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こちらでは、龍先生から届く便りを掲載致しております。

2006年10月28日(土) やりたい事は一人でやる

いつも、「自分磨き」という事をお伝えしておりますが、何か趣味や習い事を始める際、一人で始める方と複数人で始める方がいらっしゃいます。
前者は長続きする一方で、後者は続かなくなってしまう傾向がございます。どちらの場合でも、やる気を持って足を運ばれますが、そのやる気に差が出てくるのです。

分かりやすい例えとして、ジムに一人で通われる方はだいたい長続きされますが、仲の良い三人組などで行く場合、続かなくなってしまう事が多々あります。
三人いる中で、「楽しいから毎日したい」という人、「週2,3回で充分」という人、「月に1,2回でもいい」という人など、人それぞれ温度差が出てきます。

人数が多いと、皆で楽しく続けられるような気がしますが、三人で一緒に始めれば、三人の予定を合わせなければならず、誰か一人の予定がつかなかった場合、「じゃあ、また今度にしよう」という話になってしまう。
そのような傾向は特に女性に多く見受けられ、自分を含めて誰かが休んだ場合も行かなくなり、三人ならばそれぞれに予定によって、休む確率は三倍になってしまいます。

また、やる気やモチベーションは人数によって分散されてしまう事もあり、三人で始めた人は、やる気が三分の一になってしまう状況がございます。
確かに、物事を一人で始める事は不安や心配な面がありますが、複数人で始めた場合、あなた自身のやる気があっても、他の人の影響を受けてしまう恐れがあります。

趣味や習い事を考え、自分を変える為に何かやりたい事を始める際には、一人で始める事を実践され、「継続は力なり」の言葉のように長く続けて、皆様の成長へと繋げて頂ければ幸いです。


2006年10月21日(土) 山あらしのジレンマ

ある冬の日、寒さに凍えた一組の山あらしが、お互いの体を温ようと、それぞれの体を近づけた。しかし近付けば近付く程、自分たちのトゲが刺さって痛く互いを傷つけるが、逆に離れても寒い・・・。
そうこうして、近付いたり離れたりを繰り返しているうちに、山あらしはお互いを傷つけず、痛くも無く温かい、適度な距離を見つける事が出来た。

上記の話に例えられるように、人との関係においても、近付き過ぎれば互いを傷つけ、離れ過ぎれば心の寒さ、寂しさを感じる状況がございます。
分かりやすい例えとして男女の仲において、相手との距離が近付き過ぎる事によって、わがままや欲を押し付けたり、自分勝手な行動によって相手を傷つけてしまう。逆に二人の心の距離が遠い場合には、遠慮がちでお互いを理解する事が出来ない、寂しい関係となってしまいます。

これは男女関係に限らず、家族、知人、友人など、全ての人間関係において言える事であり、親しい関係ほど自我によってお互いを傷つけてしまう傾向がございます。

常々、私は皆様に対して「ご自身の人生における目標を・・・」とお伝え致しますが、その背景には、恋愛に限らず誰かに依存してしまう程に近付き、相手を傷つけるだけではなく、自分も傷ついて苦しくなってしまわないように、という想いも含んでおります。

相手を愛するが故に、近付きたい想いが募って行きますが、近付き過ぎた中で思い通りに行かなければ、いつしか愛は憎しみへと変わり、山あらしのトゲのように、互いを傷つけあってしまいます。
上記のような状況はなるべく避け、傷つかなくてもよい事で傷ついてしまわないよう、人との付き合いを良い加減で保つ事をご理解頂ければ幸いです。


2006年10月14日(土) 因縁

「因縁」という言葉を聞くと、悪いイメージを持たれる方がほとんどかと思います。「因縁の対決、因縁をつける・・・」などに代表されるように、敵意を剥き出しての戦いや、言われの無い事に文句をつけられたり、言いがかりなど、今はあまり良い状況で使われない言葉でございます。

しかし元々は、キッカケや動機など、物事の関係を表す意味としての言葉となります。
物事が生じる直接の元である因と、外から影響を与える縁の間接的な力、一切の存在は因縁によって生じ、因縁によって滅びる・・・、という関係がございます。

もう少し簡単にお伝えすると、花が咲くには、種という因(原因)があって、太陽の光や雨の水という縁が影響し、花が咲く果(結果)がございます。ですので、06年9月24日の便りにて、「因果」という言葉をお伝えさせて頂きましたが、原因だけでは結果が生じず、縁によって結果がもたらされる事からも、「因縁果」と表現される事もございます。

この「縁」については、「縁起が良い・悪い、良縁の方との巡りあい」など、多くの意味で使われますが、皆様自身におきましても、上記の花の例えのように縁が影響して、今の結果がございます。
それはご家族であったり、お付き合いしてきた友人・知人・恋人などの縁。また人との関係に限らず、今のお仕事や打ち込まれている趣味、身に起こった出来事や例えば良い本との巡りあいなど、常に縁が影響して、おかれている状況(結果)も変わって参ります。

絶えず良い日差しの元で花に水をやり、栄養剤を与えれば、健やかに成長し綺麗に咲き続け、逆に水を絶やし日の光に照らさなければ萎み、やがては枯れてしまいます。
皆様におきましても、同じようにいつでも良い縁を取り入れ、逆に悪い縁は遠ざけて幸せに咲き続けられるよう、毎日を一生懸命に、これからも日々の精進と努力を重ねて頂ければ幸いです。


2006年10月08日(日) 言いたい事が言えない 2

前回に引き続き、今回も「言いたい事が言えない」という事について、便りをお送りさせて頂きたいと思います。

便りを載せた後、皆様より「彼・彼女・友達・・・に対して、言いたい事が言えません」、「言いたい事を行って気まずい思いをする位なら、我慢してしまいます」、「嫌われる事が怖い」など、共感された面やご自身の経験など、様々な声をお伝え頂きました。

それでは、どうすれば良いのか?という事について、単刀直入にお伝えするならば、やはり自分に自信を持つ事が大切になって参ります。
自信とは、「自分を信じる」と書きますが、言いたい事が言えない背景には、「間違っていたら、反論されたらどうしよう・・・」と、自分が言おうとしている言葉を信じる事が出来ず、気持ちがグラついてしまっている為に言えない状況がございます。

逆に自分の意見に対して、「間違っていない」という確固たる物を持っていれば、自分の意志をシッカリと相手に伝える事が出来ます。
自分を信じてあげる事がポイントであり、またとても大切になって参ります。

そして相手に言いたい事を言って、例えそれが間違っていたとしても、一度や二度上手くいかなかったからといって、人に嫌われるような事はなく、「自分はこういう人間」と主張される事に大きな意味がございます。

えてして、上記のような悩みを抱えている方は、周りが自分の事をどう思っているのか、人からの評価が気になってしまいがちですが、自分が自分の事をどう思うのか。
自分が言いたい事を言えるように変えていく事は、本当に大変ではございますが、信じる事の大切さに気付かれ、自信を持てるよう日々の努力を重ねて頂ければ幸いです。


2006年10月01日(日) 言いたい事が言えない

自分の言いたい事を言えなくて悩まれている方は、非常に多いのではないでしょうか。自分の意志を認めてもらいたいのに、気持ちをハッキリと伝えられない。
言いたい事を伝えたら、嫌われてしまうのではないか。イヤなのにイヤと言えず、寂しいのに寂しいとも言えない・・・。

人は誰しも、周りの方から悪いイメージを持たれるよりは、良いイメージを持って、誰とも親しい関係を築きたい面がございます。
そういったコミュニケーションの中で、自信のある人は、嫌な事に対して「嫌だ」と言い、やりたい事に対しては「やりたい」、してもらいたい事には「お願いします」と、自分の意見をハッキリと伝えられます。

しかし、言いたい事が言えない人は、自分の意見を相手に伝える事に怖さを覚えたり、失敗すると嫌われてしまうのではないか・・・と感じてしまう。
そして、「自分はどっちでもいいです、あなたがいいならそれでいい・・・」と、その発言は何か曖昧なもので、間接的な言い方をしてしまう。であるにもかかわらず、心の中では、自分の気持ちを理解し、相手に汲んでもらいたいと思っていて、結局は希望が叶わない事に不満を感じる。

自分に自信を持ち、言いたい事をハッキリと言う人にとっては、何を言っているのかが伝わらず、その結果コミュニケーションがとれなくなって、人とのお付き合いも上手くいかなくなってしまう状況がございます。

そして、言いたい事が言えない人は、「○○してほしい、○○はイヤ・しないで」と相手に伝える事が親しくなる事とは知らず、自分が言いたい事を言ったり、やってもらいたい事を求めても好かれたり、愛されるという事が分からない。
自分が相手に何かを与えたり、おとなしく接している事によってしか好意を抱かれないと思っている・・・。そんな面が伺えます。

では、その部分をどうしていけばよいのかについて、少し長くなってしまう事からも、次回の便りにてお伝えさせて頂きたいと思います。



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