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2007年02月23日(金) 朝からずっと。

「この日だったらなんとか」と彼が時間を空けてくれたその日。
けれど、わたしから見ても彼はかなり忙しそうに見えし
少し体調を崩した、と言っていたから

もしも体調が悪かったり、
仕事の関係で時間が取れないようだったら
その通りに言ってくれればいいから


と伝えてた。
けれど前回のわたしの落胆振りを知る彼は
とうていそんなことは考えられなかったらしくて

大丈夫だよ

と譲らない(こういうところは結構がんこらしい(笑))

彼のかなりの努力のかいあって、
朝から夜までのデートが確定した。

朝、早い時間に待ち合わせして、車で遠出。
窓の外の景色が、少しずつ冬独特のものになってゆく。
目的の場所は雪に覆われていた。

平日のその場所は人も少なくて、思う存分わたしたちの時間を楽しめる。
空は青。足元は真っ白な雪。いつもの景色が嘘のようだ。
半日の券を買って、なんどもなんども滑り降りる。
わたしのペースにつき合わせるのがやっぱり申し訳なくて
彼にそう伝えたけれど、「一緒に滑るから楽しいんだよ^^」と
軽く流されてしまった。

移動にかなりの時間を費やしたから
まるまる一日楽しめたわけではないけれど
それでも二人だけのその時間は今までにない貴重なもの。
行きたいね、行けたらいいね、が約束が必ず実現するのは、
とても幸せなことだと思う。

遅いお昼を食べてまた楽しむ。
彼は教え方が本当に上手い。
何度か滑り降りるうちに、とりあえずカタチになってきて

うん、いい感じ^^

と彼から太鼓判をもらった。

終了時間ぎりぎりまで楽しんだ後に、
ソフトクリームを食べた。

日帰りの温泉に入って体を温めた後に、
またドライブしてわたしたちの街に戻った。


2007年02月11日(日) しまった!って。

その日わたしは、そのつもりはなかったから
ぜんっぜんかわいくない下着だった。
一応上下おそろいではあるものの、素肌に優しいタイプの
色っぽいとはかけ離れたシロモノ(笑)

普段は、コットンの素材のものがほとんど。
若い頃に比べて、肌があまり丈夫ではなくなってしまって
デリケートゾーンに直接当たるものなどはやっぱりコットン素材がいい。
そういった事情から、多少割高でも生理用品もお肌に優しいタイプ。
(って、これは関係ないか(笑))


ぎゅっ、と抱きしめられてキスをされた時に
「あの…、今日、全然可愛くないし(・_・;)モソモソ
と言ったのだけど、彼はまったく意に介さず
^^  ←こんな感じで。

さらにもっと強く、わたしを抱きしめた。


柔らかな唇がわたしの上を彷徨う。
びくんと反応するわたしを楽しむように。

「ねぇ、可愛くないから…」

ショーツの隙間から指が入ってくる。
わたしのそこは言葉とは裏腹で、自分でも呆れるほど。


舌先が触れてわたしはさらにびくんとする。
あっという間に舌だけで絶頂に。

その日彼は、何度も唇だけで私を逝かせた。
わたしの中の何かを拭い去るように。
シャワーも浴びていないわたしのからだを丹念に唇で愛撫した。



2007年02月10日(土) おにいさん。

本日立て続けに更新(笑)
たまにはいいかな、書けない日も多いし(笑)


ひどく落ち込んでいた日に行った美容院。
もともとそろそろ行かなきゃ、とは思っていたから
思いがけなく時間が取れて、朝一なら大丈夫かな、なんて
開店とほぼ同時にお店に行った。

平日だったから、待つこともなかった。
指名はしなかったけれど、前とおなじおにいさんだった。


痛んでいた部分をカットしてもらって
シャンプーもちょっとだけいいのにしてもらって
いい香りにつつまれて、じっくりとシャンプーしてもらった。

わたしの大好きな香り。
それだけで随分心が癒される。


わたしは基本的にあまりしゃべらない人なので
美容院などに行っても、雑誌を見ていることが多い。
その日も雑誌をめくりながら、ぼーっと考え事をしていた。

でも時折、どうしても彼のことを考えて。
気付かないうちに表情に表れてたり
泣きはしないけれど涙目になってしまっていたらしい。

いつもは放っておいてくれるおにいさんが
ずいぶんとたくさん話しかけてくれた。
気を使ってくれてたんだろうな…。


どうして?と思うくらいに随分話してくれたなぁ。
普段いろんな人と接していると、やっぱり敏感になるんだろうか。


軽やかに動くはさみと、
床に落ちていくギシギシと痛んだ髪。
鏡に映るわたしの髪の毛は、つやつやとしたカールの髪。

ほら、これだけで全然違うでしょ?

嬉しげに誇らしげに、おにいさんは笑った。



仕上げにワックスをつけて
わたしの髪の毛はくるんとしたつやつやとカールした髪になった。


もうちょっとお洒落してくればよかったな。


やっぱりお洒落って大切だ。
髪型ひとつでこんなに違う。


ありがとう、おにいさん。
こんどはあなたを指名するね(笑)



2007年02月09日(金) それはね。

おやすみのメールに、

今日はありがとう。
秋の気持ち、嬉しかった。

秋はいつも優しいね。


彼からのレスには、

それはね、楓がいつも優しいからだよ^^

と書かれていた。


けれど、いつも思うのは。
彼ほど優しい人を、わたしは知らない。
よく自分を犠牲にして人を助ける人の話を聞くけれど
彼の言動を見聞きする度に、
彼のような人がそういう行動を取るんだろうと思う。


彼がわたしとこういう関係になる前に
彼の妻とのことで、相当深い何かがあったんだろうと思う。
それはあくまでも推測の域を出ない。
出会った頃にほんの少し聞いただけの事情しかわたしは知らない。

彼の性格を知る人だったら口を揃えていうはず。
彼がこんなことをする人間のわけがない、って。
だってこんな関係なんて、利己的以外の何者でもない。


与えた心の分以上に、わたしにも与えてくれる。
たぶん今まで彼が好きだった人にも同じようにしてきたのだろう。

だからこそ、彼の妻との間に何があったのか
その時の彼の気持ちがどんなだったのか、と思う。

わたしなんかが思うのはおこがましいのだけど、彼は本来そんなことをする人じゃない。絶対に。

彼の気持ちが、外に向けられるだけの事情がきっとあったんだろう。
わたしと出会って、あるいは加速してしまったのかもしれないけれど。


だからといって認められるはずもない。それはわかってる。


でも、優しさに触れれば触れるほど、時々、切なくなるよ。





2007年02月08日(木) 伝えたら…

ずっと前から約束してたデートがひとつ、
主に彼の方の事情でキャンセルになった。
遠出の計画だったからお天気も原因のひとつ。

仕事が忙しくて時間が取れないならそれは仕方ないから、と
前々から彼に伝えてはいたから、今週に入っての彼の状況から
それはもう仕方ないことかも、と思ってた。

お天気も良くなさそうだし、今回はやめようか、という話になって
その時も彼は仕事のことを口に出さなかったから
(言わなくてもわかると思っていたのか、
 プライドが邪魔して言わなかったのかはわからないけれど^^;)
ちょっと会う位はできるのかな、と思ってた。

その日に会う約束はずっと前からしてたから。

でも、なんだかすごく当たり前のように
その日の予定は仕事モードに切り替わっていて
わたしは胸の奥にもやもやを抱えたまま電話を切った。
最後の方はいつもみたいに話すこともできなかった。
なんだか涙が出た。


そりゃ、わたしのような一般人とは違って
彼のような立場ともなればイロイロと大変なのはわかってるし
仕事をしているとはいえ、圧倒的に時間の融通のきくのはわたし。

でも今回のために、わたしはあるイベントをひとつキャンセルしたし
それだって彼の提案があったからだし、
……と、ぐるぐる考え始めたら止まらなくなってしまって
わたしは彼にとってなんなんだろ、とか、
いつのまにか涙が止まらなくなっていた。



普段のデートの約束だったらそんなに気にもしないけれど
今回だけは特別だったから。

なんだかじぶんだけぐるぐるしてるのが嫌で
いつものお休みメールは、その時の気持ちを素直に書いた。
わたしは基本的に、ぐだぐだするのが嫌いだから
彼に何かを伝えるのは余程の時だけ。
(だからそういうことが書いてあると、彼もかなり焦るらしい)



ご飯だけでも食べられるように、
なんとか調整してみる


って彼からメールがきたのは、その日の夜中。


でもわたしはまだぐるぐるの中にいて、翌朝

仕事、忙しいんでしょ?無理しなくていいから。
わたしは買い物に行ったり美容院にいったりするから。


って、そんなふうに返すしかできなかった。


忙しいはずなのに彼はなんとかするから、って、
ご飯だけでも食べようって、
わたしが「無理しなくていいから」って返すたびにレスがきた。


結局夕食だけ一緒に食べることになって
それでもわたしはまだ気持ちがぐるぐるのまま。
滅多に怒らないわたしが何かにひっかかると、
立ち直るのにかなり時間がかかるから、会うことになっても
まだどこかで前日のやりとりを気にしていた。

彼に会いに行く電車の中で、(今日会って笑顔になれるのかな)と、
ちょっと考えた。


彼はその時間を作るために、その日一日相当ハードな働き方をしたみたいだった。その日の夜から出張にいくことになっていて、留守にする間のことをすべてこなしておかなくてはいけなかったから。


歩き出したときに繋いだ手が
あまりにも温かくて。
彼の言葉が優しくて。

やっぱり泣きそうになった。

楓。わざわざ来てくれてありがとう。
(結局わたしが彼の事務所まで行かなきゃいけなかったから)

ごはんを食べながら
泣きそうだったわたしも、少しずつ普通の笑顔ができるようになってた。


どうしても我慢できないときはやっぱり伝えよう。
ぐるぐるの気持ちを抱いたままだといつかそれが爆発するから…と思った。
彼は知らんぷりをする人じゃなくて、ちゃんと向き合ってくれるから。


帰り際の彼の笑顔はいつもと同じく、優しかった。
彼のキスも、いつも以上に、優しかった。


2007年02月04日(日) 月の下。

この間、会社からの帰り道。
空を見上げると、満月にはまだ少し早かったけれど
月がとても明るく、くっきりと見えていた。

その日の夜のおやすみのメールに
月がとても綺麗だったよ、と書いたら

うん、僕も見たよ。
確か今週末が満月だったかな。
今日の月も、とても明るかったね^^

と返って来た。


私たちは何かの折に空を見上げることが多い。
一緒に、夜の星空を見上げていたことも何度も。

ああ、同じ空を見ていたんだな、
そう思って嬉しくなった夜。


昨日の夜の月も綺麗だった。
夜、買わなくてはいけないものがあって外に一人で出た時に
ぽっかり浮かんでいた月は
冬の冷たい空気の中、きりりと輝いて見えた。

彼へのメールには何も書かなかったけど
昨夜届いていたメールには
やっぱり満月の下、ほんの少し外を歩いたと書かれていた。

同じ月を見ていたんだね。
場所は少し、離れていたけれど。


2007年02月02日(金) 遅ればせながらの

誕生日プレゼントを、ようやくあげることができました。

彼の仕事をほんの少し手伝う形で、昼間の数時間のデート。
デートというにはあまりにも甘くない時間だったけれど(笑)

一緒にお昼を食べて、ほんの僅かだけお店をのぞき、
それからあわただしく彼の仕事のお手伝い。

彼の好きなブランドのショップで
彼のパンツとシャツを選んで、それをプレゼントにした。
彼の好きなカタチとかカラーがあるから、
これがいいな、というのは彼が決めて。

…本当にささやかな、甘くもなんともない、あわただしい時間。


でも彼は本当に喜んでくれて、
ある一定金額以上だとプレゼントしてくれるチョコレートまでついて
さらにちょっとご機嫌だった(笑)

着る物をあげられるのはなんとなく嬉しい。
彼の傍にいるみたいな気持ちになれるから。

彼から私へのプレゼントはこの間もその前の時も、そういえば服だったから
彼もまたそんなふうに思ってくれているのかな。


エスカレーターは私が一段上になるとちょうどいい。
今日は甘い時間は無しだから、
エスカレーターに乗っているひと時に顔を近づけて話す程度。

でも、人目がなくなった時に、頬に軽く触れるキスは
もうそれだけで100%の満足感が得られる気がした。
「楓って、いいよなぁ」そんな言葉だけで嬉しい。

私の腰に回した手に
時折ぎゅっと力が入る。

それだけで、嬉しい。

たった数時間だけど。
ビジネスライクな時間だけれど。
メールより電話より、やっぱり顔を見て話せる時間が嬉しい。



2007年02月01日(木) 誕生日プレゼント

彼の誕生日は秋。

計画では、一緒に彼の好きなショップに行き、
二人で見立てて
彼の服を買ってあげることになっていた。

が。
彼の多忙さと、
出かけたお店でたまたまその時いいものがなかったり、
同じデートするなら遠出しよう、というような流れになってしまっていて、年が明けた今になっても、未だにプレゼントを出来ずにいる。

…冬の初めの私の誕生日には、プレゼントをもらっているのに^^;;

でも、やっぱりさすがに遅すぎ。
次のデートで、少しショップに行って
買ってあげたいな。


そういえば先日、彼と出かけたときに
私が彼にハンカチを貸して、そのまま彼が持っているのだけど
「なんだか、嬉しい^^」
と彼がメールをくれた。

そういわれた私も、なんだか、嬉しい^^

最近忙しくて、メールも短くて、
私がちょっといじけていたら(とは言ってもあからさまには言わないけど)
次はこの日に会えそうだから、と即効で連絡をくれた^^;

うー、見抜かれている。


抱き合うデートは当分先になりそう。
次のデートも、彼の仕事にかこつけてのものだし。
でも顔見てご飯食べて、お店に行くだけでも満足だけれど、ね^^



菜々 |MAILPhoto


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