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こちらでは、龍先生から届く便りを掲載致しております。

2008年08月30日(土) お盆に対する気持ち

先日の便りをお送りして以降もまだまだ大気の状態は不安定で、様々な被害や今後の危険性などを含んでいる状況にあります。
今回の大雨では亡くなられた方もいらっしゃいますが、心からご冥福をお祈り申し上げると共に、被害にあわれた地区の一日も早い復旧を願うばかりです。

さて前回の便りについて、皆様からは「地球の温暖化が関係しているのでは?」といったメールを数多く頂きました。確かに、人間が積み重ねてきた行いという、一つの業(カルマ)が関係している部分も大いにございますが、今年の夏場に限っていうとお盆の影響が強く表れているようです。

どうしてお盆にご先祖様が戻ってこられ、大きな影響を及ぼすのか・・・。それは、今までの風習や亡くなられた方の気持ちに大きく関係しているものがございます。

例えば皆様におきましても、自分や大切な人の誕生日、はたまた恋人とお付き合いを始めた日、別れた日、結婚記念日など、日付けというものに対する強い気持ちが働いたり、意識する部分が多くあるかと思います。
そんな想いと全く同じで、亡くなられた方々からしてみると、一年に一回のこの時期だけはこの世に戻ってくる事ができ、大切な家族に会える。ある意味で、本当に楽しみにしている行事でもあります。(ただ、マイナスな波長を持った霊もたくさんこの世にやって来ます。)

ですので、逆に今年のように種々の条件が重なっていない他の国においては、日本のような気象状況などは起こっていないと見受けられ、日本のお盆に当たるハロウィンなどにおいて、その国にある行事や過去の暦など色々な条件が重なる時があったなら、何かが起こる事も考えられる状況がございます。

改めて皆様におきましても、結婚して○年の記念日、お付き合いなどにおいては、一ヶ月で記念日などをお祝いする方も数多くいらっしゃいます。
それと比較して、お盆は千年以上も昔から人々の心に深く刻まれている行事となりますが、皆様自身がお祝いされる出来事と同じように考えて頂くと、ただの夏休みという事ではなく、お盆の大切さや亡くなられた方の気持ちというものを、もっと身近に感じて頂けるのではないでしょうか。


2008年08月24日(日) どうしてこんなにも突発的な雨が多いのか?

今年の夏は非常に大気の状態が不安定であり、日本の各地で突発的な大雨が降ったり、場所によっては竜巻の警報が出されるなど、本当に「どうしてだろう?」という気象状況が各地で起こっております。
その突然の大雨からゲリラライブをもじったものでしょうか、「ゲリラ雷雨」という言葉も使われているようです。

さて、改めましてどうしてこんなにも大気の状態が不安定で、突発的な雨が多いのか?この状況については、お盆の時期である事が非常に大きく影響している部分がございます。

以前、お盆に関する便りをお送りしましたが、旧暦にてご先祖様に供養を施していたのが7月15日で、今現在の暦(新暦)では8月15日となります。
今年においては新暦の8月15日と旧暦の7月15日が同じ日にあり、こちらの世界に戻ってこられる霊が全く同じ時期に重なった事からも、その量や数がとても多くなり動きも非常に活発であった事。さらに4年に一度のうるう年が重なった状況もあり、空間や結界事態が不安定であった部分。

お盆は毎年あるものですが、上記のような種々な条件が重なり、霊的、自然的な面からも負の力が大きく働いた事によって、今年に限ってはこんなにも大気が不安定な状態にあるようです。

ちなみに、祈祷を担当されている宮毘羅先生のお話では、そういった条件が重なった今年においては、何も起こらない事の方が不思議であり、天気が荒れている事だけではなく、色々な事においてお盆の影響があったようです。

もう今年のお盆は終わってしまいましたが、それでも、まだ少し霊的な余韻は残っており、今月いっぱいまでは続くと感じられます。
本日も、色々な地域にて大雨の恐れがあるようですが、天気の事だけではなく皆様自身の生活においても、ちょっとした気持ちの隙が思わぬ出来事に繋がってしまわないよう、心を引き締めてお気をつけ頂ければ幸いです。


2008年08月17日(日) 乗り越えられない悩みはない

「その場所に悩みや問題が存在するならば、とりも
なおさず、同じ場所で悩みや問題を解決できると
いう事にほかなりません。」

上記の言葉と同じ意味を持つものとして、下記のような言葉もございます。

「その人にとって乗り越えられない悩みや障害は、
その人のもとにやって来ない・・・」

後者の言葉は、以前、宮毘羅先生から教えて頂いた言葉でもあります。

当サイトにご相談を頂く方は、必ず何かしらの悩みや不安などを抱えてお話を頂く事がほとんどです。

なかには、彼と別れてしまった事で仕事も手につかずご飯も食べれない・・・、お仕事が見つからなかったり、借金の問題など、本当に切羽詰った状況がある方もいらっしゃいます。

そして、そのような問題に直面した際、自分にとっての試練や障害に押しつぶされ、気持ちで負けてしまいそうになる事もあるものです。しかし自分を強く持てたなら、いま目の前にある悩みや不安も必ず乗り越えていける。その真意をお伝えする言葉でもあります。

以前にお送りした、「07年4月1日 仕事を変えたい、仕事を辞めたい」という便りでも、問題や障害から逃げてしまってはまた同じ事が巡り、壁にぶつかってしまう道理をお伝えした事がございました。

皆様自身が自分を見つめ直された時、今の悩みを乗り越える為にするべき事、しなければいけない事などがあるかと思います。しかし人というのは弱い心があるもので、その問題から目を背けたり、見てみない振りをしてしまう事が本当に多くございます。

そういった自分に負けてしまわない為にも。また、皆様が自分を見つめ直すキッカケとして、今回お伝えした言葉も心に伝わるものがあれば嬉しく思います。


2008年08月10日(日) 心の貧困

「微笑み触れ合いを忘れた人がいます。
これはとても大きな貧困です。」

この言葉は、私が以前に読んだ本に書かれていたマザーテレサのお言葉です。

上記にある「貧困」という言葉からは、金銭的な貧しさ、食べ物や住む所が無くて困る・・・といった事をイメージされる方が多くいらっしゃるかと思います。

しかし彼女は、日本に来た際にこのような発言もされております。
「日本人はインドのことよりも、日本のなかで貧しい人々への配慮を優先して考えるべきです。愛はまず手近な所から始まります」

物に溢れているこの日本で、食べ物に困り亡くなってしまう事は、まず無いと言っても過言ではありません。
しかし、テレビで騒がれる事件や事故において、例えば寂しさや不安といった人との触れ合いが薄れ、心の貧しさがあって・・・という背景を感じる事がとても多くございます。

上記のような出来事に関しては、どこか人事のように感じてしまう部分があるかもしれませんが、もっと身近な事で言えば、自分の心がトガっていたばかりに挨拶を忘れてしまったり、「ありがとう」や「すみません」の一言が言えなかったり・・・。逆にそういった言葉を頂けず、あなた自身が悲しい思いをする事があるかもしれません。

マザーテレサはこのような事も仰っています。
「平和は微笑みから始まります。1日5回、あなたが本当は笑顔を見せたくない人に、微笑みかけなさい。それを平和のためにするのです」と・・・。
自分が嫌いな人に対して微笑みかける事は、簡単な事ではありません。嫌な気持ちから相手を遠ざけたく思いますし、なるべく関わりを持たないようにと考えるものです。

彼女が言う事を素直に実践できない面があるかもしれませんが、一つの心構えとしてそういった気持ちを持てたなら、それはとても素晴らしい事です。
皆様自身が笑顔で幸せな毎日を過ごされる為にも、微笑や触れ合いを忘れていないかどうか。あなたの笑顔が周りの笑顔に繋がり、周りの笑顔があなたの笑顔に繋がる・・・。そんな一つのキッカケに繋がれば幸いです。


2008年08月03日(日) お大使様の悟り(2)

「六塵(ろくじん)はよく溺る海、四徳は帰する所のみねなり。」

◇意味
「六つの感覚器官は人々溺らせる海である。常楽我浄という四つの徳こそ、人々が帰依すべき峰である」

前回に引き続き、今回もお大使様の言葉をお送りさせて頂きます。

さて、人間には五感(目、耳、鼻、口、手)がありますが、それに心を足したものを六つの感覚器官としてあらわす事がございます。
目で見る物事、耳に聞こえる音色、鼻で嗅ぐ匂い、口で味わう食べ物、手に触れるもの、そして心や気持ちが求める感情。しかしそれらの感覚は時として強い欲を発し、その海に溺れてしまう事がある。お金や名誉に溺れ、女性(異性)に溺れ、お酒に溺れて自分を滅ぼしてしまう事がございます。

仏様の教えには、そんな状況を例えた言葉があります。

「人々が欲望の火を燃え上がらせて、華やかな名声を求めるのは、お香がかぐわしい煙を上げながら自分の身を焼いて消えていくようなものである。早く消さなければ身が危ない。」

「財産や名誉をむさぼり求めるのは、子供がナイフに塗られた蜜を舐めるようなものである。甘さを味わっているうちに、やがては舌を切る。」

「愛欲を求めて満足を知らない者は、火のついたたいまつを持って、風に向かってゆくようなものである。やがて手を焼き、身を焼くのである。」

これらの表現は、上記でもお伝えした六つの感覚の根本にある欲、六根が影響している面がございます。
それを離れる為の術として、常・楽・我・浄という四つの徳があるのですが、この四つを簡単に例えると、とらわれない事で苦しみのない楽があり、「自分が、自分が」といった我もなく、心を浄らかなに保つ大切さを説かれた言葉となります。

さて、私達が四つの徳に近づき、欲を離れた穏やかな毎日を過ごす為には、よくお伝えする言葉ではございますが、日々の反省と感謝を忘れない事や、自分の人生の目標に向かい、毎日を一生懸命に過ごされる事がポイントとなって参ります。

普段の中で、私達は「誰々に会いたい、電話して声を聞きたい、メールしたい」、「○○に行きたい、あれが食べたい・・・」などなど、感情に左右される事が非常に多くあるものです。
それ自体はごくごく普通の事ですが、感情が強くなる事によって周りが見えなくなり、他の誰でもない自分自身が苦しくなってしまう事もございます。

本当に怖いのは、自分では気付かず知らず知らずのうちに欲に流されてしまう状況があるのですが、そうならない為にも、改めて上記の事を胸に自分を整える。心を整える大切さを知り悩みや苦しみから離れ、よりスムーズな皆様の歩みに繋がれば嬉しく思います。



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