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2005年09月18日(日) 行ってきた

遂に行くことになってしまった。
っていうか、行ってきたわけだけど。


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最初は結婚するわけでもないし、行くのはやだなあと思っていた私。
でも相棒は私の実家には来たことがあって、
親とか伯父伯母とかいるところにも嫌がらずに来てくれる。
案内とかしてくれる時もあるし。
そういうのを見ていて、
やっぱり自分の家族と仲良くしてくれるのは嬉しいし、
私も考えないといけないのかなあ、と思っていたところに、
前からも何度か言われていたんだけど、
「樹さんはいつ遊びに来るの?」
って言われてるんだけどー、とか言われた。

うーーーむーーー

っていうかね、ぶっちゃけ、つきあい始めた頃、
絶対、相棒の親が知ったら反対するんだろうなー、と思っていた。
なにせ10も上の女なわけで。
そしたら反対もなにもなくすんなり受け入れられて、
どちらかというと歓迎ムードで迎えられるらしい・・・

うーーーむーーー

と、かなり悩んだ末、万博のチケットが余っていて、
ホテルは取れないという状況もあって、お邪魔することになった。
もっとも万博自体もあまりやる気なしだったため、
名古屋に着いたのが3時過ぎとかそういう感じ。
それからお茶したり夕飯食べたりして、
(さすがに夕飯はパスしたのだ。なにせ好き嫌い多いし・・・爆)
遅めの時間にご実家到着。

一応、それなりに緊張。
相棒には「そんなに緊張しないのー」とか言われたが、
はっきり言って貴方が我が家に来た時程はしてませんから!
(まあものの15分位でぐだぐだになってたけどね...)
明日の朝が早いというお父様は既に寝ていらしたので、
お母様と着いてからしばしお話。
結構1時間位話してたのかなあ。

それから相棒の部屋へ。
私は続きの妹さんの部屋で寝ることになった。

まあ、案ずるより産むが易し、というか、
なによりほんとにいろんなことにこだわらない家なのね、
というのがよーくわかった。
格好つけない、というか。
ウチの実家はチチが格好つけなのでえらい違い・・・

相棒は終始嬉しそうで。

ま、とりあえず無事に終わってよかった。
(ちょっと怖いのはそっち方面に遠征に行く時、これから毎回、
寄れば? といわれそうなことだが・・・)


2005年09月11日(日) 旅の途中

ケンカした。

きっかけは他愛もないこと。
サッカーの話をしていて、お互いやたらとしゃべっていて、
ちょっとしゃべりすぎた感じ。
いきなり相棒が不機嫌になって、黙りこくって携帯を見始めた。
私は私で、レンタカーを運転しながら、最初わけがわからず、
(だってそこまでされるようなことは言ってなかったから)
その内、だんだんムカついてきた。
車を運転する、ということをしている人の横で、
少なくともする態度じゃない、と思った。

相棒が車を運転しない、というのならまだわかる。
けど、ひと一倍運転する時には神経を使うタイプだし、
こっちも助手席で使ってる。
なのに、自分は助手席でなんて態度を取るわけ?
と思ったら、どんどんどんどんムカついて止まらなくなった。

眠くならないように音楽はがんがん大きな音でかけて、
会話はまったくなくなった。
お昼の目的地に着いて、私は元々食べれないものだったので、
相棒だけそこに置いて、私は近くの喫茶店に入った。

感じのいい喫茶店だった。
本当なら相棒が食事するのを待って、ここで珈琲を一緒に飲めたのに、
そう思ったら哀しくなった。
そしてその分さらにムカついて、気分が悪くなった。
疲れていたけど、絶対運転してやる、と意地になった。

ゆっくりたっぷり時間をかけてトーストを食べ、珈琲を飲み、駐車場へ戻った。
車に相棒の姿はなかった。
向こうからはTELがなかったので、こっちからかけるのは嫌だったけど、
10分近く待っても全く姿が見えないのでかけると近くの海岸にいるらしい。
ていうか、あまりにふつーな声。
そっちが降ったケンカなんですけど!
程なく、海から走って戻ってきた。いつも通りみたいな顔をして。

でも、その姿を見てもムカつきはまったく収まらず。
私はこういう時、意地っ張りだと思うけど、絶対引っ込みたくないタイプ。
無言で運転席に乗り、無言で車をスタートさせる。
相棒は多分、鍵を受け取った時点で自分が運転する気だったんだろうけど。

で、完全にこっちの機嫌が悪くなっていることに気づいた相棒は、
元々自分が大したことが原因で起こっていたわけでもないせいか、
なんだか萎縮し始める。
話しかけもしないけど、いい子で座ってる感じというか・・・
なにかのタイミングの時だけ、ちょっとだけ話す。
でも私は返事をせずに(おそらく少々荒っぽい)運転だけをする。

ちょっとした観光ポイントに着いても、なにも言わず車を止めて、
なにも言わず自分だけ出る。
知ったことか、と思う。今日の宿が不便なとこじゃなかったら、
多分金だけ払って違う宿に行ってただろうな、とか思いながら。
相棒は”なんだ?”という顔をして(口にもしてたかも?)降りてきて、
たて看板みたいのを見て頷く。
その時、既にこっちはカメラ構えて景色撮影中。
知ったことか。勝手にしやがれ。 −−−ってな感じ。
ひととおり見る間、知らん振り。

で、また車を走らせて次のポイントへ。
でも駐車場とかいうとこのないところなのでどうしよう、と思っていると、
相棒が「あそこに停めて大丈夫じゃない?」とか言ってくる。
適当に返答しつつ、結局そこに停めて降りる。
ちょっとづつちょっとづつ話しかけられる言葉が多くなる。

さっき怒っていたことなど忘れたかのように、
嬉しそうに携帯カメラ片手に歩き回っているのを見ていると、
こっちもだんだんバカバカしくなってくる。
でも、やっぱりまだ怒ってる気持ちもくすぶっていて、
口をきく気になれない。笑う気にもなれない。

車のところに戻ると、手が差し出され、
「運転しようか? かなりキツそうだよ」

・・・・・・・・・

誰のせいだいっ!

とは言わず、とりあえず一瞬迷ってからキーを渡す。
多分、1箇所目だったら「平気」と意地を張っていたはず。
計算してないんだろうけど、相棒はこういうとこのタイミングがやたら上手い。

次のポイントまでちょこちょこと話しかけられながら相棒の運転で行く。
着くと今度は私が「ここで大丈夫じゃない?」と言って車を停めて降りる。
少しずつ、少しずつ、解けていく感じ。

見計らったようにちょっとずつひっついてくる。
「さっきまで怒ってたくせにー」と押し返したけど、
私の声が解けかかっているのは伝わってるんだろう。
少しだけいつもより照れくさそうに笑いながら、
手をつないでくる。

−−−全部は解けてなかったけど、
とりあえず拒まず、とりあえず言葉は交わしてみる。
せっかくの旅行だし、綺麗な景色も私の心に作用を施す。

さっきの逆。
運転しているのが相棒になったので、自分がされて嫌なことはしたくないし。

ま、でも、もちろん運転が終了してから=ホテルについてから、
ねちねちと責めてあげましたけど(笑)


2005年09月01日(木) 元彼のセリフ

相棒とつきあい始めてしばらくした頃、
元彼に別れる時に言われたセリフを何度か思い出した。
今も頻繁ではないけど、ふと、思い出すことがある。


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その時は、なんだよ、それ? と思った。
一応つきあってたし、好きだからじゃん? と。
まあ別れ話の時だったから他にも多少ひどいことも言われたりしたので、
ああ、こんなやつと別れようと思って正解だった、と思った。
(別れ話を切り出したのは私だったので)

でも、
相棒と付き合いだしてから確かにそうだったんだろうな、と思った。
元彼とも中距離恋愛だったけど、今のように会いたいとか、
会うためにスケジュール調整しようとか、
そういうのほとんど考えなかった。
月に1回とか会ってればそれでいい位のもので、
ほとんど自分のスケジュールを優先させてた。
「そっちに行こうかな」って言われても、
「○月は○日しか空いてない」とかそういう感じ。

つきあうのをOKした後、初めて2人で会った時、
なんだか他の人(共通の友人)を見下したようなことを言うのを聞いて、
そこから少しずつ気持ちが離れていっていたから、
私が元彼に好かれようしている、と元彼が感じられなかったのは無理もない話。
−−−だって、現実にそう思ってなかったと思うから。
好き、という気持ちすら持っていたかどうか怪しいかもしれない、と今は思う。
友達にも”なんか冷めてるよねえ”と言われたし。

2人でのことだから自分だけが悪いとは思ってない。
元彼も気持ちを示してくれたり、
会うためになにか調べてくれたりとかそういうことはあんまりなかった。
どこかに行く時も調べるのも予約するのも私。
つきあったのも短い時間だったけど、
私も、”この人は私のことを好きでいてくれるんだなあ”とか感じたことはなかった。
「シャイだから」
とかなんとか理由をつけて、なんにも言ってくれない人だったし。
今、相棒にこっちから手をつないだり、そういうの、
躊躇することはないけれど、元彼にはできなかった。
ほんとは嫌なんじゃないのかな、とか思ってしまうこともあったから。

お互い様、なんだけど、なんでだかそのセリフとよく思い出した時期があった。
そして、相棒が教えてくれたこと、
私に対して見せてくれる、与えてくれること、を大切に思った。


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できている、とは思わないけど、努力はしたいなと思う。
相棒が見せてくれる分、言葉にしてくれる分、
私もちゃんと伝えたい。


樹 |MAIL
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