月に舞う桜

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2010年09月27日(月) 最近の

◆最近おいしかったもの
どこかのカフェのマンゴージュース
ジョナサンのトロピカルブレンドティー
ポテチの塩ぽん酢味
野菜たっぷり鶏の甘酢あんかけ
お土産にもらった卵プリン


◆最近おいしそうだと思ったもの
ザッケローニ
……ん? 新しいパンの名前じゃないの??


◆最近のデビュー
我が家もついに「食べるラー油」デビュー。あまり辛くないし、風味が良いね。


◆最近の心外
その1.
高校生の頃、「好きじゃない」を、わざと「好きくない」と言うのが内輪で流行っていた。
それで、ついこの前、会社で休み時間に「好きくない」を使ってみたら、先輩に「そんなこと言い始めたら、もうおばさんよ」と言われた。まさかそんなこと言われるとは思わなかった。「いつまでも学生みたいな言葉遣いしちゃダメ」と注意されるなら分かるけど、「おばさん」って!

その2.
ビューティーラボのハニーベージュで髪を染めたら、前の方が予想以上に明るくなってしまった。
その髪色を見た父が一言、「なんでそんな、おばさんみたいな色にするんだ」。
ええっ!? この色って、「おばさん色」じゃないよね!? 「30にもなって、ギャルみたいな色に染めるな」ならまだしも、そんなこと言われるなんて!


◆最近の「年のせい!?」
原因不明の痛みがよく発生する。ぶつけたりした覚えもないのに踵が痛くなったり、風邪でもないのに頭痛がして長引いたり。
どんな痛みでも、原因が分かっていれば少し安心できるんだけど、原因不明の痛みは気になって仕方なくて、そのせいで痛みが倍になる気がする。
でも、病院に行こうとしないワタクシ。


2010年09月26日(日) 門出

昨日、友人の結婚式に出席した。
彼女とは小学校からの付き合いで、かれこれ20年になる。
子供のころから頭が良くて、活動的で芯が強く、よく気がつく彼女。私の大切な大切な、そして自慢の親友。

心配だった台風の影響も、挙式後のフラワーシャワーのときに小雨が降っていた程度で、そのあとはどんどん天気が回復した。
なんと、ブーケトスのブーケを私がもらってしまった。彼女の親戚と思われる年配女性の足元に落ちたのだけど、彼女のお母様が「弓月ちゃんにあげて」と言って下さったのだ。一緒に出席した友人(独身のY子)には申し訳ないけれど、ありがたく頂いた。
いま、↓のようにして部屋に飾ってある。せっかく頂いたんだもの、次に結婚できるように頑張らねば。



私が車椅子で行くことを彼女が事前に式場に伝えていてくれたようで、到着するとすぐ「桜井様ですね?」とスタッフが声を掛けてくれて、いろいろと気遣ってくれた。披露宴のときも、「よろしければ、お料理を一口サイズに切ってお出しいたしましょうか?」と、細やかな配慮をして頂いた。おかげで、Y子にいちいち料理を切ってもらうという迷惑をかけずに済んだ。
披露宴のテーブルに置かれた二つ折りの名札を開くと、直筆で新婦からのメッセージが書かれていた。新郎の招待客には、新郎が書いているのだろう。文面を見るに、全員同じではなく、個人個人に合ったメッセージになっている。ひとりひとりに心のこもったメッセージを書くのは、文面を考えるのも手間だし時間もかかる。大変な労力だ。周囲にさりげなく気遣いのできる、彼女らしいおもてなしだと思った。

普段の彼女はわりと冷静で、特に私たちは付き合いが長いから、平気で口の悪いことをずばずば言い合ったりもする。そんな彼女が、笑顔で何度も「今日は来てくれて、ありがとうね」と言ってくれた。お母様も、「今日は楽しんでいってね」と何度もおっしゃった。

披露宴の料理は和風フレンチと言ったところだろうか、お重に入った前菜の盛り合わせ、茄子とフォアグラの味噌田楽風、アナゴのバルサミコ南蛮漬け、カボチャのスープ、牛肉のポワレ(おろしポン酢ソース)、デザート盛り合わせ、そしてウエディングケーキだった。
本当はウニが苦手なのだけど、前菜にあったウニのムースはおいしかった。Y子も、「イクラはあまり好きじゃないけど、今日の前菜のイクラは食べれた」と言っていた。
たぶん素材からして普段私たちが食べているものとは違うだろうし、その上おいしく料理しているから、苦手な食材でもおいしく感じたんだろうな。

花嫁さんは本当に美しい。彼女はいつもきれいだけど、昨日はいつにも増して輝いていた。ウエディングドレスも赤いドレスも、髪形もメイクもとても似合っていて素敵だった。
新郎とは初めてお会いしたけれど、やさしく気さくそうで、彼女をとても大切に想っているのが伝わってきた。たくさんのお友達に愛され、祝福されている様子を見たら、彼の人柄が分かった気がした。大切な親友と人生を共にするのがこの人で良かった、と安心できた。

披露宴の間、私は出会った当時の、まだ子供だった彼女を思い出していた。それから、何かにつけ助けてもらったこと、相談に乗ってもらったこと、私が一番苦しかったときに「弓月がつらいときは、いつでも迎えに行くから」とメールをくれたこと……。
彼女の大学時代のお友達がスピーチしたとき、私の隣に座っていたY子はついに涙ボロボロ。Y子はとても感情豊かな人だ。スピーチで語られたエピソードは、私が知っている新婦の人柄――大事な人が困っていたらすぐ飛んでいくところ、芯が強くて自分がきつくても周りになかなか助けを求めないところ、などなど――を本当によく表わしていて、私もちょっと涙ぐんでしまった。

新郎新婦の小さい頃から今までの写真がスライドで映し出されたとき、小学校の遠足か修学旅行で仲良しグループの皆と撮った写真と、成人式の会場で一緒に撮った写真が出た。
数ある写真の中から、私と一緒の写真も選んでくれたことが嬉しかったし、懐かしい写真を見たら、彼女との付き合いの長さを改めて実感し、ずっと仲良くしてくれていることに感謝した。

他にも彼女たちらしい温かいもてなしと感動があり、幸せな気持ちをたくさんもらえた。

二次会では、なんとなんと、新郎新婦とのじゃんけん大会で勝ち残ってしまい、ディナークルーズのチケットをゲットしてしまった!
ビンゴ大会は当たらなかったし、じゃんけんも1回目か2回目くらいで負けるだろうなと思って、あまり真剣にやってなかったから、かなりびっくり。無欲の勝利だろうか。
チケットはペアだから、Y子と楽しんでくるつもりだ。

新郎も新婦もずっと笑って嬉しそうにしていたのが印象的だった。
どうかどうか、ずーっと幸せでいて下さい。
それから、たまにはここにいる独身女とも遊んでやってね。
結婚おめでとう。


桜井弓月 |TwitterFacebook


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© 2005 Sakurai Yuzuki