葬送...紫櫻

 

 

澄み渡る空、その向こうに僕が見たもの - 2005年09月28日(水)

望んでも自分は唯無力で

青く澄んだ秋の空遠すぎて

思いつめてしまう自分が哀しくて



もし僕に願い事が

一つだけ叶うとしたら

でもふと気づくと

僕には心の底から望む事なんて

何一つ無かった




失う時が 

いつか来る事も知っているの

それでも何故生きようとするの

何も信じられないくせに

そんな寂しい期待で



悲鳴を上げて
こえ

名前を呼んで

一度だけでも

それが最後でも

誰にも傷がつかないようにと

ひとりでなんて踊らないで

そして私とワルツを

どうか私とワルツを




消えてしまいたくなる

別に死にたい訳ではない

唯誰の心にも記憶にも残らず

存在していたと云う事実ごと全て

消滅してしまいたくなる




...



 

 

 

 

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