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あみの秘密日記
水城あみ

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2006年02月28日(火)
恋する果実たち。




夕焼けの見えるはずの 公園のベンチで、

大澤君は、少し照れくさそうに微笑んだ。




あみ 「なに?」

大澤 「俺は何でこんなに水城の事が、好きなんだろう?」






あみ 「私が、可愛い女だからでしょ?」

大澤 「じゃ何で水城は、俺の事が好きなの?」






あみ 「そりゃ大澤君がカッコイイからに決まってるぢゃん。
     それと、頭がイイし 何たって優しいから。」

大澤 「でも、そんなヤツ他にもたくさんいるぢゃん。」




あみ 「いないよ、大澤君だけだよ。」

大澤 「二階堂はどぉ?」




あみ 「何よ、いつも二階堂君の事ばかり言うの?
     私は、大澤君だけが 好きだって言ってるぢゃん。」

大澤 「そうだな。」







なに、この淋しげな顔。

私を見つめる せつなげな瞳。

何か言いたげな 口元。





愛してるって言いたいの?

それともやりたいの?







いいよ。大澤君。

私、心の準備は万端よ。

準備万端にも程があるくらい万端よ。






あみ 「大澤君、私を抱きしめてもいいよ。」

大澤 「いいの?」



あみ 「うん、ギュッてして。」









ギュッ!!!













うぉぉぉ〜〜!!!











何がいいのか悪いのか 解らないこの気持ちは何だろう。

この胸騒ぎは一体全体何だろう。

幸せな気持ちと 何か得体の知れない不幸な気持ちのコラボレーション。






大澤君に、抱きしめられていると言うのに、

何かとんでもない事が起こりそうな、いやな予感がしてしょうがないよ。








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これから大澤君が私に、

「二階堂なんかに水城を渡さねぇ!!水城は俺だけのもんだ!!!」

とか何とか、いかした台詞を言うところじゃないですか。

とっても大切な段階が もうそこまで来ているところじゃないですか。






こんな所で女子中学生が、何してるんだって話ですよ。

放課後、ブランコに乗ってる場合じゃないだろって話ですよ。

しかも二人で、馬鹿笑いしてる。





大澤 「あの二人、水城の後輩じゃねぇ?」

水城 「知らないよ、あんな馬鹿。」




大澤 「いいよ、隠さなくても 何か水城に話でもあるんじゃねぇの?」

水城 「知らない。」






大澤 「待ってるみたいだから、行けよ。
     俺は、先に帰るから。」

水城 「じゃ私も帰る。」





大澤 「後輩には、優しくしてやれよ。なっ!?」









えぇ!?

だってあそこまでしてあそこまでして

そんな途中で帰るだなんて、何で?











亀子 「あみ先輩、何でキスしなかったんですか?」

虫子 「もう少しでするかと思って見てたんですけど。」




亀子 「何でしなかったんですか?キス。」

虫子 「何でしなかったんですか?キス。」

亀子 「何でしなかったんですか?キス。」

虫子 「何でしなかったんですか?キス。」

亀子 「何でしなかったんですか?キス。」

虫子 「何でしなかったんですか?キス。」








あんた達、自分でしんじゃって。

3日以内に、自分でしんじゃって。





2006年02月27日(月)
研究が止まらない。




授業が終ったばかりの教室で、

虎子が、私を見てるじゃないですか。

どー考えても視線は、私じゃないですか。

私の勘違いかと思って 向きを変えてみたけど、

やっぱり虎子は、私を見てる。






私の膝は震えていた。

恐怖で立ってるのがやっとだった。

だって、こんな顔で私を見ているんだもん。












                    イメージ。






あみ 「虎子、どーしたの?」

虎子 「研究してんの。」









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あみ 「何でそんな事してるの?」

虎子 「だって、こうすると可愛くない?」









可愛くないよ。

何で、これが可愛いと思うのかが 解らない。

だけど、こんな虎子に驚いてる場合じゃないのですよ。

もっと、凄いヤツがいたのです。

これは、虎子より手強い。





豆子 「ねぇ、どお?」

あみ 「もう少し、目を細くしたら?」

豆子 「じゃ、こんな感じ?」












                      イメージ。



う〜んと、虎子よりイイ感じ。




2006年02月26日(日)
冬の朝。




朝の食事がすむと、父・恭兵がこんな事を言うのです。


恭兵 「あみ、オナラしたのか?」

あみ 「してないけど。」




恭兵 「じゃ、俺のオナラかぁ。」

あみ 「どーしたの?」





恭兵 「何か、いつもとニオイが違ってたから、俺のじゃないのかと思って。」








あんだよ、それ。

むしろ 何だよ、それ。





自分のオナラのニオイって、決まってたの?

知らなかったよ。

今年一番知らなかったよ。






だけど、父・恭兵は、私の前でしかオナラをしないのです。

母や姉の前では、絶対にしないのです。

何があっても、私の前だけしかしないのです。

こりは一体、何故なんだ。






あみ 「何で、私の前でしかオナラをしないの?」

恭兵 「あみの顔を見ると、何故かしたくなるんだよ。
     これは、あみの顔と俺の尻の穴の関係ってヤツか?」





それは一体、どんな関係ですか?

てか、全く関係ないんじゃないの?

私のホントのお父さんは、何処にいるの?





私絶対に、いい子になるわ。

いつかホントのお父さんに会ったら、いい子だねって

誉めてもらえるよう、うんといい子になるわ。

だから、ホントの事教えて?




    




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この人は一体 誰ですか?

激・クサイんですけど。





2006年02月25日(土)
電車の中の出来事。




電車の中で、夕陽の沈む一番キレイな瞬間が見たくて

窓の外を見ていたのです。




男 「おい、下北沢って知ってっか?」

女 「なに?下北沢って?」






まぁ、驚いた。

下北沢を知らない人間が、こんな所にいるんですよ。

夕陽どころじゃないじゃないですか。

てか、夕陽なんて何処にもないんですよ。

だから明日は、きっと晴れませんよ。








だけど、下北沢に行った事がなくても、知ってると思うじゃないですか。

誰だって、知ってると思うじゃないですか。

雑誌とかテレビでも下北沢特集なんかよくやってますから。







男 「じゃよ、オメー多摩川って知ってっか?」

女 「な〜に?多摩川って?」








まぁ、驚いた。

この人間は、多摩川も知らないみたいですよ。

知らないフリをしてるんじゃないですか?







男 「俺さ、多摩川で友達とバーベキューした事あるんだぜ。
    バーベキューだぜバーベキューどーするオメー?」

女 「えぇ〜 バーベキュー? 凄いなぁ〜」








この人間は、バーベキューをした事がないのかって事ですよ。

何が凄いんだって事じゃないですか。


ホントに下北沢や多摩川を 知らないのか、全く解らない。

なんたって、この人間の顔が見えませんから。

だけどきっと女の人なのですよ。







顔さえ見えれば、絶対に解るのです。

自信があるのです。

ちょっと、ひねくれた顔であれば 絶対に知らないフリのぶりっ子なのです。

すっぴんでのっぺりした顔だったら、ホントに知らない

正真正銘のいなかっぺですから。









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え〜と、まぁ〜、どっちでもいっか!?




2006年02月24日(金)
ライバル。




理科室の掃除当番だった私は、

当然、掃除をしているフリをしていたのです。




理沙 「ねぇ、お別れ会の シンデレラの役 、あみ 立候補するの?」

あみ 「しないよ。」

理沙 「何で? すればいいのに。」





する訳ないじゃないのさぁ。

そんなめんどくさい事、この私がする訳ないのですよ。

中学校生活最後の イベントですよ。

絶対に、やらない。






知ってます?

シンデレラですよ、シンデレラ。

主役じゃないですか。

つー事は、台詞が ハンパじゃないって事ですよ。

これから覚えじゃくらなくっちゃ いけないって事ですよ。








かと言って、他の役も台詞が あるからやりたくない訳ですよ。

スタッフをやらされるのも、まっぴらなんですよ。

照明とか、小道具とかいろいろ大変じゃないですか。






じゃ一体、このキューティあみは何をやるんだと思うじゃないですか。

ちょい役ですよ。

ちょい役に決まってるじゃないですか。

ちょい役と言えば、シンデレラと一緒に 天井裏で遊ぶ仲間たち その1ですよ。

ネズミ役に 決まってますよ。






台詞は、「ねぇ、シンデレラ 遊ぼうよ!!」

これだけ。

なんて素晴らしい台詞。







この台詞さえ覚えじゃくってしまえば、もう安心。

何も心配する事はありません。

みんなの前で、恥をかく事もなければ、目立つ事もない。

別にあっても無くても、どっちでもいい役なのですよ。

マジ・やりたいよ。

やりたくてやりたくて しょうがないよ。








だけどまだ、キャストとかスタッフとか 何も決まっていないので、

心配なのです。

ネズミ役を誰かに、取られてしまったら

一体このキューティあみは、何をやればいいのか

途方に 暮れてしまうのです。








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ライバル出現だ!! クヌ野郎!!!




2006年02月23日(木)
別た理由。




昨夜、オダギリジョーの事を考えながら、ザ!世界仰天ニュースを見ていると、

亀子からメールがきたのです。



亀子 「ラルフ・ジョネフと、別れました。」






ラルフ・ジョネフって、誰?

まぁ、亀子が勝手に付けた男のニックネームだろうけど、

それがどーしたの?

何で、いちいち私に 報告してくるのかって話しじゃないですか。

どーせまた、振られたって話しですよ。

ホント、くだらない。





何たって今日は、オダギリジョーの日じゃないですか。

男に振られたとか、そんなくだらないメールしてくるなって話。







あみ 「ドンマイ亀子。」

亀子 「今回は、私の方が振ったんですよ。振ったのはこの私ですよ。」







なに?

亀子の方が、振ったの?

何でそんなもったいない事するの?

だって、あなたは亀子なんだよ。

解ってんの?







あみ 「なにが気に入らなかったの?」






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見たの?

どーやって?

一から説明してよ。

いや、やっぱりいいや気持ち悪いから。




2006年02月22日(水)
乙女の決心。




頭の上のお日様が、眩しいような 眩しくないような 今日この頃。

女子たちの楽し気な笑い声が、何だか遠くに聞こえる。

私の隣で美華子がポツンとつぶやいた。





美華子 「痛いのは、初めの一回だけだから。」

あみ  「どんな風に痛いの?」

美華子 「アソコをピストルで撃たれた感じかな。」








マジ!?








そりゃもう、超・痛いじゃないですか。

てか、死ぬじゃないですか。

確実に、やだー!!!!






たね子 「私は、とてつもなく大きい爆弾を無理やり入れられた感じだったよ。
      それで、入った途端爆発しちゃったって感じ。
      その時、膜が破れた音聞こえたもん。ぐちょって。」










ぐちょ!?








そりは、マジですか?

膜がぐちょって、音を立てて破れちゃったの?

物凄く怖いんですけど。





あみ 「そりゃもう大騒ぎぢゃんよ。」

美華子 「たね子は、破れた音が聞こえたなんてさすがだよ。
      私なんて、痛いって叫んじゃったから聞こえなかったもん。」






あみ 「やっぱ、痛いんだね。」

美華子 「だけど、最初だけだから。」

たね子 「そうそう最初だけだから、後はもうやりまくりだから。」








あみ 「だけど、豆子なんて痛くっておしっこしちゃったって言うからさ。」

美華子 「おしっこしちゃう子なんて、豆子だけだよ。」

たね子 「そうそう、普通しないよ。」






あみ 「痛くって、オナラしちゃったらどーしよう。」

美華子 「痛くてオナラする人なんていないって。」

たね子 「そうそう、いないよ。」







ホント、心配。

不安でしょうがないよ。

だけど私ももうすぐで、中学を卒業しなければいけないんです。

何たって、中学生の時に経験したいじゃないですか。

絶対、中学生の時に経験しないと 胸が大きくならないもん。

テレビで有名な大学の先生が 言ってた気がしたもん。








だから私には、もう時間がないのです。

急がないと 大変な事になる気がしてならない。

『痛いからやだ。』、などと言って逃げてばかりいたら、腐ってしまうんです。





この時私は、重大な決心をしたのです。


自分で言うのもなんだけど、今日の私は、ちょっとカッコイイ。






あみ 「大澤君、今日大澤君の家 行ってもイイ?」

大澤 「いいよ。」







どーですか、この台詞。

女の子がこう言ったら、今日はOKって事ですよ。

大澤君だって、きっと解ったハズ。

今日の私って、ホント積極的で素敵。テヘッ。




きっと今日という日を私は、絶対に忘れない。

忘れられない日にするのだもん。

家に帰った私は、シャワーを浴び、

大胆なランジェリーに着替えて大澤君の家へ

マイ・チャリに乗って急いだのだ。






いつもより速くペダルを漕ぎましたから。

何たって、ずっと立ち漕ぎしちゃいましたから。

おかげで、汗だく。

もしかしたら、臭いかも。










あみ 「大澤君、まさか家に誰かいるって事ないよね?」 ハアハア。

大澤 「いるよ、二階堂と松田が来てるけど。」









あんで?









今日、やるって合図したぢゃん。

たった、1時間前に合図のような信号を送ったばっかぢゃん。

それに今日は、後期の受験日ぢゃんよ。

自分たちは、先に合格したからって

なにやってんだよ。







あみ 「何で?私の乙女の一大決心を見逃したの?」

大澤 「何?乙女の一大決心って?」

     






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あみ 「うん。やっとこさっとかしたのに。」 ショボ。

大澤 「大丈夫だって、二階堂と松田には帰ってもらうから。」






あみ 「ホントね?ホントね?」

松田 「おい!何やってんだよ、何か食うもん持ってこいよ。」

二階堂 「ねぇ、このゲームソフト何処にあんの?」








大澤 「お前ら、帰れよ。」

松田 「これ、美味いな何これ?」 ムシャムシャ。









大澤 「二階堂、帰れよ。」

二階堂 「あっ!あったあった!これやりたかったんだよ。うっひょ〜!!!」







大澤 「あいつらの事はほっといて、あっちの部屋でやる?」

あみ 「やだ。」






今日という日を私は、忘れない。

絶対に。  ムッカムカ。





2006年02月21日(火)
夕暮れ。




公園の枯れ木を夕陽が、赤くふちどっている。

昇る朝陽と同じ太陽のはずなのに、

夕陽に照らしだされた風景は、どーしてこんなに物悲しいんだろう。





「あみ先輩!!」





後ろからの呼び声に はっとして振り返る。

何となく、心配そうな虫子の顔。





あみ 「やだ虫子ったら、いつからそこにいたの?」

虫子 「あみ先輩!?チョコレート食べませんか?」




あみ 「これ、ホントのチョコレート?」

虫子 「本物ですよ。」




あみ 「美味しいの?」

虫子 「美味しいですよ。」





あみ 「まさか、虫子の手作りとか?」

虫子 「いいえ、今コンビニで買ってきたものですよ。」





じゃ、安心だね。 パクッ。












あんめぇ〜〜!!!








と、思いきや〜!!!








( ̄* ̄ ) すっぺぇ〜!!!!








あみ 「このチョコ甘過ぎて、すっぱくない?」

虫子 「あみ先輩の舌は、どーかしてませんか?」




あみ 「あっ!何か、止められなくなってきたよ。」

虫子 「私も、止まりません。」





そんな乙女チックな会話をしながら、チョコを食べまくっていると、

枯れ木の間から、耳なし法一みたいな顔をした女の人が、

突然現れたのです。






女  「ワタシソコウカネナイ。」

あみ 「お金を落としたんですか?」



女  「ワタシソッチウカネトテチゴネ。」





何か、ただごとじゃない雰囲気なんです。

慌てふためいちゃっているんですから。

ただ唯一解る事は、この耳なし法一みたいな顔の女の人は、

日本人じゃないって事なんですよ。




虫子 「ワタシ、ニホンゴ、ワカラナイ。」

あみ 「虫子、日本語 解らなかったの?」






私は、驚きを隠せませんでした。

だって今まで、私と日本語で話しをしていた虫子が

日本語が、解らないと言っているんですから。




日本人じゃない、耳なし法一みたいな顔の女の人を見た途端

日本語を、忘れちゃったみたいなんですから。



人間、気が動転すると、日本語を忘れてしまうんですよ。

ホント、怖いです。





だから私が、しっかりしなくちゃいけないんです。

私は、スペイン語みたいなフランス語で、こう言いました。


あみ 「ケイサツ、アッチ、ダ〜ヨ。」

女  「アリガト。」




何か、つうじちゃったみたい。

今まで、スペイン語みたいなフランス語を習っていて、

ホント良かったです・




こんな所で役に立つとは、思ってもみませんでした。

虫子もビックリしてますよ。

そりゃそうですよ、今まで日本語と英語しか話せないと

思われてた私が、スペイン語みたいなフランス語をカッコ良く

話しているんですから。






そんなカッコイイ私を、生で見る事ができたんですから。

そりゃ興奮せざるえなかった事でしょうよ。





虫子 「あみ先輩!?」

あみ 「なに?」





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今日の事は、みんなに言い触らしてもいいよ。

100人までなら、言ってもいいよ。

だけど、普通に言ったら 信じてもらえないから

事実のすべてを、ちょびっと膨らまして話すがいいよ。





まず、耳なし法一みたいな顔をした女の人を、シャラポワ似のおねぇさんにして、

スペイン語みたいなフランス語を 完璧なフランス語と言うといいよ。

おまけに、あみ先輩は偉大なる先輩ですと 付け加えるとなおいいよ。




2006年02月20日(月)
原宿 love.




朝の教室で豆子が、私の背中から抱きついてきた。



あみ 「あんだよ!?」

豆子 「えへへ。あのねぇ〜 ついに先生と正確に交わったよ。」








マジ!?







あみ 「痛かった?」

豆子 「うん。 だけど、昨日は寸止めだったよ。」



あみ 「何か悪い事でもしたの?」

豆子 「してないよ。」



あみ 「だって、寸止めでしょ!?
    拳が、当りそうになったんでしょ?」


豆子 「違うよ、先生の殿様だよ。」












どゆ事ですの!?







あみ 「先生、何してくれてんの?」

豆子 「だって、しょうがないよ。
    先生はこの頃忙しいから、原宿へ行けないんだって。」




あみ 「何?原宿って?原宿と寸止めの関係って一体何よ?」

豆子 「あれは原宿へ行かないと売ってないから、今は我慢するって言ってたよ。」







あれって、コンドーさんの事ですか?



売ってるよ。

コンビニとか、薬屋さんに売ってるよ。






だけど先生が、お使いになっているアレは、特別ですの?

原宿まで行かないと手に入らない、超・薄くて丈夫なアレですの?

それとも、何か素晴らしい仕掛けがしてあるアレですの?








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そりゃ大変だったね。

そんじゃ原宿のじゃダメだよ。

もっと遠くへ行かないとダメだよ。

もっと南の方角だよ。





もっと安全性を求めるなら、

今度からは、

南の島のゴム手袋屋さんで買うように 先生に言いな!?

明日、絶対に言いな!?

急がないと、売り切れちゃうよ。






2006年02月19日(日)
謎のエロじじぃ。




都会の街を

ざわめく人々の群れの中を

イルミネーション背にして

奈々とふたり

夜の中を歩いていた。





見慣れた店先の景色の中に

バカ面のじじぃがひとりたたずんでいる。





奈々 「ねぇ、あのじじぃちょっとやばくねぇ?」

あみ 「ヤバ過ぎて普通に見えちゃったところが、ヤバイよ。」




ホント、ヤバイ。

ヤバイにも程があるよ、あのじじぃ。

何がヤバイかと言うと。。。





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しかも、ミッキーマウスの絵がプリントされてるヤツ。







こんな、バカっぽいじじぃを誰も見ないのはどーして?

もしかしたら、清き乙女の私達しかこのじじぃが見えないのかもしれない。

汚れた大人たちには、このじじぃの姿が見えないのかな。

そんな事を考えていると、じじぃが話しかけてきたのです。






じじぃ 「おねぇちゃん達、未来を見てあげようか?」

あみ  「未来なんか見えるの?」




じじぃ 「俺は、何でも見えるよ。
      もちろん、おねぇちゃん達の身体の中もね。イヒヒヒ。」








ぎゃぁぁぁ〜エッチじじぃのエッチ!!!!!!




あみ 「じゃ今日の私のおパンツの色を当ててみて?」

じじぃ 「おパンツの中身が見えるんだよ。イヒヒヒヒ。」





ぎゃぁぁぁ〜エッチじじぃのスペシャルエッチ私達のヴィーナスまで見えちゃうの?





奈々 「あと、何が見えるの?」

じじぃ 「あんた今、あれだろ?」




あみ 「奈々今、あれなの?」

奈々 「うん。」





ぎゃぁぁぁ〜当っちゃてんも〜んマジ当っちゃてんも〜ん!!

チッチまで見えちゃってんも〜ん!!!! (イヤン ハズカシ。)





あみ 「私の10年後も、見えるの?
     大澤君のお嫁さんになってるか見える?」

じじぃ 「う〜んと、あんたねぇ。。。。」




あみ 「やっぱイイ止めて、言わないでイイ!!心臓バクバクしてるから止めて!!」

奈々 「何で 見てもらわないの?」




あみ 「やだよ、なってないって言われたら、どーすんの?」

奈々 「あっそっかぁ〜」





じじぃ 「あんた、大澤君の事好きだね?」

あみ 「もちろん。」



じじぃ 「大澤君は、モテるだろ?」

あみ 「モテまくりで心配なの。」



じじぃ 「だけど大澤君は、ダメだな。」

あみ 「何でダメなの?」



じじぃ 「大澤君は今、あんたに嘘をついてるよ。」

あみ 「どんな嘘?」


じじぃ 「働いてるって言ってるけど、ホントは働かないで遊んでるよ。」

あみ 「はい?」



じじぃ 「あんたの他にも女がいてさ、その女に貢がせてるんだよ。」







じじぃ!!さっきから、なめらかに嘘 言ってるよ。

大澤君は、私に働いてるなんて言った事ないよ。

だから、大澤君は私に嘘なんて付いてないよ。





嘘を言ってるのは、じじぃぢゃんよ。

私には、その嘘が見えるよ。

じじぃは、暇人だという事も見えてきたよ。








あみ  「じじぃ!!当ってないよ!!」

じじぃ 「いや、俺は未来が見えるよ。」






あみ 「だって大澤君は今、中学生だよ。」

じじぃ 「中学生?」






あみ  「私も中学生だよ。」

じじぃ 「ホントかよぉ〜!!今時の子供はじぇっけぇ〜な!!」 パチクリ。





あんだよ。

がっかりぢゃんよ。

未来どころか、今も見えないぢゃん。




冗談じゃないぜ じじぃ!!

何処へ帰るか 知らないけど、

帰り道、犬の んこ踏め!!

どうせなら犬になって、んこ食べろ!!! ばぁか!!!





2006年02月17日(金)
悪魔とエイリアン。




突然背後から、女の声がした。

驚いて振り返ると、汗だくの亀子が、

肩を震わせて立っていた。





あみ 「どーしたの?」

亀子 「あみ先輩、酷いじゃないですか。」 はぁはぁ。





あみ 「何が?」 キョトン。

亀子 「何で虫子なんかに、杉浦先輩を紹介したんですか?」 はぁはぁ。





あみ 「虫子に頼まれたからだけど、いけなかったの?」

亀子 「杉浦先輩は、お金持ちじゃないですか。」 はぁはぁ。






それがどーしたの?

お金持ちの 何処が悪いの?

亀子はもう声も出ず、ずっと肩を震わせて足もとに

涙の粒を落としている。






亀子が泣いてる。

あの気の強い亀子が泣いてる。

初めて見たよ、亀子の泣き顔。





なんか、笑いたい気持ちでいっぱいになってきたよ。

だって、亀子の泣き顔は、、面白いったらないじゃないのよ。

鼻を真っ赤にして、微妙に小鼻をヒクヒク動かしているんだもん。

こんなに、みっともない泣き顔、初めて見たよ。

あぁ〜思いっきり、笑いてぇ〜〜!!!

今年一番、笑いてぇ〜〜!!!!!







あみ 「あれ?亀子、泣いてんの?」 フッ。

亀子 「あみ先輩、今、笑いませんでしたか?」

あみ 「笑ってないよ。」






マズイ。

マズ過ぎる。

今年一番、マズ過ぎる。






私ってば、すぐに顔に出てしまうタイプだから

気を付けなければいけないぞ!!! キリッ。






あみ 「なんなら、亀子にもイイ男、紹介してあげようか?」

亀子 「今のところ、間に合ってます。」





あら、まぁ〜驚いた。

亀子のくせに今、彼氏がいるのかぁ〜。

じゃ、幸せぢゃんよ。

何で、泣いているの?






亀子 「虫子には、もっと貧乏人を紹介して欲しかったですよ。」 ズビッ。





あら、まぁ〜驚いた。

親友の不幸は蜜の味ってヤツ?

ホント、亀子らしくって、ちょっと愛しいよ。







あみ 「だって、虫子が杉浦君を紹介して欲しいって言うから、
     紹介しただけだよ。」







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亀子 「矛盾してるじゃないですか。」







亀子は、どーかしちゃったみたいですよ。

たかが、虫子に杉浦君を紹介しただけなのに、

何か私が、悪者になってませんか。





こんなささいな事がきっかけで、他人に恨まれたり、

全然関係ない人が、事件に巻き込まれたりするんですよ。

ホント、気を付けないといけない世の中なんです。





あみ 「亀子は、虫子を応援してあげないの?
     親友なのに、冷たいね。」

亀子 「虫子は、私の親友なんかじゃないですよ。」





あみ 「そーなの?だっていつも一緒にいるじゃない。」

亀子 「他に誰もいないから、一緒にいただけですよ、
     でももう虫子の顔なんて見たくないし。」




あみ 「虫子は、亀子に何かしたの?」

亀子 「虫子は、男の顔とか性格なんてどーでもいいんですよ、
     家とか土地とか財産で決めるんですよ。

     杉浦先輩の事も全部調べたんです。
     それで、私に勝ったってぬかしたんですよ、あのブスが。」







まぁまぁ、そんなに熱くなってはいけませんよ。

虫子は、財産目当てで杉浦君に近づき、

「杉浦君の方が、亀子の彼氏よりお金持ちだから亀子に勝った。」と

自分よりブスな虫子に言われた事に腹が立ってしょうがない

と言う物語なんでしょうけど。







全くその辺は、心配しなくていいですから。

お金持ちは、杉浦君じゃなくて杉浦君のご両親ですから。




しかも、杉浦君は虫子と付き合ったりしませんから。

その証拠に、杉浦君が 断ってきたんですよ。

「虫子と付き合いたくない。」とはっきり言ってましたから。

杉浦君にだって、選ぶ権利はあるんですよ。






そんな事より、

ど〜〜すっかなぁ〜〜!!!

虫子の事 すっかり忘れてたよ。

杉浦君が断ってきた事、まだ虫子に言ってないも〜ん!!






2006年02月16日(木)
彼と彼女の事情。




大澤君とアイスクリーム屋さんで当然アイスクリームを食べていたのです。

私達の隣にもカップルが、当然のようにアイスクリームを食べていたのですが

そのカップルの彼氏と彼女がみごとに長州小力なんです。





身長が低くてデブのところまでそっくり。

おそろいのマフラーと帽子をかぶってやがる。

しかも色が、オレンジ色だよ。




そんな小力の彼が、小力の彼女にこう言うのです。


彼  「もう、これで最後な?」

彼女 「なにが?」




彼  「このアイス食ったら、別れんべ?」

彼女 「なんで?」






彼  「解んねぇ?お前とは、これで終わりにして〜の。」

彼女 「なんで?」



彼  「お前バカぢゃん。俺バカ嫌いなんだよ。」

彼女 「なに言ってんの?私よりあんたの方がバカぢゃん。」





彼  「俺はバカじゃねぇ〜よ。お前よりバカじゃねぇ〜よ。」

彼女 「じゃ問題だすから、答えてみ?」




彼  「おーいいよ、正解だったら別れような?」

彼女 「うん、いいよ。今の千円札は誰?」




彼  「夏目漱石だべ?」

彼女 「ブブー!! 野口英世だよ。」




彼 「マジ?
   いつからだよ?俺が持ってるのは全部夏目漱石だぜ。
   野口英世って誰だよ?知らねぇ〜もんよ。これなしな?

   この問題は、認めねぇ〜よ。もっとちゃんとした
   ひっかけ問題じゃないやつを出せよ。」








どこが、ひっかけ問題なの?

野口英世を知らないなんて、

この小力の彼は、中学で何を勉強してきたんだって話じゃないですか。

担任は、何て名前なのかって話じゃないですか。

もう一度、野口英世物語を大きな声で音読しろって話しですよ。









彼女 「じゃ、アメリカの首都は何処だ?」

彼  「なによ?こんな簡単な問題でいいの?
     俺、正解言っちゃうよ?俺と別れちゃう事になっちゃうよ?
     ホントにこの問題でいいんだな?」







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彼女 「ブブー!!ワシントンだよ。」

彼  「マジ?俺と別れたくねぇから嘘ついてんじゃねぇ〜の?
     確か、武蔵小杉の小学校ではニューヨークって習ったぜ。
     俺はずっと今まで、ニューヨークだと思ってたもんよ。

     信じねぇ〜から、そんなの絶対信じねぇ〜から。」




彼女 「これから、色々教えてあげる。」

彼  「お前、勉強したな?勉強したな?卑怯だぞ!!」




彼女 「ねぇ、家くる?」

彼  「えっ?うん。」








つー事は、別れないの? チッ。




2006年02月15日(水)
キレイになる女の子同盟。




川崎さんの事を考えながら、教室に入ると

奈々が私の方へ走ってくるじゃないですか。

オッパイをこれみよがしに揺らしながら、走ってくるじゃないですか。




あみ 「なに?」 キリッ。

奈々 「おはよー!」

あみ 「おはよ。」



なんだ、朝の挨拶か。。。。

あり?

何かイイ匂いがする。

奈々の方から、美味しそうなイイ匂いがするじゃないですか。





あみ 「何か、イイ匂いがするね。」

奈々 「なになに? 何の匂い?」



あみ 「何かよく解らないけど、イイ匂いがするよ。」

奈々 「実はさ、キレイになる女の子同盟を作ったの。」




あみ 「じゃ、このイイ匂いはその同盟のワザの匂い?」

奈々 「うん、まぁねぇ〜。」





あみ 「メンバーは誰?」

奈々 「今のところ、私と理沙と箱崎さん。」










箱崎さん!?







あの箱崎さん?

あんな所で、あんな事している箱崎さん!?





あみ 「誰でも入れるの?」

奈々 「一応、キレイじゃない女の子限定なの。」




あみ 「何で?」

奈々 「これからキレイになる女の子だけなの。
     もうすでにキレイな女の子は入れないんだよ。」




あみ 「そりゃまた、何で?」

奈々 「キレイの情報を出し合って一緒にキレイになっちゃおうっていう同盟だから。」



あみ 「ふ〜ん。」

奈々 「あみも入る?」








はい!?








だって、キレイじゃない女の子限定なんでしょ?

何で、私を誘うの?






あみ 「朝、顔洗って来た?」

奈々 「洗ったよ。」



あみ 「じゃ、寝ぼけてんの?」

奈々 「寝ぼけてないよ。」


あみ 「じゃ何で私を誘うの?」

奈々 「いいぢゃん。」




いやだよ。

いやに決まってるぢゃんよ。

何で私が、ブス同盟なんかに、入んなきゃいけないの?







奈々 「入ってもいいよ。」

理沙 「入りなよ。」




奈々 「入りなよ。」

理沙 「入りなよ。」




奈々 「入りなよ。」

理沙 「入りなよ。」





奈々 「入りなよ。」

理沙 「入りなよ。」

箱崎 「入りなよ。」





神様!!

私、水城あみは15年間それなりに、頑張ってきたつもりです。

だけど、これはないんじゃないんですか!?




何で私が、卒業を目前にして、

ブス同盟じゃないけど、多分ブス限定の同盟に

入らなくっちゃいけないのかって事なんです。







いやに決まってるじゃないですか。

そりゃ普通にいやに決まってるじゃないですか。





だけどもう気分的に、入ってしまった雰囲気。

会費も払ってしまった気がしてならない。



しかし、箱崎さんの笑顔を見たら、はっきりと目が覚めた。

どーかしてたわ。

寝ぼけてたのかしら 私。














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入りません。絶対に。





2006年02月14日(火)
涙のバレンタイン。




朝、教室に入ると私の席にあの箱崎さんが

また、座ってるじゃないですか。

あれほど口がすっぱくなるまで、座るなと言ったのに

また、座ってるじゃないですか。





あみ 「箱崎さん、私の席で何してんの?」 ギラッ。

箱崎 「あみにチョコあげようと思って待ってたの。ハイ。」






何これ?






目の前の風景が、一瞬 色を失くしてかすんで見えた。

箱崎さんが、チョコと言って差し出したものは

明らかに、お饅頭の姿をしていた。





あみ 「これお饅頭?」

箱崎 「チョコだよ。」





これがチョコ?

いつの時代から、これをチョコと呼んでいるの?

一体誰が これをチョコだと認めたの?



私が知ってるチョコじゃないんですけど。

これは、どっから見てもお饅頭だよ。




あみ 「お饅頭の中に、チョコが入ってんの?」

箱崎 「ううん。お饅頭の粉とチョコを練りこんでみたの。」

あみ 「ふ〜ん、だからこのお饅頭の色は、ねずみ色なのかぁ。」




だけどさ、

お饅頭の粉は、白ぢゃん?

チョコは、茶色ぢゃん?

これを混ぜたら、ねずみ色になるの?



箱崎さんは、練りこんだって言ってたよね。

つー事は、箱崎さんの手汁がねずみ色って事ですか?






ホント、勘弁してください。

私には、未来があるんですよ。

もっとやりたい事が、いっぱいあるんです。

何たって、大澤君とまだやるべき事を やってないんですもの。





でもまぁ、後で捨てちゃえばいい事だし、

箱崎さんにバレなきゃいいんだし。

そんな事を 深く考え悩み狂っていると、箱崎さんが

まだいるじゃないですか。

私の目の前で、目をギラギラと輝かしているじゃないですか。









いやですわ、箱崎さんったら




何を考えて、いらっしゃいますの?











あら、そんな恐ろしいお顔を、




なさってはいや!!!












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えぇ!?





何故ですの?






それだけは、お許しになって!?




  








あみ 「ぬあんで?」

箱崎 「感想 聞きたいから。」






あみ 「美味しいのに決まってるよ、何たって箱崎さんが作ったんだから
     大丈夫だよ。箱崎さんだって食べたでしょ!?」

箱崎 「私は、食べてないよ。」










あら!?



今、何ておっしゃったの?






箱崎さん、何ておっしゃったの?






あみ 「箱崎さん、もう一度言ってくれる?」

箱崎 「私は、食べてないよ。」






まぁ いけない方!



食べてないなんて、おっしゃるんですもの





驚きましたわ、私。







あみ 「何で?」

箱崎 「なんか、不味そうだったから、食べる気がしなくてさ、
     だけど、捨てるなんてもったいないぢゃん?
     食べる人がいたら、あげようと思って持って来たんだぁ。」






あみ 「じゃ何で私にくれたの?」

箱崎 「あみは何でも食べる人だと思ったから。」




まぁ、恥ずかしい。 (/-\*)




2006年02月11日(土)
冬の夜。




いつの間にか空は すっかり夜の色に 染まっていた。

街のネオンがますます輝きを増して 浮き上がって見える。





こんな日はきっと、私の後ろにゲロスみたいな大きな男がいるんですよ。

きっと、笑ってるんです。




気持ち悪いけど、一応チラッと後ろを見ました。






ギョッ!!

いた。

やっぱり、いた。

解っていても、驚いてしまうんです。





だって私のすぐ後ろに183cmくらいの どでかい男ゲロスがいるんだもんよ。

そんで、笑ってるもんよ。





何をどーしたら、いいのか解らない。

そもそもゲロスって誰だっけ?






このままの状態では いけないと思うのです。

怖いけど、話し合いで 解決する方法を考えました。


お金で解決する事も 考えているのです。

なんなら、約束手形を渡したっていいんだ。

二千円くらいなら、持ってるし。




あみ 「あの〜 何ですか?」

ゲロス 「今日も、可愛いなぁ〜」 ニタッ。




あぁぁぁぁ〜〜ダメだぁ〜キモくて話しが続かないよ。

何だかお金で解決するのも 止めたい心でいっぱいになってきたよ。

だって良く考えたら、私の方が貰いたいじゃないですか。

被害者は、この私だし。

何で私が、ゲロスにお金を払わなくっちゃいけないのかって 話になるじゃないですか。





だけど、このままではいけないのです。

逃げてばかりじゃ、何も解決しませんから。




あみ 「あんの〜〜!!私に何か話しでもあるんですか?」

ゲロス 「昨日、たこ焼きの50円引券落としただろ?」



あみ 「はい、確かに。」

ゲロス 「これ、拾ったから。」



あぁぁぁぁ〜〜〜これ私のぢゃん!!ずっと探してたヤツぢゃん!!!!!






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あみ 「あっ!あそこかぁ〜!!あそこに落としたのかぁ〜!ありがとう!!」

ゲロズ 「もう、落とすなよ。これやるよ。」



あみ 「なになに?えぇ〜こんなにくれるの?いいの?
     これ100円引券ぢゃん、10枚もあるけどいいの?」

ゲロス 「いいよ。」

あみ 「ラッキー!! ありがとう!!」






あっ!!!!!









何か、仲良しになっちゃってる雰囲気がやんわりとしてる。




危ない危ない危ない。

危険な風を感じた瞬間 目が覚めたよ。



危うくお友達になるところだった。

しかし、割引券はゴチ。





2006年02月10日(金)
バージンショック。




会議室の大きなテーブル。

その隅の席に 私と豆子は並んで腰をかけた。

窓ガラスからは、明るい光が差し込んでいる。

今日は、いいお天気。





豆子 「私ね、とうとう先生の挿入しちゃったの。」

あみ 「挿入?」



豆子 「ほら、あれ。」

あみ 「あぁ〜。。。薬指だっけ?」



豆子 「ううん。」

あみ 「違うの?まさか親指?」



豆子 「違うって!!」

あみ 「もっと大きいの? じゃ足の親指?」





豆子 「もっと大きいよ。先生の殿様だよ。」

あみ 「殿様? とーとう殿様が入っちゃったの?
     そりゃもうどびっくりだね。
     これでホントの恋人同志かぁ〜。」

豆子 「そっかなぁ。。。」





あり?

どーしたの?

その不安そうな ちっこい目は一体!?



ホントの恋人同志になれたんでしょ!?

何が不安なの?





あみ 「どーしたの?」

豆子 「挿入したって言っても、1回だけだから。
    1回挿入して痛かったから、止めて!!って言ったの。

    そしたら先生、止めてくれたの。だから私は、まだ処女だよ。」








ほよ!?








1回挿入したら、もう処女じゃないよ。

先っちょだろうが、横っちょだろうが1回挿入したら

もう処女じゃないよ。





確か、家ではそう習った気がするけど。

豆子の家では、何回入ったら処女じゃないの?

まさか、豆子のお母さんは

「お母さんはまだ処女よ。」なんて言ってんの?









あみ 「きっと豆子は、もう処女じゃないと思うよ。」

豆子 「うっそ〜!!マジ!?」





あみ 「先生は、何て言ってるの?」

豆子 「豆子は、まだ処女だよ。って言ってたよ。」










うっそ〜ん!!









人間冷静になって考えてみると、解るよ。

自分の身体なんだから、絶対に解るよ。

先生の殿様は、生きてるよね?





あみ 「何か出た?」

豆子 「何が?」


あみ 「初めての時、何か出るでしょ?」

豆子 「あぁ〜。出た出た。いっぱいでたよ。」






出たの!?







じゃもう処女じゃないぢゃん。









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あらやだん。

んこじゃなくて良かったね☆




2006年02月08日(水)
悪い人。




どーでもいいけど、丸山さんが何でここにいるのかって事なんです。

理沙が今日学校をお休みしたので、奈々と理沙の家に電話しようとした

瞬間に事件は、起きたのです。



受話器は、奈々が持っているので、電話番号を打つのはこの私じゃないですか。

誰もが、そう思うじゃないですか。



しかし、現実は違っていたのです。

そんなに現実は、甘くなかったのです。




どっからか急にやって来た丸山さんが、理沙の家の電話番号を打ってるじゃないですか。




ピポパポンッ!!!





はやっ!!



そうなんですよ。

早いのにも程があるのです。

誰もが『こんなに早く打てないよ。』と言うかのように打つんですよ。





「はい、佐々木です。」





奈々 「あっ 間違えました。すみません。


    丸山さん、間違ってたよ。」




丸山 「そぉ?じゃもう一回だね。」




ピポパポンッ!!!





はやっ!!

ちょっとちょっとちょっと!丸山さんさぁ〜!!!

今、間違えたばっかぢゃんよ。

今度はもっと、ゆっくりと打つべきなんじゃないの?

受話器を持ってるのは、奈々なんだからもっと気を付けてよ!!








「はい、佐々木です。」







奈々 「あっ すみません。また間違えました。」







「何処に、かけてんのよ!?」








    ガチャッ!!!







ほら、怒らせちゃったじゃない。

どっかの佐々木さんが、怒ってるじゃない。





奈々 「丸山さん、打つの早いんじゃないの?
    今度は、もっとゆっくり打ってみて?」


丸山 「あっ 原因が手に取るように解ったわ。」






ピッ!ポッ!パッ!ポッ!!!








理沙 「はい、もひもひ?」







理沙が出た!!!





やっとだよ。

理沙の家にやっとかかったよ。

当たり前の事が、こんなに嬉しいと思った事はない。

当たり前って、こんなにも人間を幸せな気持ちに

してくれるんですね。







だけど、解らない。

何であの時、丸山さんがいたのか。

何であの時、丸山さんが理沙の電話番号を打っていたのか。


ホント、解らない。





不思議な事が、時にはあるんです。

そんな光景を見たのです。

何度もみたのです。

何度も何度も見たのです。

あきれるほど、見たのです。

まぁ そんなに強く言わなくてもいいと思うけど。










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え〜と、このような人を日本語で、悪い人といいます。

奈々はまだ知らないと思うけど、高校に入ったら、必ず習うから。




5月の中間テストに必ず出るって、水村先輩が言ってたから。

6月には、悪い人検定試験にも出るそうだから。

今のうちに、勉強しといた方がいいよ。






2006年02月07日(火)
腐った果実。



昨夜、『あいのり』を見ていたら、亀子からメールが来たのです。



亀子 「私、何かの病気みたいです。死ぬかも知れません。
     私の果実がおかしいんです。」




えっ?

亀子、死ぬの?




私の果実ってなに?








あみ 「何の病気なの?」

亀子 「私の果実が燃えているんです。」



あみ 「私の果実って、あそこの事?
     で、どんな風になっちゃったの?」

亀子 「私の果実に、メンタム付けたら、燃えちゃって熱いんです。」






そりゃ大変だね。

だけど、何でメンタムなんか付けたの?

メンタムって、なに?



あみ 「熱いのなら、冷やしなよ。」

亀子 「果実に、冷えピタ貼ったら、痒いんです。」




あみ 「じゃ、かきなよ。」

亀子 「かいてたら、痛くてしょうがないんですけど。」









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それホント?

こりは、私の専門分野じゃないので、手に負えませんよ。

なんたって、果実が腫れちゃうなんて、一度も経験が無いので

これ以上のアドバイスは、危険と判断しました。




あみ 「お母さんに、見てもらったら?」

亀子 「お母さんに見せるなんて絶対にいやです。
     あみ先輩見てください。」





って事で、亀子の果実の写メールが届いたのです。




腐ってる模様。


キモイので削除。


ピッ。




2006年02月05日(日)
反っ歯の微笑み。




さっき、理沙から電話が来たのです。




理沙 「○○中学のアキって知ってる?」

あみ 「知らないけど。」




理沙 「えっ!? 知らないの? 
    アキはあみの事 物凄く知ってたよ」

あみ 「どんな事、知ってたの?」




理沙 「え〜と、どんな事か忘れたけど、知ってたよ。」

あみ 「何言ってんの?」




理沙 「要するにアキは、あみの事知ってるって事だよ。」

あみ 「それがどーしたの?」






ホント、解らない。

理沙が、何を言いたいのかさっぱり解らない。





あみ 「理沙は、私に何が言いたいの?」

理沙 「アキのお兄ちゃんが、あみを駅で見たらしいよ。」



あみ 「ふ〜ん。」

理沙 「そんでさ、あみに一目惚れしたんだってよ。」












それ、ホント!?








お兄ちゃんかぁ〜

どんな人かなぁ〜

私、お兄ちゃんがいないから、お兄ちゃん欲しいんだよね。

山ぴーみたいだったら、どーしよう!!







理沙 「話しは変わるけどさ。」









にゃに!?







何で急に話しが変わっちゃうの?

今はお兄ちゃんの話し以外聞きたくない心でいっぱいだよ。

お兄ちゃんは 長男なのかとか、お兄ちゃんの家は 持ち家なのかとか

今、貯金はどのくらい持ってるのかとか、車は 何乗ってるのかとか 土地とか株

とか、そんな話しまだしてないぢゃんよ。






あみ 「お兄ちゃんの話しは、もう終わりなの?」

理沙 「あれ?気になるの?彼がいるくせに?」




あみ 「どんな人かなと思って。」

理沙 「反っ歯だと思うよ。」





あみ 「知ってるの?

理沙 「知らないけど、そんな気がするから。」




それって、酷くない?

知らないくせに、酷くない?

反っ歯じゃないかもしんないぢゃん。

案外、素敵な人かもしんないぢゃん。

見た事も無いくせに、お兄ちゃんを反っ歯だなんて酷過ぎるぢゃんよ。





あみ 「もしかしたら、反っ歯じゃないかもよ。」

理沙 「絶対、反っ歯だよ。」













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あみ 「それだけの理由で、お兄ちゃんを反っ歯扱いするのは酷いんじゃないの?」

理沙 「だってさ、アキの両親も反っ歯なんだよ。」




あみ 「だけど、おじぃちゃんかおばぁちゃん似かもよ。
    それとか、隣のおじさん似とかさぁ〜」」

理沙 「99%の確率で、あり得ないよ。」



あみ 「何で?」

理沙 「あの親を作ったじぃさんとばぁさんが反っ歯じゃないなんて、あり得ないしさ、
     隣は 畑だから、おじさんはいないよ。」





なんなの?

反っ歯反っ歯って反っ歯がなんなの?

反っ歯が反っ歯で何が悪いんだよ?

反っ歯は、生きちゃいけないとでも言いたいの?




反っ歯なんて、関係ないよ。

反っ歯なんて、ビーバーみたいで案外可愛いかもぢゃんよ。

だいたい反っ歯で、何が悪いと言うの?

理沙は、反っ歯が悪いなんて一言も言ってないけどさぁ〜!!


反っ歯か反っ歯じゃないかなんて全然気にならないよ。




人間は、中身じゃないですか。

人間を、反っ歯で判断しては、いけないんです。


それよか、気になるのはやっぱ土地をどれだけ持ってるかだよ。

家の隣の畑は、お兄ちゃんちのかって事も気になるよ。





だけど、どんだけの反っ歯なのか知りたいじゃないですか。

どんだけ、先祖代々引き継がれている反っ歯なのか

見てみたいじゃないですか。




あみ 「こうなりゃとことん反っ歯お兄ちゃんの顔が見たいよ。」

理沙 「じゃ今アキに、写メール してもらうから、待ってて。」




当然待ちました。

3分待ちました。

正確に言うと、5分ですけど。












どっぱ〜〜ん!?









ひぃ〜〜!!!!







夕日が私を赤く照らす。

だが、冬の力ない太陽は私自身を温める事はできなかった。





写メールは、大反っ歯のお兄ちゃんだけではなく、

横反っ歯のアキも写ってたよ。

二人そろって、違う種類の 反っ歯で微笑んでやんの。

しかも斜め 反っ歯で、V サインなんか してやがる。




とってもさみぃ〜〜!!!!(ガクガクブルブル。)




2006年02月02日(木)
彼の瞳に映るもの。




前期選抜合格しちゃった!!!

もう受験勉強しなくてもいいなんて、嘘みたい。




そこで前期合格者だけで、こっそりとお食事会へ行ったのです。

メンバーは、大澤君と二階堂君と美華子と私。

何故か皆スパゲティ。





このスパゲティは、物凄いボリュームでカロリーも凄くありそうなのです。

だって、油がギトギトしちゃってんも〜ん!!!





ふと、二階堂君のスパゲティを見ると。。。。

あり?

大変じゃないですか。

もう食べ終わっちゃう雰囲気。

大きなお皿に、少ししかもう無いですよ。





大澤君なんて、まだいっぱい残っていると言うのに、

二階堂君は、普段何食べてるのかって話しじゃないですか。




そんな二階堂君が、急に食べるのを止めてこんな事を言ったのです。


二階堂 「これ、毛じゃねぇ?」




なになになに?

毛が入ってたの?




あり?

これは、もしかして下の方の毛じゃないですか?

このウェ〜ブは、まさしく下の方の毛っぽいですよ。





どのようにして、二階堂君のスパゲティの中に入り込んだのか

この毛の、道のりを知りたくないですか?

私は、知りたい。 どーしても。




大澤 「ひでぇっ!!! でもここまで食っちまったんだから
    もうしょうがねぇな。」

二階堂 「いや、俺は、店の人に言うよ。
     こんな事 絶対に許しちゃいけないんだ!!」


あみ 「そーだよね。この毛の道のりを 是非とも説明して欲しいよね!?」







すみませ〜〜ん!!!








店員 「何か!?」

二階堂 「こんなかに毛が、入ってたんですけど。」








あっ!








ずさずさずさ〜〜〜!!!!








店員  「大変申し訳ありませんでした。
     すぐに、新しいものとお取り換え致しますので。」

二階堂 「はい。」





はいって何よ?

二階堂君は、どう言うつもりなの?

毛の道のりを、聞かないってどゆ事よ?





二階堂君は、あんだけ食べまくった油ギトギトのスパゲティを

また食いやがったのです。









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ばぁかめ。