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あみの秘密日記
水城あみ

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2004年12月31日(金)
愛が欲しい。




気付きました。

やっと気付いちゃいました。

全く 日記書いてませんでした。






誰も 教えてくれないんですから。

噂も なかったですから。

でんでん 気が付きませんでした。





事もあろうに 人間界では 大晦日かになってたんです。

しかも 雪まで 降ってるじゃないですか。

寒くって トイレにも 行けないんですよ。






ビックリした事に クリスマスも ちゃっかりコンと

終っちゃってたんです。

いつあったんですか?

全然 気が付きませんでした。






誰も教えてくれなかったんです。

私ってば 愛されてないじゃないですか。

涙が 止まりません。


そんな 14歳の大晦日。






今日の私は、耳が痛いんです。


涙する程 痛いんです。

良く考えたら 我慢できる 痛みなんです。





もっと良く考えたら そんな騒ぐ程 痛くもないんです。

てか でんでん痛くないんです。

もっと正確に言うと 全く何でもないんです。







父・恭兵が 偶然私の近くにいたので 愛を確認する為 こう言いました。


あみ 「イタタタ。。。耳が痛い!!」


恭兵 「どうした? 耳が痛いのか?」




あみ 「耳が痛いの ビンビンするよ。
    これは、きっとビンビン病カモ。。。
    死ぬんじゃないかなぁ 死ぬ前にメロンが食べたく
    なちゃった。」


恭兵 「メロン? メロン食べたって耳は、治らないぞ!
    こっちに来て 見せてごらん。」


あみ 「痛くしないでよ?」




恭兵 「ふぅ〜! ふぅ〜!」









(/゜□゜)/ ぎゃぁ〜〜 !!!






あみ 「やめてよ!! 何するのよ!」


恭兵 「虫でも 入ってるのかと思ってね。」


あみ 「虫なんて 入ってないよ。
    それよか 早くメロン買って来てよ。」





恭兵 「あみは、鼻水が出た時 どうしてる?
    ちゃんと 鼻をかんでるのか?」






何を突然 関係のない話しを してるのでしょうか。

全く 意味が解りません。

父・恭兵は、私を愛してないカモです。

メロンを買うのを 異常に拒むのです。






あみ 「鼻なんて かんだ事ないよ。」


恭兵 「一度もか?」


あみ 「うん。一度もない。」




恭兵 「原因がこれで解ったぞ! それだ!!」










(゜□゜*) にょ!! 







あみ 「それだって にゃにが!?」


恭兵 「耳は、鼻につながってるんだよ。だから鼻を かまないと
    耳の機能が 衰えてしまうんだよ。耳も使わないと
    ダメなんだ。

    あみは、今までどうしてたんだ? 鼻をかまないで
    垂らしてたのか?」


あみ 「垂らしてないよ。」


恭兵 「じゃ どうしてたんだよ。」


あみ 「鼻栓してた。」


恭兵 「マジ?」







鼻水が 出たら鼻栓ですよ。 決まってるじゃないですか。

これは、乙女の常識ですよ。





鼻血だって、鼻栓するじゃないですか。

だから 鼻水が出たら 鼻栓は常識なんです。






南関東地方に住んでいる女子中学生は、みんな鼻栓してますよ。

鼻なんて 死んでもかみませんよ。

もし鼻をかんでいる所を 見たと言うのなら その女子は、乙女

じゃないですから でったいに。(うそ)







鼻を かむなんて そんないやらしい事なんて できませんよ。

それに、鼻をかむなんて 知らないと言うよりも まだ

中学で習ってませんよ。





あみ 「ねぇ メロンは?」


恭兵 「鼻をかめば治る。 メロンは、買わない。」








何か とてつもなく 愛されてない。




2004年12月20日(月)
夢の中へ。





今日も 貴族の気品を 漂わせながら 私は、休み時間に 当然本格的に

眠っていたんです。





もう 最高に 気持ちが いいんです。

だって、夢見てましたから。

最高の 夢だったんです。

このまま 夢の世界で 生きていきたいと思ってました。







しかし、私の許可なしに 私を無理矢理 起こそうとする

ヤツがいたんです。






一度も 見たこともない 女性なんです。

その女性の名前は、ビクトリア・ブリジストン(21歳)

職業は、女王様。

口癖は「肩だりぃ〜!!」







ビクトリア 「起きろ! いつまで寝てんだよ この豚!!」


私が豚!? 豚は あなたの方じゃないですか。この肉はみだし豚!!







あみ  「あなたは、誰ですか?」

ビクトリア 「ビクトリア・ブリジストンよ!

     ちょっと あなた 私の肩 揉みなさい。」





いきなり 何言ってんの?この人???

どのような理由があって 私が、この女の 肩を

揉まなくちゃ いけないのか解らないよ。

肩 以外の場所なら 揉んでもいいカモだけど。







あみ 「嫌です。」


ビクトリア 「肩がだりぃ〜のよ!!

     






嫌だよ。

ホント嫌なんだってば。




あれ?

何かへん?


今年1番へん?











(゜□゜*) うひょー!!





何 するんじゃい! 

ビクトリアが 私の肩を 揉んでるじゃありませんか!!









(/´△`\) イヤ〜ン !!





マジやめて下さい。

私は、肩なんて こっちゃ いないんです。






何でいつの間にか、ビクトリアが私の肩を揉んでいるのか解らない。





もしかしたらこれは、私の知らない大人の愛の表現方法なのか?




だけど、クラスメート全員が 私に注目してるじゃないですか。



私の心は、米倉涼子。

もしくは、室井滋。

もう、引き下がる訳には いかないんです。






みんなの前で ガッツンと言ってやりますよ。



もうすでに、言ってやる言葉なんか いっぱい用意しちゃってるんです。

準備ばんたんにも 程がありますよ。



あみ 「ちょっと あんたねぇ。。。。」










ギンゴンゴ〜〜ン



   
 ガンゴンギ〜〜ン




ゴンガンギ〜〜ン












び、びくりちたなぁ もう〜!!


もう 帰る時間!?


やっぱ 寝違えてる。。。




2004年12月17日(金)
友達にしたくない No1




いつも 文句ばかり言っている 丸山さんが、突然来て こう言うんです。





丸山 「水城さんってさ、友達が たくさんいるよね?
    何で? 何でいるの?」



何でいるのって 言われても。。。

解りません。

気づいたら いっぱい いたんですよ。







あみ 「わかんな〜い。」

丸山 「ちょっと ふざけないでよ。私は、真面目に聞いてるのよ。
    真面目に 答えないと 殺すよ。」







こんな事で私 殺されちゃうの?




友達が いないA子容疑者が 友達が たくさんいる水城あみさん

に、友達が 何でたくさんいるのか 真面目に聞いたら、






友達が たくさんいる水城あみさんが、「わかんな〜い」と

答えた事に 腹を立て ナイフで 胸を刺しました。








友達が たくさんいる水城あみさんは、すぐ病院に運ばれ

ましたが、死亡しました。








な〜んて事に なったらいやなので、こう答えました。








あみ 「相手の話に 合わせると けっこう仲良しになれるよ。」

丸山 「例えば?」





あみ 「もし 丸山さんが、私 嵐のファンなのって言うじゃない?
    そしたら、えぇ〜〜!!!! ホントに〜〜?
    な〜んて 驚いて見せちゃうの。」


丸山 「驚くの? くっだらないね。」







あみ 「驚いて、私は 全神経を あなたに 向けてるよって
    アピールできるでしょ?」

丸山 「アピールして どーすんの?






あみ 「片手間で 相手と話すんじゃなくて 全神経を相手に
    向けて 話しているってとこが、ポイントなのよ。」

丸山 「ふ〜ん。。。 それで?」





あみ 「丸山さんが、嵐のCDを 自分のお金で 買ったんだぁ〜
    なんて 自慢するとするじゃない?

    そしたら、更に 驚いた顔をして 丸山さんてば
    偉いねぇ〜とか それって凄くない?なんて
    ほめちゃったりするのよ。」






丸山 「ちょっと それって 当たり前じゃん。
    そんな事 驚いてどうするのよ 馬鹿じゃないの。」


あみ 「褒められて 丸山さんの気持ちは どう?
    悪い気はしないでしょ?」






丸山 「まぁ それもそうだけど。。。
    ほめたら次は、どうするの?」

あみ 「そうだなぁ。。。
    丸山さん 塾行ってるじゃない? 帰り遅くなったり
    するじゃない? 冬なんて 寒いじゃない?

    そんな時、大変だねぇ〜とか 頑張ってねとか。。。
    そんな言葉を 言ってあげるとか。」







丸山 「なんかさぁ〜 気使うね。。。
    友達って そこまでしないと できないの?」


あみ 「う〜ん。。そんな事もないけど。。。
    仲良しになるまでは 誰でも気を使うでしょ?」





丸山 「私 今までこんな事 言った事なかったし。。。
    だから 友達いなかったんだね。」


あみ 「それから、他人の悪口は 絶対に言っちゃダメ!!
    相手が、自分の事も言われるカモって 思っちゃうでしょ?」






丸山 「えぇ〜 言っちゃダメなのぉ〜〜!!!
    だって、友達と悪口 言って盛り上がりたいのに
    言えないんじゃ そんなの友達じゃないじゃん!」


あみ 「悪口 言うと 人格 疑われちゃうよ。
    丸山さんから 聞いたんだけど そうなの?






    な〜んて 言われちゃったら もう友達なんて

    できないじゃない。」







丸山 「そっか! よ〜し ちょっくら やってみっかなぁ〜」


あみ 「頑張って 丸山さん!!」




丸山 「おぉ〜! さっそくマニュアル通りの トーク
    を ありがとう!!」










丸山 「中川さん 誰のファン?」


丸山 「えぇ〜!! す、す、好きな人いないよ。」







丸山 「えぇ〜〜!!!! そ〜なの?




    CDなんか 自分で 買ったりするの?」


中川 「CDなんて 1枚も もってないよ。」







丸山 「えぇ〜〜!!!! そ〜なの?




    ねぇ〜 何処の塾 行ってるの?」


中川 「な、な、何なの? 塾なんて行ってないよ。」







丸山 「何だよ〜〜!!!!


 誰のファンでも なく


 1枚も CD もってなくてさぁ〜


 塾にも 行ってねぇのかよ〜




 話に なんねぇ〜 ぢゃんかよ。


 塾 行きなよ。



 だから、あんた 馬鹿なんだ


 よ。








友達失格。




2004年12月16日(木)
ドキドキの午後。




フルートの後輩の かりんちゃんは、とっても ちっこいの。

140cmと ちょびっとしか ないんです。







童顔丸顔の タレ目。

小学校生が 間違って中学生になってしまったような 女の子。







そんな かりんちゃんが、こんな事を言うんです。


かりん 「あみ先輩! 何を食べたら あみ先輩みたいな 美人になれますか?」



美人?

この私が?

照れるじゃない。






あみ 「そうだなぁ〜 両手いっぱいのピーマンを
    まるごと生で 食べる事かなぁ。」

かりん 「両手いっぱいの 生のピーマンを まるごとですか?」



あみ 「そうそう 両手いっぱいの 生のピーマンを 丸ごとね。
    がぶりんちょと 食べなくちゃ 効かないよ。」


かりん 「がぶりんちょですね。が、頑張ります。」






ぶひひひ。。。

かりんちゃんを またからかって遊んでしまいました。

だって 面白いんだもん。


何でも 信じちゃうので つい からかって遊んじゃうんです。







部活の帰りに駅前で 友達とアイスを食べながら お喋りしていると。。




どっから見ても いかれポンチな お兄ちゃんとお姉ちゃんが う○こ座り

しながら こっちを見て 何か話してるじゃありませんか。







たまに 笑ってみたり。。。

たまに 糸目でにらみつけてみたり。。。










怖いったら ありゃしないんです。

もしかしたら、かつあげされちゃうかも知れない雰囲気

バリバリなんです。

お金なんて でんでん持ってないんです。







すると、1人の いかれポンチが よたよたしながら

こっちに 歩いてくるじゃないですか。






これは、早く逃げなくちゃ ヤヴァイですよ。

かつあげ されちゃいますよ。

お金を 持っていないと知られたら。。。

私達の 身体がヤヴァイですよ。







早く逃げよう という話になったんです。

しかし、かりんちゃんだけは、いやに 落ち着いちゃってるんです。

落ち着きまくっちゃってるんです。

落ち着きまくるにも 程がありますよ。




なんたって、ヤツ達は、いかれポンチなんですから。

何されるか 解ったもんじゃないんです。






なのに、かりんちゃんは、逃げなくても大丈夫だよ

っていう態度 バリバリなんです。

とてつもなく、頼りがいのある お姉様的 雰囲気をプンプン

漂わせちゃってるんです。







もたもたしてたら、いかれポンチが 私の隣に

もう 来ちゃってるじゃないですか。


ポンチ1 「かりんちゃん お久ぁ〜! お姉ちゃん元気?」





にゃに?





あみ 「ねぇ かりんちゃん 知り合いなの?」

かりん 「はい。お姉ちゃんの 仲間なんです。」






(゜〇゜;) 仲間?????





あみ 「何の 仲間なの?」








かりん 「暴走族です。」












(゜〇゜;) 暴走族?????





なんどえすってぇ〜〜〜!!





気が付いたら、その族達に 囲まれちゃってるじゃないですか。

アイスクリームなんか もうダラダラ。。。

おちっこだって 一滴か二滴 出ちゃったカモ的 雰囲気なんです。







ポ゚ンチ2 「かりん!いじめられてねぇか?
     いじめられたら 絶対に俺に言えよ。
     俺が ぶっ殺してやるからよ!!」


かりん 「今の所 大丈夫だよん。いじめられたら すぐ言うね。」







あわわわwwwww

両手いっぱいの 生のピーマン。。。

今更 嘘だなんて言えやしねぇ〜じゃんよ!!


ばれたらきっと 半殺し。。。








ポンチ3 「かりんちゃんの 憧れの先輩って この人?

かりん 「そうそう このお方が あみ先輩!!」






ポンチ3 「かりんから聞いて 味噌汁風呂入ったんだけど
     あれいいね!?

      豆腐とわかめも入れたんだけど。。。
     すっげぇ〜あったまったよ。

     肌もしっとりしてよ〜。
     やっぱ味噌汁は、飲むだけじゃねぇなぁ〜!?」










(* ̄。 ̄*) 嘘でしょ!?








ポンチ2 「俺はさぁ 納豆パックやってみたよ。
     すっげぇ 肌つるつるになったよ。」


     






(* ̄。 ̄*) 嘘でしょ!?









ポンチ1 「俺っちなんてよ 全身大根おろしパックやったんだよ
     最高だったぜ!!
     何つーか 目からウロコが落ちた思い つーかねぇ。!?」








(* ̄。 ̄*) 嘘でしょ!?








嘘が ばれたら このいかれポンチ達に 殺されちゃう。。。








かみそりで 顔切られちゃうカモ。

ヨーヨーで 頭割られちゃうカモ。

リンチされて メチャメチャにされちゃうカモ。




な〜んて 心配しちゃって 損しちゃったカモだね。

それにしても族は、肌が強いね !!




2004年12月13日(月)
夢じゃない。




今日の朝、冷蔵庫が壊れました。

当然 中の物を 早く食べなくっちゃ いけないんです。








私は、ヤクルトの 担当になったんです。

朝、5本飲みました。

ヤヴァイと思ったけど、あと2本飲みました。







お陰様で すっかり健康になっちゃったんです。

なんたって、一日中 下痢してましたから。。。







ビックウェーブが10分間隔で 襲ってくるんです。

あっ!もうすぐ来るっていうのが解るんです。






学校へ行く頃には、治まると思っていたのに 治まるどころか

陣痛ともいえる痛みが 襲ってくるじゃありませんか。

もうこれは、産むしかありませんよ。







もしかしたら、双子かも知れないという 痛みなんです。



慌てて トイレに入ったので、確認する余裕が なかったんです。










ヽ(*゜O゜)ノ 紙がなひ。








ことみ みたいに 芯で拭くにも。。。











(/゜□゜)/ 芯もなひ。








しかし、トイレの外に 誰かいるみたいなんです。

だから、小さい声で こう言いました。


あみ 「紙がないの。。。取ってくれる?」







すると返事は、なかったんだけど。。。

上から紙をくれたんです。







しかも、トイレットペーパーを 何枚かに重ねた状態で。。。

どうぞ このまま使って下さいって感じのをくれたんです。







なんて 気が利く女の子なんでしょう。

優しいにも 程があるじゃないですか。

私が男子だったら、その場で 身体を捧げますよ。







そして、取ってくれた人に お礼を言おうと 出てみると。。。











(´□`;) 誰もいなひ。








何処にも いないんです。

もしかしたら。。。

これは夢なの?







夢なんかじゃない。

私は、確かに3人は、産み落としましたから。




2004年12月10日(金)
愛は永遠。




朝から「おっかの上 ひっなげしの花で〜」の歌が頭から

離れない私は、理沙の家へ遊びに 行ったんです。







理沙のお姉さんが、どうしても私に 会いたいと言うので。。。

お姉さんは、とても 落ち込んでいる様子でした。







田中君に ふられたそうです。


お姉 「あみちゃん! 私ってブス?」





(゜Д゜) ハア??








何 いきなり話し掛けて 来るんですか?

まず、挨拶が 先ですよ。







見た感じ お姉さんは、ハッキリ言っちゃって

誰もが 認めちゃう ブスなんです。




しかし、ブスが 何ですか?

人間は、中身じゃないですか。

他人に優しくできる人は、ブスじゃないんです。







あみ 「お姉さんは、ブスじゃないですよ。」

お姉 「そ、そうよねぇ〜 そんなのにさ。。。
    田中ったら 私の事 ブスって言ったんだよ。
    あみちゃん! どう思う?」







ど、どう思うって。。。

田中君は、正直者ですね。







あみ 「今日は、いい天気ですねぇ〜」


お姉 「ねぇ あみちゃんって いい匂いするね。  
    何処のシャンプー使ってんの?

    可愛いなぁ〜 あみちゃんの唇。。。
    ねぇ そのグロス 何処の? ねぇねぇ〜。。。」







ちょっと 待って下さい。

お姉さんは、田中君に ふられちゃったもんだから。。。

今度は、私を 狙っちゃってるんですか?







お姉 「あみちゃん!好きな男子いるの?」


あみ 「いますっ!!!!!」




お姉 「別れちゃいなよ。 男なんて 汚いじゃん!!」

あみ 「別れない! だって 大好きなんだもん。」







お姉 「ねぇ 今日 ウチに 泊まんなよ。」










お姉さんに 女の子の 大切なもの 奪われちゃう!!







いつの間にか、見えない薔薇の鎖で雁字搦め されちゃってる。。。






あみ 「あの。。。私 自分のベッドじゃないと 眠れないんです。」





こうなりゃ 逃げきってやるわさ。。。

女の子の 一番大切なものを 奪われて たまるもんかなんです。






お姉 「じゃさぁ〜 あみちゃんのベッド ウチに持ってきなよ。」


あみ 「重くて 持てませんから。。。」


お姉 「じゃ 私も手伝うからさぁ〜」











逃げられな〜い!!











女の子の 一番大切なもの ずっと守ってきたの

でも あなたが望むなら  あげてもいいわ



それで あなたが喜ぶなら  私は幸せよ

こわれても いいの    汚れても いいの

愛は永遠だから。。。










ピンポ〜ン!!








理沙 「お姉ちゃん 田中君が来たよ。」











(*゜∇゜)ノ~☆ ハ〜イ!












お姉 「あれれれれ。。。
    あみちゃん まだいたの?
    とっとと 帰ってよ!」







この気持ちは 何だろう 。。。




2004年12月08日(水)
おにぃさんにドキッ!




駅前で友達と 待ち合わせしてた時。。。

私の前に 赤い車が 止まったんです。

その車から 降りた男性は、黒いサングラス

黒い皮ジャン、真っ白なTシャツにGパン










昔の刑事ドラマに 出てくる 若い刑事 みたいだった。

The ○パン刑事!!




別に ○にしなくても いいんだけど。。。

○にしたい 年頃なので。。。









そのおにぃさんは、私をずっと 見てるんです。

そして、私の方に 走って来るじゃないですか。。。







こ、これは、まさしく。。。




The ナンパ!!








いやだよ〜 おにぃちゃんってばさぁ〜。。。

私は、まだ14歳だよ。

いいの?

私で。。。









ドラマチィ〜ック!!






ヽ(゜▽、゜)ノ ドッキン!!






月9の ワンシ〜ンみたいじゃないですか。



おにぃさんは、きっと 私にこう言うわ。


「ねぇ 彼女! お茶しない!?」





そして私は、こう言うの。

「いえ 私。。人と 待ち合わせしているので。。。」







そしたらおにぃさんは 負けずに こう言うな。


「じゃ 来るまでで いいから。。。

 ねっ! お願い。」







おにぃちゃんに お願いされちゃっちゃ〜 !!

断る理由なんて 何処にもない訳で。。。


「じゃ ちょっとだけなら。。。」


とか何とか言っちゃう訳よ〜。








こんな会話が きっかけとなって2人は、交際することになり。

5年後には、結婚するんじゃないかしら。。。









そしたら、小さな家を建てるの。

お部屋には、暖炉があって。。。





私は、編み物ができないけれど、愛できっと編み上げるわ。

お庭では、可愛い息子が ボールを蹴って遊んでるの。







そんな息子を 見守りながら、あなたは油絵を 描いてるわ。

もちろんモデルは、この私。。。











そして、全力で走って来た おにぃさんが

私に向かって こう言ったのです。






にぃ 「あ、あの〜 ほにゃらか何処だっぺかぁ〜◎△■〜
    なんだら×☆〇$!まよっちほんだらった〜■×〜
    みんごと$〇☆@〜!みてでよ〜!!。。。」









ちょっと おにぃちゃん何人!?




2004年12月06日(月)
夜中のメール。




夜の中 走り出す

見えない 光 探して。。。




朝が来ない 夜はない

駆け抜けて きっと

いつも 朝は やって来るから。。。







夜中に奈々から メールが来たんです。

こんな事が書いてありました。





私 死ぬカモ。。。

血が 止まらないの。。。










(゜□゜*) なに〜!!
 







血が 止まらないの?

何処から 血が出てるの?








奈々からのメールでは。。。




口から。。。

もしかしたら、白血病かもしれないの。。。

明日 入院するかもしれない。




お見舞いは、メロンがいいな。







((((;゚Д゚)))  白血病!?








昔、夏目雅子が 白血病で死んだよね!?

だけど、渡辺謙は 生きてるぢゃん!!







なので、こんなメールを送ったんです。







白血病なの?

ホントに?

でも 大丈夫だよ。

すぐ 死なないから。


元気だしてね。

メロンは、高くて買えないので メロンパン 買って行くね。







そしたら。。。

いくら待っても 奈々からのメールの返事が 来ないんです。






とても 心配になりました。

メロンじゃなくて メロンパンだって事 怒ってるのかと

思ってみたり。。。






こんな夜中に 電話なんて 失礼だし。。。

どうしようと 思っていると。。。

奈々から メールが来たんです。






しかし、どんな事が 書いてあるのか 怖くってどうしても

メールが 見れないんです。






きっと 今頃 奈々は、泣いているに違いない。

不安でたまらないだろう。







そして、メロンパンの事は どう思っているのだろうか?

私が しっかりしなくっちゃ ダメじゃない。

なので、勇気を出して メールを見たんです。










アド変更したよ。登録よろ!!










ヽ(*゜O゜)ノ いや〜ん!!!








白血病じゃなかったの?

死なないの?

もうすぐで 死ぬんでしょ?







もう オバケが出る時間だったので 寝ちゃおうかと 思ったけど

意地で 又メールしました。






奈々からの メールの返事は。。。


鼻血が 口から出たんだって。。。

テヘッ!

メロンパンでいいよ。










ざっけんなーっ!!









メロンパン やらないし。。。

何で、夜中に 鼻血なんか出る訳?

その理由を 教えなさいよ!!







それに、白血病って血なんて吐かないぢゃん。




2004年12月03日(金)
危険な食事。




出会いは偶然?

それとも運命?

もしかしたら。。。

神様の しくんだ イタズラなの?


なの?

なの?

なの?







理沙のお父さんが 学校の門の前で 理沙を待っていました。

今年の春 離婚して今は、一緒に暮らしていない お父さんです。






理沙は、久しぶりに 会ったんです。

何故か3人で 食事に行くコトになりました。







どうしても理沙が 私も一緒じゃなきゃ いやだと暴れるので

しかたなく私も行きました。







行ったのは、イタリアンレストラン。

ご馳走が 来るのを ワクワクして待っていた私は、凄く幸せでした。







ふと 何気に 理沙のお父さんを見ると。。。









おじさんは、理沙じゃなくて 私の方をジイーー

っと見てるじゃないですか。







それも、鳥羽一郎の顔で。。。

見られていると感じたので おじさんの方を 見ると笑顔満開で

私を 見つめているんです。







そして、しばらくすると又、見られている感じがしたので

おじさんの方を 見ると、又 笑顔満開で私を見つめちゃってるんです。







これは、ちょっと おかしいです。

おじさんの目は、娘の友達を 見る目じゃないんです。




やっと 獲物を見つけたぞ! いっぱい ご馳走を食わせて

食ってやるって目なんです。







私は、その目を見て 悟りました。

おじさんに 食べられてしまうと。。。







しかし、私の隣には、娘の理沙がいるんです。

食事中に 帰る訳にもいきません。

てか、1人で帰れません。







しかも半分は もう、食っちまってるんです。

その後 アイスも注文しちゃってるし。。。

だから、途中で帰る訳には いかないんです。

てか、おじさんに失礼なんです。







きっと おじさんは、先に理沙を送って その後 私にこう言うのです。


おじ 「あみちゃん まだ帰らなくても いいよね?
    おじさん 海が見たくなっちゃったんだけど
    これからドライブでもしない?」







ご馳走を 食べちゃっているので 断れない私は、こう言おう。。。


あみ 「おじさん 私には、大好きな彼がいるの。
    だから、彼が いいって言ったら 行ってもいいわよ。」





そしたら、おじさんは こう言うわ。。。


おじ 「そんな彼 ほっときなよ。おじさん いっぱい お金
    持ってるんだよ。
    あみちゃんの 好きな物 いっぱい 買ってあげるよ。」





な〜〜んて言うのに 決まってるんです。



何たって 鳥羽一郎風味なので 力がありそうです。








あぁ〜〜。好きな彼と まだだっちゅ〜に。。。

鳥羽一郎に 愛されちゃうのかぁ〜〜







どう 考えても いやなんです。

いやにも 程があるんです。







しかし、冷静になって考えてみれば おじさんの誘いを 断る

コトができるんです。







私は、まだ ご馳走を 半分しか食べて いなかったのです。

半分 返したら 許してもらえるんじゃないかと思うんです。







かなり悩みました。

アイスを食べながら。。。







こう 言ったらどうでしょうか。。。


あみ 「まず、お付き合いをしてから 考えさせて下さい。」


と言ってみよう。

そうしよう。。。







そう決心した時です。







おじ 「あみちゃんって 面白い子だね。
    おじさん笑いが 止まらないよ〜 あはははぁぁ〜〜!!」













心をもて遊ばれた。 (´・ω・`) 




2004年12月01日(水)
約束。




近所のスーパーの お漬物屋さんの おばあちゃんは

メチャクチャ 小さいの。

小さいのにも 程があるの。








昨日は、確か お店にいました。

入れ歯をはずしてまで、しゃかりきに おしゃべりしまくってたんです。






しかし、今日は、何処にも いないんです。

だから、夫である おじいちゃんに 聞いてみました。







あみ 「ねぇ おじいちゃん! おばあちゃんは、どうしたの?」

じぃ 「おばあちゃん? あぁ おばあちゃんねぇ〜
    おしべりし過ぎて、溶けてなくなっちゃったんだよ。」







(゜〇゜;) まぁ それは たいへ〜ん!!








って 嘘こくでねぇ ジジイ!!




この私を 子ども扱いしてますよ。

私より ちっこいくせにです。







おしゃべり し過ぎて人間が 溶けてなくなる訳がないんです。

そんなコト もう信じる歳じゃないんです。





だって、サンタさんも 人魚姫も ホントは

いないって 知ってるんですから。







しかし、私も もう14歳。

ジジイ 相手に喧嘩なんて しないんです。








それに私は、女優ですもの。

ジジイ の嘘に 付き合うくらい 屁の河童!!

もう 立派な大人に 成長しちゃってるんです。






あみ 「おばあちゃん いつ溶けちゃったの?」

ジジイ 「あははははぁ〜 今朝だよ。とうとう溶けちまったぁ〜。」





あみ 「おばあちゃんに お線香あげさせて。。。」

ジシイ 「えぇ〜〜 まだお線香 買って来てねぇ〜んだよ。」

あみ 「うそ〜ん! うえ〜ん。。。わあぁぁ〜〜」(嘘泣き)



どうだ ジジイ! 私の演技力は。。。

だてに、ハリウッドで演技の勉強してない つーの。








ジジイ 「あのさ〜〜 死んだって決まった訳じゃねぇ〜よ。
    溶けちゃったって言っただろ?
    今夜にでも 復活する予定だからよ。!」




ジジイ いい加減にしろよだし!!

溶けた人間が、復活するのかよ。










あみ 「えっ!?おばあちゃん 復活するの?」

ジジイ 「そーともよ。今夜 復活するからよ。」




あみ 「ふ〜ん。それじゃ 安心だね。」

ジジイ 「そーともよ。 おばあちゃんは、不死身だからよ!
     あっ!! そうそう 早いけどあみちゃんにお年玉
     やるよ。 ハイヨ!!」







(゜〇゜;) ゲロッパ!!







五千円も いいの?

ジジイ 大ちゅき!! (^ε^) チュッ♪






あみ 「おじいちゃん 五千円なんて もらえないよ。」

ジジイ 「いいんだよ。取っておきな!やるよ。」






あみ 「お母さんに 怒られちゃうよ。五千円なんて。。。」

ジジイ 「じゃ お母さんには、内緒に すればいいだろ?」








あみ 「いいの?」

ジジイ 「いいよ。」






あみ 「お母さんに言わない?」

ジジイ 「言う訳ねぇよー。」






あみ 「信じていいの?」

ジジイ 「信じていいよ。」







あみ 「絶対に お母さんに 言わないんだね?」

ジジイ 「殺されたって 言わねぇ〜よ。」






あみ 「じゃさぁ〜 指切りゲンマンしてくれる?」

ジジイ 「よ〜し いいとも!!」







テヘッ!!

五千円 もらちゃいました。

指切りゲンマンまでしちゃったし。。。






ジジイ にあれだけ 石橋を叩きまくちゃったのだから。。。

何の 心配もないんです。






今更だけど。。。

かなり しつこかった自分が ちょっと恥ずかしく なっちゃいました。







家に帰って、いい気分で テレビを 見ていると。。。

父・恭兵が 帰って来たんです。






恭兵 「あみ! 五千円 返しなさい。」

あみ 「何 五千円って?」


恭兵 「今日 漬物屋のおじいさんから 五千円 もらっただろ?」










w(*゜o゜*)w ぶっとびー!!








ジジイ ちくったな!!