Yorkの日記
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2005年10月27日(木) 断食風景

ここ常夏の国は、イスラム教の国。
今月の5日から来月の4日までは、イスラム暦9月。
一般に言うところの断食、正式に言うと”ラマダン”である。

この時は、日中(日の出から日の入りといわれている)は飲食・喫煙禁止。
つばを飲み込むのいけないとされている。
この断食の時間は、毎日朝テレビで連絡されている。

しきたりや宗教的な意義は、専門サイトに任せるとしよう。
イスラム教徒(モスリム)にとっては、我々は異教徒ですからね。

職場での風景でも、
やっぱり彼らは人前では、水も飲まないですね。
自分の席の後ろにコーヒーメーカがあるのですが、使うのがためらわれるくらい。ペットボトルの水は申し訳なさそうに飲んでいます。
休憩時間も短い、10時と3時の休憩は10分から5分に、昼食の休憩(昼食食べないから、昼休み?)は、40分から15分となる。
日本人にとっては、厳しいですね。
昼休みは、単身者なじみの日本料理屋から弁当を出前してもらっている。
会議室に日本人全員が隠れて、一気食い。これもなかなかですね。
残業は、ほとんどしてくれない。当たり前ですかね。

ただし、繁華街では日没とともに、お食事タイム。
ホテルなんかでは、それをねらったいわゆるバイキングがはやっている。
先日、自分も付き合いましたが、そりゃすごいです。
何品あるかも解りませんし皆さん食べる量も半端ではありません。
巷では、断食月の方が太る方もおみえになるようです。

先日なんか、有料駐車場の入り口の係員も、日没とともにどっかに食事に行ってしまって、駐車場には入れないなんて珍事も起きます。
ちなみにその時は、20分待たされました。

てな感じですが、明日から1週間。断食明けを祝う休暇。
日本で言う、年末年始休暇みたいなものです。

自分も、ちょっと遠くまでバカンスしに行ってきます。

明日は機上の人なので、今日はここまで。



2005年10月25日(火) TV会議

今日の晩に、日本の本社とTV会議だそうです。
主体性のない発言で恐縮だが、今朝PCを見ていたら、メールで告知されていたのでね。

おいおい、ここ常夏の国からは、自分だけですかい。
本社からは、5名。う〜ん、大変そう。

少なくとも、日本語で会議できるのでいいのですが。
これじゃ、防戦一方ですね。なんとかしなきゃ。

現在断食月なので、ローカルスタッフなんかは、この困惑の上司よりも、日没後の食事の方が優先ですからね。そりゃ、日の出から日の入りまで、食事・飲み物・喫煙、全部だめなんですから、理解はしますけどね。

そんなわけで、気分は憂鬱、ここに逃避してきたというわけ。

困惑気味のまま、今日はここまで。


2005年10月23日(日) 靖国参拝

ちょっと出遅れましたが、小泉首相の参拝問題。
実は、すごくうまいものを食したので、食べ物ネタがいいかなとも思ったのですが、この日記が軟化しているとのご意見もありましたので、参拝問題について書かせて頂きます。

参拝問題について
基本的な自分のスタンスは、”全面賛成”です。
この時点で、気分を害された方は、読まれなくて結構です。



































自分は、戦争に参加した世代でもなく、一般には第2次ベビーブームと言われたとき言われる世代です。しかし幸運にも、戦争体験をしっかり伝達してくた祖父母に恵まれたので、自分の考えをしっかり持っています。
確かに、戦争は悲惨である。ただし、口論の延長で、殴り合いになるように回避すべきであるが、やむ得ないものもあると思う。

国家として”やむ得ない”と判断した以上、多少の犠牲はやむ得まい。
仮に、自分にその責が来たとしても、犠牲になるつもりだ。

作家の豊田有恒が自作で書いていたが、現在日本にいる、反戦主義者といわれる諸君に、日本にどこかの外国軍隊が攻めてきたときに、無抵抗で相手の銃口に、御身をさらし、国民全体が抹殺される覚悟はあるのでしょうか?たとえ核が落ちてこようとも甘んじて受ければ、攻めて来た側は、あまりのむなしさに、なにか考えるかもしれませんがね。

そうなったときは、政府の情報収集のまずさを先鋒にたって批判するのでしょうね。

そうそう自分の戦争観でなく、参拝でした。

ご批判の中国、韓国の方に申し上げたい。
自分でオリジナルな問題は見つけれませんか?
そもそも参拝問題、合祀問題、発端は日本の左側の発議問題ですよね。
日本の左側と仲がよいのはわかりますが、もうすこし捻ってもいいのでは?
千鳥ヶ淵に何故行かない?とか、(千鳥ヶ淵ってわかりますか?)
日清戦争・日露戦争が許せないとか。(違う政体ですから、関係ないのですか?)
馬鹿の一つ覚えで、A級戦犯合祀とか、政教分離とか、みていても寂しいです。

それに比べると、日本は慈悲深い国だと思います。
戦後ですが、ルメイ将軍に勲一等を与えているんです。
ルメイ将軍 まあ東京大空襲など、一連のB29の作戦指揮者とでも言っておけば、ご理解頂けますかね。
それも、戦後20年になる寸前の、1964年ですよ。
日本航空自衛隊の創立運営の寄与したってのが受賞理由ですけど。
(この受勲は個人的には、納得していない事も書いておきます)
中国・韓国にはこんな事出来ますまい。
戦後60年もたって、A級戦犯ですか。遺恨深いのは怖いです。
ちなみに、自分は帝国海軍陸軍で統制された虐殺・略奪は無いと理解しておりますので、念のため。

一国の責任者が、戦没者に頭を垂れる。普通の行為だと思います。
出撃前は、みんな靖国で会おうとか、九段でまっているとか言ったそうです。(祖父もそういって出撃したそうです。生還はしまたが)
であるからして、千鳥ヶ淵でなく靖国に参る、靖国は神社である限り神式で参拝。正しいと思うのですが・・・

ご批判は承知で、今日はここまで。





2005年10月19日(水) 畑の違う人々

今週は、日本から”プロダクトデザイナー”と言われる方の訪問を受けている。こちらの生業が工業製品であるが故に関係は深い。
こっちは、完全技術系ですので、全く感性の違う人らしい。

正直疲れるね。あまりも異質すぎて。

まず、朝ホテルまでお迎え。ロビーでまずびっくり。
今日は、関係会社さんを回るんだから、ネクタイとは言わないが、フォーマルで来るだろうと予想したら、なんとTシャツ。

どうも感性も違うらしい。
彼らの判断基準がさっぱり解らない。日頃あくせくしているので、余裕が無いのではないかと自分を卑下してしまうくらいである。
妙なこだわりと、突然のおおざっぱさ。

書くとまたストレスがたまるだけなので、今日はここまで。


2005年10月16日(日) サッカー大会

昨日、隣国で日本人主催のサッカー大会があった。
自分は、サッカーはプレイヤーではないので、送迎係などなど。

青年の部、少年の部などあり、さわやかなゲームである。

南国ですな。途中でスコール。
ここからが問題。降雨前に試合中止。雷避難らしい。
その後、降雨。

延々、2時間引っ張って、その後試合中止。
事情説明無し。本部席は、珈琲なぞ飲みながら、歓談。
別に、何か意志決定が間違っているような気がしていた。

まあ、いいですけどね。

何か釈然とせず、今日はここまで。


2005年10月13日(木) 新人登場

今日から、会社のメンバーが増えた。
日本からの若者男性。まだ30未満。若い若い。
初々しさがいいね。

まずは、見習いから。4カ月間お試し期間だそうです。
結構厳しい事言うね。うちの人事。
こっちのローカル採用だと、6カ月の試用期間で、”クビ”もあるんだから、まだ優しい方なのでしょうね。

自分は仕事で直接関係ないので、試用期間の結果連絡は誰がやるのかな。
結構、あれもつらい仕事です。

初日からエンジンかかっているみたいですから、まあうまくやってくれるでしょう。

これで少しは楽になるかなと思いながら、今日はここまで。


2005年10月10日(月) 嵐がさる

また長らく空いてしまいました。
怒涛のような来客攻勢に、日記を書く暇もありませんでした。
1日に7組の工場見学も含めた来場は、結構身に応えます。
実は、先週、夕食のダブルブッキングをしてしまいました。

7時からと9時半から、人間そうもこうも食えるものではありません。
1回目は、車で来ましたからとわざとらしく、酒類を固辞して、ちょっとダイエットといって、ヘルシー系を食べました。
2回目は・・・・結構食べれないものですね。

そんなこんなで、なんとかクリアした次第。
今日から、平常な日常に戻れるかな?って感じです。

ちなみに、ここはイスラム圏なので、断食が始まっています。
この話は、また今度。

ご無沙汰を反省しながら、今日はここまで。


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