きなこ日記
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2012年09月30日(日) 死にかけ。

久々に二日酔いでした…。
朝ご飯は太田胃散、昼ご飯はバファリンという、母親としてあるまじき状態にも関わらず、子どもたちも旦那様も、淡々と朝はトーストを焼き、昼はカレーを食べて食器まで洗ってくれました。娘に到っては洗濯物を干してくれ、息子は「ママ、お水は?」と気遣ってくれ、まったく幸せ者だなあ私は…とかみしめながら、茶の間でひっくり返っていた日曜日でした。

ただいま「古事記」に挑戦中。面白いのですが、なかなか進みません。
神様のお名前は、「名は体を表す」ですが、表しすぎです!


2012年09月20日(木) 大収穫!

秋の味覚というわけではないのだが、書店で欲しい本が全部見つかってすんなり買えたので超!嬉しい。やっぱりリアル書店は良いよ。

木原音瀬さんの「箱の中」をついに買ってしまった…! 新書版の時はちょっと見送ったんだけど、文庫になったので…しかも講談社文庫…! 土日に時間見つけてゆっくり読みたい。が、旅行だ。

久々に、小説かきたーい。


2012年09月16日(日) 言うべきことは

言ってみるモンだよ。
今度の土日は旅行だー! 舅姑も一緒だけどな!

榎田尤利さんの本を買ったら、表紙が中村明日美子さんで、ちょっとそこらに置けない絵だったので(いや美しいのはもちろんなのだが!)カバーを外して置いておいたら、子どもが「このピンクきれい!」と手に取りそうになって焦った…。確かにきれいなショッキングピンクではあったけど…。
子どもが本の背表紙を一生懸命読むので、そういうのとそうでないのをしっかり区別してしまっておかねば!ってな状況ですよ。そういうのがどういうのかは察してくれ…。
件の本は、カバーを掛けた状態に戻して、紙の手触りを犠牲にしつつ、フィルムカバーを掛けました。あとは自分で布のブックカバーをつくってかけることにします。

今、急いでやっていることは、カセットテープをCDに落とすこと。メカには強くないので、電気屋やアマゾンのコメントやらを総ざらいし、果ては弟に電話をしてなんとかやってます。勉強代もかかったけど…(使えねー品物買っちまった…)!!

最近の読書。
学校図書館の作り方。赤木かんこ・著。
結局は予算だー!


2012年09月12日(水) 旅行がしたい…

当てもないのに書店でガイドブックをあさってしまった…。
今はデザインのかわいいのがたくさん出ているのですね。
昔の「る○ぶ」ばかりではないのですよ。もっと版の小さい手のひらサイズで、しかも表紙に使っている紙が手触り良くて素敵なんです。表紙の紙どうのこうのと言ってしまうのは昔からの癖ですかね。中に使われている紙も真っ白じゃない、目に優しいクリーム系。
同人やってた頃は、長文書きだったので、普通の紙を使うと一冊が重くなるので、バルキーとかの軽いのを使ってたりしました。紙つながりで言えば、三浦しをんの「舟を編む」の中にも紙に対するこだわりがありましたね。こだわれるならこだわりたい…。図書ボランティアやってて、館内表示をつくるときとかも、ほんとは学校の予算で紙を買ってもらうんだけど、あんまり特殊な紙は無理なので、思わず文房具屋とか画材屋とか100均とかで物色の挙げ句自腹切っちゃうんだよねー…。だってほんのちょっと良い紙を使うと見栄えが変わるもの!そして長持ちもするモン!ま、あまり趣味に走らないように気をつけます。

三千世界の烏を殺しの16巻読了。昔、漫画家や小説家は死なないものだと漠然と思っていた。人なんだから具合悪かったり亡くなるのは自然のことなんだけど。長寿作品を読み続けていて思うのは、「頼む! いつまででも待つから長生きして完結させてくれ!」ってことだ。いや、ホント。


2012年09月06日(木) 十二国記

8月に放映されたアニメを、今ようやっと見ているわけですが…。
原作と違いすぎて、なんとも感想の持ちようがない…。
蒼猿の描き方はまあわかるけど、
しょっぱなから同級生巻き込んで虚海を渡ってしまうってところからもうついて行けない。せっかくアニメにするのに、原作通りではつまらん!と思う向きもあろうし、原作を知らずにアニメから入る人もあるだろうけど、でもなー!という思いがぬぐえない。
原作付きのアニメにはこの手の問題は切っても切れないものだと思うけれども。
ユリイカという雑誌で、「ハガレン」が完結したときの特集号にも、原作とアニメの考察が載っていて、なかなか興味深く読みました。短期間で2作もつくられたけど、後の方はほとんど見てなかったな…。ユリイカでは、ハガレンに対していろいろな方面(科学、宗教、医学など)から考察をしているので、オタクな心をくすぐりますよ(^_^; 図書館に蔵書してるかもしれないので、探してみてね。


2012年09月02日(日) 泣いたー!

「くるねこ10」を読んで号泣してしまった…。
ブログは一切見ずに、単行本ばかり追いかけている人間なので、「今更…」と思う向きもあると思うがそこは目をつむってやって下さい…。
実在する生き物相手の本だもの、こういう日がいつか来るんだろうなあと、ある種の覚悟を持ちながら読んで来たものの、いざそうなると、痛くて切なくてかなわないなあ…。
20年くらい前、自分の子の時はどうだったかしらと思い返すと、ほとんど死に際の世話をしたことがなかったことに気がついた。ある年の夏に、茶虎の子は、風邪でぐったりして食べなくなって、医者に連れて行って点滴して。少し回復した頃に、母が庭を歩いて行く後ろ姿を見たのが、最後だったという。茶虎の子の娘の白い子は、死ぬちょっと前から痴呆があったらしく、トイレがトイレで出来なくなり、人間ならおむつを当てるような状態だった。ある年の春先、納屋の中で斃れているのを、機械整備に来た農機具店の人が見つけた。近くにあった白いタオルを掛けてくれていて、その子は、柚の木の下に埋まっている。
思えばどちらの子が死んだときも、私はほとんど家にいない頃だった。茶虎の子の時は、就職して忙しくて。白い子の時は、嫁に行って間もない頃だった。
冬、寒くなると、猫が欲しいなあと思う。


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