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こちらでは、龍先生から届く便りを掲載致しております。

2008年11月30日(日) ありがとう

ここ最近は急に寒くなり、ご相談を頂く方の中にも風邪を引いたり、体調を崩してしまわれた方が何人かいらっしゃいます。そんな私も、風邪の引き始めのような症状を感じ、ノドが少しイガイガしているのですが、体調を崩すと、ほんのちょっとした事でも、普段健康である事が本当にありがたく感じるものです。

さて、今回の題名にてお伝えした「ありがとう」という言葉について。日々の生活の中でも、ごくごく当たり前のように使っているものですが、元々は仏様の教えに出てくる言葉となります。

「法句経」という経典があるのですが、その中に「ひとの生をうくるはかたく、死すべきものの生命あるもありがたし」、という一説がございます。
簡単に言えば、「命があるのは本当にありがたい事」という意味となりますが、「ありがたい」という言葉を漢字で書くと「有り難い」となります。

その文字通り、有る事が難い。物事が有るのは本当は難しい事。といった意味があり、人が生きている事にはじまり、住む所があって、着る物にも食べ物にも困らない事は、本当は難しい事である。でも、それが有るから「有り難い」といった表現となります。

衣食住という事に限ると、日本は本当に豊かな国ですので、その事で困る状況は殆どありませんが、少し外に目を向けてみれば、食べ物・住む所・着る物が無くて困っている方は、本当に沢山いらっしゃいます。
そうは言われても、なかなか実感する事は難しいかもしれませんが、自分がケガをしたり体調を崩した際、普段健康である有難みが分かるように、命があって衣食住に困らない生活も、同じように本当はとても難しいものである事を、少しでも感じて頂けるのではないでしょうか。

もっと身近な事で言えば、家族や友達がいる事。仕事、学校がある。など、当たり前と思っているその全ては有り難い事となりますが、そういった事に対する「ありがとう」という感謝と、反省の気持ちを忘れずに。
皆様の心持ちによって、毎日が幸せで順調な人生を歩んで頂けたなら幸いです。


2008年11月23日(日) 念珠と他の数珠を一緒につけても大丈夫か?

今回の題名にてお伝えした形で、ご質問を頂く事が度々ございます。

「今、○○の数珠をしてるのですが、御護念珠と一緒につけても大丈夫ですか?」

また祈祷においても、「他の所で祈願・祈祷をしていますが、こちらでもしてもらって大丈夫でしょうか・・・」、など。

私共と致しましては上記のような場合、大変恐縮ですが、今までのお数珠を外して頂く。他の所でされている祈願・祈祷を終了して頂いたり、そちらが終わった後に、お申込を承らせて頂く状況がございます。

その理由として・・・。
以前「03年12月14日 怖いものシリーズ」の便りでもお伝えしたように、良かれと思い、神社やお寺などでもらってきたお札をコレクションされた事で、逆に災いを招いてしまった。というお話をした事がございました。

それと同じで、念珠や祈祷、開運グッズと言われるものにおいては、沢山したからと言って、その分だけ効果が得られるという訳ではない事。
また、複数のものをする事で、どの効果によって良くなっているのか分からなくなってしまう。などの理由もございます。

カゼを引いたり、病気の際、薬をたくさん飲めばいいかと言えば決してそうではなく、副作用が起こってしまう心配もあります。同じように、本当に数多くの開運グッズであったり、お守りなどを購入される機会がある中で、それが本当に貴方自身に合っているものなのかどうか・・・。

当サイトで取り扱っている御護念珠や特殊祈祷をされる際も、正しくキチンとした形でその効果を受ける事で、皆様の幸せを後押しする事に繋がれば嬉しく思います。


2008年11月17日(月) 満足の喜びと怖さ

「勝負の世界では『これでよし』と、消極的な姿勢になるのが一番怖い。
常に前進を目指さぬ限りそこでストップし、ついには後退が始まるからである。」

本日は、将棋の世界で活躍されている羽生善治さんの言葉を紹介したいと思います。

誰にでも、物事において「これでよし」と満足してしまう状況や、そういった経験があるのではないでしょうか。
お仕事において、これだけの結果や成績を残していれば充分だ。趣味や好きな事においても、自分の中でここまで出来れば満足。と感じる事があるかもしれません。

もちろん、一番最初に目標を設定してそこに到達できたなら、その事に満足したり、充実感を得る事もあるかと思います。
しかし、そういった状況になった際に次の目標を見つける事。人間が満足をするとそこからの頑張りや努力がなくなってしまい、羽生さんの言葉ではないですが、成長が停滞したりストップしてしまう。勝負の世界に限らずとも、後退に繋がってしまう状況は往々にしてあるものです。

目標などを達成した際の充実感は、本当に言葉に代えがたいものがございますが、「燃え尽き症候群」などとも言われるように、そこで満足して終わり、次が見つからなくなってしまう方も多くいらっしゃいます。

皆様においてはそうなってしまわずに、常に次を見つける大切さを胸に、人生においても消極的になってしまわないよう、心に留めて頂ければ幸いです。


2008年11月09日(日) 報い(むくい)

「報い」という言葉を聞いて、皆様はどんな事を想像されますか?
よく「悪い行いの報い」と言われ、あまり「良い事をした報い」とは言わない事からも、今では悪い物事を表現する時に使われる事が多いかと思います。

「報い」を使った言葉として、「報復」、「業報」といった悪行に対して使う言葉もありますが、逆に「報酬、報奨」や「果報」など、良い事を表す言葉もございます。


さて、かなり以前の事ですが、別れてしまった彼と復縁したい・・・との事で、30代後半の女性からご相談を頂いた事がありました。
お話を聞くと、恋人でもある彼との間に妊娠が分かり、「結婚しよう」という話になりました。しかし、残念な事に彼女は流産してしまい、子供を望んでいた彼は女性の年齢的な問題を考え、特に別れを告げる事もなく、音信普通の状態となってしまいました。

あまり好ましい表現ではありませんが、「捨てられてしまった・・・」という言葉が当てはまる状況があり、彼女自身も、その事を認めながらも、なかなか受け入れられない状態にありました。

この話だけを聞くと、男性がひどい事をした・・・という印象を受けるかもしれませんが、私が霊視をした中で視えてきた事として、その女性が、過去に不倫や浮気というみだらな恋愛されていた様子が伺えてきました。

その事を暗にお伝えすると、彼女の方から打ち明けて下さいましたが、人の大事なものを奪えば自分の大事なものも奪われる。まさしく報いを受けてしまった形となり、不倫などの原因があって流産という結果で返ってきた。報いに応じた因果応報の流れがございました。

そこで初めて、彼女は自分の行いを見つめ直し、振り返る事ができましたが、今までの行いを心から反省し、念珠とご祈祷という神仏様のご加護を受けて、気持ちを入れ替えた毎日を歩まれた事で、その後新しいご縁があり、あきらめていたお子様にも恵まれた出来事がございました。
後者の喜ばしい出来事も、また「報い」と言えます。


改めて、報いと聞くと悪い出来事を想像しがちですが、私達は常に因果応報の日々を歩んでおり、報いに応える毎日があります。

その中で皆様においては、自分自身を客観的に見てどのような報いを受けていらっしゃいますか?
良い状態にあるならば、今の頑張りや歩みを緩めてしまう事無く、変わらない努力を重ねて。悪いと感じるならばご自身を見つめ直して・・・。

皆様の気付き、幸せな日々を送られるそのキッカケとなれば幸いに思います。


2008年11月02日(日) 一人では生きていけない

「野球は一人でプレーできない。人間も一人で生きていけない。」

本日お伝えする言葉は、メジャーリーグで活躍されている、松井秀喜選手の高校時代の恩師、山下智茂さんの言葉となります。

野球に限らず言える事ですが、サッカーもバスケットボールも一人でする事はできません。複数の人数が集まる事によって初めてプレーする事ができ、仲間やチームメートがいるからこそ支えあったり、そこに信頼なども生まれてくる事でしょう。

人が人生を歩む上でも全く同じ事が言えますが、今あなたがいるという事は、自分が赤ちゃんの時にご飯を食べさせてくれたり、オムツを変えてくれた人がいて、そういった支えがあったからこそ生きて来る事ができた状況がございます。

ただ、大人になられた現在。「自分はいつも一人ぼっち」と感じる方は少なくなく、ふとした時に、寂しさや悲しさで心が一杯になってしまう人も多くいらっしゃいます。

しかし、あなたは決して一人では無いこと。今日食べたご飯も誰かの手によって育てられた食材があり、それを調理した人がいる。着ている服も同じで、糸を繕い布を縫って、それをお店で売られるそれぞれの人がいて、そんな繋がりがあるからこそ毎日の歩みもあります。
立場を変えてみれば皆様にも同じ事が言え、普段の何気ないお仕事や活動など、目には見えないかもしれませんが、その全ては誰かと繋がり、人の支えになっている状況がございます。

皆様から頂くお便りでも、ふとした時に感じた寂しさから、「一人ぼっち、孤独」というお言葉を頂く事がございますが、決して一人ではない事。
誰もが人の支えとなり、また支えられて歩んでいる。その繋がりを通し、相手の幸せが自分の幸せとなる理を感じて頂けたなら幸いです。



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