診療日誌の日記

2005年09月26日(月) お彼岸ですね。

 ”暑さ、寒さも彼岸まで”昔の人はよく言ったものですね。
お彼岸を過ぎた頃には、あんなに残暑が厳しかったのに
朝晩とても涼しくなりましたね。
 この時期体調を崩す方が多いので、気をつけてください。
夏の疲れも出てきますし、気温の変化に油断して風邪を引くことの
無いようにしましょう。
 ところでおはぎとぼたもちの違いをご存知ですか?
どちらも同じものなんですが、春のお彼岸に食べるものを
”ぼたもち”秋のお彼岸に食べるものを”おはぎ”と言うそうです。
どちらも美味しいですね。
 それから夏の風物詩の打ち上げ花火は元来、精霊送りの行事
であったそうです。
昔から先祖の霊を供養するための行事が沢山行われていたんですね。
現在ではその風習が少なくなってきています。
お墓参りをする人も少なくなり、家庭に仏壇があるお宅も減っています。
しかし亡くなる方が減るわけではないので、亡くなった方は
供養してくれそうな方を探しています。
そして自分の存在を分かって欲しくて、いろいろなことをしてくるのです。
事故に合わせたり、病気にさせたり・・・
自分の思い通りにことが運ばない、落ち込む・・・
 貴方が抱えている問題にこれらのことが関係していることがあります。
いろいろ相談を受ける中で、霊の障りを沈めることで
体調が良くなったり、人間関係での苦労が無くなったりすることもあります。
亡くなった方も世界が違うだけで、生きています。
貴方に救いを求めているかもしれません。



2005年09月18日(日) 中秋の名月

 今日は”十五夜”ですね。お月見されましたか?
今年は満月で(毎年十五夜が満月とは限らないそうです)
お天気にも恵まれ、少し赤みがかった月がきれいに見えましたね。
 残暑が厳しいですが、秋を感じる夜になりました。
都会では、ススキを探すのも大変ですが、ススキとお団子を
お供えして、手の届かぬ月にロマンを抱いたものですが、
今や22億円を出せば、宇宙旅行にも行け、110億円出せば、月旅行が
出来る時代になりました。
 月ではウサギが餅つきをしているなんて、空想はなくなり、
自分の目で”地球は青い”を見れるようになったのです。
 科学の進歩は限りを知りませんね。
 お金を払えば何でもできる時代、私たちに”本当に必要なもの”
とは何でしょうか?
 貴方が本当に必要としているものは何でしょうか?
現代の人々は”足るを知る”ことを忘れてしまっています。
何でも、かんでも自分のものにして、欲しがりますね。
 一つ手に入ると、次が欲しくなり欲求は深くなるばかりです。
そしてなぜ手に入らないのかと悩むのです。
 もうこれで良いということはないのかもしれませんが、
満足することを覚えましょう。
貴方の悩みが一つ解決するかもしれません。
「これで良かったんだ」と別な方向から見てくださいね。
貴方を次のステップへと導いてくれます。
「まだまだ納得できない」ともがいていると
貴方はずーと同じところで足踏みしてしまいます。

 貴方の心の叫びを受け止めて、よく聞いてみましょう。
    
    「何が必要なの?」



2005年09月10日(土) お愛想

 人間として生まれて、生きていく限り付きまとうのが
”人間関係”ですね。
 この”人間関係”で苦労している方は多いのではないでしょうか?
嫌でもどうしょうもないことですから、
問題が少なく心地よい”人間関係”を築けたら、
もっと良い日々が過ごせる事でしょう。
 人間関係は、悪いこと、疲れることばかりではないはずです。
気の合う友達との関係、嬉しい情報を得られた時に縁のあった関係・・・
 これらも”人間関係”の一つなんですが、
これらの関係はあまり”人間関係”とは思わないようです。
自分の意思で作られた関係以外(例えば、会社の先輩、後輩、上司、部下など)を”人間関係”と言って、不満が多いように感じます。
 どうしても自分とは合わない人とでも、付き合っていかねば
ならない状況がありますね。それがストレスとなっていくことなんです。
恋人や友達なら、自分に合う人をお互いに探すので
心地よい関係が築けるものですが・・・(自分と合わない人とは、友達や、恋人にはならないですし、疎遠になりますね。)
 しかし恋人との関係で悩んでいる方は、多くいらっしゃいます。
本来は心地よい関係でなければいけません!
恋人との関係は問題が多岐にわたりますので、個別に質問下さい。
 今回は、自分の意思とは関係なく作られた”人間関係”を
いかに心地よいものにするか!を考えて見ます。
 互いに相手から受ける印象が、その人の評価を決めていることが
多いように感じます。
ということは、良い印象を与えることが出来れば、相手からは
良い評価を受けることになり、不要な争いは避けられますね。
そこで、相手に良い印象を与えるポイントを考えて見ます。
  1、挨拶をする回数を多くする。(こちらから先にしましょう)
  2、笑顔の回数を増やす。(お愛想で結構!)
  3、返事の必ずする。(聴いてなくて、生返事で結構!)
  4、相手を誉める。(心からじゃなくて結構!)
  5、相手の目を見て、うなずく。(お愛想!お愛想!)
  6、声の大きさ、明るさに気をつける。
この6つのポイントは、大抵の方がその行為を受けると、良い気持ちになり
相手に心を開くことが出来るのではないでしょうか?
心を開いた相手には、多少の失敗も許してもらえるものです。
同じことをしても、大して問題にもならずに済んでしまう人、
とても大きな問題になってしまう人・・・
前者の人はただラッキーだった、だけではなく
日頃の積み重ねが大きく影響していることでしょう。
人間は失敗して成長するものですが、周囲からは怒られたくないですよね。
同じ日々を送るのならば、ラッキーにお得に日々を過ごしたいですね。
 このポイントを心に留めて、気付いたときに実践してください。
「貴方って、いつもラッキーよね・・」と言われる人生になるはずです。
 自分自身の意識改革を、お愛想ポイントのできるところから
はじめてみてください。プラス志向で、明るい、幸せな人生を
目指して、皆さんと一緒に頑張りましょう。


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