば優しい訳じゃない

放っておけば優しい訳じゃない

けれど

相手の為に何かをする優しさもある

相手を想い心配する優しさもある

あえて立ち入る優しさもある

あえて何もしない優しさもある

全ては相手の受け取り方次第で

「優しい」と云う事に

絶対的な定義はなく

人に由ってその定義は違う

だからといって

相手に由って態度を変えていたらそれは

唯の八方美人と何かが違うのだろうか


...

a fragment - 2006年02月02日(木)

記憶のリング

ひとつだけその指に嵌めるなら

どの日を映すダイヤを

つけて歩きますか


...

needless - 2006年02月01日(水)

己の

存在の価値が見出せない

無力な自分は

僕は

どこまでいっても

要らない子なのかもしれない

変わらない事実

傷は

癒える事があったとしても

傷がついた事実は変わらない


...



 

 

 

 

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