月に舞う桜

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2022年04月30日(土) 4月の読書記録

★合計12冊
41. 柚月裕子『月下のサクラ』
42. 東野圭吾『殺人現場は雲の上』
43. 中村文則『去年の冬、きみと別れ』
44. リチャード・ドーキンス『神は妄想である 宗教との決別』
45. あさのあつこほか『1日10分のぜいたく』
46. 横溝正史『スペードの女王』
47. ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』
48. 朝井リョウほか『1日10分のしあわせ』
49. 市川拓司『恋愛寫眞 もうひとつの物語』
50. 藤田孝典『下流老人 一億総老後崩壊の衝撃』
51. 齋藤純一、田中将人『ジョン・ロールズ 社会正義の探究者』
52. 藤田孝典『続・下流老人 一億総疲弊社会の到来』

※数字は1月からの通し番号

ドーキンスの『神は妄想である』が痛快で素晴らしかった!


2022年04月28日(木) こちとら、ずっとそれ

藤田孝典の『続・下流老人』に、脳梗塞などで要介護となった高齢者の心情として
「思うように体を動かせず、排泄の処理さえ人を頼らなければならない惨めさ。」
という言葉がある。
気持ちは分かるはずなのに、同情と共感より
「こちとら、健康寿命が尽きたあとの約10年間だけじゃなく、人生ずっと、思うように体を動かせないし、排泄の処理さえ人を頼らなければならないんですけど?」
という冷めた感情が先に立ってしまい、そんな自分に対しても冷めている。


桜井弓月 |TwitterFacebook


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