暴かれた真光日本語版
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2003年03月31日(月) 010 CT1

最終更新日:2001.08.08

http://members.ozemail.com.au/~skyaxe/cantimes.htm

2.Media Reports 
  報道−キャンベラタイムズ○○真光論争−



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The Canberra Times (front page) March 2, 1997
キャンベラタイムズ(一面)1997年3月2日

A.C.T. HOME FOR CONTROVERSIAL SECT
問題になっている宗教のオーストラリア首都圏にある拠点
by NORMAN ABJORENSEN 
ノーマン・アジョレンセン


日本を本拠地とし多くの国で調査の対象となっている宗教団体が、キャンベラに1ヘクタールの広さの一等地をその本部のための土地として与えられた。オーストラリア首都圏政府によると、ホルダー(地名?)の土地使用に関する規定をしている文書が12月に○○真光によってサインされた。公式なアナウンスが来週末キャンベラで行われるその団体の全国集会でなされる予定である。

情報源によると、そのプロセスにかかわった当局は○○真光の活動に関する調査について何も知らなかった。ベルギーの国会委員会は、そこでのその団体の活動を調査しており、その他の多くのヨーロッパ諸国も詳細な調査を開始した。シンガポールでは、海外に流出する資金に注目して関係当局がその団体の慈善団体としての税務状況を調査している。

オーストラリアの○○真光の長であるアンドリス・テベシス博士は、ちょうど南アメリカへの訪問から帰ってきたところであり、彼が言うには教団はネルソン・マンデラ大統領の承認を得たということであるが、元信者たちによるその土地取得に関する異議申し立てに驚いたということである。テベシス博士が言うには、その教団に対する長年にわたる攻撃があるという。「われわれの仲間には、たくさんの著名人がおり、私もRotaryの一員です。」と彼は言った。テベシス博士が言うには、かつて彼の片腕であり、キャンベラの写真家だったゲリー・グリーンウッド氏のような以前の信者たちが、なぜこの教団を反ユダヤ主義だというのかが理解できないとのことである。

グリーンウッド氏は、広く読まれている本、「All the Emperor's men (みんな天皇のしもべ)」をインターネット上で出版している。その本の中で彼が主張するには、教団は邪悪で人種差別主義的な組織であり、金銭の扱いについてかなり疑問があるということである。「われわれの教えがいわゆるシオンの議定書に基づいているなどと主張することはナンセンスです。」とテベシス博士は言った。「われわれの信者のほとんどがそんなことは聞いたこともないと、私は確信しています。」 テベシス博士が言うには、教団を批判する人々との罵り合いになるのは非常に気乗りのしないことであるが、○○真光は平和と宗教的思想の分裂でなく統一のために立ち上がった教団であるとぜひ強調したい、とのことである。「われわれの教団を反ユダヤ主義だと非難することは可能だとは思えません。なぜならわれわれのメンバーの中には多くのユダヤ人と、メルボルンから来たユダヤ教会の主管者さえいます。われわれはすべての宗教と共存しており、信者の構成がそれを裏付けています。」と彼は言った。



2003年03月30日(日) 011 CT1

(Front page of Sunday feature section) 日曜版一面
Secrets of a doomsday sect 世界終末論を説く教団の秘密


日本こそが世界の統治権を持つと信じる組織がオーストラリア首都圏で足がかりを得た、とノーマン・アジョレンセンは言う。

左の写真は○○真光の教祖の「教え主様」である。この教団は、彼女がS界真光文明教団の教祖であり養父であった岡田良一氏の後継者になろうとして裁判に負けた後、彼女が設立したものである。彼女は日本で有数の金持ちになった。下の写真は軍の上級将校であり、日本の天皇の神格性に対する熱烈な信奉者であった岡田氏であり、彼は○○真光の前身を作った。数カ国で政府当局による詳しい調査の対象になりつつある、終末論を説く日本の教団が、オーストラリア納税者の出費によってオーストラリア政府から土地を譲渡されたのである。

○○真光として知られる教団は、害のなさそうな霊的啓蒙活動のうわべの後ろで、世界の統治と日本の天皇への崇拝を基礎とした教義を持っている。この教団はまた、まったく反ユダヤ主義的であり、その教義の一部を悪名高く詐欺的なシオンの議定書から引き出している。世俗的なレベルでは、この教団は失敗したベンチャービジネスとつながりを持っている。そのビジネスの支持者は投資することを薦められ結果としてお金を失っている。

○○真光(日本語で、真の光の超宗教組織という意味)は、オーストラリアで非営利団体として慈善宗教団体の地位を享受し、所得税を免除されている。この教団を離れた多くの人々は、常に寄付をするプレッシャーにさらされたことに苦情を申し立てている。そしてすべての寄付金は教団の豪華な建物が建てられている日本へと送られるのである。

元信者によると、そのうちの何人かは教団の中で高い地位にいたが、何十万あるいは何百万ドルにも達する非課税の資金が日本に送られたという。オーストラリアにおける全信者数は、現在約2000人(数百人はキャンベラ在住)ほどと思われるが、減少しつづけている。2年前に日本の地下鉄で毒ガス攻撃を行った、オウム真理教とのつながりに対する不安から、教団を去る人がいることにその減少の大きな原因がある。両方の教団とも、シオンの議定書に基づく世界観を持ち、世界の終末が近いと信じている。

(有限会社)オーストラリア○○真光は、非営利団体として登録されており、その基本的な活動は団体の規定によれば「宗教的礼拝の遂行とその継続」である。この教団は豊富な資産を持ち、多くの信者には知られていない事実だが、圧倒的な中産階級である。記録によれば、キャンベラ近郊の農村地帯の不動産を含めて、ニューサウスウエールズに数千ヘクタールの不動産を所有している。

パースにいる著名な信者は、そこでは報告によると3分の1の信者が過去12ヶ月のうちに去っていったというが、教団に関する記事は今後一切出版されないだろうと誇らしげに語った。非常に有名な信者であるジョー・コート(Jo Court)女史は、西部オーストラリアの首相リチャード・コート(Richard Court)氏の妻である。パースの信者によると、彼はモントローレイ(Mount Lawley)の2番街にあるセンターで開かれる集会に、たびたび妻に同行して参加するという。

コート氏のオフィスに教団について質問をしたが返事はなかった。(ウエストオーストラリアンという新聞によると、1994年の2月18日に、首相のオフィスはコート女史が信者であることを認めたが、しかしそんなことは新聞には関係のないことだと言っていたという。)

新しい信者は、教団の教義をゆっくり教えられる。例えば、○○真光が日本の天皇は神に等しい世界の統治者であるというコンセプトに基づいていることは、新しい信者には知らされない。また、古代には世界はすべて日本に支配されていたという考えに基づいて、日本の帝国が世界を統治する権利を信じていることも知らされない。オーストラリアはある日本の神にちなんで名前をつけられたということも、日本の人々は神に選ばれた人々だということも知らされない。

日本では、教団は軍隊形式の青年組織を作り、与党である自民党の候補を応援するために彼らを働かせることによって、政治的活動を行っている。教団は、一般には信用されていないシオンの議定書のほとんどをその教義の中に採用し、シオニストの世界支配に対する陰謀を喧伝し、ユダヤのダビデの星は本当はユダヤでなく○○真光に属すると教え、ユダヤ人はソロモンの寺院を破壊させたることで神を裏切ったのだから大虐殺を受けても仕方が無いと教えている。東京の地下鉄でサリンガス攻撃を行ったオウム真理教とのぞっとするようなつながりが、キャンベラタイムズが入手した○○真光の上級信者ためのセミナーテキストに含まれている。"The Future Course of Japan(日本の将来?)"という著作から引き出した、Kido Hondaの記述に関して述べたある章は、最も勇敢な者をもぞっとさせるような恐ろしい計画について言及している。「それは地下鉄である。まもなく世界中のどの国の首都も地下鉄をもつようになるだろう。そうすれば、すべての政府機関や政府の重要書類を同時に破壊することができるのである。」

(注:地下鉄に関する記述は、「5.御聖言−警世の書−」中に出てくる歴史的偽書「シオン(賢者)の議定書」内の記述が起源と思われます。上級研修テキストでは、それをもとにした別の著作から引用されているようです。」

○○真光は、キャンベラに本部を置く計画を長いこと持っていたが、この前の12月にオーストラリア政府との文書にサインをし、ムーレイ(Mulley)通りに1ヘクタールの土地を無償で与えられた。その文書には、「崇拝や、宗教的会合と活動のための場所」と書かれている。教団は5年以内にその土地に建物を建てる。主な障害は、以前オーストラリアでNo.2の信者でありキャンベラの写真家であったゲリー・グリーンウッド氏の背信行為である。グリーンウッド氏は、現在ニューサウスウエールズの北方に住んでいるが、インターネットにおいて「All the Emperor's men (みんな天皇のしもべ)」という恨みのこもった批評を出版している。そこで彼は、金銭上の異常さと信者に対する系統だった洗脳について述べている。

ベルギーでは、特に教団が警察権力に侵入していることが発覚して以来、政府委員会が教団の活動を調査中である。同様な調査がドイツ、フランス、オランダ、そしてスイスでも行われている。シンガポールでは、政府が教団の活動を調査している。その活動で集められた寄付金の80パーセントはシンガポール内の慈善活動に使うことが法律で決められているのだが、元信者によると、1セントもシンガポール内では使われていないという。

The soldier who began it それを創めた兵士

○○真光として今日知られているものは、1978年6月に設立された。広く認知されている創始者は、日本の軍隊の上級将校だった岡田良一氏であり、彼は今世紀の最も野蛮な事件である1937年の南京レイプ事件に関わっているとされている。

日本の天皇の神格性を熱烈に信じる彼は、第二次世界大戦における日本の敗戦のあと、S界救S教と呼ばれる神道に基礎を置いた教団の牧師となった。しかし10年後には、オカルト、特に悪魔払いや魔術に対する興味が大きくなっていったために、教団を去ることになった。

彼は後にS界真光文明教団と呼ばれる新しい教団を創設し、基本的にS界救S教と同じだが、「神の啓示」を推進し、手から癒しの力としての光を放射するということを実践した。

「教え主様」という名前の彼の養女は、彼の主要な信奉者となり、1974年に岡田氏が死んだときに彼の後を誰が継ぐかに関しての厳しい裁判を戦った。「教え主様」は敗北し教団を去って○○真光を設立した。

教団のすべての財産は彼女の名義であり、彼女は日本でも有数の金持ちである。彼女は豪華な記念館や、聖堂や45メートルの高さのピラミッドを建設し、それらは信者に公開されていない部分が多い。

アメリカの学者であるウインストン・デイビスは、1980年に出版した「道場」というタイトルの本のなかで、この教団とその不思議な力の実践に関する包括的な研究を行った。彼はそれをこう述べている。:
"as a religion...virtually slow magic, and ...as magic it is fast religion"
「宗教としては...????

この教団は世界中に広がっている。そのオーストラリアの本部は、キャンベラをベースとし、南アフリカにまで達する小帝国を築いている。ここでの○○真光の長は、霊的指導者とか管長とか議長とか色々な呼ばれ方をしているが、ラトビア生まれのアンドリス・テベシス氏であり、彼はかつてジョン・カーティン(John Curtin)医学研究スクールにいたことのある優秀な科学者で、そこで彼は猫の脳で微小電極を使った研究を行い、またオーストラリア国立大学の心理学科で人間の意識の変性状態を研究していた。

彼は1975年に招聘教授として日本に滞在していたときに真光に偶然出会った。彼と彼の日本人の妻のYasumi、そしてルクセンブルク在住の一人の日本人は、オーストラリア首都圏にある有限会社組織である○○真光オーストラリアの重役であり、4つの信託会社−○○真光スクールビルディング基金、○○真光オーストラリア基金、○○真光南アフリカ基金、そして○○真光学校運営基金−などを役員として立ち上げた。

オーストラリア安全委員会によってもたらされた最近の詳細な情報によれば、日本の○○真光は「究極の信託基金」であり、1995年に90242ドル、1994年は196,832ドルが日本へ送金された。1995年に、105,922ドルが役員たちに支払われ、役員の一人は100,000ドル以上を受け取った。テベシス博士とその周辺の役員たちが、不正行為をしているのか、それとも団体の規定に記載されている以外のビジネスに参加しているのか、それは定かではない。

先週テベシス博士と話をしようとしたができなかった。キャンベラの本部によると、彼は現在南アフリカにいるとのことだった。電話に出た女性が言うには、組織を代表して話のできる人が他におらず、また批判に応対することはめったにないとのことだった。

THE ANGER OF THOSE WHO GOT OUT 元信者たちの怒り

スティーブ・アラートン氏は地に足のついたタイプの男であり、職業は海洋エンジニアで彼の人生のうちの14年間を○○真光に捧げた。彼は教団を通じて日本人の妻と出会い、教団主催の結婚式をあげた。彼もまた、10,000ドルを巻き上げられた。

「たしかに、お金をとられて損害をうけました。」と彼はKaleenの自宅で言った。「しかし、もっともっと傷ついたことは、裏切られたこと、つまり世界に一つの本当の力と信じていたものにだまされたことです。」

「私が思うに、このような団体を離れて初めてそれが本当に危険だとわかるのです。物理的な意味で危険ではなく、より巧妙なマインドコントロールという点においてです。教団の中にいると、脅迫されていてもそれに気づかないのです。」

「いつも聞かされることは、信者だけが重要であり、外の世界のその他の人は重要でないということです。そのため教団を去った人は少し苦しむのです。なぜなら彼らは信頼するよう教えられたものから切り離されるからです。そのため教団を去った多くの人はそのことについて口を閉ざしてしまうということを私は発見しました。何か精神的な病のようなものにかかってしまうのです。」

コンピューター通のアラートン氏は、インターネットを通じて教団に対して怒っている人が他にいないか探すことに決めた。そして彼も驚いたが、彼自身が元信者たちの国際的な活動の実質上の要となる人物になった。

「ご存知のように、私は自分に何か悪いところがあるように感じるよう仕込まれました。そして、しばらくの間はそれを信じていました。アメリカやアジアやヨーロッパなどの国々に、私と同じような経験をしている人が何百人いや何千人といることを知るまでは、です。今、世界的な抗議運動が起こっています。」

もう一人のキャンベラ在住者で、教団で20年を過ごしてきた女性はこう言う。「よりよい世界を建設するという教義に魅せられ、一方すばらしい霊的体験を積んだが、マインドコントロールが後からやってきて、すべて台無しになりました。」 その女性は、名前は伏せたいとのことだが、被ったダメージから回復するためにカウンセリングを受けている。

以前はジャーナリストで現在は物語作家として、またキャンベラでナイトクラブのコメディアンとして働いているルイーズ・サリバン女史は、その理想に惹かれて16年間を○○真光に捧げたが、彼女は「まったくの偽善...宗教的原理に基づいて行われるビジネス」と呼べるものにうんざりした。彼女は、自分自身を救うためにカウンセリングが必要だと言う。「私は、もし(○○を)やめたら霊の攻撃をうけるといわれました...そういう類の脅しがありました。「見なさい。たくさんのよいことがあったでしょう。たくさんの奇跡があったでしょう。」と。しかし今、私は腹を立て、怒り狂い、自分がそんなにも単純だったことに怒りを感じます。」 サリバン女史が言うには、「熱心な信者として走り回っていた」とき、着服が行われていることを知ったという。しかし、それは隠されていたという。「この教団は非常に独善的な組織です。何の質問もできないのです。」

アラートン氏が疑問を呈し始めたとき、彼は、ずれているとか「霊の邪魔を受けている」とはっきり言われた。彼の疑問に対する決まりきった返答は、彼をうんざりさせた。「もしその答えがあなたの(霊的)成長を促すものでないのなら、あなたには必要のないことです。」

スティーブ&ユミ・アラートン夫妻の失った一万ドルは、「International Corporate Golf Tours Unit Trust:国際企業ゴルフツアーユニット(投資)信託」と呼ばれるベンチャー事業に投資された。そのビジネスは、オーストラリア内で行われている、日本人向けの儲かるゴルフツアービジネスの収益から、その利益の一部を得ようとするものであった。「それは宗教的な信念に基づいて行われるビジネスとしてセットアップされ、思うに私たちは自分たちの教義に基づいて具体的な何かを実現させているのだと感じていました。」と彼は言う。その会社は1991年11月1日に実質上設立され、全部で27万ドルが投資されたが、一年に必要とされた収入を1993、1994年と達成することができず、1994年の10月6日に、課税代理委員(?)から破産申請をすべき状態にあるとされた。

(注:投資信託−投資者から集めた資金を、専門家が株式や公社債に投資・運用し、投資者に利益を分配する制度。)
(注:単位(ユニット)投資信託 −当初募集のみを行い、ファンド設定後、償還まで元本の追加設定を行わない投資信託。)

裁判所が指定した破産管財人である、Ferrier Hodgson社のクレイグ・シェパード氏が先週語ったところによると、この件は決着はついたが、投資者は出資金を取り戻すことが全くできなかったという。彼はそのお金がどうなったのか何もわからないという。この件の調査は、オーストラリア安全委員会に委ねられた。

一人の出資者は、その会社の問題点と異常さについて述べたその後の報告について、最初から詳細に調べ直すため調査員を自分で雇った。国際企業ゴルフツアーユニット(投資)信託会社が設立された後、ANトラベルオーストラリア会社(現、QGSツアー会社)と共同して作られた宣伝用パンフレットには、その会社は投資信託の出資金から(会社の運営?)資金を得ていたことが書かれている。ここには、明らかで興味深い矛盾がある。他人すなわち投資信託の保有者のお金を受託している会社が、なぜそのお金を自分の会社のために使うことができるのだろうか?

The anger of sect members who got out 元信者たちの怒り

その投資信託の運営に関する書簡のレターヘッドに、国際企業ゴルフツアー会社のメルボルン中心部の住所が書かれている。それには他の会社の名前も含まれている。ICGスポーツ、ICGツアーズ、ICGゴルフアカデミー、そしてプロフェッショナルズゴルフショップである。

オーストラリア安全委員会の調査は、ICGスポーツと呼ばれる会社の場所を突き止めている。そしてその会社の役員は、Roland Simpson氏, Alfred Orpen氏, Ross Woodham氏であり、最後の人物は国際企業ゴルフツアーのユニット投資信託の署名者(?)である。

「 Simpson氏 と Orpen氏 は、日本の宗教団体の真光の信者です。」と、私的に雇われた調査員は言う。「たくさんのその他の真光の信者が、そのユニット投資信託の投資者として参加しようとする主な人々となったようです。」 その報告は、それからオーストラリア安全委員会(ASC)に渡された。ASCの記録によれば、Orpen氏とWoodham氏はメルボルンに住み、Top Green Cleaning Product という会社の役員であり、その会社はDown to Earthというブランド名で洗浄剤を取引しており、その製品は、環境にやさしい製品として、スカウト協会(?)と真光を通して売られている。

もう一人の役員であるSimpson氏は、現在ガンにかかっているが、インタビューに答え、彼はもはや○○真光とは関係していないが、S界救S教と呼ばれる、真光がそこからでた教団と関係しているという。

国際企業ゴルフツアーの専務取締役だったSimpson氏が言うには、1992年に日本人によるツアーのキャンセルが会社に大きな損害を与え、資金は宣伝費用で消えてしまったという。その事業は、役員や出資者が教団の信者であること以外には真光とは関係がなかったという。「私は、会社が破産したころには健康上の理由から専務取締役をやめていました。私が思うに、破産の原因は経営の方法がよくなかったこと以外にはありません。」と彼は言った。彼は家を失い、現在は義理の両親と一緒に住んでいる。メルボルンにある教団に関して何か疑わしい行為を知っているかと尋ねたところ、Simpson氏が言うには、「確かな異常さ」を知ってキャンベラの教団本部に詳細な報告をしたが、その後何も連絡が無かったという。

「私は、彼らが不正を行ったとは言っていません。しかし、私は不安になるようなことをたくさん見ました。そして秘密主義がそれをさらに悪化させました。本当のことを知ったたくさんの人々は、うろたえていました。」と彼は言った。

アラートン夫妻は、○○真光の中で目の前で自分のお金が消えるのを見た唯一の人たちでは決してない。ブリスベーンのビジネスマンであるアンドリュー・キャンベル氏が言うには、彼は教団の本部のための建物と教会を郊外のTaringaに15万ドルで買い、修理のためにさらに10万ドルを費やしたが、その建物は使われることは無かったという。「1年ぐらい後になって、その不動産は売られ、そのお金は消えてしまいました。」と彼は言った。彼が言うには、そのことについて尋ねても無駄で、こう言われたという。「川上に積みなさい、すなわち、日本、なぜならかつて日本は世界を統治していたからです。」 彼は教団を離れて3年になるが、まだ教団の理想と実際の行動との不一致に怒りを感じている。「もし私が神の代理人としてこの地上に使わされたのなら、別な感じ方をするでしょう。」と彼は言った。「もし物事がうまくいけば与える(奉納する、奉仕する)ように要求され、もし物事がうまくいかなければ十分与えたかと問われるのです。どちらにしても彼らの勝ちになるようにできているのです。でも、彼らは自らを崩壊させることになるでしょう。内部からすべてを...」





2003年03月29日(土) 012 CT1

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THE CANBERRA TIMES FRIDAY MARCH 7 1997 キャンベラタイムズ 1997年3月7日金曜日
SEEKING TO CREATE A BETTER WORLD 「よりよい世界の構築を求めて」


○○真光は、そのほとんどの宗教的運動を調査されているが、危険なことは何も見つかっていない、とアンドリス・テベシス氏は以下で述べている。

○○真光は、特定の政党と結びついておらず、特定の宗派でもありません。日本から生まれた組織です。それは、創造神の光と、救い主様として一般に知られる創設者岡田光玉氏によって説かれた普遍的な原理を通して、生活の質を向上させることにより、よりよい世界を打ち立てるために努力しているのです。1974年に彼が亡くなってからは、教え主様として知られる岡田恵珠女史がその教祖となっています。

真光の信者は、その光の実践と教えを、彼らの生活様式の中にフィットするような、また彼らの家族、仕事、学校、社会におけるその他の状況に適切なような、常識的な方法で取り込むことを薦められます。その実践の主なテーマは、家族の中における愛と調和の実現なのです。

救い主様と教え主様は、日本だけでなく国際的にも、その人道的な原理の推進と、貧困者への援助、国際的な交流、人的資源の向上、教育などに対する努力に対して、賞を受けています。

私は、○○真光の運動を代表して、この前の日曜にキャンベラタイムズによって出版された記事の中の多くの間違った主張と申し立ての中のいくつかを正したいと思います。それらは多くの場合、元信者たちの言うことを疑問をもたずに受け入れてしまったことに原因があります。

○○真光は、「終末論を説く宗教」ではなく、オウム真理教とは何のつながりもありません。日本国内でのオウム真理教に関する徹底した調査によって、いかなるつながりも暴かれていませんし、公にはなっておりません。○○真光は、「日本の天皇は世界の支配者であるという思想」には基づいておりません。また、その教えはいわゆるシオンの議定書に基づいてはおりません。

○○真光は、100カ国近い国で数十万人の信者がいます。信者はあらゆる階級、あらゆる宗教−キリスト教、仏教、神道、ユダヤ教、イスラム教、ヒンズー教など−から構成されています。信者の中には、ユダヤ教会の主管者を含め、主な宗教の指導者も含まれます。○○真光が反ユダヤ主義だと主張することは、単に間違いというにとどまらず、想像もできないようなことです。○○真光の主な目的は、すべての宗教を一つにすることです。

もう一つの主な目的は、倫理、道徳、礼儀作法を含めた、若者の教育です。何人かの真光の教育者は、オーストラリアやニュージーランドの多くの小学校や高校のカリキュラムに高い価値を導入することができました。真光青年の活動の一つはコミュニティーサービスです。例えば周囲の清掃、植林などです。真光は「軍隊式の青年団」を作っているなどと主張するのはナンセンスです。

真光の信者は政治には関与していません。信者はそれぞれの国の法律に従うように、よき市民であるようにと教えられます。○○真光オーストラリアは、1977年にオーストラリアに設立されました。10年以上、教団の法的なことは、Deacons, Graham and Jamesらの法律事務所(以前はSly and Weigallらの法律事務所)によって処理されており、もし教団が誠実で評判のよいところでなければ、彼らが法的な処理を進めたりはしなかったでしょう。

教団についての「財政面が極めて不透明である」という主張は、全くの間違いでありそのような事実は見つかっておりません。教団の財政についての記録は毎年ErnstとYoungの会計事務所によって監査されており、オーストラリア税務署を含むしかるべき機関に報告が行っています。記事にありますように何人かの信者(と信者でない人)によって作られたゴルフ会社の失敗は、教団とは何の関係もありません。それは完全に個人的なことなのです。

○○真光オーストラリアは、いかなるビジネスからも収入を得ておりません。その資金のすべては信者の自発的な寄付です。寄付についてはいかなる強制もありませんし、実際会員費についてすら強制ではありません。オーストラリア首都圏政府によってオーストラリア本部の建設を認可された土地は、教団が購入したものであり、「納税者」のお金によってまかなわれたものではありません。

○○真光の目的を維持するため、この計画については地域社会と協議を行うだけでなく、地域社会の積極的な参加を奨励したいと思います。そして、できるだけ多くの人々がわれわれの霊的、教育的な社会とその他の慈善活動から利益を得るようにしたいと思います。

○○真光オーストラリアは、キャンベラの近くの農村地帯に少しの不動産を所有しておりますが、それは有機農法と青少年教育のためのものです。「ニューサウスウエールズに何十万ヘクタールもの土地をもっている」のではなく、またオーストラリアのその他の地域には不動産は所有しておりません。あの記事は、ベルギーを含むヨーロッパやシンガポールでの真光に対する調査を参照した(鵜呑みにした?)のです。

近年、いくつかの宗教団体がマスメディアから非難され(例えばオウム真理教のサリン事件や、ヨーロッパでのキリスト教徒による集団自殺など)、ほとんどの宗教団体が調査を受けているのはもっともなことです。そのような調査は歓迎すべきことです。事実として、○○真光に関しては、なんのやましいことも発見されておりません。真光教団のエッセンスは、まさに神の光であり、そのことについてキャンベラタイムズの記事はなにも言及しておりません。

私の著作、「Mahikari, Thank God For the Answers At last (真光、ありがとう神様、ついに答えは与えられた)」(真光の拠点や、ほとんどの図書館またいくつかの書店で入手可能)には、真光の教団に関するわかりやすい紹介が載っており、神の光のすばらしい効果についてのいくつかの実例を載せてあります。20年以上前に私がはじめて真光の恩恵を学んだとき、私は神経科学者であり、心身医学の教授でありました。

私にとって最初に印象に残ったものの内の1つは、手から放射される光が本当に効果をもつということです。人間にだけでなく、植物とか動物とか人間以外のものについても効果をもちます。○○真光は、経験を通してだけでなく、客観的に研究できる対象なのです。○○真光は、その始まりからオープンな組織です。多くのセンターは、メンバー以外にも開かれており、なんの義務もありません。

この運動に入るのには何の強制もありません。また、信者はいつでもやめる事ができます。○○真光についてもっと知りたい方は誰でも歓迎しますので、DicksonのBadham通り3にあるキャンベラ真光センターを訪れてください。テベシス博士が、キャンベラにおいて○○真光のオーストラリア−オセアニア地域の長をしています。


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CANBERRA TIMES Sunday May 11, 1997
JAPANESE SECT DANGEROUS:REPORT
report by NORMAN ABJORENSEN CT Sunday May 11, 1997
キャンベラタイムズ 1997年5月11日(日) 
日本の危険な教団:レポート
ノーマン・アジョレンセン
 

キャンベラにオーストラリア地域の拠点がある、日本をベースとする教団が、ベルギーの政府委員会によって危険と分類された。

オーストラリア税務局から慈善団体として税を免除されている、○○真光と呼ばれる教団が、すでにオーストラリア連邦警察によって、そのオウム真理教とのリンクについて調査されている。オウム真理教は、2年前の日本の地下鉄サリン事件を引き起こしたとされている。

○○真光は、いかなるつながりもないと否定し、誹謗中傷しようとする元信者を非難している。警察が言うには、AFP(フランス通信社?)によれば、元信者によって発せられたこの組織の洗脳、特に子供に対する洗脳が行われているという主張によって、この組織は関心をもたれているという。

ベルギー政府は、この組織の活動に対する世間の関心の高まりを受け、昨年、政府委員会を設立した。先週発行された700ページにおよぶレポートの中で、○○真光は、Sukaya Yoga やサイエントロジーと並んで最も危険な組織であるとされた。

(注) サイエントロジー:米国人L. Ron Hubbardが1954年に創始した宗教;精神修養と能力開発の方法を説く.

国会に届けられる予定のこの報告書は、色々な教団の継続的な監視団体つくることや、彼らの活動を公にすること、元信者へのケア、などを含めていろいろな対策を薦めている。報告書は、上級調査官の○○真光に対する次の言葉を引用している。「我が国の中で最も危険な団体の一つである。」

いくつかの国においてそうであるのと同じように、この教団は、不法な治療と人々の健康に対する潜在的な危険性から批判を受けている。ベルギーの委員会は、色々な団体からその教団の活動に対する弁護を聞いたという。しかし、○○真光の手から放射される光が例えばガンを短期間に消すといったような、病気を治すという主張には異議を唱えている。その委員会が言うには、この種の「あいまいな教え」は、影響されやすい人々に過度に影響を与える恐れがあるとしている。

元信者の証言によれば、○○真光は「スワスチカを用いる極右集団」と言われている。もう一人の元信者は、オーストラリアの元信者によるコメントをそのまま真似て証言している。「○○真光は、前世で行った過ちを浄化すべきという罪の意識を強化しようとするのです。信者は、過ちを清算するために自発的に参加するよう誘われるのです。つまり、教団は解決するための問題を自ら作り上げてしまうのです。」

○○真光オーストラリア(推定信者数は2000-3000人)は、共有の土地の上に建てる新しい総合本部のための81,000ドルの賃貸契約を去年オーストラリア首都圏政府と結んだ。法務長官と計画局の事務所(?)のゲリー・ハンプシャーによると、オーストラリア首都圏政府は、その手続きにおいて課税のための資産評価はしておらず、それは公的な助成をしているのと同等であり、オーストラリア税務局によって与えられた慈善宗教団体としての地位を信用してのことという。


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Letters to the Editor
編集者への手紙

The Canberra Times Thursday March 6 1997
キャンベラタイムズ 1997年3月6日(木)

***** MAHIKARI CULT HAS POSITIVE WORLD VIEW
○○真光は、肯定的な世界観を持っている。


あなたの日曜日の記事(3月2日P.17キャンベラタイムズ)には○○真光の基本についての誤解があります。○○真光は、本当に宗派に依存せず、その全く肯定的な世界観は、世界の起源は1つであり、人類の起源も1つ、そしてすべての宗教の起源も1つであるという理解に基づいています。

ユダヤ人の信者は、あなたのような反ユダヤ主義的な中傷の中に、またもう一つの試みを見出します。その試みとは、助けるように見せかけて実はユダヤ人に対する憎しみを助長しようとするものです。私たちの社会のいくつかの階層がもつ「イエローペリル(黄禍)」といわれる恐れにつけこもうとする、人種差別的、反帝国主義的な、すぐにばれるような下手くそなたくらみを、神道の信者は拒絶するでしょう。

○○真光の仏教信者は、仏陀によって予言された来世紀の黄金時代は、終末論を唱えるカルトや、地下鉄を悪用した社会の破壊とは何の関係もないことを知っています。これらの主張は、私たちのような多文化主義の実践に困難を感じるような、オーストラリアのような孤立した文化が感じる不安を煽るものです。

私に10年間の修道院生活をもたらしたキリスト教の文化的背景と、19年間の真光での生活から、私は真光には宗派にとらわれない、普遍的な、そう、本当のカトリックの世界観に進化していく驚くべき方法があり、それが私に神の子としての自由をもたらすのです。

本当に宗派にとらわれない○○真光は、すべての宗教、人種、主義を統一しつつあります。○○真光のなかの、上で述べたような宗教をバックグラウンドとして持つ友人や、ヒンズー教やイスラム教徒の友人たちは、私たちが21世紀へ楽観的に進もうとしていたときに、あなたがオーストラリアの精神の中にある、賞味期限の切れた恐怖のボタンを乱暴に押したことに非常にがっかりしています。

TERRY QUINN, テリ− クイン
Conder


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The Canberra Times Thursday March 6 1997 MEMBERS SHOULD TAKE A FRESH LOOK
キャンベラタイムズ 1997年3月6日(木) 信者は眼を覚ますべきだ


キャンベラタイムズが不誠実でゆがんだ宗教団体である○○真光の問題を取り上げたことに対してお祝いを述べたいと思います。(CT, 3月2日P.17)

オーストラリア政府が真光のオーストラリアにおける布教活動を積極的にサポートしたことは、政府自身をこの組織の不誠実さの犠牲者にしてしまいました。つまり、結果として公の資金が誤ったことに使われ、また、私はより重大なことと信じますが、この組織がオーストラリアの信者たちの精神と心の自由をしっかりと支配してしまったということです。

私が6歳のとき、母がキャンベラで信者になり、私もそれ以来関わってきました。そのとき私の両親は離婚する方向にあり、母は疑うことなしに、シングルマザーとしての新しい生活にぜひとも必要な、ある意味で新しい目的と社会的なサポートを、真光の中に見出しました。

21歳になったちょうど1年前、私は私たちが崇高で疑いのないものとしていた「神の啓示」がもう一つの宗教団体から盗まれたものであったという情報に出くわしました。

私は日本において調査を行った後、この教団に対する上記の情報とその他のひどい非難すべき事実が真実であることを発見しました。私は深く深くショックを受け、すべての元信者と同じように、真光が私の中に打ち立ててしまった現実認識から開放される過程において、深刻な感情的トラウマを経験しました。記事は、オーストラリアの人々にこの組織の起源に関する評判の悪い性質を警告した点で、すばらしいものでした。しかしながら、私はある特別で思いやりのあるお願いを真光の信者にしたいと思います。



この組織は、そのーーー?
私は信者の方々すべてに、ちょっとの間距離をおいて考え、現在はたやすく入手することのできる新しい情報に対して、偏見のない見方をして欲しいと思います.

RUSTIN SELVEY, ラスティン・セルベイ
Ermington, Sydney


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( C.T.13/3/97) MAHIKARI STANDS CONDEMNED BY ITS OWN WORDS
(キャンベラタイムズ、97年3月13日) 真光はそれ自身の言葉によって非難される。
                        (真光の教えは矛盾している)


アンドリス・テベシス博士の投稿(キャンベラタイムズ3月7日(金))によって火がつけられた○○真光論争における中立的な立場の人間として、私はそのカルトリーダーに、彼自身の本「真光、ありがとう神様、ついに答えは与えられた」の中にある疑問点をつきつけたいと思います。

2,3分読んで私は次のような興味深い引用に出くわしました。「キリストは十字架の上で死んだのではなく、日本で安らかに死んだのです。私はその墓を訪れ、私が読んだことがすべて正しいと確信しました...キリストは21歳のとき初めて日本を訪れ、10年間神道を学んでそれを教えるためにユダヤ(古代パレスチナの南部地方)へ帰っていったのです。時の権力者が彼の教えを認めず、彼を十字架にはりつけにしました。キリストの兄弟であるイスクリ(Isukuri)が、自らキリストの身代わりになって死んだのです.キリストは37歳の時に日本へ帰り、結局106歳になるまで日本に住んでいました.)(P.355)

これでは、私のキリスト教信仰の基礎がすべてだめになってしまいます。おそらく、テベシス博士が所属するカルトの計画では、すべての宗教の教えを統一するのではなく、他の宗教の基礎を崩すことによって普遍的な宗教になろうとしているのでしょう。

テベシス博士の「真光本」にあるその他の興味深い引用は、次のようなものです。「私は今、なぜ日本の人々が日本の天皇が神だという信念を持ちつづけるのかがわかりました。」(P.396)「日本はすべての宗教のゆりかごなのです....人類が最初に創造された、霊の起源の国(霊の元つ国:ひのもとつくに)なのです。」(P.417)

明らかに、私が教わった歴史や宗教の先生方は、間違っていると言うでしょう。

テベシス博士はユダヤ人に関してこう述べています。「彼らは神との約束を破った。ユダヤ民族が迫害されるのは少しも不思議ではない。」(P.416)

これらの引用は、テベシス博士が新聞への投稿の中で用いたきらびやかな言葉とは相容れないものです。そこで、私はさらに調査をすることにし、公式な真光関係の書物の中に次のような「すばらしいもの」を見つけました。

「色々な既成宗教に見られる教えを守ることも支持することも必要ない」(P.25 寸教の英訳本?)
「民主主義の原理は受け入れがたい。それゆえ、神の教えを伝えるマスター(○○真光の指導者)の言葉や命令、指示が最高のものである。」(P.21 寸教の英訳本?)
「世紀の変わり目の前に、世界的な天変地異がおこるだろう」(P.269 Mahikari Bible、御聖言)

これらは、(もしテベシス博士ではなく)わたしだったら、終末論を唱える宗教の教えに思えます。

オーストラリアのつつましい納税者の一人として、私はキャンベラタイムズが明らかにしたことについて繰り返しになりますが再び取り上げたいと思います。「課税対象になっていないいわゆる慈善団体が、どのようにすれば一年に20万ドルものお金を日本へ送金できるのか?送られた何百万ドルものお金は日本で不動産を購入したり建物を建てたりということに使われるにも関わらず、です。」

オーストラリアの真光組織の幹部の一人が、信者の寄付から10万ドルものお金を毎年もらっているということを、信者たちは知っているでしょうか?、また、そのようなことを認めるでしょうか? なぜオーストラリア首都圏政府は、この組織がその軍隊の新兵をあつめ、幹部を訓練するための不動産を援助しているのでしょうか?だれかはっきりした答えをどうか教えてください。

たぶん、テベシス博士はまた本を書くでしょう。そして、その本のタイトルは次のようになるでしょう。「ありがとうキャンベラタイムズ、ついに(正直な)答えを与えてくれて。」

John Durham, ジョン・ダーハム 
Gordon





2003年03月28日(金) 013 CT1

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(CAN.TIMES March 13 1997) THE TRUE LIGHT REALLY DOES HEAL
(キャンベラタイムズ1997年3月13日) 真実の光は本当に癒すことができる。


私は、キャンベラタイムズ(3月2日と3月8日)において行われた○○真光に対する乱暴な主張に対して一言述べます。それらは正しくないばかりでなく、真光の最も重要なエッセンス、真実の光、に関することが完全に抜け落ちています。

健康問題のプロとして、私はこの真実の光が癒し/浄化の効果をもつことを興味深くまた驚きながら観察してきました。たとえば、単なる怪我から、より複雑な、薬による治療がうまくいかない高血圧のコントロールにもとても役立ったり、現代医療がよい結果をもたらさないような慢性的な病気や生命を脅かすような病気から完全に回復したり、という具合です。

この癒し/浄化のエネルギーがどのように働いているのかについての私たちの理解はこれまでのところ限られたものですが、普遍的で常識的な教えは、この「光」とともに内面の変化をもたらし、それは奇跡的な回復とともに日常的に見られるものです。ここで強調したいことは、○○真光は、必要な場合には現代の医療を否定しないことです。健康問題全般にわたって、現代医療との共存と調和をはかれるのです。

どのような精神的、心的、肉体的苦痛でもこの「光」によってサポートすること、そして人々を平和な雰囲気のこの組織に導くことは、とても効果的であり、特権でありよろこびなのです。おのおのの信者は、非常に高い人間性を求めて努力する以外にも、自分たちの時間を愛こめて無償で提供しているのです!現在、このような活動は、私たちの物質主義に傾倒した社会の中では前例のないことです。

Stella Ashton, ステラ・アシュトン
Sutton NSW


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(Canberra Times 13/3/97) OBFUSCATION LED TO DISENCHANTMENT
(キャンベラタイムズ1997年3月13日) 混乱が魔術からの開放をもたらす。


テベシス博士が○○真光を守ろうとすることは、驚くようなことではありません。彼はオーストラリア−オセアニア地域の長なのです。(キャンベラタイムズ3月7日p.11)驚くべきことは、彼が信者には強制的な会員費のようなものは何もないとまで言うことです。この組織が近年会員費のようなものの請求を止めない限り、○○真光の信者になるには3日間の初級研修を受けなければならないことをテベシス博士は忘れる必要があるでしょう。この研修に参加するにはかなりの料金を支払わなければならないのです。

もし彼がこの費用を会員費でないと言うのなら、信者に要求されている霊的つながりを保つための月々の寄付(霊線保持御礼:れいせんほじおんれい)をどのように説明するのでしょうか?彼より上の指導者たちは、この寄付がとどこおるとすぐに指摘してきます。この支払いが会員費でないと言うことは、読者の眼を欺くためにそう言っているのです。

ほとんどのボランティア団体がうまくいくかどうかは、会員に料金を支払い続けることができるかどうかにかかっています。そして、この点において○○真光の場合はとてもうまくいっています。テベシス博士が寄付には何の強制もないと言ったことは、信者たちの生活の中にあるたくさんの行事に対しても寄付が行われている風潮が生み出されたことを説明できません。私が長年の信仰から解き放たれたのは、その寄付について疑問をもったからではなく、この教団の起源、創始者の人生、そして現在の教祖に関する事実を取り巻く混乱を知ったからなのです。

K.J.Ross, K.J.ロス
Chifley


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IS THAT WHAT WE ALL FOUGHT AND DIED FOR?(CT 11/3/97)
(キャンベラタイムズ1997年3月11日) それは、私たちすべてが戦って死ぬ価値のあるものだろうか?


私はノーマン・アブジョレンセン氏の記事「終末思想を説く教団の秘密」(キャンベラタイムズ3月2日p.17)を読んだとき、不思議な国のアリスのような気分になりました。

もし彼の言っていることが正しいのなら、オーストラリアでの信者数は約2000人(数百人がキャンベラ在住)と考えられ、オーストラリア首都圏政府はこの教団に本部のための土地として1ヘクタールの一等地を与え、そしてその費用はオーストラリアの納税者によってまかなわれたということです。彼が述べるには、害のない霊的な啓蒙活動のうわべの後ろで、その教義は日本の天皇への崇敬と世界支配に基礎をおき、その創始者の岡田良一は、1937年の野蛮な南京レイプ事件に関わったということです。

私自身はこの教団の存在は聞いたことがありませんでしたが、言えることは次のようなことです: 私と何千人もの前AIF兵士は、第二次世界大戦で何のために私たちの命を危険にさらし、多くがそのために死んだのでしょうか?2000人のオーストラリア人の仲間が日本の天皇を神の最高の世界支配者と信じる教団にだまされて入信するのを見るためでしょうか?日本人は神が選んだ選民なのでしょうか?そして、わがオーストラリア首都圏政府は、彼らを歓迎し、ホルダーに一区画の土地を与えたのでしょうか?私たちは完全なバカ者ではないでしょうか?

V.E. Lederer, V.E. レデラー
Curtain


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(CAN.TIMES March 7 1997) ***** Mahikari sect unjustly slurred
(キャンベラタイムズ3月7日1997年) ○○真光は不当に非難されている。


○○真光に関する最近の記事は(3月2日P.17)、出版に関する倫理基準を遵守するというキャンベラタイムズの公約が、中身のないものであることを再び証明するものであり、また、真実はよい話には決してなれないという格言を証明するものであります。キャンベラタイムズは、スリー・チンモイにも同じ扱いをしていたことをここで言及しておくことは興味深いことです。キャンベラタイムズが持つ人類への奉仕のための基準−特にキャンベラ社会において−は、キャンベラタイムズが自由に批判しているスリ・チンモニーや○○真光の教え主様のような霊的指導者の倫理基準に比べれば全くたいしたことのないものです。

さらに、これは「新しいこと」ではないですが、○○真光はキャンベラに20年もセンターを持っています.そして、この10年ほどは、地域の本部がここにずっとあります。ホルダー地区での土地の購入(購入であり、贈与ではありません)は、より大きな、ある目的のために建てられた施設を収容するためであり、それは地域の本部として祈りや教育の目的のために建てられるのです。

キャンベラで20年以上、○○真光は社会のなかで活動を続けており、???、そして私たちは多くの公的な会合、図書館での展示などを行ってきました。そして、地域の人々に○○真光の価値について知っていただく機会を提供してきました。もしレポーターが記事のために通りいっぺんの調査さえしていたら、彼はあの本「真光: ありがとう神様、ついに答えは与えられた。」を見つけていたでしょう。この本は、教団に関するより正確な見方を示しています。

MICHELE DE LAINE, マイケル・デ・ライネ
Wanniassa


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(Canberra Times March 10 1997) Mahikari
(キャンベラタイムズ 3月10日、1997年)  真光


私は、センセーショナルな記事「終末思想を説く教団の秘密」の中にたくさんの不正確な点があることについて、抗議いたします。20年前、私は悪性黒腫と診断され、それはリンパ腺に広がっていました。また私は深刻なギャンブル依存症でした。私の体験は、「真光−ありがとう神様、ついに答えは与えられた」に記録されています。それは長年にわたって発行されつづけ、公的な図書館でも見つけることができます。真光に感謝します。私にはもはや何の苦悩もありません.

レポーターは、この本を読んでおくべきでした。25ページに、真光の創始者は1971年に、最高のギリシャの勲章であるセントデニスザンテの勲章とナイトコマンダーの称号を得ています。この勲章は、1000年以上もの歴史を持ち、皮膚の色、人種、宗派への偏見なしに、兄弟愛の人道精神と貧しい人々への援助に貢献した慈悲深い人に授与されるものです。

オウム真理教と真光のつながりを主張することは、ばかげています。1996年の9月には、「真光の指導者である」教え主様は、信者はすべての人々との愛と調和の中に生きるように、また、社会の調和を乱したり暴力に訴えたりすることがないように、と導いております。

JOHN TEAGLE, ジョン・ティーグル
Scullin


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この手紙は、最高のギリシャの勲章であるセントデニスザンテの勲章を調べるきっかけとなりました。そして、興味深い結果が得られました。
(注:セントデニスザンテの勲章は「セルフスタイルドオーダー(自称勲章)」といわれるもので、価値のない勲章としてイタリア政府が作ったリストの中に掲載されています。→1.真光、ある洞察:信憑性?

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